まずタイトルが鮮烈で素敵、これってどういう意味なんだろ? と予測しながら読みました。なんか、鋭い比喩なんだろうなぁとか、わりかし、わかりやすい比喩なのだなぁとか、無粋なことを考えながらね。で、その予測はちょびっと外れます。
オレンジだけが果物じゃない。彼女だけが女じゃない。道端ジェシカだけがモデルじゃない。うんこだけが汚物じゃない。
……こうした比喩ではなかったです。たぶん……。
さてさて
宗教布教をがんばっている親子、そのコミュニティ……ときくと、オカルトちっくで怖いなぁと思いますよね。ついつい、映画「キャリー」のお母さんを思いだしてしまいます。(あれは怖かったよね。てか、登場人物全員いかれてやがるよね。ブタの血どこからそんなもってきたんだよってね。)
でも、本作ではまったくもって怖くない!!!!!怖くない!!!
むしろ、コミカルで苦々しくて、「みんなのチョット恥ずかしい青春」的な感じなのです。
構成もワクワク仕立てで、「物語よみてー」って方にちょーおすすめな。
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オレンジだけが果物じゃない (白水Uブックス176) 新書 – 2011/9/8
ジャネット ウィンターソン
(著),
岸本 佐知子
(翻訳)
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松田青子氏推薦
「作者の痛みを伴うユーモアが愛おしくてたまらない、勇敢な一冊」
狂信的なキリスト教徒の母から特殊な英才教育を受けて育ったジャネットは、幼くして説教壇に立つようになる。しかし、初めて恋を知った彼女には、恐るべき〈受難〉が待っていた……。奇想とアイロニーに満ちた半自伝的小説。ウィットブレッド賞最優秀処女作賞受賞作。
ウィンターソンという作家のいちばんの魅力は“からかいの精神"ではないかと思う。偽善的なもの、硬直したものの匂いを敏感に嗅ぎわけ、小気味よくからかい倒してくれる。国家を、宗教を、制度を──そして何より、それらが押しつけてくるお仕着せの観念を疑いもせずに呑み下す、私たちの想像力の貧困を。(「訳者あとがき」より)
「作者の痛みを伴うユーモアが愛おしくてたまらない、勇敢な一冊」
狂信的なキリスト教徒の母から特殊な英才教育を受けて育ったジャネットは、幼くして説教壇に立つようになる。しかし、初めて恋を知った彼女には、恐るべき〈受難〉が待っていた……。奇想とアイロニーに満ちた半自伝的小説。ウィットブレッド賞最優秀処女作賞受賞作。
ウィンターソンという作家のいちばんの魅力は“からかいの精神"ではないかと思う。偽善的なもの、硬直したものの匂いを敏感に嗅ぎわけ、小気味よくからかい倒してくれる。国家を、宗教を、制度を──そして何より、それらが押しつけてくるお仕着せの観念を疑いもせずに呑み下す、私たちの想像力の貧困を。(「訳者あとがき」より)
- 本の長さ295ページ
- 言語日本語
- 出版社白水社
- 発売日2011/9/8
- 寸法11.5 x 1.7 x 17.7 cm
- ISBN-104560071764
- ISBN-13978-4560071762
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商品の説明
出版社からのコメント
狂信的なキリスト教徒の母から特殊な英才教育を受けて育ったジャネットは、幼くして説教壇に立つようになる。一方、学校では、地獄の恐ろしさを迫真の描写力で語って級友たちを震え上がらせたり、何かと過激な言動が目立って問題児扱いされている。やがて、そんな彼女にも恋を知る時が訪れる。それ自体〈神の子〉には許されぬことなのに、よりによって相手は......。以来、彼女には恐るべき〈受難〉が待っていた----
作者自身の経験に基づく半自伝的小説でありながら、それは単なる悲劇として語られるわけではない。意表をつく奇想天外な挿話が諧謔のスパイスとしてところどころに差し挟まれ、苦味の混じった独特な笑いを誘う。ウィットブレッド賞最優秀処女作賞受賞作!
作者自身の経験に基づく半自伝的小説でありながら、それは単なる悲劇として語られるわけではない。意表をつく奇想天外な挿話が諧謔のスパイスとしてところどころに差し挟まれ、苦味の混じった独特な笑いを誘う。ウィットブレッド賞最優秀処女作賞受賞作!
登録情報
- 出版社 : 白水社 (2011/9/8)
- 発売日 : 2011/9/8
- 言語 : 日本語
- 新書 : 295ページ
- ISBN-10 : 4560071764
- ISBN-13 : 978-4560071762
- 寸法 : 11.5 x 1.7 x 17.7 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 480,246位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2015年2月21日に日本でレビュー済み
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とにかく難しかった。翻訳本だからか、文章がまどろっこしく、面白みが減っていると思われます。
宗教を勉強している方には、面白い本だと分かります。
宗教を勉強している方には、面白い本だと分かります。
2022年7月7日に日本でレビュー済み
同性愛者の少女が成長していくまでを描いた小説ですが、それと同時に既存の価値観への疑問提示をしている作品です。現実と虚構が混ざり合う不思議な感覚の小説なのが私の推しポイントですね。日本ではあまり有名ではないようですが、ぜひ多くの人に読んでもらいたい作品です。
岸本さまの翻訳がとてもわかりやすく、違和感なく読めます。ただ、宗教とイギリスの過去の小説が深く絡んでくる場面が多いので、そこで躓く方がいるかもしれません。
岸本さまの翻訳がとてもわかりやすく、違和感なく読めます。ただ、宗教とイギリスの過去の小説が深く絡んでくる場面が多いので、そこで躓く方がいるかもしれません。