一気に読んだ。
まさかそんなことあるわけないじゃん!
という気持ちを頭の片隅に感じつつ、でも一人の人間が死に物狂いで本気になって生きたら、こんなこともあるかもしれない、と思わせる勢いがあった。
自分は自分にしかなれない。三つ子の魂百まで。おばあちゃんになったからっていきなりいい人になんてなれない。
自分に正直に生きて生きて生きまくれ。という元気をもらった。
Kindle 価格: | ¥702 (税込) |
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マジカルグランマ (朝日文庫) Kindle版
正子は75歳の元女優。CMで再デビューを果たし、順風満帆かと思いきや、ある出来事で事務所を解雇され、急きょ、お金が必要な状況に。周りを巻き込み逆境を跳ね返す生き方はマジカルグランマ(理想のおばあちゃん)像をぶち壊す! 第161回直木賞候補作。
- 言語日本語
- 出版社朝日新聞出版
- 発売日2022/7/7
- ファイルサイズ4989 KB
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商品の説明
出版社からのコメント
第161回直木賞候補作
登録情報
- ASIN : B0B5Q9QQZK
- 出版社 : 朝日新聞出版 (2022/7/7)
- 発売日 : 2022/7/7
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 4989 KB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効
- X-Ray : 有効にされていません
- Word Wise : 有効にされていません
- 付箋メモ : Kindle Scribeで
- 本の長さ : 328ページ
- Amazon 売れ筋ランキング: - 30,055位Kindleストア (Kindleストアの売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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カスタマーレビュー
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イメージ付きのレビュー
4 星
人間的な「おばあちゃん」に元気をもらえます。明るい気持ちになれる本。
主人公、正子はCMで、日本のおばあちゃんを演じて世間から好感を得る。でも本当の正子はご主人が別の建物に住んでいたとはいえ、同じ敷地で亡くなっているのに5日間も気づかず、発見したのは近所の人。亡くなった後も自宅の売却や、今後の生活ばかりを気にしている。今後の生活の為にメルカリを始めたり、アクティブ。 正子はこの後、どんどん行動していくアクティブな主人公。そして、起こったり嫉妬したりとても人間的です。そこが元気をもらえます。明るい本を読みたい方にお勧めの一冊です。 正子はいわゆる「おばあちゃん」のイメージとはかけ離れています。作中で息子や、若い頃から慕っている先輩女優等、登場人物たちを通していろいろな立場のステレオタイプについて描かれています。 「マジカルグランマ」というタイトルは「マジカルニグロ」という言葉が元になっています。私はこの作品で初めてこの言葉に触れたのですが、本作を読むとこの言葉については理解できると思います。オススメの方1.明るい気持ちで本を読みたい方。2.現在、いろいろ閉塞感を感じている方。3.久しぶりに読書をする方。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2023年4月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2019年8月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
主人公、正子はCMで、日本のおばあちゃんを演じて世間から好感を得る。でも本当の正子はご主人が別の建物に住んでいたとはいえ、同じ敷地で亡くなっているのに5日間も気づかず、発見したのは近所の人。亡くなった後も自宅の売却や、今後の生活ばかりを気にしている。今後の生活の為にメルカリを始めたり、アクティブ。
正子はこの後、どんどん行動していくアクティブな主人公。そして、起こったり嫉妬したりとても人間的です。そこが元気をもらえます。明るい本を読みたい方にお勧めの一冊です。
正子はいわゆる「おばあちゃん」のイメージとはかけ離れています。作中で息子や、若い頃から慕っている先輩女優等、登場人物たちを通していろいろな立場のステレオタイプについて描かれています。
「マジカルグランマ」というタイトルは「マジカルニグロ」という言葉が元になっています。私はこの作品で初めてこの言葉に触れたのですが、本作を読むとこの言葉については理解できると思います。
オススメの方
1.明るい気持ちで本を読みたい方。
