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書斎の死体 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫) 文庫 – 2004/2/20

4.3 5つ星のうち4.3 159個の評価

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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 早川書房 (2004/2/20)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2004/2/20
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 349ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4151300368
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4151300363
  • カスタマーレビュー:
    4.3 5つ星のうち4.3 159個の評価

著者について

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アガサ・クリスティー
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1890年、保養地として有名なイギリスのデヴォン州トーキーに生まれる。中産階級の家庭に育つが、のちに一家の経済状況は悪化してしまい、やがてお金のかからない読書に熱中するようになる。特にコナン・ドイルのシャーロック・ホームズものを読んでミステリに夢中になる。

1914年に24歳でイギリス航空隊のアーチボルド・クリスティーと結婚し、1920年には長篇『スタイルズ荘の怪事件』で作家デビュー。1926年には謎の失踪を遂げる。様々な憶測が飛び交うが、10日後に発見された。1928年にアーチボルドと離婚し、1930年に考古学者のマックス・マローワンに出会い、嵐のようなロマンスののち結婚した。

1976年に亡くなるまで、長篇、短篇、戯曲など、その作品群は100以上にのぼる。現在も全世界の読者に愛読されており、その功績をたたえて大英帝国勲章が授与されている。

カスタマーレビュー

星5つ中4.3つ
5つのうち4.3つ
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上位レビュー、対象国: 日本

2024年5月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「朝起きたら、書斎に見知らぬ(ハデな)女の死体が転がっていた」という、冒頭から奇想天外で、クスクスと面白く読んでいたのだが、死体が家の中にあったということで、次第にバントリー大佐が村の中でのけ者にされていくくだりでは、ハッとさせられた。こういったリアルさに気付かせてくれる点、流石アガサである。どうしてバントリー家の書斎に死体があったのかは、アッと驚く理由であったが、それをイギリス的な理由で許しちゃうのも、新鮮でほっこり。いくつか不明な点もあったが、アイディアの非凡さは類を見ない。愛すべき一作。
2023年8月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
終盤の展開がとてもスリリングで、ぞくぞくしたなあ。ある人物が狙われるシーンなど、手に汗握りましたもん。

犯行のトリックもシンプルなだけに、それが分かった時の驚きは、いや、なかなかのものでしたね。著者が仕掛けた騙しのテクニックに、まんまとしてやられました。

あと忘れがたいのは、ミス・マープルとバントリー夫人が事件の調査に乗り出したその理由です。「ふたりの思いはひとつなんだな」てのが分かった時(169頁ならびに273頁)、なんか、胸がじんとしましたです。

山本やよいの訳文、引っかかりを覚えることもなく、読みやすかったです。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2023年11月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本書『書斎の死体』は、1942年のアガサ作品。
その翻訳が2023年の今も読めるとは。すごい持続性人気の作品です。

「見たこともない」知らない若い女性の死体が自分の家の書斎に置かれていた。
退役大佐の古風な心地よい書斎に。ありえないような設定です。

「安っぽくて、下品で、けばけばしい姿」(25頁)の若い女の死体。

本書はこんな出だしですもの、驚かずにはいられません。
このままでは、退役大佐が殺人犯人にされてしまいそう。緊迫の出だし。

読み終わってみると、
この死体は、捜査を攪乱させるための二次的殺人だったと分かります。
一人殺したら、二人殺しても同じ。三人殺しても・・・という犯人心理からの殺人。

マープルは三つ目の殺人の可能性を指摘します。
「一人殺してしまえば、二人目を殺すのにためらいはないでしょう。悪くすれば、三人目だって」(193頁)

とにかく緊急の捜査が必要です。
その点、マープルの犯人捜しは、おっとりしているようでいて、実に鋭い。
先入観にとらわれない聞き取りと推理だから、無駄が無い。だから早い。

マープルは犯人の性別には注意深く、敏感です。
関係者の証言の中で、不自然な性別の決めつけや矛盾を見逃さない。

ジョージー 「『たしかにルビーです』と、震える声でいった」(58頁)
ジョージーの嘘つき! 

