90年代後半、リアルタイムに「一太郎」のシェア低下を見てきた者からすると、マイクロソフトのやり方はいかがなものか…と思わざるを得ないが、浮川社長・専務ご夫妻の(それでもめげない)チャレンジ精神には脱帽です!
その時代その時代を懐かしみながら読ませて頂きました。
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文字を超える 私の履歴書 単行本 – 2023/10/19
浮川和宣
(著)
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【内容紹介】
大ヒットしたワープロソフト「一太郎」の生みの親が語る、
夫婦で歩んだ山あり谷ありの物語
29歳で脱サラして夫婦二人、徳島で創業。大ヒットしたワープロソフト「一太郎」を生み出したジャストシステムは、日本を代表するIT企業に上り詰めました。その後、ジャストシステムを離れましたが、60歳で再出発。新たに設立したコンピューターソフト会社、MetaMoJi(メタモジ)が開発したタブレット用の手書き入力ソフトは、学校や建設現場などで広く使われています。2022年3月、日本経済新聞に連載された「私の履歴書」をもとに大幅加筆。夫婦で歩んだ山あり谷ありの物語です。
「初子と二人でつくったジャストシステムは『一太郎』という大ヒット商品を生み出した。それまでは手書きが普通だった。コンピューターで日本語の文章をつくる作業を誰でも簡単にできるようにしたことは、私と妻にとって大きな誇りだ。日本人の知的生産性の画期的な向上に私たちなりに貢献できたと考えている。(中略)本書では、ジャストシステムで、そしてメタモジで駆け抜けてきた歩みを振り返りたい」(まえがきより)
【目次】
夫婦の物語
第1章 出会い
大工の一族/瀬戸内海/出会い/初子/就職/新婚生活
第2章 起業
妻、エンジニアに/独立/営業研修/徳島で創業/オフコン/パソコン登場
第3章 一太郎誕生
かな漢字変換/展示会で発表/ワープロソフト/一太郎/大ヒット/うれしい悲鳴/本社建設/試練/バグ除去合宿
第4章 挑戦
ワードと開戦/デジタル時代の辞書/インターネットの到来/バケツ型検索/戦略新ソフト/卒業
第5章 再起
再出発/手書きアプリ/「これなら使える」/現場で役立つ/クラスルーム/AIの可能性/藍染め/生涯現役
あとがき/年譜
大ヒットしたワープロソフト「一太郎」の生みの親が語る、
夫婦で歩んだ山あり谷ありの物語
29歳で脱サラして夫婦二人、徳島で創業。大ヒットしたワープロソフト「一太郎」を生み出したジャストシステムは、日本を代表するIT企業に上り詰めました。その後、ジャストシステムを離れましたが、60歳で再出発。新たに設立したコンピューターソフト会社、MetaMoJi(メタモジ)が開発したタブレット用の手書き入力ソフトは、学校や建設現場などで広く使われています。2022年3月、日本経済新聞に連載された「私の履歴書」をもとに大幅加筆。夫婦で歩んだ山あり谷ありの物語です。
「初子と二人でつくったジャストシステムは『一太郎』という大ヒット商品を生み出した。それまでは手書きが普通だった。コンピューターで日本語の文章をつくる作業を誰でも簡単にできるようにしたことは、私と妻にとって大きな誇りだ。日本人の知的生産性の画期的な向上に私たちなりに貢献できたと考えている。(中略)本書では、ジャストシステムで、そしてメタモジで駆け抜けてきた歩みを振り返りたい」(まえがきより)
【目次】
夫婦の物語
第1章 出会い
大工の一族/瀬戸内海/出会い/初子/就職/新婚生活
第2章 起業
妻、エンジニアに/独立/営業研修/徳島で創業/オフコン/パソコン登場
第3章 一太郎誕生
かな漢字変換/展示会で発表/ワープロソフト/一太郎/大ヒット/うれしい悲鳴/本社建設/試練/バグ除去合宿
第4章 挑戦
ワードと開戦/デジタル時代の辞書/インターネットの到来/バケツ型検索/戦略新ソフト/卒業
第5章 再起
再出発/手書きアプリ/「これなら使える」/現場で役立つ/クラスルーム/AIの可能性/藍染め/生涯現役
あとがき/年譜
- 本の長さ194ページ
- 言語日本語
- 出版社日経BP 日本経済新聞出版
- 発売日2023/10/19
- 寸法19.4 x 13.4 x 1.9 cm
- ISBN-104296122029
- ISBN-13978-4296122028
商品の説明
著者について
浮川和宣
1949年、愛媛県生まれ。73年、愛媛大学工学部電気工学科を卒業、西芝電機に入社。79年、脱サラして、プログラマーである妻の初子とともに夫婦二人、徳島で起業。大ヒットしたワープロソフト「一太郎」を生んだジャストシステムを創業し、日本を代表するIT企業に上り詰める。81年より社長、2009年より会長に就任。同年、会長を辞任し、夫人とともに新たにコンピューターソフト会社、MetaMoJi(メタモジ)を設立。同社社長に就任。開発したタブレット用の手書き入力ソフトは、学校や建設現場などで広く使われている。
1949年、愛媛県生まれ。73年、愛媛大学工学部電気工学科を卒業、西芝電機に入社。79年、脱サラして、プログラマーである妻の初子とともに夫婦二人、徳島で起業。大ヒットしたワープロソフト「一太郎」を生んだジャストシステムを創業し、日本を代表するIT企業に上り詰める。81年より社長、2009年より会長に就任。同年、会長を辞任し、夫人とともに新たにコンピューターソフト会社、MetaMoJi(メタモジ)を設立。同社社長に就任。開発したタブレット用の手書き入力ソフトは、学校や建設現場などで広く使われている。
登録情報
- 出版社 : 日経BP 日本経済新聞出版 (2023/10/19)
