Amazonプライム無料体験について
プライム無料体験をお試しいただけます
プライム無料体験で、この注文から無料配送特典をご利用いただけます。
非会員 | プライム会員 | |
---|---|---|
通常配送 | ¥460 - ¥500* | 無料 |
お急ぎ便 | ¥510 - ¥550 | |
お届け日時指定便 | ¥510 - ¥650 |
*Amazon.co.jp発送商品の注文額 ¥3,500以上は非会員も無料
無料体験はいつでもキャンセルできます。30日のプライム無料体験をぜひお試しください。
新品:
¥781¥781 税込
発送元: Amazon.co.jp 販売者: Amazon.co.jp
中古品 - 良い
¥18¥18 税込
配送料 ¥256 4月7日-8日にお届け
発送元: もったいない本舗 ※通常24時間以内に出荷可能です。※商品状態保証。 販売者: もったいない本舗 ※通常24時間以内に出荷可能です。※商品状態保証。

無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
村上朝日堂 (新潮文庫) 文庫 – 1987/2/27
購入オプションとあわせ買い
- 本の長さ336ページ
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日1987/2/27
- 寸法14.8 x 10.5 x 2 cm
- ISBN-104101001324
- ISBN-13978-4101001326
よく一緒に購入されている商品

この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
出版社より
![]()
象工場のハッピーエンド
|
![]()
村上朝日堂
|
![]()
螢・納屋を焼く・その他の短編
|
![]()
世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド〔上・下〕
|
![]()
村上朝日堂の逆襲
|
![]()
日出る国の工場
|
|
---|---|---|---|---|---|---|
カスタマーレビュー |
5つ星のうち4.2 53
|
5つ星のうち4.3 98
|
5つ星のうち4.2 277
|
5つ星のうち4.3 422
|
5つ星のうち4.5 80
|
5つ星のうち4.4 56
|
価格 | ¥781¥781 | ¥781¥781 | ¥605¥605 | ¥935¥935 | ¥1¥1 | ¥935¥935 |
【新潮文庫】村上春樹 作品 | 都会的なセンチメンタリズムに充ちた 13 の短編と、カラフルなイラストが奏でる素敵なハーモニー。語り下ろし対談も収録した新編集。 | ビールと豆腐と引越しが好きで、蟻ととかげと毛虫が嫌い。素晴らしき春樹ワールドに水丸画伯のクールなイラストを添えたコラム集。 | もう戻っては来ないあの時の、まなざし、語らい、想い、そして痛み。静閑なリリシズムと奇妙なユーモア感覚が交錯する短編 7 作。 | 老博士が〈私〉の意識の核に組み込んだ、ある思考回路。そこに隠された秘密を巡って同時進行する、幻想世界と冒険活劇の二つの物語。〈谷崎潤一郎賞受賞〉 | 交通ストと床屋と教訓的な話が好きで、高いところと猫のいない生活とスーツが苦手。御存じのコンビが読者に贈る素敵なエッセイ。 | 好奇心で選んだ七つの工場を、御存じ、春樹&水丸コンビが訪ねます。カラーイラストとエッセイでつづる、楽しい〈工場〉訪問記。 |
![]()
ランゲルハンス島の午後
|
![]()
雨天炎天―ギリシャ・トルコ辺境紀行―
|
![]()
村上朝日堂 はいほー!