2.現在、いろいろ閉塞感を感じている方。
3.久しぶりに読書をする方。
正子はこの後、どんどん行動していくアクティブな主人公。そして、起こったり嫉妬したりとても人間的です。そこが元気をもらえます。明るい本を読みたい方にお勧めの一冊です。
正子はいわゆる「おばあちゃん」のイメージとはかけ離れています。作中で息子や、若い頃から慕っている先輩女優等、登場人物たちを通していろいろな立場のステレオタイプについて描かれています。
「マジカルグランマ」というタイトルは「マジカルニグロ」という言葉が元になっています。私はこの作品で初めてこの言葉に触れたのですが、本作を読むとこの言葉については理解できると思います。
オススメの方
1.明るい気持ちで本を読みたい方。
2.現在、いろいろ閉塞感を感じている方。
3.久しぶりに読書をする方。
主人公、正子はCMで、日本のおばあちゃんを演じて世間から好感を得る。でも本当の正子はご主人が別の建物に住んでいたとはいえ、同じ敷地で亡くなっているのに5日間も気づかず、発見したのは近所の人。亡くなった後も自宅の売却や、今後の生活ばかりを気にしている。今後の生活の為にメルカリを始めたり、アクティブ。
正子はこの後、どんどん行動していくアクティブな主人公。そして、起こったり嫉妬したりとても人間的です。そこが元気をもらえます。明るい本を読みたい方にお勧めの一冊です。
正子はいわゆる「おばあちゃん」のイメージとはかけ離れています。作中で息子や、若い頃から慕っている先輩女優等、登場人物たちを通していろいろな立場のステレオタイプについて描かれています。
「マジカルグランマ」というタイトルは「マジカルニグロ」という言葉が元になっています。私はこの作品で初めてこの言葉に触れたのですが、本作を読むとこの言葉については理解できると思います。
オススメの方
1.明るい気持ちで本を読みたい方。
2.現在、いろいろ閉塞感を感じている方。
3.久しぶりに読書をする方。
正子はこの後、どんどん行動していくアクティブな主人公。そして、起こったり嫉妬したりとても人間的です。そこが元気をもらえます。明るい本を読みたい方にお勧めの一冊です。
正子はいわゆる「おばあちゃん」のイメージとはかけ離れています。作中で息子や、若い頃から慕っている先輩女優等、登場人物たちを通していろいろな立場のステレオタイプについて描かれています。
「マジカルグランマ」というタイトルは「マジカルニグロ」という言葉が元になっています。私はこの作品で初めてこの言葉に触れたのですが、本作を読むとこの言葉については理解できると思います。
オススメの方
1.明るい気持ちで本を読みたい方。
2.現在、いろいろ閉塞感を感じている方。
3.久しぶりに読書をする方。
このレビューの画像
2019年7月19日に日本でレビュー済み
マジカルニグロの概念は、知らなかった。
そういうことなのか、と納得するところはあった。
そこからのネーミングの本書。
いいおばあちゃん、だけの存在ではない、ということか。
本音が多く、正子の人となりがわかるにつれ、
物語がおもしろくはなっていくが、
快哉を上げるほどではないかな、と思う。
主人公に共感を覚える人がどれだけいるのかな。
同年齢の人は、どう思うのかな、とそこに興味がある。
おもしろく読めた。
そういうことなのか、と納得するところはあった。
そこからのネーミングの本書。
いいおばあちゃん、だけの存在ではない、ということか。
本音が多く、正子の人となりがわかるにつれ、
物語がおもしろくはなっていくが、
快哉を上げるほどではないかな、と思う。
主人公に共感を覚える人がどれだけいるのかな。
同年齢の人は、どう思うのかな、とそこに興味がある。
おもしろく読めた。
2021年9月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
柚木麻子さんのファンなので購入。
仕事柄高齢者と関わることも多いのでワクワクしながら読み進めました。
自分の意見ですがステレオタイプの「良いおばあちゃん像」みたいなものはさっさと壊してほしいと思っていたのでこういう高齢者を題材にした本はどんどん増えてほしいです。
10年前の70代と今の70代は全く違いますから。
昔の高齢者と違ってお金持ちばかりじゃなくなると思いますし、優雅に孫の面倒みたりする時代じゃなくなっていると思います。(最近は夜中のマック、ガソリンスタンド、コンビニで働いてるのはシニア世代ばかりですよ)
普段から高齢者ばかりと関わっているので最近の70代は本当に若い。80代からが高齢者と定義しても良いのでは、と思います。
70代でも80代でも自己実現のために生きても良い、何でも挑戦するべき、みたいな社会になれば素敵ですし、そういう感じのおばあちゃんを主人公にした柚木さんは鋭いというか流石だなぁ、と思います。
メルカリ が出てきたのもいいですね。
主人公、正子の家に住み着く杏奈(亡くなった正子の夫のファン)は最初は夢だけ語りたがるどうしようもないいけ好かない奴だと思ったけど1番成長を感じられた良いキャラでした。
