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コーチングのすべて ― その成り立ち・流派・理論から実践の指針まで Kindle版
著書累計150万部突破! 60カ国6000人のコーチを輩出した
ICC(国際コーチング連盟)設立者の叡智を一冊に凝縮。
NLP、ポジティブ心理学、行動コーチング……
多様なアプローチを総合してコーチングの本質に迫る。
「この本を書いた理由――それは、私たち自身がこうした本が必要だと考えていたからです。
『コーチングとは何ですか?』と尋ねられるたびに、私たちは考えなければなりませんでした。
『その質問に答えるには一冊の本が必要です」と私たちはよく言っていましたが、
その〈一冊の本〉が、まさに本書なのです」(「イントロダクション」より)
「本書は、『様々な知識を身につけて、もっと自分の幅を広げたい』と考えているコーチングの実践者から、
『コーチングとは、一体どういうものなのだろう?』と思っているコーチングの初学者まで、
コーチングを学びたいすべての人に向けて書かれた本です」(「訳者まえがき」より)
●『コーチングのすべて』目次
第I部 コーチングの歴史第1章 混沌の縁にあるコーチング
第2章 コーチングの歴史 人物編
第3章 コーチングの歴史 時代編
第II部 コーチングのモデル
第4章 インナーゲーム、GROW、コーアクティブ・コーチング
第5章 インテグラル・コーチング
第6章 NLPコーチング
第7章 ポジティブ心理学コーチング
第8章 行動コーチング
第9章 オントロジカル・コーチング
第10章 インテグレーテッド・モデル
第III部 コーチングの効果
第11章 コーチングの効果測定
第12章 発達コーチング
第13章 脱近代主義的コーチング
第14章 コーチングの未来
- 言語日本語
- 出版社英治出版
- 発売日2012/10/23
- ファイルサイズ22989 KB
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出版社より
コーチングとは何か?に答える1冊
著書累計150万部突破、60カ国6000人のコーチを輩出したICC(国際コーチング連盟)設立者の叡智を一冊に凝縮。NLP、ポジティブ心理学、行動コーチング……多様なアプローチを総合してコーチングの本質に迫る。
「本書は、『様々な知識を身につけて、もっと自分の幅を広げたい』と考えているコーチングの実践者から、『コーチングとは、一体どういうものなのだろう?』と思っているコーチングの初学者まで、 コーチングを学びたいすべての人に向けて書かれた本です」(「訳者まえがき」より)
[著者]ジョセフ・オコナー Joseph O'Connor
ICC(国際コーチング連盟)共同設立者。1996年からアメリカやヨーロッパ、南米、オーストラリアでトレーニングを行い、シティバンクやブリティッシュ・エアウェイズ、HPなどでの実績がある。コーチングやNLPに関する書籍をこれまでに18冊執筆。29の言語に翻訳され、全世界で累計150万部を記録している。著書に『NLP実践マニュアル』、共著に『NLPでコーチング』『NLPのすすめ』(以上、チーム医療)がある。
[著者]アンドレア・ラゲス Andrea Lages
ICC共同設立者。ICCのコーチ養成トレーニング、NLP資格収録コース、コミュニケーションスキル、システム思考、リーダーシップ、ゴール設定などのトレーニングをアジア、ヨーロッパ、アメリカなどで実施。英語、スペイン語、ポルトガル語の3カ国語を用いて、これまでに35カ国500人以上の経営者、マネジャーにコーチングを行っている。共著に『NLPでコーチング』(チーム医療、2006年)がある。
商品の説明
レビュー
「長年の経験によって生まれたコーチングに関する最高傑作の1つ」
――ジョン・ウィットモア卿(『はじめのコーチング』著者)
著者について
[著者]
ジョセフ・オコナー(Joseph O'Connor)
ICC(国際コーチング連盟)共同設立者。1996年からアメリカやヨーロッパ、南米、オーストラリアでトレーニングを行い、シティバンクやブリティッシュ・エアウェイズ、HPなどでの実績がある。コーチングやNLPに関する書籍をこれまでに18冊執筆。29の言語に翻訳され、全世界で累計150万部を記録している。著書に『NLP実践マニュアル』、共著に『NLPでコーチング』『NLPのすすめ』(以上、チーム医療)がある。
アンドレア・ラゲス(Andrea Lages)
