第2次大戦下における「スパイと人妻の奇妙な関係」を通じて
愛の強さと厄介さを描くことに挑んだ
異色のスパイ活劇であります。
(様々な娯楽要素を渡り歩くかのような演出が成されている点も見逃せません。)
針の眼 [DVD]
フォーマット | 色, レターボックス化, 字幕付き |
コントリビュータ | イアン・バネン, クリストファー・カザノフ, リチャード・マーカンド, ドナルド・サザーランド, ケイト・ネリガン |
言語 | 英語 |
稼働時間 | 1 時間 52 分 |
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
商品の説明
その男の名はニードル(針)!
ノルマンディー上陸作戦を背景に
腕利きのドイツ・スパイを描いたサスペンス・スリラー!
<キャスト&スタッフ>
ドナルド・サザーランド
ケイト・ネリガン
イアン・バネン
クリストファー・カザノフ
監督: リチャード・マーカンド
脚本: スタンリー・マン
原作: ケン・フォレット
音楽: ミクロス・ローザ
製作: スティーヴン・フリードマン
<ストーリー>
ヒトラーの命を受けたナチスのスパイ、コードネーム“ニードル”は連合軍の正確な上陸地点の情報を探っていた。遂に連合軍のノルマンディ上陸作戦を嗅ぎつけた“ニードル”は証拠写真のフィルムをU-ボートにいるドイツ軍に渡すため単身ボートに乗り込む。しかしボートは嵐のため大破、“ニードル”は離党に澄む夫婦に助けられた……。
<ポイント>
●ケン・フォレットのベストセラー小説『針の眼』を映画化した、手に汗握るスパイ・スリラー。
●主演は『マッシュ』『カサノバ』『普通の人々』など、どんな役でもこなすハリウッドきっての演技派にして個性派のドナルド・サザーランド。
<特典>
●オリジナル劇場予告編
登録情報
- アスペクト比 : 1.78:1
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 言語 : 英語
- 梱包サイズ : 18.03 x 13.76 x 1.48 cm; 0.28 g
- EAN : 4988142683625
- 監督 : リチャード・マーカンド
- メディア形式 : 色, レターボックス化, 字幕付き
- 時間 : 1 時間 52 分
- 発売日 : 2008/9/5
- 出演 : ドナルド・サザーランド, ケイト・ネリガン, イアン・バネン, クリストファー・カザノフ
- 字幕: : 日本語
- 販売元 : 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
- ASIN : B001BAODV0
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 108,241位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 2,120位外国のホラー映画
- - 3,728位外国のミステリー・サスペンス映画
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
星5つ中4.5つ
5つのうち4.5つ
全体的な星の数と星別のパーセンテージの内訳を計算するにあたり、単純平均は使用されていません。当システムでは、レビューがどの程度新しいか、レビュー担当者がAmazonで購入したかどうかなど、特定の要素をより重視しています。 詳細はこちら
751グローバルレーティング
虚偽のレビューは一切容認しません
私たちの目標は、すべてのレビューを信頼性の高い、有益なものにすることです。だからこそ、私たちはテクノロジーと人間の調査員の両方を活用して、お客様が偽のレビューを見る前にブロックしています。 詳細はこちら
コミュニティガイドラインに違反するAmazonアカウントはブロックされます。また、レビューを購入した出品者をブロックし、そのようなレビューを投稿した当事者に対して法的措置を取ります。 報告方法について学ぶ