仕事柄高齢者と関わることも多いのでワクワクしながら読み進めました。
自分の意見ですがステレオタイプの「良いおばあちゃん像」みたいなものはさっさと壊してほしいと思っていたのでこういう高齢者を題材にした本はどんどん増えてほしいです。
10年前の70代と今の70代は全く違いますから。
昔の高齢者と違ってお金持ちばかりじゃなくなると思いますし、優雅に孫の面倒みたりする時代じゃなくなっていると思います。(最近は夜中のマック、ガソリンスタンド、コンビニで働いてるのはシニア世代ばかりですよ)
普段から高齢者ばかりと関わっているので最近の70代は本当に若い。80代からが高齢者と定義しても良いのでは、と思います。
70代でも80代でも自己実現のために生きても良い、何でも挑戦するべき、みたいな社会になれば素敵ですし、そういう感じのおばあちゃんを主人公にした柚木さんは鋭いというか流石だなぁ、と思います。
メルカリ が出てきたのもいいですね。
主人公、正子の家に住み着く杏奈(亡くなった正子の夫のファン)は最初は夢だけ語りたがるどうしようもないいけ好かない奴だと思ったけど1番成長を感じられた良いキャラでした。
2020年1月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
正子さんの意識がどんどん変わっていく様子がいいなと思いました。人間いくつになってもいろいろなことに挑戦して積極的に生きた方が勝ちです。
2019年7月22日に日本でレビュー済み
映画監督の夫とは不仲で、敷地内別居の元女優のおばちゃん。
お金のない生活を送っていたが、女優に復帰し生活を立て直しつつある時に、夫が死んだことをきっかけに叩かれるはめに。
そこでめげない主人公は、次々家のものを売って生活費を稼いだり、最終的には自宅をお化け屋敷として自分が主役の人生へと突き進む。
当初は話の方向が見えず盛り上がらないが、中盤以降周囲の人物達の描き方が素晴らしい。
それぞれ問題を抱えた人たちが、主人公に関わるうちに前進していく展開に加え、ステレオタイプの危険性を伝えていく過程が見事。
主人公のこだわりがない性格で、決して予定通りうまくいっていないにも関わらず、周囲の人たちに何かしらのインパクトを与えて、周囲を変えていく様が楽しめる作品
お金のない生活を送っていたが、女優に復帰し生活を立て直しつつある時に、夫が死んだことをきっかけに叩かれるはめに。
そこでめげない主人公は、次々家のものを売って生活費を稼いだり、最終的には自宅をお化け屋敷として自分が主役の人生へと突き進む。
当初は話の方向が見えず盛り上がらないが、中盤以降周囲の人物達の描き方が素晴らしい。
それぞれ問題を抱えた人たちが、主人公に関わるうちに前進していく展開に加え、ステレオタイプの危険性を伝えていく過程が見事。
主人公のこだわりがない性格で、決して予定通りうまくいっていないにも関わらず、周囲の人たちに何かしらのインパクトを与えて、周囲を変えていく様が楽しめる作品
2019年4月23日に日本でレビュー済み
マジカルニグロ、マジカルゲイ。言われてみれば成程納得
でも、マミーは綿花摘みはあからさまに嫌がって、「スカーレット譲さん」が「手本になって見せて」もしぶしぶとしかやらなかった気が…
は、置いといて
赤の他人家に押し掛けて「まあまあ、よくいらっしゃったわね」と、迎えて貰えると期待する精神性が、自分には分からない。むしろ、嫌がられるのは当り前だが、他にどうしようもないから開き直っていけ図々しく振舞う方向性なら理解する。
ちなみに自分は「なにも食べてない」と言われたら、コンビニもしくはスーパーの場所を教える。やむなく食わせるとしても「お膳立て」などしてやらない。
自分にとって「おばあちゃん」は「居るだけで鬱陶しい」と「人を小間使って当たり前と思っている嫌な奴」「敵」の代表的アイコンなので、本書は読み方自体が分からなかったのかも知れない
面白く読んだが、ピンと来なかった感じ
概ね楽しみました
でも、マミーは綿花摘みはあからさまに嫌がって、「スカーレット譲さん」が「手本になって見せて」もしぶしぶとしかやらなかった気が…
は、置いといて
赤の他人家に押し掛けて「まあまあ、よくいらっしゃったわね」と、迎えて貰えると期待する精神性が、自分には分からない。むしろ、嫌がられるのは当り前だが、他にどうしようもないから開き直っていけ図々しく振舞う方向性なら理解する。
ちなみに自分は「なにも食べてない」と言われたら、コンビニもしくはスーパーの場所を教える。やむなく食わせるとしても「お膳立て」などしてやらない。
自分にとって「おばあちゃん」は「居るだけで鬱陶しい」と「人を小間使って当たり前と思っている嫌な奴」「敵」の代表的アイコンなので、本書は読み方自体が分からなかったのかも知れない
面白く読んだが、ピンと来なかった感じ
概ね楽しみました
2020年10月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
あまり面白くなかった