- 発売日 : 2023/10/19
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 194ページ
- ISBN-10 : 4296122029
- ISBN-13 : 978-4296122028
- 寸法 : 19.4 x 13.4 x 1.9 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 407,870位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 322位パソコン
- - 651位ビジネス人物伝 (本)
- - 2,554位プログラミング (本)
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2023年11月11日に日本でレビュー済み
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ワープロ専用機からパソコンに移行しつつあった1990年頃。「一太郎」の登場は衝撃的で感動的だった。その開発秘話が前半では語られている。日本人ユーザーへの熱い思い。妻との二人三脚の地道な開発の道程。そしてマイクロソフトのWordがWindowsに同梱されて国際標準になり敗れていく。ついにジャストシステムを手放すが、還暦を迎えて新たなMetamojiを立ち上げた。その夢を語る姿に人生100年時代を生きる上でも多くの人に励ましを与えてくれる。
2023年11月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
PC98ユーザーだった人には懐かしいでしょう。
2024年2月23日に日本でレビュー済み
ずい分と昔になりますが、NHKで「一太郎」誕生秘話を観まして、
浮川ご夫妻と福良氏を知りました。
ご夫妻より年齢が少し下ですので、当時の会社の文書が「和文タイプライター」で
作られていたこと事などが、懐かしく思い出されました。
オフコンを使っていた時代、パソコンなるモノが出来たと噂で聞きましたが、
初めてパソコンを触った時は、既にワードが搭載されていて「一太郎」自体は
使った事がありません。
しかし今でも広く使われていると聞きます。
ワードに押され会社は人手に渡りますが、その後「手書きアプリ」や「クラスルーム」等を
開発、現在も広く人々の役の立っている再起の物語に、感動しました。
浮川ご夫妻と福良氏を知りました。
ご夫妻より年齢が少し下ですので、当時の会社の文書が「和文タイプライター」で
作られていたこと事などが、懐かしく思い出されました。
オフコンを使っていた時代、パソコンなるモノが出来たと噂で聞きましたが、
初めてパソコンを触った時は、既にワードが搭載されていて「一太郎」自体は
使った事がありません。
しかし今でも広く使われていると聞きます。
ワードに押され会社は人手に渡りますが、その後「手書きアプリ」や「クラスルーム」等を
開発、現在も広く人々の役の立っている再起の物語に、感動しました。
2023年11月5日に日本でレビュー済み
PC創成期 まだまだ普及期にあってどんな可能性もあった激動期 自分の仕事に正面から向き合い 作りたいものを作って成功者となった
そこには邪心や偽りのない創造するもだけが持つ美しさ、優しさ、温かい心を感じ この業界では異端とさえ思えました
心から尊敬できます
若い人に 特に手にしてもらいたい一冊です
そこには邪心や偽りのない創造するもだけが持つ美しさ、優しさ、温かい心を感じ この業界では異端とさえ思えました
心から尊敬できます
若い人に 特に手にしてもらいたい一冊です
2023年10月23日に日本でレビュー済み
この「私の履歴書」シリーズは大勢の偉人の方が名誉賞的に上梓されていますが、ジュンク堂で平積みされているのを見かけて、「おお、絶対買うぞ!」と反射的に購入。
80'S〜00'S初頭くらいまでのパソコンの歴史の多くは海外の話が多く世に出回っていますが、この本はページ数は多くはないものの、日本のしかも地方企業が急速に変化していく世の中とキラーアプリを手にどのように向き合ってきたのか、詳細に描かれていて、個人的にはウィルスバスターでお馴染みのトレンドマイクロ関連の書籍「ウィルスバスターの冒険」や「トランスナショナルカンパニー」を思い出しました。
スマートフォンがすっかり生活に浸透し、パソコン環境も整い、それぞれのエコシステムも出来上がっている現在から見ると、黎明期の開発話はとても刺激的です。
写真をパラパラ眺めるだけでもエンジニアやパソコン好きはテンションが上がると思います。
80'S〜00'S初頭くらいまでのパソコンの歴史の多くは海外の話が多く世に出回っていますが、この本はページ数は多くはないものの、日本のしかも地方企業が急速に変化していく世の中とキラーアプリを手にどのように向き合ってきたのか、詳細に描かれていて、個人的にはウィルスバスターでお馴染みのトレンドマイクロ関連の書籍「ウィルスバスターの冒険」や「トランスナショナルカンパニー」を思い出しました。
スマートフォンがすっかり生活に浸透し、パソコン環境も整い、それぞれのエコシステムも出来上がっている現在から見ると、黎明期の開発話はとても刺激的です。
写真をパラパラ眺めるだけでもエンジニアやパソコン好きはテンションが上がると思います。
2023年10月27日に日本でレビュー済み
スペースキーで変換する。いまや当たり前のことですが、画期的でした。一太郎のおかげで、どれほど生産性があがったことか。その誕生物語です。新聞連載も読んでましたが、もういちど一気に読み直せてよかったです。