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2014年8月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2014年1月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
フォレットの大ファンなので、大満足でした。しかも、とても安くて驚き。
2018年10月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
仕様も生産国もメディアも異なる商品頁のレビューが共有されているがASIN:B00I8GQUZC、JAN:4988142989529(2014年、フォックス社DVD)のレビュー。
原題:Eye of the Needle、81年、112分、D・サザーランド、ケイト・ネリガン、イアン・ヴァネン他出演。リチャード・マーカンド監督。オリジナルデータ、簡単な商品仕様は文末にあります。
1945年、英国に潜入していたドイツのスパイ「針」Needle(サザーランド)。それを追う英国軍の捜査網・追跡。ノルマンディ上陸作戦の情報をUボートへ渡すため、英国捜査陣から逃れるため、漁船で海を渡るが嵐に合い遭難。スコットランド沖のうら寂しく、厳しい自然の孤島、ストーム島に流れ着くがそこには車椅子の夫とその妻(ネリガン)がいた。
全編を貫く逃亡・任務達成サスペンスから、一転後半は「針」と人妻との間に急速に芽生えたロマンスを織り交ぜて描く。原作でも作者フォレットの狙いのひとつはこのロマンスというか2人の葛藤にあった。正体を知られた者はすべて躊躇なく殺してきた非情なスパイは、思いがけない愛と任務達成に、そして人妻にとっては不貞に揺れる。原作は同じ意味で傑作だが、両者は個別基準で評価されなければならない。表現形態が異なるのだから映画としての表現はどうか、という点で。映画は島に到着してからの2人に焦点を絞った。
007やミッション・インポッシブルを「スパイ映画」と思う人には、本作は地味に感じられるだろう。「スパイ映画」というより「スパイ」を主人公にしたドラマという方がふさわしいか(スパイ映画とは「寒い国から帰ったスパイ」「殺しのダンディー」「ヒューマン・ファクター」「裏切りのサーカス」等だろう)。
ただ、やや駆け足なところ、2人の心情の成熟の説得力がもうあとひと手間か。人妻役ネリガンが、そしてスパイがそれほど惚れるか、という感じがしないでもない(主観)が名演。しかし換骨奪胎するか、短編をヒントに、というのとは異なり、大部・ベストセラーの原作をできるだけ忠実に映画とするなら、ある程度仕方ない(2時間以内に収めるならなおさら)。「コレクター」(ワイラー監督)、「わらの女」「かもめの城」などのマンの脚色はむしろよくやったと思う。「鷲は舞い降りた」にも同じことが言える。
また当時老齢だった大巨匠ミクロス・ローザ(「バグダッドの盗賊(40年)、「白い恐怖」「ベン・ハー」)の硬軟織り交ぜた音楽が出色。そして遺憾なくその「英国映画」ぶりを発揮しているロケ撮影(英国の実力派アランヒューム)・美術・衣装・小道具。史実再現性は断言できないが、いかにも、という戦時の英国の「空気」、街並み・孤島のリアリティ。なにより近時の米大手娯楽作品の粗っぽさが目に余る近時、英国映画の落ち着いたタッチ、堅実な作劇と実感ある俳優陣の芝居が好ましい。サスペンスは70分頃から加速し、クライマックスやがて2人の葛藤は終止符を打つ。原作も是非。佐々木譲の「エトロフ発緊急電」(89年)を少し思わせる。
★オリジナルデータ:
Eye of the Needle, UK, 1981, 製作King Road Production・配給United Artists, 112min. Color(Technicolor)、オリジナル・アスペクト比(もちろん劇場上映時比のこと)1.85:1、Spherical、Mono、ネガ35mm, ポジ35mm
★このレビューのコードのDVDについて(ASIN:B00I8GQUZC、JAN:4988142989529、2014年邦盤DVD):
全体では傷・パラ、ちらつき等は少な目、黒が少しつぶれた感じがあるが気にならないレベル。既存フッテージのショットはやや粗い。色乗りは良い。32型モニターで観るかぎりDVDとしては特に問題は感じないがもう少し良いといいなあ。
