90代でも、のどの筋トレで若返る。
「歌うとせきこむ」「しゃべるとムセる」「しょっちゅうつまずく」
症状を歌って語って治した――。
体験談に引きこまれた。奥さんに先立たれ、
コロナ禍が重なって4カ月、ほとんど声を出さなかったら
全身が衰えてしまった。
でも、著者・渡邊先生に
「よく使っていた声帯を使わなくなったから、
のどの筋肉が弱っているだけ。
以前のように歌ったりしゃべったりしていれば自然に治りますよ」と励まされ
コーラスと風呂カラオケを再開して、被爆者体験の「語り部」も始めたら見事、
せきこまない、ムセない、つまずかない日常が戻ったという。
長さ１．５センチぐらいの小さな声帯が、
人生の質にも、身体能力にも、生きる張り合いにも大きくかかわるのだ。
のどの筋肉を鍛えることで「食べ物、飲み物は食道へ」
「空気は気道へ」の仕分けがきちんとできて高齢者の死因の上位、誤嚥性肺炎を防げる。
声帯がピタッと閉じるようになり、とっさのとき足をふんばれる。
つまり、転倒骨折を遠ざけられる。
だから、老いを自覚したらまずは「よく声を出す」こと。
湯気のたちこめるお風呂場はのどを痛めずに、
気分よく歌えて最高。
10分間歌う＋ゆっくり立ち上がる、
で、入浴熱中症やヒートショック対策にもなる。
ご利益が多くてやる気がわく。
ハミングでもOKと書いてあったので今日は、
先生おすすめの「涙そうそう」
「北の国から」「シャボン玉」を口ずさみました。
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