嘘の証言をつらっとしてするだけではなく、
下手な芝居まで付け加えて、警察の捜査をかく乱する悪女ジョージー。

「かわいそうなルビー! 男はみんなけだものね!」(58頁)
これを聞いたメルチェット大佐 「それじゃ、あなたは男の犯行だと?」(58頁)

すると、「ジョージーはいささか面食らったようだった」(58頁) 芝居です。
犯人は男、という先入観を警察の捜査官や読者に印象付けるためのへたなサル芝居。
ジャージーは「やり手」(60頁)なんですもの。本当に悪い女。

サル芝居に引っかかる本部長は残念な性格です。
性格は悪くありませんが、刑事には向いていません。

「男を捜せ。“犯罪の陰に男あり(シエルシェ・ロム)”だ」(130頁)と本部長。
犯罪の陰に女あり、でしょ。シエルシェ・ラ・フェム、ですよね。

わけのわからない根拠で部下のハーパー警視に指示する本部長です。
悪女のウソの証言に騙されて「男」と決めつけちゃうなんて。
推理小説フアンの読者は笑い過ぎて泣けてきました。とほほ。

こんなところからも、本書の「意外な展開」が生まれてきます。
マープルの推理小説のおもしろさ。その真骨頂です。

女性作家アガサの観察眼と表現力は、同性の女を見るときに特に鋭くなります。

英国紳士メルチェット大佐の捜査は、表面的で、男目線の紋切り型です。
例えば、ホテルのダンス・ホステスをしているジョージーについての
大佐の人物評価を見てみましょう。

「なかなかきれいな若い女で、年は二十よりも三十に近いだろう。その美貌は、もともとの顔立ちよりも巧みな身だしなみに負うところが大きいようだ。頭がよくて、性格もよさそう、常識をわきまえている感じ」(56頁)

「性格もよさそう」だなんて。メルチェット大佐、だめですよ、デレデレして騙されては。
ジョージーの性格は、人間として最悪なんだってば。

マープルの捜査は、推理自体も面白いのですが、その推理の成否確認の仕方も面白い。

例えば、ミス・ダイナ・リーがバジル・ブレイクと結婚していることを推理するとき、
村の噂話をもとにして推理します。
確認は、直接、ダイナと直接、会話して確認するんです。体当たり的確認。

結婚していることをズバリ当てられたダイナは驚きます。
「やだ。なんでわかったの?」(301頁)

ダイナにマープルは、ばっさり答えます。
村じゅうに噂で流れていた、あなたがた二人の数々の喧嘩は、
「新婚夫婦がよくやる喧嘩」(301頁)なのよ、と。

「私の見たところ、結婚している夫婦は、自分たちの喧嘩と―――そのう―――適当な仲直りを、心から楽しんでいる」(301頁)ものだから。
マープルの(イコール、アガサの)人生観もおもしろい。夫婦喧嘩は悲惨だけど・・・

こんなマープルの探偵ぶりですもの、結婚生活の長い読者は笑うしかありませんでした。
本書は残酷な殺人事件の物語なのですが、喜劇的ユーモア小説としても読むことも可能です。
アガサ自身だって、本書を楽しみながら書いていたことでしょう。

《備考》
テレビで、本書のドラマ化番組も観ました。
百聞は一見に如かず。
アガサの百の言葉が、テレビではたった一つの画面で表現されていました。
ジョージーの顔の表情ひとつで、彼女の本心が最悪なことが見て取れました。
目に見えない心の内が、顔の表情や態度で演技されていました。
女優の演技は、原作の一つの解釈、翻訳です。
目に見えない悪い心の内を、女優は体で表現していました。
嘘つきが言う言葉はダメです。全部、ウソなんですから。
嘘つきは、泥棒の始まりです。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2011年5月28日に日本でレビュー済み
書斎で発見された若い女性の死体。
バントリー大佐夫妻の家で発見されたが。
家の中にいる人間は誰も、その女性を知らない。

何故、見知らぬ女性の死体があるのか?

時々ミス・マープルがつぶやくセリフが事件のカギとなる
キーワードを含んでいます。
ただ、何気ない日常生活での体験談、例えば「〜 結婚してみて
初めて、本気で喧嘩出来るものなんです。 〜」をつぶやくので
事件と、どのような関係があるのか、すぐにピンと来ないことが
ありました。

最後まで読み終えた時に、あー、そういう事だったんだなと
少し感じとることが出来ました。

これからも『書斎の死体』を何回も読み、ストーリーを自分のもの
にしていきたいと思います。

ストーリーの始まりは、とても斬新ですが、内容がとても奥深く
じっくりと読んでいくことが必要だと思いました。

ミス・マープルのセリフをすべて時系列にノートにメモし、小説を
読み返してみると、おもしろいかも知れません。あの時のセリフは
こういうことだったんだと理解できるようになると、とても楽しく
感じられること、うけあいです。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2022年12月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
<軽いネタバレ注意>