リージョン2対応、NTSC プレス盤
映像仕様は4:3、画面アスペクト比:ヴィスタ1.78:1程度。いわゆる額縁仕様。残念。左右トリミングや、撮影時のフィルム全面を使用した4:3比でないのは救いだが(4:3は作り手の想定比でないので)。
2008年DVDは同仕様の模様。2004年のエスピーオー盤は不明。
片面 ?層、112min、カラー
音声:英語Mono, Dolby Digital やはり映画は原語の方がはるかに観る者に響く。
字幕:日本語、英語On ・Off 可
メインメニュー、チャプターメニューあり
〇映像特典:英国劇場予告編( 1分45秒、4:3仕様でヴィスタ(額縁)。画質は良くない。字幕なし)
〇付属物:なし
発売・販売:20世紀フォックスjp、2014年 ディスクはMD16163(08年盤流用)
★邦盤BDは本サイトでヒットせず。出ていないのかなあ。Import BDも本サイトではヒットせず。16:9 LB(日本だけでいう、いわゆる「スクイーズ」)のBDが待たれる。
★import盤:邦盤DVD(おそらく同一マスター、仕様盤)が廉価で入手可能なので略。
原題:Eye of the Needle、81年、112分、D・サザーランド、ケイト・ネリガン、イアン・ヴァネン他出演。リチャード・マーカンド監督。オリジナルデータ、簡単な商品仕様は文末にあります。
1945年、英国に潜入していたドイツのスパイ「針」Needle(サザーランド)。それを追う英国軍の捜査網・追跡。ノルマンディ上陸作戦の情報をUボートへ渡すため、英国捜査陣から逃れるため、漁船で海を渡るが嵐に合い遭難。スコットランド沖のうら寂しく、厳しい自然の孤島、ストーム島に流れ着くがそこには車椅子の夫とその妻(ネリガン)がいた。
全編を貫く逃亡・任務達成サスペンスから、一転後半は「針」と人妻との間に急速に芽生えたロマンスを織り交ぜて描く。原作でも作者フォレットの狙いのひとつはこのロマンスというか2人の葛藤にあった。正体を知られた者はすべて躊躇なく殺してきた非情なスパイは、思いがけない愛と任務達成に、そして人妻にとっては不貞に揺れる。原作は同じ意味で傑作だが、両者は個別基準で評価されなければならない。表現形態が異なるのだから映画としての表現はどうか、という点で。映画は島に到着してからの2人に焦点を絞った。
007やミッション・インポッシブルを「スパイ映画」と思う人には、本作は地味に感じられるだろう。「スパイ映画」というより「スパイ」を主人公にしたドラマという方がふさわしいか(スパイ映画とは「寒い国から帰ったスパイ」「殺しのダンディー」「ヒューマン・ファクター」「裏切りのサーカス」等だろう)。
ただ、やや駆け足なところ、2人の心情の成熟の説得力がもうあとひと手間か。人妻役ネリガンが、そしてスパイがそれほど惚れるか、という感じがしないでもない(主観)が名演。しかし換骨奪胎するか、短編をヒントに、というのとは異なり、大部・ベストセラーの原作をできるだけ忠実に映画とするなら、ある程度仕方ない(2時間以内に収めるならなおさら)。「コレクター」(ワイラー監督)、「わらの女」「かもめの城」などのマンの脚色はむしろよくやったと思う。「鷲は舞い降りた」にも同じことが言える。
また当時老齢だった大巨匠ミクロス・ローザ(「バグダッドの盗賊(40年)、「白い恐怖」「ベン・ハー」)の硬軟織り交ぜた音楽が出色。そして遺憾なくその「英国映画」ぶりを発揮しているロケ撮影(英国の実力派アランヒューム)・美術・衣装・小道具。史実再現性は断言できないが、いかにも、という戦時の英国の「空気」、街並み・孤島のリアリティ。なにより近時の米大手娯楽作品の粗っぽさが目に余る近時、英国映画の落ち着いたタッチ、堅実な作劇と実感ある俳優陣の芝居が好ましい。サスペンスは70分頃から加速し、クライマックスやがて2人の葛藤は終止符を打つ。原作も是非。佐々木譲の「エトロフ発緊急電」(89年)を少し思わせる。
★オリジナルデータ:
