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365日でわかる世界史 Audible版 – 完全版
『世界と日本がわかる最強の世界史』など著書140冊、
博覧強記のベストセラー作家が贈る、各国事情解説の決定版。
・1~10トラックで1つの国の歴史がすべて把握できる。
・「大人として恥ずかしくない」教養が1冊で身につく。
・教科書ではバラバラだった情報が1つの流れとして頭に入る。
世界史の勉強に手が出なかったあなたへ…
この365の基礎知識が「本物の教養」への扉を開く。
目次
[概説]
1~10 通史/11~21 国家とは/22~25 人類とは~
[国別]
26~56 東アジア/57~97 西欧/98~125 東欧/126~153 中東/154~174 南アジア/175~183 大洋州/184~211 アフリカ/212~243 アメリカ
[経済と科学技術]
244~252 経済/253~257 金融/258~267 地球環境/268~279 科学技術
[文化史]
280~289 美術/290~299 建築/300~321 音楽/322~329 映画/330~331 生活/332~338 文芸/339~355 スポーツ
[外交]
356~365 国際関係
著者:八幡和郎(やわた・かずお)
1951年、滋賀県大津市に生まれる。東京大学法学部を卒業後、通商産業省(現・経済産業省)に入省。北西アジア課長、大臣官房情報管理課長、国土庁長官官房参事官などを歴任。在職中にフランスの国立行政学院(ENA)に留学。現在は徳島文理大学大学院教授を務めるほか、作家、評論家として活躍中。著書は140冊を超える。
※本商品は『365日でわかる世界史(単行本)』[清談社Publico刊 八幡和郎 著 ISBN: 9784909979063 384頁 1,800円(税別)]をオーディオ化したものです。
本タイトルには付属資料・PDFが用意されています。ご購入後、PCサイトのライブラリー、またはアプリ上の「目次」からご確認ください。
本タイトルは12時間を超えるため、パートごとに分割してダウンロードすることができます。
- 再生時間18 時間 54 分
- 配信日(Audible)2023/11/13
- 言語日本語
- ASINB0CMQ7RCLP
- バージョン完全版
- フォマットオーディオブック
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登録情報
再生時間 | 18 時間 54 分 |
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著者 | 八幡 和郎 |
ナレーター | 佐々木 健 |
配信日(Audible.co.jp) | 2023/11/13 |
制作 | パンローリング株式会社 |
フォマット | オーディオブック |
バージョン | 完全版 |
言語 | 日本語 |
ASIN | B0CMQ7RCLP |
Amazon 売れ筋ランキング | - 14,171位Audibleオーディオブック (Audibleオーディオブックの売れ筋ランキングを見る) - 295位エンターテインメント・舞台芸術 - 153,866位エンターテイメント (本) |
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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それより面白いのは、分野ごとの100選ものだ。スポーツ選手、文芸思想、美術、音楽、映画、建築、神社、寺院、城などなんでもありで、いわばミシュランである。著者の意見と云うよりは、さまざまな人の評価を総合しているらしいが、この手のものはあまりないから面白い。たとえば、アスリート100人のを私の家族で議論してみて、世代ごとの知識と評価があまりにも違うので驚いた。
89pの「維新後の1968年1月に薩摩の大久保利通」は「1868年」の間違いです。
191pの富山市八尾(やお)の振り仮名は「やつお」の間違いです。「おわら風の盆」で有名ですから。
218pの「グラバー邸や浦上天主堂、丸山の歓楽街は東側の高台にある。」と書かれていますが、グラバー園の横には大浦天主堂があります。浦上天主堂とはかなり位置が離れていますので、これは「大浦天主堂」の間違いですね。
277pに「大原三千院は天台声明の魚山派を伝える道場」と書かれていますが、この道場は正確には三千院の隣の「勝林院」ですね。「大原問答」で有名です。
288pの「太平洋戦争が勃発すると、軍国歌謡一色となっていく。その最も有名な楽曲といえば、1942年の『軍艦マーチ』であろう。」と書かれていますが、『軍艦マーチ』の作曲(編曲)年は1900年です。日露戦争からずっと流行ったわけですから、明らかな間違いです。
292pの「1980年代は女性バンドの活躍が目覚ましく、レベッカ、プリンセスプリンセス、SHOW-YA」とありますが、レベッカをガールズ・バンドに入れるのを間違いですね。ヴォーカルのNOKKOのイメージに引きずられたのでしょう。
345pの「1647年からの応仁の乱による火災」は「1467年」の間違いです。
348pの豊臣秀吉の記述の後に「この時代は豪奢な文化が栄え、狩野永徳や尾形光琳が出る一方、千利休の侘び寂びの文化も確立した。秀吉のあと天下を取った徳川家康」という文の流れです。秀吉と家康の間の時代ですから「尾形光琳(1658~1716)」がここに入るはずはないですね。時代が相当違いますから。入れるとしたら長谷川等伯でしょう。
全体を通して、日本の高校の教科書の記述とは違う日本史の捉え方で、それにはとても閉口しています。
筆者の論調が、記紀史観に基づき正しいとするならば、神武天皇と崇神天皇はいずれも「ハツクニシラススメラミコト」とあるように国を初めて統治した人物が2人いるということになります。27pに理由が書かれていましたが。納得できる説明ではありません。
日本書紀の干支は絶対だとするから、一人の治世が100年近くになってしまうのです。122pに細かく書かれていました。皇紀の考え方が令和でも生きているのも困ったものです。戦前の皇国史観の様な記述でした。
渡来人を帰化人と記すのはまだ可愛いもので、満州事変に対する記述では「中国は容赦なく日本の正当な権益も攻撃し、蒋介石が北伐で政権を取るとそれがさらにエスカレートし、その結果として起きたのが満州事変であり、満洲国の建国である。」という記述を見て驚いています。日本の教科書とは全く違うスタンスで、因果関係などへのエビデンスを知りたかったですね。
「卑弥呼は反天皇制プロパガンダのアイドルだった(30p)」と書かれています。この認識は初めて知りました。そんな見方もあるのですね。
大日本帝国を愛するあまり、それ以前の江戸時代を暗黒の世とするのもおかしな論調です。「李氏朝鮮流の朱子学が国教化された暗黒時代(70p)」とのこと。紙や物、排泄物までリサイクルしていて清潔だった江戸の街は今でいうSDGsを実践していた町です。当時のパリやロンドンよりずっと清潔だというエピソードは幕末に日本を訪れた外国人の手記にも残っています。江戸の文化の素晴らしさがあるから錦絵(浮世絵)や琳派、陶芸などの成熟した江戸時代の文化が世界で認められているのですが。日本人として誇りを持って江戸時代を評価してきました。
「日清戦争の李氏朝鮮との関係」の記述の中で、日本軍による李氏朝鮮の王妃閔妃の暗殺(乙未事変)に触れないのも筆者の見識でしょうか。教科書に書かれている事変ですが。
筆者は東京大学卒で、高級官僚として出世し、現在も教授として知識人階級に属しています。だからでしょうか、高度成長期の宰相たちに対して「学歴でいえば東京大学卒はわずかに2人で、まともな職業経験がない人も多い(114p)」と辛らつでした。上から目線と言われても仕方がないですね。
「世襲できるということは、才能を必要としないということだ(137p)」と鋭く言い放っています。一理ありますが、これで言うと今の代議士のほとんどは世襲制ですから筆者の矛先もそこに向いていると考えて良いのでしょうね。
かなり上から目線なのも鼻についた。