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ジョブ理論 イノベーションを予測可能にする消費のメカニズム Kindle版
「人はなぜそれを買うのか?」を解き明かす!
★ハーバード・ビジネス・レビュー読者が選ぶブックランキング2017年第3位!
★ビジネスリーダー1万人が選ぶベストビジネス書トップポイント大賞2017年下半期第2位!
★日本経済新聞 朝刊「書評欄」にて紹介されました。
★WIRED「ワイアード・ブックレヴュー」にて紹介されました。
★ZUU onlineにて紹介されました。
★日本経済新聞電子版「ひらめきブックレビュー」にて紹介されました。
★プレジデントウーマン「スタバがリーダー研修で社員に勧める4冊」にて紹介されました。
★ウェブ電通報「DMCラボ・セレクション ~次を考える一冊~」にて紹介されました。
★世界で最も影響力のある経営学者クレイトン・クリステンセンが、
人がモノを買う行為そのもののメカニズムを解き明かす、
予測可能で優れたイノベーションの創り方。
なぜあの商品は売れなかったのか?
世界の経営思想家トップ50(Thinkers50)連続1位。
顧客が「商品Aを選択して購入する」ということは、「片づけるべき仕事(ジョブ)のためにAを雇用(ハイア)する」ことである。
『イノベーションのジレンマ』の著者による、21世紀のベスト・オブ・ビジネス書!
イノベーションの成否を分けるのは、顧客データ(この層はあの層と類似性が高い。
顧客の68%が商品Bより商品Aを好むetc)や、市場分析、スプレッドシートに表れる数字ではない。
鍵は「顧客の片づけたいジョブ(用事・仕事)」にある。
世界で最も影響力のある経営学者クレイトン・クリステンセンが、
人がモノを買う行為そのもののメカニズムを解き明かす、予測可能で優れたイノベーションの創り方。
・顧客が商品を買うこととは、片づいていない「ジョブ(用事・仕事)」を解決するために何かを「雇用」することである。
・ビッグデータは顧客が「誰か」を教えてくれても、「なぜ」買うのかは教えてくれない。
・数値化できない「因果関係」にこそ、成功するイノベーションの鍵がある。
・自社製品も他社製品も買っていない「無消費者」を取り込め。
[本書で取り上げる事例]
イケア、ゼネラルモーターズ(GM)、サザンニューハンプシャー大学、
プロクター&ギャンブル(P&G)、エアビーアンドビー、アマゾン他
【目次より】
序章 この本を「雇用」する理由
まちがったことに上達する /どんなジョブのためにそのプロダクトを「雇用」したのか
[第1部 ジョブ理論の概要]
第1章 ミルクシェイクのジレンマ
朝のミルクシェイク/マーガリンのレジュメ/ジョブ理論とイノベーション
第2章 プロダクトではなく、プログレス
「何を」ではなく、「どう」考えるか/ジョブの定義/機能面、社会面、感情面の複雑さ/ジョブとは何か/
ジョブでないもの/ジョブを見きわめるには/競争の勢力図の変化/ジョブ理論の限界/コペルニクス的転回
第3章 埋もれているジョブ
無と競争する/ジョブの適用範囲は深くて広い/B2Bにおけるジョブ/価格2倍で機能半分/顧客の人生に寄り添う
[第2部 ジョブ理論の奥行きと可能性]
第4章 ジョブ・ハンティング
ジョブはどこにある?/1生活に身近なジョブを探す/2無消費と競争する/3間に合わせの対処策/
4できれば避けたいこと/5意外な使われ方/感情面の配慮/魔法は必要ない
第5章 顧客が言わないことを聞き取る
顧客のストーリーをつくる/マットレス購入までの道程/衝動買いの裏に/
アドビルかレッドブルか、新しいマットレスか/ジョブとインサイト
第6章 レジュメを書く
ジョブを解読する/体験とプレミアム価格/障害物を取り除く/ウーバーの体験/
ジョブに適していることをどう伝えるか/パーパスブランド
[第3部「片づけるべきジョブ」の組織]
第7章 ジョブ中心の統合
秘伝のソース/ジョブ中心に組織をつくる/測れることは実行できる/オンスターのジョブ
第8章 ジョブから目を離さない
イノベーションのデータの3つの誤謬/1能動的データと受動的データの誤謬/
2見かけ上の成長の誤謬/3確証データの誤謬/データの出所が問題をつくり出す/受動的なデータを能動的に捕まえる