Eye of the Needle, UK, 1981, 製作King Road Production・配給United Artists, 112min. Color(Technicolor)、オリジナル・アスペクト比(もちろん劇場上映時比のこと)1.85:1、Spherical、Mono、ネガ35mm, ポジ35mm
★このレビューのコードのDVDについて(ASIN:B00I8GQUZC、JAN:4988142989529、2014年邦盤DVD):
全体では傷・パラ、ちらつき等は少な目、黒が少しつぶれた感じがあるが気にならないレベル。既存フッテージのショットはやや粗い。色乗りは良い。32型モニターで観るかぎりDVDとしては特に問題は感じないがもう少し良いといいなあ。
リージョン2対応、NTSC プレス盤
映像仕様は4:3、画面アスペクト比:ヴィスタ1.78:1程度。いわゆる額縁仕様。残念。左右トリミングや、撮影時のフィルム全面を使用した4:3比でないのは救いだが(4:3は作り手の想定比でないので)。
2008年DVDは同仕様の模様。2004年のエスピーオー盤は不明。
片面 ?層、112min、カラー
音声:英語Mono, Dolby Digital やはり映画は原語の方がはるかに観る者に響く。
字幕:日本語、英語On ・Off 可
メインメニュー、チャプターメニューあり
〇映像特典:英国劇場予告編( 1分45秒、4:3仕様でヴィスタ(額縁)。画質は良くない。字幕なし)
〇付属物:なし
発売・販売:20世紀フォックスjp、2014年 ディスクはMD16163(08年盤流用)
★邦盤BDは本サイトでヒットせず。出ていないのかなあ。Import BDも本サイトではヒットせず。16:9 LB(日本だけでいう、いわゆる「スクイーズ」)のBDが待たれる。
★import盤:邦盤DVD(おそらく同一マスター、仕様盤)が廉価で入手可能なので略。
2021年3月18日に日本でレビュー済み
主人公のスパイが離島に流れ着いてからがこの物語の本編だが、自分は前半の正体がバレそうになってからの、殺人・逃亡劇がなかなかスリリングで好感がもてる。(特に夜行列車のシーン)
現在発売されているDVDはスタンダードサイズでやはり物足りない。
これに似た感じの映画は「ジャッカルの日」だが、こちらの方は最近吹き替え入りでブルーレイが発売されたので、ぜひこの「針の眼」も同様にソフト化を願う!
現在発売されているDVDはスタンダードサイズでやはり物足りない。
これに似た感じの映画は「ジャッカルの日」だが、こちらの方は最近吹き替え入りでブルーレイが発売されたので、ぜひこの「針の眼」も同様にソフト化を願う!
2008年6月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ドナルド・サザーランドは、マイケル・ケインとペアリングで気になる俳優だ。それは、私にとって最高の冒険小説「鷲は舞い降りた」の映画化で、クルト・シュタイナとリーアム・デヴリンと言う類まれな魅力ある男たちを、それぞれ見事に演じてくれた事を始め、60年代から今日まで、お互い息の長いキャリアの中で、主演から脇役、善から悪まで幅広く活躍している処からだ。そして、ふたりとも、ミステリー、スリラーのジャンルに数多く出演作があるのも、ミステリー好きからすると実に嬉しい。
そのサザーランドが、頭脳明晰で冷酷な主人公を演じる今作、原作は冒険スパイ小説としてファンが多い傑作である。連合軍侵攻直前のイギリス。諜報活動をしていたドイツの辣腕スパイが連合軍上陸地を察知、情報をヒトラーに知らせるべく暗躍する様とそれを阻止しようとするイギリス情報部との息づまる攻防と、追跡を逃れて孤島に流れ着いた後の急転直下の運命のドラマ。
映画は、小説世界のエッセンスを生かしながら、孤島に逃げ延びた後の後半部に力点を置いている。そして、これがかなり面白いのだ。
非情なスパイのサザーランドの凄みと恋に落ちた後の微妙に揺れる人間的感情、背徳の情念に燃えてしまう哀しき人妻のケイト・ネリガン、ふたりの愛憎溢れる心理戦が見応え十分。
監督はリチャード・マーカンド、今作の手腕が評価されて「スターウォーズ・ジュダイの復讐」を任されたのは有名だが、あまりに大作過ぎた。今作のような、小品ながら堅実で玄人受けする映画こそが、彼には相応しかった。
