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資本主義の〈その先〉へ (単行本 --) 単行本(ソフトカバー) – 2023/6/28

4.1 5つ星のうち4.1 18個の評価

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◎ 長きにわたる思索の結晶、資本主義をめぐる決定的論考 ◎

資本主義についての私の理論を全体として体系的に論ずる本を書きたいとずっと思ってきました。本書によって、社会学者としての私のこの永年の願望をかなえることができました――大澤真幸

とてつもない不幸や破局、不公正をもたらしつつある資本主義。
だが、資本主義よりよいシステムはあるのか?
そもそも、資本主義とは何なのか?

経済現象としての資本主義の本質を明らかにした上で、
近代科学や近代小説をも含み込んだ、より包括的な社会現象として、資本主義を再定義。
資本主義の〈その先〉へ行くための論理的可能性を示した、
資本主義をめぐる著者の探究の最高到達点!


〔目 次〕
第1章 終わらぬ終わり
1 「下部構造/上部構造」図式を超えて
2 賭博と黙示録
3 時間かせぎの資本主義
4 安楽死か、それとも終わらない延命か
5 量子論の裏返し
6 生産力と生産関係の矛盾
7 ただ一つの資本主義が残る?

第2章 剰余価値はいかにして生まれるのか
1 労働価値説・再考
2 利子の謎
3 予定説の逆説
4 剰余価値の生成
5 資本としての概念、そしてコギト

第3章 増殖する知――資本のごとく
1 剰余権力
2 科学革命の可能条件――万有引力から考える
3 増殖する知
4 経験をまったく信じていないのに……
5 知の階級的な分布
6 懐疑と信仰

第4章 神に見捨てられた世界の叙事詩か?
1 小説という新奇な文学様式
2 小説の極限にある役立たない辞典
3 不可能な告白を通じて――〈主体〉の生成
4 キリストの不信の回帰
5 神に見捨てられた世界の叙事詩?
6 虚構性の勃興
7 資本主義と連動する小説

第5章〈その先〉へ
1 科学の言説と小説の言説――無限に対する二つの態度
2 「資本主義の終焉」の話題でもちきり
3 プロレタリアートとは何か
4 交響圏とルール圏
5 「普遍性」から〈普遍性〉へ
6 コミュニズムへ
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商品の説明

著者について

大澤真幸(おおさわ・まさち):1958年、長野県生まれ。東京大学大学院社会学研究科博士課程修了。社会学博士。思想誌『THINKING 「O」』(左右社)主宰。2007年『ナショナリズムの由来』( 講談社)で毎日出版文化賞、2015年『自由という牢獄』(岩波現代文庫)で河合隼雄学芸賞をそれぞれ受賞。他の著書に『不可能性の時代』『夢よりも深い覚醒へ』(以上、岩波新書)、『〈自由〉の条件』(講談社文芸文庫)、『新世紀のコミュニズムへ』(NHK出版新書)、『日本史のなぞ』(朝日新書)、『社会学史』(講談社現代新書)、『〈世界史〉の哲学』シリーズ(講談社)、『増補 虚構の時代の果て』(ちくま学芸文庫)など多数。共著に『ふしぎなキリスト教』『おどろきの中国』(以上、講談社現代新書)、『資本主義という謎』(NHK出版新書)などがある。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 筑摩書房 (2023/6/28)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2023/6/28
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本(ソフトカバー) ‏ : ‎ 456ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4480867430
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4480867438
  • 寸法 ‏ : ‎ 18.8 x 12.8 x 2.9 cm
  • カスタマーレビュー:
    4.1 5つ星のうち4.1 18個の評価

著者について

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大澤 真幸
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上位レビュー、対象国: 日本

2023年7月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
エコロジカルな(但し、ダーウィン存命中の、ダーウィンが婉曲的に否定した『資本論I,II』から
のエコロジーではない観点。でもその詳述者は世界中にまだ居ないのではあるまいか。いわゆる
「後期マルクス主義」のなかの”エコロジー論”とやらを早く具体的に知りたいと思う)、

【後期マルクス主義】vs【(民主主義的)資本主義】(の未来論争)に関して、このところ、持
続的に前者の勢いが大勢のような社会の雰囲気の中で、後者に生まれ育った日本人から、後者の
立場での(近)未来像”理論”(⇒但し、「幻想の普遍性」と言って過激ならば、(二律背反の)
きわめて”抽象性”の高いものである)がとうとう出たことはまことに倖せである。
(著者はそれが念願だったと文中たびたび強調しておられる。)

著者は後期マルクスに直接言及はされず(無理もない点は理解できる)、主として斎藤幸平氏
の著述への論評からのみにみえるのはいささか残念)、そもそも資本主義が一神教のキリスト
教社会(≒とくにイギリス国教会またはカルヴァン派・プロテスタント(またはピューリタン))
から起ったこと、及びキリスト教原理の「予定説」のアンチノミーから説き起こすところ、近
代科学革命(⇒著者は究極は近代科学を支持)、及び18世紀の小説(=題名・略)も資本主義
との結びつきを詳しく説いておられるのは読みごたえがある。

著者は、古典的(であって、昨今流行の全100巻に及ぶという後期マルクス主義ではない)マ
ルクス主義が、誤っているのは「資本」であり、「資本主義」ではないという観点に立ってお
られるのだろうと思われる。
(論理的には正しいようにみえるが、わたしは今はその成否判断は保留中)

それをマルクス資本論(=繰り返しになるが、大澤氏も現時点で、古典的I,IIに限定されてい
ると思う)の余剰価値の再生産(≒投資の繰り返し)に絞って説いておられるのは大変わかり
やすく、本書の全巻で趣旨一貫している。

しかし、論点はわたしにはJason Hickel の”Less is More(邦訳は『資本主義の次に来る世界
-少ないほうが豊かである)』”の方が、短く簡潔で分かりやすい。

Hickel氏は、今日の生態学的な【多様性】の景観に思想の原点があり、その持続、または復元
に思想の根幹がある。明らかに後期マルクス主義的立場ではないとみえるが、マルクス主義に
言及されている箇所はほとんどない。そういう意味では立ち位置は民主主義的資本主義者的で
あるが、潜在的な根底には両者のwin-winを前提にしておられるようにみえる。

この現代的SDGs的とも言える思想は、アメリカ共和党支持者の多数や、それにほとんど盲目
的に追従するかにみえる多くの日本の政権与党とその支持者(←経済界の主流と、国政選挙の
たびに経済発展を優先的に訴求する多くの日本国民)には、「好き嫌いの問題」としても、支
持者は少ないであろう。
(事実、日本の「(2030年時点での)SDGs達成予想度」は世界中で低い。)

イギリスにはHickel氏的と言っても好い、ナショナルトラストや日本の公益財団のような団体
は多数あって、思想的にHickel氏の支持層は多いと思われる。

アメリカにも同様の団体が存在はするが、全体からみれば例外的少数派である。

またHickel氏は、仏教にも言及されているが、大澤氏には仏教に関する著書が多数あるにも関
わらず、仏教の視点が皆無なのは残念である。おそらく仏教と言っても、いささか「原理主義」
的である(?)『法華経』の解説が多く、何と言っても資本主義がキリスト教とほとんど一身
[同体(=三位一体(説))]であるとお考えなのに対し、仏教は資本主義との結合性はあるま
い(という論理・思考性向のためであろう)。

思想に、いささか「好き嫌い感」が絡んでいるかにみえるのはいささか遺憾ではある。
(しかし、思想するのが人間ゆえに、そのことはやむを得ず、必ずしも批判されるべきでも
ない。)

また、”Less is More”は、ダーウィン時代の”古い”エコロジー思想を、現在の気候変動問題
(=地球の危機)の観点から、「脱成長」路線に限定的に考察したかにみえる(⇒実はそう
ではないとわたしは思う)ような点に、著者大澤氏は、Hickel氏に対し、大いに批判的であ
ると思われるが、著者大澤氏の「ゲマインシャフトとゲゼルシャフト」の対比議論を読めば、
お二人に一致とまでは到底いかないが、ある程度の接点はあるとわたしは読み取る。

また「日本人から」というとき、大澤氏には、見田宗助氏や柄谷行人氏に賛同する向きも多
いように思われる。
(⇒但し、柄谷氏の英語力にはわたしはいささかの懸念を感じている(→翻訳に誤訳がある
(?)せいかも知れぬ。それなら柄谷氏を批判するのは当たらないかも知れぬが、もし英語
原文を読んだのなら、どうして「このように」読みとるのか不思議に思うことがある)。

