読みだしたら一気でした。
ネタバレになるかと思うので先にお断りしておきます。
成功体験の喜びとか、なにくそと這い上がったエピソードとかはあんまりなくて、先輩や同期、ご家族など身近な人々に対する愛情はきめ細かく描かれているけれど、自身についてはずっとリアルな不安とか孤独などが綴られていて、そのどんより感に共感する人も多いんじゃないかと思いました。
まず私がそうでした。
しずるのファンになって村上さんのnoteも拝見していたし、以前コンビとして出されたご著書「しずかにながるる」も拝読していたので、それの続きを読むイメージで読み始めました。
しかし、noteにも「しずかにながるる」にも重なる部分がありましたが、「裸々」で大きく違うのは村上さんの主観が貫かれていたことです。
自伝(風エッセイ)だしそりゃそうだとは思いますが、池田さんに対する正直な思いがここまで赤裸々に綴られているんだとそこに驚き、それも相当しんどい作業なんではないかと思いました
「しずかにながるる」を読んだ時も、私はこの続きを目の当たりにしているのだと楽しみ及びうれしい気持ちでしたが、「裸々」も、しずるがまだ発展途上の上にいるのだということを再確認させてくれるものでありました。
もちろんコンビを代表するような完成されたコントはいくつもあるけれど、コンビとして、まだまだ伸びしろがあるのだと。
ファンとしての感想を語りましたが、当時のお笑いがお好きだった方にも大変面白い本だと思うし、現在いろいろと煮詰まってしまっている方にも共感できる本だと思います。
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裸々 単行本 – 2022/3/25
村上 純
(著)
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お互いネタを書くコンビだから「しずる」はぶつかりあった。
実力派コント芸人として若くして売れた「しずる」村上純が歩んできた芸人人生を赤裸々に綴った自伝的エッセイ。
これまで語られることのなかった冴えなかった子供時代になぜ“芸人”を目指したのか。
NSCで仲間との出会いや、尊敬するピース又吉直樹との親交、謹慎事件の裏話、
そして相方との壮絶な仲違いとその先で見つけたもの。
お笑い、そして相方と向き合い続けたからこそ、得られたものがそこにはあった。
実力派コント芸人として若くして売れた「しずる」村上純が歩んできた芸人人生を赤裸々に綴った自伝的エッセイ。
これまで語られることのなかった冴えなかった子供時代になぜ“芸人”を目指したのか。
NSCで仲間との出会いや、尊敬するピース又吉直樹との親交、謹慎事件の裏話、
そして相方との壮絶な仲違いとその先で見つけたもの。
お笑い、そして相方と向き合い続けたからこそ、得られたものがそこにはあった。
- 本の長さ344ページ
- 言語日本語
- 出版社KADOKAWA
- 発売日2022/3/25
- 寸法13 x 2.1 x 19 cm
- ISBN-104048931032
- ISBN-13978-4048931038
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商品の説明
著者について
●村上 純:1981年、東京生まれ。成蹊大学法学部卒業。
吉本興業所属。
2003年、池田一真とお笑いコンビ「しずる」を結成し、青春コントで一躍人気に。
著書に『しずかにながるる』(共著、ワニブックス)、『30秒で「思いが伝わる」技術』(共著、PHP研究所)、『人生で大切なことはラーメン二郎に学んだ』(光文社新書)、『短編小説集 青春箱』(双葉社)がある。
吉本興業所属。
2003年、池田一真とお笑いコンビ「しずる」を結成し、青春コントで一躍人気に。
著書に『しずかにながるる』(共著、ワニブックス)、『30秒で「思いが伝わる」技術』(共著、PHP研究所)、『人生で大切なことはラーメン二郎に学んだ』(光文社新書)、『短編小説集 青春箱』(双葉社)がある。
登録情報
- 出版社 : KADOKAWA (2022/3/25)
- 発売日 : 2022/3/25
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 344ページ
- ISBN-10 : 4048931032
- ISBN-13 : 978-4048931038
- 寸法 : 13 x 2.1 x 19 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 135,043位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 506位外国のエッセー・随筆
- - 25,594位ノンフィクション (本)
- カスタマーレビュー:
イメージ付きのレビュー
5 星
しずる感ある若手芸人の話
芸人さんという特殊な世界の話を覗き見できるのかと思い読み進めると思ってた以上に共感できるシーンが多くてびっくり!自分の恥ずかしかった学生時代の思い出が色々と蘇ってきまきた。作中にも出てくるピース又吉さんがセリフの再現度がスゴイ!と仰ってたのがすごい納得で、又吉さんと2人でサッカーボールを蹴り合うシーンは画が鮮明に浮かび声を出して笑った!コンビを組むシーンでは、今までも色んなエピソードを聞いたことがあったが、一番鮮明に丁寧に描かれていて、自分もその場にいたかのような気持ちになり、恥ずかし過ぎて一度本を閉じた。売れていく中で芸人が裏では何を考えているかが個人的な話しなのにその丁寧さにより客観性があり臨場感を感じられる内容。お笑い好きにはもちろんたまらない内容でありながら一般人の僕も共感できたり自分はどうだったろう?と省みるキッカケを作ってくれて読後は僕も頑張らないと!と思える小説でした。
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上位レビュー、対象国: 日本
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2022年4月4日に日本でレビュー済み
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しずるが好きな方に限らず、お笑いが好きな方にも読んで欲しいと思いました!(特に『レッドカーペット』『レッドシアター』を見ていた方)
青春コントでブレイクした村上さんの当時の感情が印象的でした。その後の裏側もこの本のタイトル通り書かれています。
村上さんのことも、この作品の中に登場する芸人さんのことも好きになります!