そのサザーランドが、頭脳明晰で冷酷な主人公を演じる今作、原作は冒険スパイ小説としてファンが多い傑作である。連合軍侵攻直前のイギリス。諜報活動をしていたドイツの辣腕スパイが連合軍上陸地を察知、情報をヒトラーに知らせるべく暗躍する様とそれを阻止しようとするイギリス情報部との息づまる攻防と、追跡を逃れて孤島に流れ着いた後の急転直下の運命のドラマ。
映画は、小説世界のエッセンスを生かしながら、孤島に逃げ延びた後の後半部に力点を置いている。そして、これがかなり面白いのだ。
非情なスパイのサザーランドの凄みと恋に落ちた後の微妙に揺れる人間的感情、背徳の情念に燃えてしまう哀しき人妻のケイト・ネリガン、ふたりの愛憎溢れる心理戦が見応え十分。
監督はリチャード・マーカンド、今作の手腕が評価されて「スターウォーズ・ジュダイの復讐」を任されたのは有名だが、あまりに大作過ぎた。今作のような、小品ながら堅実で玄人受けする映画こそが、彼には相応しかった。
2014年2月6日に日本でレビュー済み
この作品、「知る人ぞ知る作品!」です。D・サザーランドがいい味出しています。
名作というよりも秀作といったところだと思います。個人的にお勧めですね。
DVDでも何度も見ています。
名作というよりも秀作といったところだと思います。個人的にお勧めですね。
DVDでも何度も見ています。
2006年2月19日に日本でレビュー済み
孤独です、スパイは。信じられないから信じたい、そんな衝動を逆手にとって、安全と引き換えに殺人を犯し、任務と欲望が絡まりあい、本来ならば、非情であるべきところに情を通じ。
ノルマンジー上陸作戦が背後に無ければ、主人公の上質の布で仕立てられた服が、その任務から離れるにつれてボロボロになっていくように、外側がはがれ中身も削げ落ちという、擦り切れた心理戦、不毛の北の海の景色が何を象徴しているのか、わからなくなりそうです。
深読みもできるし、報われないロマンスとしても、堕ちたスパイの末路とも取れる、良質の大人の映画です。
ノルマンジー上陸作戦が背後に無ければ、主人公の上質の布で仕立てられた服が、その任務から離れるにつれてボロボロになっていくように、外側がはがれ中身も削げ落ちという、擦り切れた心理戦、不毛の北の海の景色が何を象徴しているのか、わからなくなりそうです。
深読みもできるし、報われないロマンスとしても、堕ちたスパイの末路とも取れる、良質の大人の映画です。
2008年11月14日に日本でレビュー済み
27年前に確か試写会で観たとき(大学2回生)は普通のSpy Suspense物としか印象がなかったのですが
DVDで久しぶりに観てみると、『こりゃ大メロドラマだったんだ』と改めて気付いた次第です。
47歳になれば、流石大人の『眼』でもって映画を観る事が出来ると、自分自身感心しました。
で、Storyですが、一応Suspense物としての体裁を取っているので、詳細Reviewしちゃうとマズイですよね。
大まかな粗筋は、第二次大戦中の独逸軍の『針』と呼ばれるSpyが連合国軍の上陸作戦の拠点(勿論ノルマンディー)を
事前に察知し、それを総統へ伝えるために嵐の夜、小さな船で出航したのですが、当然遭難。
漂流した場所がHeroineケイト・ネリガン一家が住む孤島で、ケイトの看病もあって元気になる『針』。
事故で両足を失った元軍人の夫に愛されないケイトは『針』の男らしさ、優しい言葉にフラフラとなって、関係を持つ。
そして2人は愛し合うようになるのですが、『針』は連合国軍の上陸拠点が何処なのか早く総統へ連絡しないといけない。
そこから、Suspense要素がふんだんに盛り込まれた見せ場が訪れるわけですが、
いやー、ケイトが美しい事、この上ない。
撮影当時31歳にしては、ちょっと老けてるような気もするのですが、美しいんですよ。
ハタチの時と47歳の今では、女性を見る『眼』が違うのかなぁ。
ドナルドさんってまともな恋愛物に主演した事ないはずなので、この作品が唯一の愛を語る役柄だったんでは。
似合う似合わないは観る側の主観によって大きく左右されるでしょうが、やっぱりあの顔ではキツイかな。
撮影当時47歳ですから、今の私と同い年。うーん、物凄い差だ、哀しいけれど...
