夜がどれほど暗くても

数々のスキャンダルを暴いて売上を伸ばしてきた「週刊時流」。副編集長の志賀倫成(上川隆也)はジャーナリストとしての自負を持ち、部下で記者の井波渉(加藤シゲアキ)を厳しく指導していた。しかしある日、大学生の息子・健輔がストーカー殺人を起こし、その場で自殺を図る事件が発生する。編集長の鳥飼成人(高橋克実)は身内が起こした事件でも忖度しないと決意し、取材担当に井波を指名する。(C)2020 WOWOW / テレパック

志賀は息子・健輔の無実を訴えた手記を「週刊時流」に寄稿するも、世間からのバッシングはかえって強まり、問題の多い「月刊時流」編集部に左遷される。事件で両親を亡くした星野奈々美(岡田結実)は思い詰めて、手記を出した志賀に接触を図る。一方、事件の真相を追う捜査一課の長澤一樹(原田泰造)は宮藤賢次(高嶋政伸)の指示を受けて、奈々美の父で被害者の星野隆一の周辺を洗いはじめる。(C)2020 WOWOW / テレパック

奈々美をかばい、負傷した志賀。それでもなお、二人の距離は縮まらない。そんな中、奈々美の自宅が何者かに空き巣に入られ荒らされる。奈々美の父・星野隆一のパソコンや書類が盗まれたことから、長澤は星野夫婦が殺害された事件との関連を捜査する。息子・健輔の無実を信じる志賀は上司の楢崎樹(鈴木浩介)の制止を振り切り、元部下の井波に事件の取材協力を頼むも断られてしまう。(C)2020 WOWOW / テレパック

奈々美の父・星野隆一はバイトテロを調査しはじめた矢先、何者かに殺害された。長澤、宮藤ら警察は裏でバイトテロを画策したと思われる小田切を詳しく捜査する。一方、志賀は井波の協力を得て、健輔の交友関係を調査する中で新たな事実を知ることとなる。果たして、星野夫婦殺害事件の真相は一体何だったのか。志賀が深い闇の中で見つけた一条の光とは？(C)2020 WOWOW / テレパック