ICC共同設立者。ICCのコーチ養成トレーニング、NLP資格収録コース、コミュニケーションスキル、システム思考、リーダーシップ、ゴール設定などのトレーニングをアジア、ヨーロッパ、アメリカなどで実施。英語、スペイン語、ポルトガル語の3カ国語を用いて、これまでに35カ国500人以上の経営者、マネジャーにコーチングを行っている。共著に『NLPでコーチング』(チーム医療、2006年)がある。
株式会社グレディス代表取締役社長。青山学院大学法学部卒。ICC認定トレーナー。サンフランシスコ州立大学客員教授。赤井電機カナダ法人社長、バーン社副社長兼日本法人会長、アルテミスインターナショナル社長、ポータルソフトウェアジャパン社長を歴任後、外資系IT企業顧問を経て、2004年に経営コンサルタント・エグゼクティブコーチ業を個人事業として始める。2009年に株式会社グレディスを設立。2011年からICC認定トレーナーとしてエグゼクティブコーチ養成を開始。また2012年からは、青山学院大学経営学部でコーチング講座を担当している。
登録情報
- ASIN : B077VQ9PJW
- 出版社 : 英治出版 (2012/10/23)
- 発売日 : 2012/10/23
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 22989 KB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効
- X-Ray : 有効にされていません
- Word Wise : 有効にされていません
- 付箋メモ : Kindle Scribeで
- 本の長さ : 423ページ
- Amazon 売れ筋ランキング: - 133,846位Kindleストア (Kindleストアの売れ筋ランキングを見る)
- - 16,742位ビジネス・経済 (Kindleストア)
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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おそらくこの本の内容は「コーチングのすべて」を記しているわけではない。なぜなら、そんな本は百科事典ほどの厚さになってしまうからだ。しかし、この種の本がこれまで日本では翻訳されていなかった以上、「コーチング業界と出版業界への挑戦」として、このタイトルを冠するだけの権利をこの訳書は持っていると思う。
内容は極めて客観的に、コーチングの歴史とコンテンツの文脈について解説し、後半は著者らの理論を展開している。これを読めばコーチングができる、ことを目指しているわけではないとは思うが、プロフェッショナルのコーチを自称するのであれば、手元に置いておいて知識として持っておきたい内容にあふれた一冊。
インナーゲームからGROWモデル、コーアクティブコーチングといった古典的なコーチングから、NLPコーチングやポジティブ心理学コーチングなど比較的最近言われだしたコーチング、さらには、最先端すぎてあまり日本では紹介されていないような異文化コーチングなどまで、どこかに偏ることなく、網羅的に配置しているところは、この本のテキストとしての価値を高めることと思う。
ただ、著者らも感じているように、この本はきっかけに過ぎない。最後の章は「コーチングの未来」と題され、よりルーツが明らかになり、他の学問領域との連携により、エビデンス(実証)ベースになっていくことを望む、と書かれている。まさに同感である。この本は2007年の刊行だから、約5年遅れて同じことを思っている、ということになるが、遅れてもなんででも、日本のコーチングも同じ方向に向かっているのが嬉しい。
今後はますますこうした本の翻訳が進んで欲しい。日本では残念ながらアカデミックな領域でのコーチング研究は始まったばかりだから、コーチングについて知りたい人が居ても、なかなか原著を読みこなすだけのワードを持っていないのが現実だ。そうなるとどうしても、こういう翻訳本が数多く出てくれることを期待するしかない。
もちろん、この本も完全ではない。分類も恣意的な部分があるかもしれないし、紹介している内容の根拠がわからない部分もあるかもしれない。しかしそれでも、この本には価値がある。
プロのコーチなら購入は必須。そして、プロのコーチでなくとも、コーチング講座やコーチ養成講座に支払うお金があったら、まずは是非、この本を買ってみていただきたい。その行動がきっと、次のこうした翻訳を進める原動力となるのだから。
最後に、この本を刊行してくださった英治出版の御担当者様と、訳者の杉井要一郎氏に再び感謝したい。ありがとうございます!