 いつものように最初に書いておくが、早川クリスティー文庫Kindle版の付箋紙設定はアホのままである。
 まぁ本書には章ごとの名称はないのだが、それでも「第一章」「第二章」、~で示される方が、すべて均一に「書斎の死体」と表示されるよりもはるかにマシだ。

 死体が発見されて、ミス・マープルが助けを求められるのが、なんとP.18。
 『火曜クラブ』の後半の舞台となったバントリー夫妻宅が死体発見現場という設定とは言え、短篇かと見まごうスピーディさ。
 著者の序文によれば、“書斎の死体”という「おきまりの素材」に変化を与えたかったとのこと。たしかにミス・マープルの長篇デビュー作、『牧師館の殺人』でも死体が発見されたのは牧師館の書斎だったw

 実際本書では、ハイソなバントリー家の書斎に、その場にそぐわないショーガールっぽい女の死体というのが、始まりこそ興味を引っ張る謎ではあるが、彼女の身元はすぐに明らかになって、捜査の中心は、州を越えた先のホテルとそこの滞在客コンウェイ・ジェファースンの一族、そして彼らのアリバイ確認になる。
 ホテルとバントリー家の距離がアリバイとの関連で重要にはなるが、邸の書斎にそぐわないホテル付きのダンサーの死体という謎はほぼ放りっぱなし、つまり二の次である。実際謎が解かれてもあーそうですかの範疇で、ジェファースンが心配していたように、彼がバントリー夫妻と知り合いだったことなどなんの関係もない。
 正直言って拍子抜けだが、アリバイ崩しの面だけで事件を考えると結構わかりやすくなるので、不自然な死体の謎には、目くらましとしての効能があるというのが本書のキモである。
 つまり、そこに目を向けさせるための題名であり、「序文」であるわけで、これも著者の計算、あるいは稚気であろうか。

 謎解きとは関係ないが、早々にミス・マープルに電話して、「女が書斎に倒れてるのよ。死体になって。そういうわけだから、すぐにきてほしいの」 「あなた、死体となれば得意でしょ」(P.18)の軽いノリが印象のバントリー夫人が、(事件が解決しないと)夫がどうなってしまうかを正確に推察して心配しているのが印象的である。そしてもちろんミス・マープルは、バントリー夫人と同じようにそこに気づいている……。

 ついでにひとこと。ミノアン14という大衆車が出てくるが、検索してもまるでわからない。花の名前なんかが出てくるが……。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2021年9月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
クリスティーの、殺人や死体の描写は、スッキリしていて良い。最近は、微に入り細に入り胸の悪くなる作品が多いが、食事しながらでも読める。
クリスティーの作品は古い時代のものなので全般的に言って、現代的人権感覚では、うん?と思う表現もありますが、読み手が分かっていればOKだと思います。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2021年9月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
最後の最後まで誰が犯人か予想もつきませんでしたが、最後に本当に気持ちいいくらい全て回収していきました。
100年以上も前に作られたとは思えないくらい完成度の高い作品です。
2021年3月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本編の前にある、クリスティによる序文がとても良いです。
他の作家なら「いいからさっさと本編を読ませてよ!」となるところ、「うわあああ!クリスティだあああ!!」とファンの私は大興奮でした…。

本編ですが、トリックは複雑ながらも、あっと驚くような仕掛けや派手さはありません。
しかし決して退屈するようなことはなく、きっちり楽しませてくれます。
ただ、コミカルな作風のうえ、登場人物がほぼ全員善人に描かれているので、ミステリーを読む時によく感じる高揚感はあまり得られなかったのが少し残念でした。

ちなみに一番印象に残ったのは、田舎での噂の伝わり方。
軽快にテンポ良く描かれているのに、妙にリアルに感じられ背筋がゾッとしました。
コミカルな作風だからこそ、このような描写や、マープルの口から語られるドキッとするような人間の心理描写が、逆に際立つのかもしれません。

そして最後の最後に某人のセリフがあるのですが、これが印象的で面白く、思わず声が出てしまったほどでした。
最後まで貫き通すコミカルな作風に感嘆しつつ、読後感はとても良かったです。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート