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〈大切なもの〉を失ったあなたに: 喪失をのりこえるガイド 単行本 – 2006/10/1

3.7 5つ星のうち3.7 10個の評価

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 春秋社 (2006/10/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2006/10/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 322ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4393716183
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4393716182
  • カスタマーレビュー:
    3.7 5つ星のうち3.7 10個の評価

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ロバート・A.ニーメヤー
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カスタマーレビュー

星5つ中3.7つ
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上位レビュー、対象国: 日本

2017年3月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「喪失を体験したばかりの人は関心のある事柄を拾い読みし、集中力が回復してからゆっくり読み進めることをお勧めします」と前書きにあった。本当にその通りだった。「説を論じている」感じが、大所高所から喪失を眺める余裕のない自分には読みにくかった。筆者は、どうしても伝えたいことが正しく伝わるように、一冊に詰め込んでくれたのだと思う。

1章は、喪失者に向けて「その心と体の反応は、想定世界が見込み違いだったからで、時間が経てば回復するといった感情の問題ではない。適応するためには自分で何かをやることが『生涯の課題』になる。」と、その方法や考え方を教えてくれる。「亡くなった人といかに継続的かつ前向きな関係を育んでいくか」という言葉に一筋の光を見た。

2章は、カウンセラーに向けて「喪の過程は意味再構成の過程である」と、研究者たちの理論を紹介している。親戚の高齢者が、よい人生を送った後に長寿を全うした時は、『死』を自分の推定世界で意味づけしやすい。一方、愛する人の自殺、伴侶や子供の慢性的苦しみを経た死などは意味づけが困難になる。宗教や哲学など、死生に関する信条を持つ人は意味づけが比較的スムーズであるが、そうでない人は適応が困難であるという説明が腑に落ちた。

3章は、喪失者と専門家のために、「書く」「描く」「形見を大切にする」「写真で故人を偲ぶ」「読書」「儀式の企画」「届けられることのない手紙を書く」など、17の演習を紹介している。自分もそうだが、誰に言われなくても既にそのいくつかを、苦しみの中で実行している方は多いと思う。ここには、効果がある理由と、注意すべき点が書かれていたので役に立った。

元の自分には絶対に戻れない。一生かかっても意味の再構成が完成しないこともあるそうだ。何をすると助けになるか、何をしない方がよいか、大切なことが書かれているので、時間を置いてもう一度読みたい。同じ喪失に苦しむ夫にも勧めたい。
26人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2007年10月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
教科書の様で読みにくい本という印象でした。祖父の具合が悪く母を慰める手がかりにと購入しましたが、今のところあまり役にたっていません。もし原作の英語のまま読めたり、心理学のバックグラウンドがある人にはそう感じられないのかもしれませんが、注釈も多く聞き慣れない言葉も沢山出てくるのでなかなか頭に入りません。「グリーフプロセスの概略を説明する事です」というフレーズがすんなり受け入れられる人にはお勧めですが、私はだめでした。タイトルが、親しみやすそうであるのとは裏腹に堅苦しく読みにくい一冊です。
20人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2015年4月21日に日本でレビュー済み
知人が亡くなり、大学の卒業論文で喪失体験からの回復をテーマにするために、かなり大量に本を読みました。
沢山の情報が入っており、読みにくい印象はあるかもしれませんが、良書です。

喪失体験から回復までのプロセスについての詳細な記述と、実際にどのようなことをするのがよいか、ワークショップの章もあります。

とりあえず、取り急ぎどうにかしたいという方には、ワークショップの章だけでもためになり、楽になると思います。
12人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2006年10月23日に日本でレビュー済み
 敬愛する友だちが突然、この世からいなくなって、呆然としています。

 本を読んでも、きもちはふっきれないだろうと思いながら、「喪失をのりこえるガイド」という副題を見て、手にとって見ました。

 きれいな緑色の帯に「どんなことがあっても、じぶんらしく生きるすべがある。」と書いてありました。

 あとがきを読んで、喪失の痛みには、「必要なもの」と「不必要なもの」があると解説されており、なんだか気持ちが楽になりました。

 

 そして、なにより励みになった言葉は、喪失は新しいスタートになるという著者の考えです。

 読んでほんとによかった。少しずつでも、グリーフ(喪失の悲しみとその影響)を整理してみようと思いました。

 失恋、失業、死別、いろんな「さよなら」に出合っても、少しはびびらなくなるかも。
25人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2007年3月10日に日本でレビュー済み
父がなくなって以来、ショックで何も手につかない状況が2年も続いておりました。心療内科にもかかったりしましたが、症状をとめるために薬を処方されるだけで、根本からの治療には正直なりませんでした。きっと何らかの心のケアが必要なんだなーと思っていた矢先にこの本と出会いました。愛する人を失って悲嘆にくれている人を立ち直らせる学問、職業、そして本が存在することを知ってまさに目からウロコ。自分のなかでこの悩みにどのように折り合いをつけるかのヒントが満載でした。
19人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2006年11月6日に日本でレビュー済み
この本で「失業」が最愛の人との死別に匹敵するくらい、大変な喪失なんだということを教えられました。もう10年も前の事になります。順調にステップアップしてきた外資系企業でのキャリアでした。そして最後は小さいながら現地法人の長にまで上りつめたのでしたが、ある日突然、しかも出張先の外国で本社のボスから解任を言い渡されました。振替えれば当時ボスとの意見の食い違いが目立っていたのですが。解任された瞬間、頭の中が真っ白になり硬直状態になりました。何だか自分の全存在を否定されたようで、自信喪失に陥ってしまいました。自信を取り戻すのには随分長い歳月を要したのです。もしあの時この本を読んでいたら、もっと早くにトラウマから回復出来たのではと思いました。
16人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2020年9月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
死別の体験あるかた、是非読んでほしい。