|
![]()
ねじまき鳥クロニクル 第1部~第3部
|
![]()
夜のくもざる―村上朝日堂短篇小説―
|
![]()
村上春樹、河合隼雄に会いにいく
|
|
---|---|---|---|---|---|---|
カスタマーレビュー |
5つ星のうち4.2 117
|
5つ星のうち4.2 301
|
5つ星のうち4.4 84
|
5つ星のうち4.3 438
|
5つ星のうち4.3 78
|
5つ星のうち4.3 417
|
価格 | ¥825¥825 | ¥572¥572 | ¥539¥539 | ¥880¥880 | ¥990¥990 | ¥737¥737 |
カラフルで夢があふれるイラストと、その隣に気持ちよさそうに寄りそうハートウォーミングなエッセイでつづる 25 編。 | ギリシャ正教の聖地アトスをひたすら歩くギリシャ編。一転、四駆を駆ってトルコ一周の旅へ──。タフでワイルドな冒険旅行! | 本書を一読すれば、誰でも村上ワールドの仲間になれます。安西水丸画伯のイラスト入りで贈る、村上春樹のエッセンス、全 31 編! | ’84 年の世田谷の路地裏から’38 年の満州蒙古国境、駅前のクリーニング店から意識の井戸の底まで、探索の年代記は開始される。〈読売文学賞受賞〉 | 読者が参加する小説「ストッキング」から、全篇関西弁で書かれた「ことわざ」まで、謎とユーモアに満ちた「超短篇」小説 36本。 | アメリカ体験や家族問題、オウム事件と阪神大震災の衝撃などを深く論じながら、ポジティブな新しい生き方を探る長編対談。 |
![]()
村上朝日堂ジャーナル うずまき猫のみつけかた
|
![]()
村上朝日堂はいかにして鍛えられたか
|
![]()
辺境・近境
|
![]()
辺境・近境 写真篇
|
![]()
神の子どもたちはみな踊る
|
![]()
もし僕らのことばがウィスキーであったなら
|
|
---|---|---|---|---|---|---|
カスタマーレビュー |
5つ星のうち4.4 104
|
5つ星のうち4.7 68
|
5つ星のうち4.3 303
|
5つ星のうち4.4 17
|
5つ星のうち4.3 477
|
5つ星のうち4.4 513
|
価格 | ¥880¥880 | ¥693¥693 | ¥649¥649 | ¥924¥924 | ¥693¥693 | ¥737¥737 |
マラソンで足腰を鍛え、「猫が喜ぶビデオ」の効果に驚き、車が盗まれ四苦八苦。水丸画伯と陽子夫人の絵と写真満載のアメリカ滞在記。 | 「裸で家事をする主婦は正しいか」「宇宙人に知られたくない言葉とは?」’90 年代の日本を綴って 10 年。「村上朝日堂」最新作! | 自動小銃で脅かされたメキシコ、無人島トホホ潜入記、うどん三昧の讃岐紀行、震災で失われた故郷・神戸……。涙と笑いの 7 つの旅。 | 春樹さんが抱いた虎の子も、無人島で水をかぶったライカの写真も、みんな写ってます!同行した松村映三が撮った旅の写真帖。 | 一九九五年一月、地震はすべてを壊滅させた。そして二月、人々の内なる廃墟が静かに共振する──。深い闇の中に光を放つ六つの物語。 | アイラ島で蒸溜所を訪れる。アイルランドでパブをはしごする。二大聖地で出会ったウィスキーと人と──。芳醇かつ静謐なエッセイ。 |
![]()
村上ラヂオ 1~3
|
![]()
ポートレイト・イン・ジャズ
|
![]()
海辺のカフカ〔上・下〕
|
![]()
東京奇譚集
|
![]()
1Q84 BOOK1~3
|
![]()
村上春樹 雑文集
|
|
---|---|---|---|---|---|---|
カスタマーレビュー |
5つ星のうち4.3 214
|
5つ星のうち4.3 210
|
5つ星のうち4.3 842
|
5つ星のうち4.3 589
|
5つ星のうち4.4 408
|
5つ星のうち4.2 148
|
価格 | ¥649¥649 | ¥1,100¥1,100 | ¥1,045¥1,045 | ¥693¥693 | ¥825¥825 | ¥935¥935 |
いつもオーバーの中に子犬を抱いているような、ほのぼのとした毎日をすごしたいあなたに贈る、ちょっと変わった50のエッセイ。 | 青春時代にジャズと蜜月を過ごした二人が、それぞれの想いを託した愛情あふれるジャズ名鑑。単行本二冊に新編を加えた増補決定版。 | 田村カフカは 15歳の日に家出した。姉と並んだ写真を持って。世界でいちばんタフな少年になるために。ベストセラー、待望の文庫化。 | 奇譚=それはありそうにない、でも真実の物語。都会の片隅で人々が迷い込んだ、偶然と驚きにみちた 5 つの不思議な世界! | 不思議な月が浮かび、リトル・ピープルが棲すむ1Q84年の世界……深い謎を孕みながら、青豆と天吾の壮大な物語が始まる。〈毎日出版文化省受賞〉 | デビュー小説『風の歌を聴け』受賞の言葉から伝説のエルサレム賞スピーチ「壁と卵」まで、全篇書下ろし序文付きの 69 編、保存版! |