コーチングという切り口から一つにつながりました。読後の爽快感が半端ないです。
冒頭で、“コーチングは、人々が幸福で充実した生活を送り、自分の可能性を実現し、
最大限の成長を果たす手助けをする手段”と述べられていますが。
この定義からもわかるように、この本から
コーチングには、単なる“部下育成の手段としてのコーチング”に留まらず、
高次元の役割があること。
世界の各専門家の叡智を取り入れ、いまだなお発展し続けていること。
日本のコーチング界への警鐘のような、そんな強いメッセージを感じました。
この本は、まさに、高次元の役割から「コーチング」というものを俯瞰するのに最適な本だと思います。
欧米、特にイギリス、オーストラリアなどを中心にコーチングの手法と効果について
科学的なメスが入れられているのはご存知の通りだ。それで、最先端のエビデンス・
ベースト・コーチングを紹介したのは分かるのだけれど、本書は、あくまでもNLPベース
のコーチングを推進しているジョセフ・オコーナーとアンドレア・ラゲスの視点で紹介
されている色々なコーチング手法だということは頭に入れておく必要があると思う。
例えば、本書で紹介されている、インテグラル・コーチングは、U理論をファシリテ
ートする時のデフォルトのコーチングでケン・ウィルバーのインテグラル思想をき
ちんと理解している必要があるし、オントロジカル・コーチングだったら第二次サ
イバネティックス、オートポイエーシス、などのシステム論、ハイデッガーやウィ
トゲンシュタインの哲学などを理解している必要があるだろ。
もちろん、このあたりはコーチングのF1みたいなもので普通の人がおいそれと手が出せるもの
ではない。もっとも、本書はこういったコーチングをジョセフ・オコーナーとアン
ドレア・ラゲスの視点を通して書かれているものであるのでその点は割り引いて読
んでみるというのが本書の読み方だとうと思う。
それで、個人的には、シドニー大学のトニー・グラントが編纂したエビデンスト・
ベースト・コーチング本が標準的で読みやすいと思った。理由は単純でそれぞれのコー
チングの方法論を推奨している人本人が書いた論文を集めたものだからだ。この場合、
贔屓の引き倒しになる可能性はあるが、その道のプロが書いたものだから内容は正確
である。
Evidence Based Coaching Handbook: Putting Best Practices to Work for Your Clients
ちなみに、NLPコーチングはこれまでエビデンスについての検証をやってきていないの
でエビデンス・ベースト・コーチングというには少々問題があることは指摘しておきた
い。ちなみに、NLPベースのコーチングのエビデンスに取り組んだ書籍としては以下がある。
NLP Coaching: An Evidence-Based Approach for Coaches, Leaders and Individuals
もちろん、1冊でなんでも分かるわけではないし、色々な書籍を比較して分かることもあ
るわけであり、その意味では本書の出版は意味があるだと思う。もちろん、これらを総合
して、そのあたりを割り引いて読めるのだったらとても良い書籍だと思う。
怪しい宗教に見える
初心者からベテランまでを対象としているようだが、逆の言い方をすれば
前者には難解で後者には物足りない部分があるのかもしれない。
いずれにしても、内容的に盛りだくさんで教科書的によくまとまっている。
コーチングの入門書を数冊読んで、少々知識があるレベルの自分にとっては
やや専門的で難しく感じる部分もあったが、
レベルアップするには概ねちょうどよいレベルの内容である。
よく言われる、カウンセリングとコンサルティングとコーチングの違いを
それぞれ「治療」「解決策の提示」「支援」と区分しているのはとてもわかりやすい説明である。
各章の冒頭に名言が記載されているが、これが意味深で、各章の内容がイメージできて面白い。
また章の終わりにあるコラムも示唆に富んでおり、教科書的な説明に留まらず、
違った角度からの視点があり、アクセントになっている。
構成は1部歴史、2部モデル、3部効果となっているのだが、
個人的には1部の歴史が興味深かった。
まず、コーチングのルーツが人間性心理学であり、ポストモダンの産物であった事は
言われてみれば当然なのかもしれないが、気がつかなかった点である。
コーチングは海外では導入率も高く、流行っているようだが、
日本での盛り上がりはいまひとつなのはなぜだろうか?
コーチングには東洋哲学が取り入れられているとの説明があり、これも意外な発見であったが、
目標・達成を重視する西洋的な考えと、存在を重視する東洋的な考え方の
ギャップ解消に対する取り組みが、まだ日本ではうまく出来ていないのでは?と感じた。
外に「神」を求める西洋と、内に「神(仏?)」を求める東洋の違いを考慮し、
日本的なアレンジやローカライズが必要なのかもしれない。
コーチングが「言語」を重要視している点も興味深い点だ。
日本は以心伝心とかあうんの呼吸とか、言わなくてわかるだろ?的文化であり、
コーチングとは相容れない文化圏なのでは?等々いろいろと気づきのある本である。
今後はその辺の検証・分析や日本ではどうすべきなのか?
の提言がなされた著作の登場に期待したい。
多くのコーチング本は、スキル中心のビジネス本や自己啓発本であるのに対し、
本書は、そもそもコーチングとは何かを解き起こし、詳説している、いわば教
科書であるといえる。客観的に、コーチングの歴史とコンテンツの文脈につい
て解説、後半では様々な理論・モデルを網羅的に紹介している。
インナーゲームからGROWモデル、コーアクティブコーチングといった古典
的コーチングから、NLPコーチングやポジティブ心理学コーチング、異文化
コーチングまで新たアプローチも紹介している。同一のケースを異なるコーチ
ング手法でコーチングを実践した際の解説がユニークだ。クライアントに対す
るアプローチの違いが明白であり、結果、クライアントが主体的に起こす行動
にも違いが観られる。
少なくとも、プロのコーチであれば、これらのアプローチに違いを習熟し、自
らのセッションに応用できるように心がけたい。
世に跋扈している一冊のコーチング本にのみ、傾倒すれば、クライアントの不
利益につながる危険性は、本書のケースに対する解説を見る限り否めない。