このメロドラマも所詮は不倫関係なんで、観ている側としては余り良い気持ちはしませんが、あのSituationでは致し方無し。
いくらComplexを抱えているとはいえ、あんな綺麗な妻を無碍に扱う夫はアキマヘン。
皆さんも気をつけましょう。奥さんには愛情を持って接する事を忘れずに...
DVDで久しぶりに観てみると、『こりゃ大メロドラマだったんだ』と改めて気付いた次第です。
47歳になれば、流石大人の『眼』でもって映画を観る事が出来ると、自分自身感心しました。
で、Storyですが、一応Suspense物としての体裁を取っているので、詳細Reviewしちゃうとマズイですよね。
大まかな粗筋は、第二次大戦中の独逸軍の『針』と呼ばれるSpyが連合国軍の上陸作戦の拠点(勿論ノルマンディー)を
事前に察知し、それを総統へ伝えるために嵐の夜、小さな船で出航したのですが、当然遭難。
漂流した場所がHeroineケイト・ネリガン一家が住む孤島で、ケイトの看病もあって元気になる『針』。
事故で両足を失った元軍人の夫に愛されないケイトは『針』の男らしさ、優しい言葉にフラフラとなって、関係を持つ。
そして2人は愛し合うようになるのですが、『針』は連合国軍の上陸拠点が何処なのか早く総統へ連絡しないといけない。
そこから、Suspense要素がふんだんに盛り込まれた見せ場が訪れるわけですが、
いやー、ケイトが美しい事、この上ない。
撮影当時31歳にしては、ちょっと老けてるような気もするのですが、美しいんですよ。
ハタチの時と47歳の今では、女性を見る『眼』が違うのかなぁ。
ドナルドさんってまともな恋愛物に主演した事ないはずなので、この作品が唯一の愛を語る役柄だったんでは。
似合う似合わないは観る側の主観によって大きく左右されるでしょうが、やっぱりあの顔ではキツイかな。
撮影当時47歳ですから、今の私と同い年。うーん、物凄い差だ、哀しいけれど...
このメロドラマも所詮は不倫関係なんで、観ている側としては余り良い気持ちはしませんが、あのSituationでは致し方無し。
いくらComplexを抱えているとはいえ、あんな綺麗な妻を無碍に扱う夫はアキマヘン。
皆さんも気をつけましょう。奥さんには愛情を持って接する事を忘れずに...
他の国からのトップレビュー
NGreen
5つ星のうち5.0
Very Good
2022年10月17日にカナダでレビュー済みAmazonで購入
Saw this film when it was first released - Enjoyable to watch
Amazon Customer
5つ星のうち5.0
Donald Sutherland at his best, worst.
2024年3月17日にアメリカ合衆国でレビュー済みAmazonで購入
Mr. Sutherland plays a Nazi sympathising Irishman and is at times at his chilling best. Amply supported by a fine cast this thriller set mostly in Scotland will have you at the end of your seats, undoubtedly like Ken Follett's best-seller had millions of readers. The film looks and sounds fantastic and there's a commentary track by Music Historian Jon Burlingame and Film Historians Julie Redman & Nick Redman, well worth listening to. An 8-page booklet and a trailer rounds up the extras.
Lara
5つ星のうち5.0
Fedele al libro
2023年1月14日にイタリアでレビュー済みAmazonで購入
Molto fedele al libro, con tutti gli accorgimenti e tagli che un film è costretto a fare, ma molto fedele al capolavoro di Ken Follet
Francisco Arruga
5つ星のうち5.0
No sería espía para nadie
2019年7月12日にスペインでレビュー済みAmazonで購入
Todo OK. Buena película, casi tanto como la novela. Las actuaciones muy bien, así como la dirección y el montaje. Recomendable.
\m/arcolino
5つ星のうち5.0
Erstklassige Romanverfilmung mit einem genialen DONALD SUTHERLAND!
2019年1月17日にドイツでレビュー済みAmazonで購入
Ich bin ein begeisterter Leser der Bücher von KEN FOLLETT, ich habe sie wirklich alle gelesen. Zu Beginn seiner Karriere hat er überwiegend Spionageromane geschrieben, einer seiner besten ist definitiv „Die Nadel“.