第9章 ジョブを中心とした組織 直観的な作戦ノート/両面コンパス/だいじなことを測定する/
ジョブがすべてを変えた/文脈を見失わない
第10章 ジョブ理論のこれから
本当に理論と呼べるのか/理論が〝誤って〟いるとき/理論の限界/
ジョブ理論の適用範囲の深さと広さ/個人的なジョブ/公教育/医療/人生のジョブ/ジョブ理論とともに
謝辞
日本語版解説
索引
――「破壊的イノベーション論」の提唱者、クリステンセン教授による待望の最新刊!――
kindle版:『繁栄のパラドクス 絶望を希望に変えるイノベーションの経済学』
紙書籍版:『繁栄のパラドクス 絶望を希望に変えるイノベーションの経済学』
- 言語日本語
- 出版社ハーパーコリンズ・ジャパン
- 発売日2017/8/1
- ファイルサイズ10499 KB
- 販売: Amazon Services International LLC
- Kindle 電子書籍リーダーFire タブレットKindle 無料読書アプリ
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出版社より
『ジョブ理論』
Clayton M. Christensen(クレイトン・クリステンセン)
ハーバード・ビジネス・スクールのキム・B・クラーク記念講座教授。9冊の書籍を執筆し、ハーバード・ビジネス・レビュー誌の年間最優秀記事に贈られるマッキンゼー賞を5回受賞。イノベーションに特化した経営コンサルタント会社イノサイトを含む、4つの会社の共同創業者でもある。「最も影響力のある経営思想家トップ50」(Thinkers50、隔年選出)の、2011年と2013年の1位に選出されている。主な著者に『イノベーションのジレンマ技術革新が巨大企業を滅ぼすとき』(翔泳社 2001年)
<共同執筆者>
タディ・ホール、カレン・ディロン 、デイビッド・S・ダンカン
本書で語られる「ジョブ理論」とは?
世界でもっとも影響力のある経営学者にしてイノベーションの権威、 クリステンセン教授が「人がモノを買う行為そのもののメカニズム」を 解き明かした、全ビジネスマンにおくる完全保存バイブル。
ビジネスをしている人なら誰でも「ニーズ」という言葉には馴染んでいるだろう。では「ニーズ」を説明したり、「ニーズ」を予測することはできるだろうか?世界で最も影響力のある経営学者の一人であるクリステンセン教授は、「ジョブ理論」によって「ニーズ」とは何で、消費者のニーズをどのようにとらえるのかを解明した。
消費者が商品を買う際には、何か目的があるはずだ。つまり、消費者はやり遂げたい「ジョブ」があり、そのジョブを解決するために商品を“雇用”しているとクリステンセンは説く。そのジョブが発生する状況こそが商品購入の鍵となる。
従来どおり、企業がアンケートデータの顧客属性に基づき通勤者や父親たちの反応を平均化しようとしただけなら、顧客の「ニーズ」に応えることはできない。大切なのは顧客にその行動をおこさせた原因、すなわち「片付けたいジョブ」なのだ。
商品の説明
著者について
クレイトン・M・クリステンセン
ハーバード・ビジネス・スクールのキム・B・クラーク記念講座教授。9冊の書籍を執筆し、ハーバード・ビジネス・レビュー誌の年間最優秀記事に贈られるマッキンゼー賞を5回受賞。イノベーションに特化した経営コンサルタント会社イノサイトを含む、4つの会社の共同創業者でもある。「最も影響力のある経営思想家トップ50」(Thinkers50、隔年選出)の2011年と2013年の1位に選出。
タディ・ホール
ケンブリッジ・グループのプリンシパルで、ニールセン社のブレークスルー・イノベーション・プロジェクトのリーダーを務める。様々な企業に対し、イノベーションのプロセスを改善する支援をおこなっているほか、〈エンデバー〉など新興市場の経営トップに緊密な指導を提供している。
カレン・ディロン
ハーバード・ビジネス・レビュー誌の元編集者。著書にNYタイムズ・ベストセラー『イノベーション・オブ・ライフ』(クリステンセン他と共著)。コーネル大学・ノースウエスタン大学メディル・ジャーナリズム学院卒業。2011年、アショカ財団によって世界で最も影響力のある女性のひとりに選出される。
デイビッド・S・ダンカン