![]()
職業としての小説家
|
![]()
村上さんのところ
|
![]()
騎士団長殺し 第1部~第2部
|
![]()
本当の翻訳の話をしよう 増補版
|
![]()
小澤征爾さんと、音楽について話をする
|
![]()
みみずくは黄昏に飛びたつ
|
|
---|---|---|---|---|---|---|
カスタマーレビュー |
5つ星のうち4.5 353
|
5つ星のうち4.4 83
|
5つ星のうち4.4 359
|
5つ星のうち4.2 56
|
5つ星のうち4.5 334
|
5つ星のうち4.5 369
|
価格 | ¥825¥825 | ¥1,100¥1,100 | ¥825¥825 | ¥880¥880 | ¥880¥880 | ¥825¥825 |
小説家とはどんな人間なのか……デビュー時の逸話や文学賞の話、長編小説の書き方まで村上春樹が自らを語り尽くした稀有な一冊! | 世界中から怒濤の質問 3万 7465 通!1億PVの人気サイトの名回答・珍問答を厳選して収録。フジモトマサルのイラスト付。 | 一枚の絵が秘密の扉を開ける──妻と別離し、小田原の山荘に暮らす孤独な画家の前に顕あられわた騎士団長とは。村上文学の新たなる結晶! | 翻訳は「塩せんべい」で小説は「チョコレート」!? 海外文学と翻訳とともに生きてきた二人が交わした、7年越し14本の対話集。 | 音楽を聴くって、なんて素晴らしいんだろう……世界で活躍する指揮者と小説家が、「良き音楽」をめぐって、すべてを語り尽くす! | 作家川上未映子が、すべての村上作品を読み直し、「村上春樹」の最深部に鋭く迫る。 13 時間に及ぶ、比類なきロングインタビュー! |
登録情報
- 出版社 : 新潮社; 改版 (1987/2/27)
- 発売日 : 1987/2/27
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 336ページ
- ISBN-10 : 4101001324
- ISBN-13 : 978-4101001326
- 寸法 : 14.8 x 10.5 x 2 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 219,940位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 3,832位近現代日本のエッセー・随筆
- - 4,201位新潮文庫
- - 8,637位評論・文学研究 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
1949(昭和24)年、京都府生れ。早稲田大学文学部卒業。
1979年、『風の歌を聴け』でデビュー、群像新人文学賞受賞。主著に『羊をめぐる冒険』(野間文芸新人賞)、『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』(谷崎潤一郎賞受賞)、『ねじまき鳥クロニクル』(読売文学賞)、『ノルウェイの森』、『アンダーグラウンド』、『スプートニクの恋人』、『神の子どもたちはみな踊る』、『海辺のカフカ』、『アフターダーク』など。『レイモンド・カーヴァー全集』、『心臓を貫かれて』、『キャッチャー・イン・ザ・ライ』、『ロング・グッドバイ』など訳書も多数。
1942年東京都生まれ。日本大学芸術学部美術学科造型卒業。電通、ニューヨークのデザインスタジオADAC、平凡社でアートディレクターを務めた後、フリーのイラストレーターとなる。エッセイや小説なども著す(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『古典芸能てんこ盛り』(ISBN-10:4473034089)が刊行された当時に掲載されていたものです)
カスタマーレビュー
お客様のご意見
お客様はこのエッセイについて、誰のエッセイよりも面白いと評価しています。村上春樹作品の中で一番面白いと感じており、深みのある面白さがあると述べています。また、読みやすさについても好評で、文章が力抜けていて飄々としていてすこぶる読みやすいと指摘しています。
お客様の投稿に基づきAIで生成されたものです。カスタマーレビューは、お客様自身による感想や意見であり、Amazon.co.jpの見解を示すものではありません。