Nun ist es ja immer so eine Sache wenn Romane verfilmt werden, die einem in Buchform sehr gut gefallen haben. Das Ergebnis ist in den meisten Fällen ernüchternd, manchmal sehr enttäuschend.
Im Fall von „Die Nadel“ ist das definitiv nicht so, RICHARD MARQUAND hat aus der Romanvorlage einen richtig spannenden Film gemacht.
MARQUAND baut ganz langsam Spannung auf, er nimmt sich Zeit und führt den Zuschauer Schritt für Schritt zum Finale. GERORGE LUCAS war von MARQUANDS Regiearbeit so begeistert, dass er ihn sofort für „Die Rückkehr der Jedi-Ritter“ verpflichtete.
Der Film funktioniert aber nur so gut, weil mit DONALD SUTHERLAND ein erstklassiger und perfekt passender Darsteller für die Figur des Meisterspions „Die Nadel“ gefunden wurde. Es ist die ruhige und kontrollierte Art wie er den „Heinrich Faber“ spielt, die diese Figur so glaubwürdig erscheinen lässt. „Faber“ ist kaltblütig und brutal, er beseitigt emotionslos alle die ihm gefährlich werden könnten.
Die Story dreht sich um den deutschen Spion HEINRICH FABER (Donald Sutherland), der im Zweiten Weltkrieg als deutscher Spion in England unterwegs ist. Seinen Decknamen „Die Nadel“ hat er bekommen, weil seine bevorzugte Mordwaffe ein Stilett ist.
Eines Tages entdeckt FABER, dass die britische Invasionsarmee nur aus Attrappen von Kampfflugzeugen besteht, um vom geplanten Invasionsort in der Normandie abzulenken. Diese Nachricht soll er persönlich dem „Führer“ überbringen, doch die Briten kommen ihm auf die Spur. Auf seiner Flucht nach Schottland, wo vor der Küste ein deutsches U-Boot auf ihn wartet, zieht FABER eine blutige Spur hinter sich her, denn er hat alle ermordet, die für ihn gefährlich werden könnten.
Doch die britische Spionageabwehr ist ihm dicht auf den Fersen, weswegen FABER gezwungen ist, immer größere Risiken einzugehen …..
Mein Fazit: „Die Nadel“ ist ein erstklassiger Spionagethriller, der mit ganz wenig Aufwand gedreht wurde. Es ist vor allem der erstklassigen Regie und dem Hauptdarsteller zu verdanken, dass dieser Film zu keinem Zeitpunkt langweilig wird.
Ich finde den Film einfach großartig und kann ihn bedenkenlos empfehlen, denn auch heute noch, fast vierzig Jahre später, hat er nichts von seiner Klasse eingebüßt!
Nun ist es ja immer so eine Sache wenn Romane verfilmt werden, die einem in Buchform sehr gut gefallen haben. Das Ergebnis ist in den meisten Fällen ernüchternd, manchmal sehr enttäuschend.
Im Fall von „Die Nadel“ ist das definitiv nicht so, RICHARD MARQUAND hat aus der Romanvorlage einen richtig spannenden Film gemacht.
MARQUAND baut ganz langsam Spannung auf, er nimmt sich Zeit und führt den Zuschauer Schritt für Schritt zum Finale. GERORGE LUCAS war von MARQUANDS Regiearbeit so begeistert, dass er ihn sofort für „Die Rückkehr der Jedi-Ritter“ verpflichtete.
Der Film funktioniert aber nur so gut, weil mit DONALD SUTHERLAND ein erstklassiger und perfekt passender Darsteller für die Figur des Meisterspions „Die Nadel“ gefunden wurde. Es ist die ruhige und kontrollierte Art wie er den „Heinrich Faber“ spielt, die diese Figur so glaubwürdig erscheinen lässt. „Faber“ ist kaltblütig und brutal, er beseitigt emotionslos alle die ihm gefährlich werden könnten.
Die Story dreht sich um den deutschen Spion HEINRICH FABER (Donald Sutherland), der im Zweiten Weltkrieg als deutscher Spion in England unterwegs ist. Seinen Decknamen „Die Nadel“ hat er bekommen, weil seine bevorzugte Mordwaffe ein Stilett ist.
