中世ユダヤ人の話は日本語書物では数多くあるので、極端に目新しいものはなかったが
アルメニア人の話は稀なので印象に残った。
ユダヤ人ほどは目立たないがアルメニア人も世界中に離散しているので注目すべきだが
故地たるコーカサスへの執着がユダヤ人以上に強いのかと思ってしまった。
旧世界の古い記憶を持っている住人の両者がいなければ人類文化の前進はなかったのかなと。
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世界をつくった貿易商人 ――地中海経済と交易ディアスポラ (ちくま学芸文庫) 文庫 – 2022/4/11
フランチェスカ・トリヴェッラート
(著),
玉木 俊明
(翻訳)
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新世界に砂糖をもたらしインドの捺染技術をヨーロッパに伝えたディアスポラの民。何が彼らのグローバルな活動を可能にしたのか? その謎に迫る。
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世界経済の形成に関し、近年、地中海を結節点として活躍したセファルディムやアルメニア人といったディアスポラの民に注目が集まっている。セファルディムは大西洋間貿易を行いサトウキビの栽培方法と砂糖の生産方法を新世界に伝えた。アルメニア人は主に陸上貿易に携わりインドの捺染技術を西欧に伝えた。いわば彼らが東西インド会社に先立ち産業革命への先鞭をつけたのだ。しかしなぜ国家の後ろ盾のない民間商人が世界経済網を構築することができたのか? 膨大な史料をもとに気鋭の歴史家がその謎を解き明かす。そして商業組織の歴史をたどり、資本主義の起源に迫る。文庫オリジナル。
===
資本主義の起源
ミクロストリア最新の成果
文庫オリジナル
===
【目次】
訳者解説 フランチェスカ・トリヴェッラートの歴史学
日本の読者のみなさんへ
参考地図
第1章 商業書簡――世界をどう知るのか
第2章 ルネサンス期のフィレンツェと資本主義の起源――ビジネスヒストリーからの視点
第3章 大西洋を越えて――商業組織の比較へ
第4章 結婚と商業――セファルディムとアルメニア人の比較
第5章 グローバルヒストリーの時代にイタリアのミクロストリアに未来はあるのか
第6章 ルネサンスのイタリアとムスリムーー二つの文明の融合
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世界経済の形成に関し、近年、地中海を結節点として活躍したセファルディムやアルメニア人といったディアスポラの民に注目が集まっている。セファルディムは大西洋間貿易を行いサトウキビの栽培方法と砂糖の生産方法を新世界に伝えた。アルメニア人は主に陸上貿易に携わりインドの捺染技術を西欧に伝えた。いわば彼らが東西インド会社に先立ち産業革命への先鞭をつけたのだ。しかしなぜ国家の後ろ盾のない民間商人が世界経済網を構築することができたのか? 膨大な史料をもとに気鋭の歴史家がその謎を解き明かす。そして商業組織の歴史をたどり、資本主義の起源に迫る。文庫オリジナル。
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資本主義の起源
ミクロストリア最新の成果
文庫オリジナル
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【目次】
訳者解説 フランチェスカ・トリヴェッラートの歴史学
日本の読者のみなさんへ
参考地図
第1章 商業書簡――世界をどう知るのか
第2章 ルネサンス期のフィレンツェと資本主義の起源――ビジネスヒストリーからの視点
第3章 大西洋を越えて――商業組織の比較へ
第4章 結婚と商業――セファルディムとアルメニア人の比較
第5章 グローバルヒストリーの時代にイタリアのミクロストリアに未来はあるのか
第6章 ルネサンスのイタリアとムスリムーー二つの文明の融合
- 本の長さ368ページ
- 言語日本語
- 出版社筑摩書房
- 発売日2022/4/11
- 寸法10.7 x 1.5 x 14.9 cm
- ISBN-104480511199
- ISBN-13978-4480511195
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商品の説明
著者について
フランチェスカ・トリヴェッラート(Francesca Trivellato)
1970年生まれ。イタリア出身の世界的に影響力を持つ歴史家、ミクロストリアン。イェール大学教授を経て、現在プリンストン高等研究所歴史研究科教授。産業革命以前の世界市場や異文化ネットワークの実態を明らかにする研究を行っている。著書に『異文化間交易とディアスポラ』(知泉書館)などがある。
1970年生まれ。イタリア出身の世界的に影響力を持つ歴史家、ミクロストリアン。イェール大学教授を経て、現在プリンストン高等研究所歴史研究科教授。産業革命以前の世界市場や異文化ネットワークの実態を明らかにする研究を行っている。著書に『異文化間交易とディアスポラ』(知泉書館)などがある。
登録情報
- 出版社 : 筑摩書房 (2022/4/11)
- 発売日 : 2022/4/11
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 368ページ
- ISBN-10 : 4480511199
- ISBN-13 : 978-4480511195
- 寸法 : 10.7 x 1.5 x 14.9 cm
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- - 98位国際経済学 (本)
- - 365位ヨーロッパ史一般の本
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2022年4月26日に日本でレビュー済み
フランチェスカ・トリヴェッラートの論文を6編邦訳したもの。前半に収録された4本と後半の2本は趣きを異にするもので、前半の4本はタイトルにもある貿易に代表される経済史を扱ったもの、後半の2本はグローバルヒストリーやミクロヒストリアといった研究の手法や研究の動向を扱ったものとなる。特に後半の2本は当該分野の研究者のような一部の層に読者は限定される内容のように思う。
前半の4本は、近世の商業世界にかかわり、商業書簡(第1章)、フィレンツェと資本主義の起源(第2章)、イベリア系ユダヤ人のセファルディムとアルメニア人の商業組織(第3章)・婚姻制度や遺産管理制度(第4章)といった個別のテーマを扱った論文である。いずれも膨大な数の先行研究と一次史料に基づいた丹念な実証が行われていることが最大の特徴である。
訳もこなれており、内容も専門的なものであるとはいえ興味深いものであったことから、一気に最後まで読み終えたが、おそらく経済史に関心がない人には膨大な参考文献の記述もあいまって、遠い世界の遠い時代のことを書いた重厚なだけの一冊になってしまうような気がする。読者を選ぶところがあると思うが、刺さる人には深く刺さり、濃密な読書経験を得られる一冊ではないだろうか。
前半の4本は、近世の商業世界にかかわり、商業書簡(第1章)、フィレンツェと資本主義の起源(第2章)、イベリア系ユダヤ人のセファルディムとアルメニア人の商業組織(第3章)・婚姻制度や遺産管理制度(第4章)といった個別のテーマを扱った論文である。いずれも膨大な数の先行研究と一次史料に基づいた丹念な実証が行われていることが最大の特徴である。
訳もこなれており、内容も専門的なものであるとはいえ興味深いものであったことから、一気に最後まで読み終えたが、おそらく経済史に関心がない人には膨大な参考文献の記述もあいまって、遠い世界の遠い時代のことを書いた重厚なだけの一冊になってしまうような気がする。読者を選ぶところがあると思うが、刺さる人には深く刺さり、濃密な読書経験を得られる一冊ではないだろうか。