お客様はこのエッセイについて、誰のエッセイよりも面白いと評価しています。村上春樹作品の中で一番面白いと感じており、深みのある面白さがあると述べています。中学生のころに何度も繰り返し読んだという声もあります。
"文句なしに楽しい。話題も豊富で、視点がユニーク。水丸画伯のヘタウマもほのぼの。" もっと読む
"...エッセイ集とも言えるし、大人の絵本とも言えるような、楽しい本です。 村上さんによる「なんかよくわからないもの」の画(317頁、320頁)までも付いていて、 なんかジャンル分けがよくわからない本です。まあジャンルなんて、どうでもいいですけれど。..." もっと読む
"村上春樹さんがアルバイトニュースに連載していた短いエッセイ集です。 読みやすく、面白いです。軽く読めるので、気分転換に○。" もっと読む
"村上春樹作品の中で一番面白い。 風の歌を訊け、を大橋くんに勧められて読んでから 中学生のころに繰り返しよんでいたような気がする。 いまじゃご立派な作家になっていらっしゃるが、 長編作品は彼の創作料理であり、..." もっと読む
お客様はこのエッセイの読みやすさを高く評価しています。文章が力抜けていて飄々としていて、すこぶる読みやすいと感じています。また、大したオチもないまま見開き2Pほどのエッセイが終わる点も好評です。
"小説は、長いし回りくどく感じてたがこういう短文のほうが、当然読みやすく個性豊かで似たような作品をまた読みたくなります。" もっと読む
"村上春樹さんがアルバイトニュースに連載していた短いエッセイ集です。 読みやすく、面白いです。軽く読めるので、気分転換に○。" もっと読む
"文章は力が抜けていて飄々として、それでいてすこぶる読みやすい。そして驚くことに大したオチもないままに見開き2Pほどのエッセイが終わる。エッセイというものは、短くてもオチをつけるべきものだと思っていたのだが、その固定概念が覆された。 しかし、なるほど、これはありだ。..." もっと読む
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中にエラーが発生しました。ページを再読み込みしてください。
- 2025年1月25日に日本でレビュー済みAmazonで購入文句なしに楽しい。話題も豊富で、視点がユニーク。水丸画伯のヘタウマもほのぼの。
- 2022年11月15日に日本でレビュー済みAmazonで購入小説は、長いし回りくどく感じてたがこういう短文のほうが、当然読みやすく個性豊かで似たような作品をまた読みたくなります。
- 2019年8月16日に日本でレビュー済みAmazonで購入この本は、村上春樹さんにとって「はじめての雑文集のようなもの」(「あとがき」より)だそうです。
エッセイ集とも言えるし、大人の絵本とも言えるような、楽しい本です。
村上さんによる「なんかよくわからないもの」の画(317頁、320頁)までも付いていて、
なんかジャンル分けがよくわからない本です。まあジャンルなんて、どうでもいいですけれど。
1970年代の「日刊アルバイトニュース」に一年九カ月にわたって連載したコラムを集成したもの。
最近の「読売新聞(2019年8月11日号)」で、この「日刊アルバイトニュース」が、この秋で、
52年の歴史にピリオドを打つことを知りました。一時代が終わったようで、さみしい。
「70年代末には1日に20万部を売った」雑誌だそうです。驚きの部数! 当時の若者は、
この求人情報誌を買って、仕事先の情報を得てアルバイトしていた時代です。
今では大文豪になった村上春樹先生が、当時はアルバイトのつもりでしょうが、
読者が「その期間が過ぎちゃえば惜しげもなく捨てちゃえる」(194頁)ような、
この雑誌(新聞)に長期間、なぜ連載を続けられたのか、何とも不思議です。
当時にしてみれば、ニューメディアだったのでしょう。
いくら村上さんの文学作品でも、デビューしたばかりの頃は、
「1日に20万部」は売れなかったことでしょう。
だから、どういう文章が売れるのか売れないのか、マーケット・リサーチする感じで
こんな、文学とは場違いのような日刊紙に連載されていたのかも。
それに、いくらゴミ箱行きの「パルプ」雑誌であっても、
おもしろい文章を書くやつだな…くらいには、当時の若者の間で
村上さんの知名度が上がったかもしれません。
読んでみると確かに、この本は、おもしろい。なぜだろう。
生身の村上さんの正直な言葉を聞けたように感じられ、村上フアンとしてはうれしい。
特に、村上さんが大学に入った「時は1968年、まさにドンパチの時代」(60頁)
「ドンパチの時代」って?