Eines Tages entdeckt FABER, dass die britische Invasionsarmee nur aus Attrappen von Kampfflugzeugen besteht, um vom geplanten Invasionsort in der Normandie abzulenken. Diese Nachricht soll er persönlich dem „Führer“ überbringen, doch die Briten kommen ihm auf die Spur. Auf seiner Flucht nach Schottland, wo vor der Küste ein deutsches U-Boot auf ihn wartet, zieht FABER eine blutige Spur hinter sich her, denn er hat alle ermordet, die für ihn gefährlich werden könnten.
Doch die britische Spionageabwehr ist ihm dicht auf den Fersen, weswegen FABER gezwungen ist, immer größere Risiken einzugehen …..
Mein Fazit: „Die Nadel“ ist ein erstklassiger Spionagethriller, der mit ganz wenig Aufwand gedreht wurde. Es ist vor allem der erstklassigen Regie und dem Hauptdarsteller zu verdanken, dass dieser Film zu keinem Zeitpunkt langweilig wird.
Ich finde den Film einfach großartig und kann ihn bedenkenlos empfehlen, denn auch heute noch, fast vierzig Jahre später, hat er nichts von seiner Klasse eingebüßt!
\m/arcolino
2019年1月17日にドイツでレビュー済み
Nun ist es ja immer so eine Sache wenn Romane verfilmt werden, die einem in Buchform sehr gut gefallen haben. Das Ergebnis ist in den meisten Fällen ernüchternd, manchmal sehr enttäuschend.
Im Fall von „Die Nadel“ ist das definitiv nicht so, RICHARD MARQUAND hat aus der Romanvorlage einen richtig spannenden Film gemacht.
MARQUAND baut ganz langsam Spannung auf, er nimmt sich Zeit und führt den Zuschauer Schritt für Schritt zum Finale. GERORGE LUCAS war von MARQUANDS Regiearbeit so begeistert, dass er ihn sofort für „Die Rückkehr der Jedi-Ritter“ verpflichtete.
Der Film funktioniert aber nur so gut, weil mit DONALD SUTHERLAND ein erstklassiger und perfekt passender Darsteller für die Figur des Meisterspions „Die Nadel“ gefunden wurde. Es ist die ruhige und kontrollierte Art wie er den „Heinrich Faber“ spielt, die diese Figur so glaubwürdig erscheinen lässt. „Faber“ ist kaltblütig und brutal, er beseitigt emotionslos alle die ihm gefährlich werden könnten.
Die Story dreht sich um den deutschen Spion HEINRICH FABER (Donald Sutherland), der im Zweiten Weltkrieg als deutscher Spion in England unterwegs ist. Seinen Decknamen „Die Nadel“ hat er bekommen, weil seine bevorzugte Mordwaffe ein Stilett ist.
Eines Tages entdeckt FABER, dass die britische Invasionsarmee nur aus Attrappen von Kampfflugzeugen besteht, um vom geplanten Invasionsort in der Normandie abzulenken. Diese Nachricht soll er persönlich dem „Führer“ überbringen, doch die Briten kommen ihm auf die Spur. Auf seiner Flucht nach Schottland, wo vor der Küste ein deutsches U-Boot auf ihn wartet, zieht FABER eine blutige Spur hinter sich her, denn er hat alle ermordet, die für ihn gefährlich werden könnten.
Doch die britische Spionageabwehr ist ihm dicht auf den Fersen, weswegen FABER gezwungen ist, immer größere Risiken einzugehen …..
Mein Fazit: „Die Nadel“ ist ein erstklassiger Spionagethriller, der mit ganz wenig Aufwand gedreht wurde. Es ist vor allem der erstklassigen Regie und dem Hauptdarsteller zu verdanken, dass dieser Film zu keinem Zeitpunkt langweilig wird.
Ich finde den Film einfach großartig und kann ihn bedenkenlos empfehlen, denn auch heute noch, fast vierzig Jahre später, hat er nichts von seiner Klasse eingebüßt!
このレビューの画像