Hickel氏と大澤氏のどちらが結局正しそうかに、私は興味はないが、Hickel氏の方が、より
大局的で、平たく言えば、冒頭の2大極論のwin-winな視点にあふれているようにわたしは
読んだ。
(大澤氏はwin-winの視点とは言い切れない、完全に後者の視点に立つ人である。)

いずれにせよ、1回読んだだけで正確に読み取ったという気はなく、この先、両者を何度も
読んで、自分でwin-winの結論を出したいと考える。
(どちらか一方の理論が100%正しく、他の理論が100%間違いということは確率的にあま
り高くはないだろうと思うから。)

(大澤氏には、Hickel氏をご存じないのか-そんなことはないだろうと思う-Hickel氏のこ
とは1行も登場しなかった。無視されたのであろう。)

このご時世(=資本主義社会の終焉的ムードに、なんら明確な政治経済的解決策を根拠と説
得力をもって国民を説得しようと考えているようには決して思えない政権与党と野党全党及
び諸経済界の重鎮ご仁の世界)に、ぜひとも精読してもらいたい良書でもある。

但し、ドイツ語の歌にもある「考えることは自由」というように【思想は自由】だが、日本
の現在の政権与党とその支持団体と支持者国民が、単純盲目的に大澤氏の理論に従わない方
が好いようには思う。あまりに二律背反的・逆説的【抽象論】だから、このままでは具体的
な政策に落とし込み難い。

では、どうする? 

自分で考えるしかないと思う。思想には理論だけではなく、好き嫌いを超えた善と愛、また
は一般に、善の対極にあると考える人が多い「悪」を知り尽くしたうえで、【倫理的な宗教
観(→普通の日本人にとっては(=仏教観)】をも反映されて然るべきであるとわたしは考
える。

著者は最後に民主主義について、いささかとってつけた感じで、代表性民主主義でもなく、
直接性民主主義でもない、「第3のモニタリング民主主義」を論じておられるが、要するに
今の主権国家(例えば中国、インド、アメリカ)を超える「第3の国家」のような存在を
「解」とされているように推察される。
(では、EU,G7,G20、クワッド、アセアン、UN的...か(?)⇒堂々巡りのような気もす
るが、確かにその方向に「正解」はあるようではある。【具体的な正解であるならば、具
体的な行動規範になし得るかぎり、その思想は成功している】と、とリあえずは言えると
思う。しかし「第3の国家」は制度上であれ、例えば今の国連討議をみるかぎり、とても
具体的な政策提案・実行機関になり得て居ない。大澤理論の具体的実践提案に仕切るには
難しい面があろう。それでもとっかかりはたくさんあると思う。良書であり、かつ精読を
お勧めする理由である。)
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2023年10月17日に日本でレビュー済み
資本主義は幻想ではないか。もちろん、経済学で割り切れる物的実体はある。しかし、その本質は観念的であり、だからこそ、マックスウェーバーが説いたように宗教的、社会文化的、政治的な存在なのだろう。本書で、その思いを強くした。

結論、資本主義のその先は「互いをつなぐ線をもったコミューンの集合」だと予言する。それは、国家も民主主義も乗り越えた先にあるもの。正直、何がなんだか分からない。本書は、観念的に資本主義を解こうとするのだから、こうなってしまうのもやむを得ないのかもしれない。

しかし、カルバン派「予定説」が資本主義を規定したことへの理解は深まった。運命は神に予め定められ、個々の意思では変えられないのだと。確かに、小説では結末が決まっているし、仮説を蓄積するだけの近代科学は神の真理には近づけない。

だから、資本主義を経済から解こうとしても限界がある。資本主義は観念も経済的土台もその一部に含むトータルなメカニズムだから。デカルト、カント、ヘーゲルら近代哲学者は皆が宗教の真理を信じたように感じるし、近代科学の創始者たるニュートンは魔術師として神の真理を感じさせる存在だ。

こうも資本主義は奥深く難解。そこで、チャーチルは「民主主義(資本主義)は最悪。しかし、それよりマシなシステムは他にない」と二律背反でシンプルに割り切ったのだと言う。そんなチャーチルの気持ちが分からなくもないと思った。
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