これはやはり大学初期の学生向きで高校生には難しい。それに印刷ミスが
多く独学で読むのに高校生では厳しい。しかし専門書でなく、丁寧に計算式を書いて説明してあるのは貴重と思う。もちろん詳しい人には全然不満
でしょうが、そうしたひとは専門書をあたるべきでしょう。
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超越数とはなにか 代数方程式の解にならない数たちの話 (ブルーバックス 1911) 新書 – 2015/4/21
西岡 久美子
(著)
無理数の中には、さらに「超越数」と呼ばれる不思議な数たちがいます。πやe、2のルート2乗がその代表です。超越数は無理数の中でも、「代数方程式の根にならない無理数」のことです。つまりπやeは、どのような代数方程式を作っても、その根になることはありません。本書では超越数の性質やその調べ方を、できるだけ易しく解説します。数学好きの読者へのプレゼントです。(ブルーバックス・2015年4月刊)
πやeを解とする代数方程式は
決して作ることはできません。
さらに2のルート2乗を解とする代数方程式も
作ることができません。
無理数の中には、さらに「超越数」と呼ばれる
不思議な数たちがいます。
無理数であるにもかかわらず、
どんな代数方程式の解にならない数たちです。
本書ではこの不思議な数たちの性質や調べ方を、
できるだけ易しく解説します
πやeを解とする代数方程式は
決して作ることはできません。
さらに2のルート2乗を解とする代数方程式も
作ることができません。
無理数の中には、さらに「超越数」と呼ばれる
不思議な数たちがいます。
無理数であるにもかかわらず、
どんな代数方程式の解にならない数たちです。
本書ではこの不思議な数たちの性質や調べ方を、
できるだけ易しく解説します
- 本の長さ194ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2015/4/21
- 寸法11.4 x 0.9 x 17.4 cm
- ISBN-104062579111
- ISBN-13978-4062579117
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登録情報
- 出版社 : 講談社 (2015/4/21)
- 発売日 : 2015/4/21
- 言語 : 日本語
- 新書 : 194ページ
- ISBN-10 : 4062579111
- ISBN-13 : 978-4062579117
- 寸法 : 11.4 x 0.9 x 17.4 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 632,752位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2020年8月24日に日本でレビュー済み
私には千円以下で数学の奥義が堪能できるスゴ本だ。
日本語でまとまって読める本は珍しい上に、最近、証された定理まで載っていてワクワクする。
超越数の世界は未知に満ちている。証明方法にその悪戦苦闘の跡がある。
専門書に比べれば、充分すぎるほど行間は詰まっているが、初学者向けではないかもしれれない。噛みごたえはかなりある。しかし、本気で超越数の面白さを伝えたいという著者の熱意、本気度はそれを補って余りある。
日本語でまとまって読める本は珍しい上に、最近、証された定理まで載っていてワクワクする。
超越数の世界は未知に満ちている。証明方法にその悪戦苦闘の跡がある。
専門書に比べれば、充分すぎるほど行間は詰まっているが、初学者向けではないかもしれれない。噛みごたえはかなりある。しかし、本気で超越数の面白さを伝えたいという著者の熱意、本気度はそれを補って余りある。
2021年4月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
超越数とはどんな数なのか調べようとしましたが読めば読むほど分からなくなり。積読になりました。
2023年10月28日に日本でレビュー済み
某所で聴いた一般向けの講演で超越数というのがどういったものなのか何となくは分かったので少しは超越数に興味が湧いて、Kindleの読み放題コースにあったこの本に目を通してみましたが、(言い方は様々ですが)他の方のレビューと同意見でブルーバックスとしては難し過ぎで、また超越数という研究対象の魅力も伝わりません。
ただ超越数に関係する各種の証明が載っている(日本語の)本は貴重なので星3つにします。
ただ超越数に関係する各種の証明が載っている(日本語の)本は貴重なので星3つにします。
2015年6月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
超越数が持つ魅力をもっと描いて欲しかった。
期待して購入したのに残念です。
(本屋で見てからにすればよかった)
期待して購入したのに残念です。
(本屋で見てからにすればよかった)
2015年5月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本のテーマには、興味深いものが有りますが、普通の高校生では、何が書いてあるのが理解するのは
きびしいと思いますし、本の中身が単調でつまらないというのが率直な感想です
きびしいと思いますし、本の中身が単調でつまらないというのが率直な感想です
2015年5月9日に日本でレビュー済み
超越数を扱った本は数少なく、円周率などを例にして概要をさらって数学的に内容の少ないものか、専門の難解なものかの、どちらかが殆どだと思われる。それらに比較して、この本は題名の通り「なにか」に始まって「代数方程式の解にならない」ことの証明までを丁寧に書いた貴重な本であり、真に「超越数」に興味がある人に文句なしに薦められる。筆者の言うように、高校生なら(少なくとも題名を見て自分で読んでみようと考える高校生なら)読めるはずだ。
数学の美しさは数論に最も表れているが、その美しさは定理や有名な問題の表面的な結果ではなく、その証明にあるのであって、その美しさを理解できる人には、この本の「定理や問題の紹介―その証明」の繰り返しである昔の名著といわれた数学書のような形式を楽しむことが出来るはずだ。
最近の玉石混淆(特に石が目立つ)のブルーバックスの中で、玉といえる良著だ。
数学の美しさは数論に最も表れているが、その美しさは定理や有名な問題の表面的な結果ではなく、その証明にあるのであって、その美しさを理解できる人には、この本の「定理や問題の紹介―その証明」の繰り返しである昔の名著といわれた数学書のような形式を楽しむことが出来るはずだ。
最近の玉石混淆(特に石が目立つ)のブルーバックスの中で、玉といえる良著だ。
2015年11月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ひたすら証明の繰り返しで、ブルーバックスの読者層を意識した内容とは感じませんでした。
筆者はどういう層の人たちに何を伝えたかったのか、全くわかりません。
これまで読んだブルーバックスの数学関連の中で断トツの最悪でした。
筆者はどういう層の人たちに何を伝えたかったのか、全くわかりません。
これまで読んだブルーバックスの数学関連の中で断トツの最悪でした。