イノサイト社のシニア・パートナー。イノベーション戦略および成長に関する先進の研究者兼アドバイザーとして、企業経営者に対し、破壊的変化を導き、組織を長期的な繁栄が可能な体質に変換する指導をおこなっている。デューク大学卒、ハーバード大学で物理学の博士号取得。
日本語版解説:津田真吾(インディージャパン 代表取締役テクニカルディレクター)
登録情報
- ASIN : B0746JCN8B
- 出版社 : ハーパーコリンズ・ジャパン (2017/8/1)
- 発売日 : 2017/8/1
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 10499 KB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効
- X-Ray : 有効
- Word Wise : 有効にされていません
- 付箋メモ : Kindle Scribeで
- 本の長さ : 349ページ
- Amazon 売れ筋ランキング: - 6,444位Kindleストア (Kindleストアの売れ筋ランキングを見る)
- - 911位ビジネス・経済 (Kindleストア)
- カスタマーレビュー:
著者について
1975年ブリガムヤング大学経済学部を首席で卒業後、77年英国オックスフォード大学で経済学修士、79年ハーバード大学ビジネススクールで経営学修士 取得。卒業後、米国ボストン・コンサルティング・グループにて、主に製品製造戦略に関するコンサルティングを行ないながら、ホワイトハウスフェローとし て、エリザベス・ドール運輸長官を補佐。84年MITの教授らとともに、セラミック・プロセス・システムズ・コーポレーションを起業し、社長、会長を歴 任。92年同社を退社し、ハーバード大学ビジネススクールの博士課程に入学し、わずか2年で卒業した(経営学博士号取得)。その博士論文は、最優秀学位論 文賞、ウィリアム・アバナシー賞、ニューコメン特別賞、マッキンゼー賞のすべてを受賞。コンサルティングファーム、イノサイトを創設(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『教育×破壊的イノベーション 教育現場を抜本的に変革する』(ISBN-10:4798117730)が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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ニーズの先にあるジョブを理解することが、新しいビジネスにつながる。フレームワークを通じて、顧客洞察の基礎が学べると感じた。
一文に要約すれば "商品の機能面よりも、顧客が真に解決したい問題はなにかを知ることが重要" となる
本書でも登場する "ドリルを買う人が欲しいのは穴である" というマーケティングの有名な格言があるが、この "穴" が顧客の解決したい "ジョブ" であり、機能面にばかり囚われず真のニーズを見つけることの重要性を示している
真のニーズであるジョブが何かを知るために注意すべき点として、以下のようなことが挙げられている
・"なぜ" それを選ぶのかに注目する
・機能面よりも感情面や社会的側面を考慮する
・商品が想定外の使われ方をしている時に注目する
・ジョブが雇用される時、逆に解雇されるジョブは何か
・"ビッグハイア = 商品購入時" ではなく、"リトルハイア = 商品使用時" を重要視する
著者曰く、機能面や性能にばかりフォーカスするのは相関関係の理論であり、解決すべき問題が最初にあるジョブ理論は因果関係の理論であるという
相関関係の理論ではそれらしいデータで顧客を理解しようとするが、そこに因果関係はなく顧客の真のニーズは別のところにある
筆者が記述しているように、簡単に手に入る量的データではなく、質的データに関する理解を深めていく、そこから新しい見地を見出し、目の前の取り組むべきジョブを探していくこと。
現在、日々の仕事で目標を失っている方々に対してぜひお勧めできる一冊だと考える。
ではなくなぜ売れないのかに着目することで
間違った選択を防ぐ
まさに失敗学
本当に解決したい問題はなにか?顧客はどんな社会的、心理的状況か?
仕事で忙しくしていると、データや目の前の片付けるべき作業に追われ、見失いがちな視点を思い出させてくれる。