ネットで「1968年の出来事」を調べてみて、驚きました。
ベトナム戦争、キング牧師暗殺、フランス5月革命、中国文化大革命、東大闘争、日大紛争などなど。
戦争、暗殺、革命、闘争、紛争。なんて騒がしい時代でしょう。
「ドンパチ」って、ヤクザが拳銃の撃ち合いでもするみたいな言葉です。ドンドンパチパチ。
村上さんでさえも、
「右翼学生がソーカツしにくるっていうので枕(まくら)の下に包丁置いて寝たこともある」(60頁)
という、コワーい時代だったようです。
「飲むと必ず酔いつぶれる。その頃(ころ)は酔いつぶれずに飲むなんて器用なことはできなかった」(61頁)
村上さんは、酒にはめっぽう強く、自慢じゃないが二日酔いにはなったことがない、
と、どこかに書いて自慢していたような気がします。
あーあ、酔いつぶれなくても毎度、二日酔いに悩む読者には信じられません。
「でも一度だけ目白の坂でタテカンが割れて、石段でいやというほど頭を打ったことがある。おかげで二、三日頭が痛んだ」(62頁)
くくく。
村上さんも結構、二日酔い並みの、頭の痛い思いをしているじゃあ、ありませんか。
同情はしませんが、共感はします。
「タテカン」(正式名は、立て看板)は、薄いベニヤ板一枚ですもの。タンカには不適です。
「1971年という年は大学のドンパチがいちおう峠を越えて、闘争が陰湿化し内ゲバに向かいはじめるというかなり複雑で嫌な時代なのだけど、こうしてみると実際には毎日女の子とデートしたり映画観たりして結構たらたらと生きていたみたいだ」(71頁)
いま(2019年)なら、「たらたらと生きてんじゃねーよ!」と誰かちゃんに叱られそう。
さて、話は突然変わりますが、
村上さんの作品に何度も出て来る「暗闇」とか「壁抜け」のインスピレーションを与えた
〈原型〉みたいなものも、本書の話の中に出てきています。
「地下鉄銀座線の暗闇」(84頁)
「女房が時々幽霊を見た。幽霊といっても人の形をとったものではなく、白いかたまりのようなもので、それが家の中をしばらくふわふわと飛び回ってから壁に吸い込まれていくのである」(75頁)
でも、「僕にはどうも霊を感知したりする能力がほぼ完全に欠落しているようである」(77頁)
よかった! これから出版される村上作品が、幽霊とか猫のお化けとかばっかりだったら、
村上フアンをやめなければならないかも。ふあんです。
猫と言えば、猫好きの村上さんの本らしく、この本にも、猫とかキャットが出て来ます。
「女の子と行く時は『ダグ』とか『オールド・ブラインド・キャット』なんかがよかった」(65頁)
「猫はピーターという名前で、ペルシャと虎猫(とらねこ)の混血の、犬みたいに大きな雄猫だった」(72頁)
「猫(ねこ)Aが3・5キロ、猫(ねこ)Bが4・5キロ、僕が61キロである」(90頁)
「猫には『あたり』と『スカ』の二種類がある」(114頁)
「うちで飼っている二匹の猫(ねこ)はとにかくとかげいじめが三度のメシよりすきで、何かというととかげをいたぶって遊んでいる」(138頁)
「隣りのビルの地下には『OLD BLIND CAT』というジャズ・バーがあって、仕事のあいまによくそこで酒を飲んだ」(183頁)
- 2022年8月29日に日本でレビュー済みAmazonで購入
- 2010年10月18日に日本でレビュー済みAmazonで購入村上春樹さんがアルバイトニュースに連載していた短いエッセイ集です。
読みやすく、面白いです。軽く読めるので、気分転換に○。
- 2017年6月2日に日本でレビュー済みAmazonで購入村上春樹作品の中で一番面白い。
風の歌を訊け、を大橋くんに勧められて読んでから
中学生のころに繰り返しよんでいたような気がする。
いまじゃご立派な作家になっていらっしゃるが、
長編作品は彼の創作料理であり、
このエッセイは、なんというか、このエッセイの中にもでてくるような、冷蔵庫の余り物でささっとつくったパスタのようなもので
それだから、とても本質の味わいがあって僕は好きだ。
それは、レストランむらかみ、でうん万円払って豪勢な料理をいただくのとは違って、
休日に友人ムラカミ宅に遊びにいき、小腹がへったからビールと一緒にささっと手料理でだしてくれた、そんなかけがえのない味わいがあるのである。
- 2012年11月17日に日本でレビュー済みAmazonで購入文章は力が抜けていて飄々として、それでいてすこぶる読みやすい。そして驚くことに大したオチもないままに見開き2Pほどのエッセイが終わる。エッセイというものは、短くてもオチをつけるべきものだと思っていたのだが、その固定概念が覆された。
しかし、なるほど、これはありだ。その証拠として、いままで読んだ、誰のエッセイよりも面白い。言葉で表現するのは難しいんだけど、これは本当にすごいエッセイだ。