最後に帯コメントがあの奥田民生さん…強過ぎます。
青春コントでブレイクした村上さんの当時の感情が印象的でした。その後の裏側もこの本のタイトル通り書かれています。
村上さんのことも、この作品の中に登場する芸人さんのことも好きになります!
最後に帯コメントがあの奥田民生さん…強過ぎます。
2022年5月13日に日本でレビュー済み
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私はレッドシアターが大好きで、しずるさんはレッドシアターの時から知ったのですが、そこまでの背景、それからのしずるさんたちを知ることができ、感銘を受けました。本の名前通り本当に赤裸々に書かれていて、村上さんの人生の中身に入って歩んだように感じました。この本をきっかけにしずるさんをより好きになりましたし、私も頑張ろうと思えましたし、感情がたかぶって胸がドキドキしてます。この本を書いてくださって本当にありがとうございます。最高です!!
2022年4月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「あいつって昔からこうだし。それが面白い。」っていう相性が一番良いっぽい。演じ続けるのは無理、ってことに気づく強さ。「誰と一緒に、どんなふうにこの先歩いていくのか?」と、「自分の人生を歩く」というバランスが絶妙。それぞれがコントのネタをかく、クリエイターチームでした。その軌跡が読みやすくずっと笑ってとても元気をもらえました。コンビ20年目にして初めて『しずる』さんを知り、youtubeで初めてコントを見ました。シナリオ愛でした。
2022年5月7日に日本でレビュー済み
芸人さんという特殊な世界の話を覗き見できるのかと思い読み進めると思ってた以上に共感できるシーンが多くてびっくり!
自分の恥ずかしかった学生時代の思い出が色々と蘇ってきまきた。
作中にも出てくるピース又吉さんがセリフの再現度がスゴイ!と仰ってたのがすごい納得で、又吉さんと2人でサッカーボールを蹴り合うシーンは画が鮮明に浮かび声を出して笑った!
コンビを組むシーンでは、今までも色んなエピソードを聞いたことがあったが、一番鮮明に丁寧に描かれていて、自分もその場にいたかのような気持ちになり、恥ずかし過ぎて一度本を閉じた。
売れていく中で芸人が裏では何を考えているかが個人的な話しなのにその丁寧さにより客観性があり臨場感を感じられる内容。
お笑い好きにはもちろんたまらない内容でありながら一般人の僕も共感できたり自分はどうだったろう?と省みるキッカケを作ってくれて読後は僕も頑張らないと!と思える小説でした。
自分の恥ずかしかった学生時代の思い出が色々と蘇ってきまきた。
作中にも出てくるピース又吉さんがセリフの再現度がスゴイ!と仰ってたのがすごい納得で、又吉さんと2人でサッカーボールを蹴り合うシーンは画が鮮明に浮かび声を出して笑った!
コンビを組むシーンでは、今までも色んなエピソードを聞いたことがあったが、一番鮮明に丁寧に描かれていて、自分もその場にいたかのような気持ちになり、恥ずかし過ぎて一度本を閉じた。
売れていく中で芸人が裏では何を考えているかが個人的な話しなのにその丁寧さにより客観性があり臨場感を感じられる内容。
お笑い好きにはもちろんたまらない内容でありながら一般人の僕も共感できたり自分はどうだったろう?と省みるキッカケを作ってくれて読後は僕も頑張らないと!と思える小説でした。
芸人さんという特殊な世界の話を覗き見できるのかと思い読み進めると思ってた以上に共感できるシーンが多くてびっくり!
自分の恥ずかしかった学生時代の思い出が色々と蘇ってきまきた。
作中にも出てくるピース又吉さんがセリフの再現度がスゴイ!と仰ってたのがすごい納得で、又吉さんと2人でサッカーボールを蹴り合うシーンは画が鮮明に浮かび声を出して笑った!
コンビを組むシーンでは、今までも色んなエピソードを聞いたことがあったが、一番鮮明に丁寧に描かれていて、自分もその場にいたかのような気持ちになり、恥ずかし過ぎて一度本を閉じた。
売れていく中で芸人が裏では何を考えているかが個人的な話しなのにその丁寧さにより客観性があり臨場感を感じられる内容。
お笑い好きにはもちろんたまらない内容でありながら一般人の僕も共感できたり自分はどうだったろう?と省みるキッカケを作ってくれて読後は僕も頑張らないと!と思える小説でした。
自分の恥ずかしかった学生時代の思い出が色々と蘇ってきまきた。
作中にも出てくるピース又吉さんがセリフの再現度がスゴイ!と仰ってたのがすごい納得で、又吉さんと2人でサッカーボールを蹴り合うシーンは画が鮮明に浮かび声を出して笑った!
コンビを組むシーンでは、今までも色んなエピソードを聞いたことがあったが、一番鮮明に丁寧に描かれていて、自分もその場にいたかのような気持ちになり、恥ずかし過ぎて一度本を閉じた。
売れていく中で芸人が裏では何を考えているかが個人的な話しなのにその丁寧さにより客観性があり臨場感を感じられる内容。
お笑い好きにはもちろんたまらない内容でありながら一般人の僕も共感できたり自分はどうだったろう?と省みるキッカケを作ってくれて読後は僕も頑張らないと!と思える小説でした。
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