目まぐるしい環境変化の時代
シェーファーのサウンドスケープ論などがすでに形骸化している中で
まさに現代における「音」についての冷静で新しい解釈が参考になります。
イメージで語られがちな「音」に対する
筆者の柔軟な発想と冷静な分析が秀逸です。
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心を動かす音の心理学 ― 行動を支配する音楽の力 単行本 – 2011/5/24
齋藤 寛
(著)
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人はなぜ音楽に心を動かされるのか?心理学の視点から説く音楽へのアプローチ
池谷裕二氏推薦!
「ヒトは音楽とどう付き合うべきなのか。ユニークな指南書がここにある」
「なぜ人間は音楽を必要としたのか?」「悲しい気分のときに悲しい音楽が好まれる理由は?」「お店の売上が伸びるBGMとは?」「クラシックが飽きられない理由は?」「頭が良くなる音楽とは?」 ――音楽は人に感動を与える以外にも驚くべき力を持っています。本書では、そんな「音」と人間の意外な関係を、「音」をビジネスの視点からプロデュースしてきた音環境コンサルタントがやさしく読み解きます。心理学の視点から考える、「音」との新しい付き合い方とは?
池谷裕二氏推薦!
「ヒトは音楽とどう付き合うべきなのか。ユニークな指南書がここにある」
「なぜ人間は音楽を必要としたのか?」「悲しい気分のときに悲しい音楽が好まれる理由は?」「お店の売上が伸びるBGMとは?」「クラシックが飽きられない理由は?」「頭が良くなる音楽とは?」 ――音楽は人に感動を与える以外にも驚くべき力を持っています。本書では、そんな「音」と人間の意外な関係を、「音」をビジネスの視点からプロデュースしてきた音環境コンサルタントがやさしく読み解きます。心理学の視点から考える、「音」との新しい付き合い方とは?
- 本の長さ192ページ
- 言語日本語
- 出版社ヤマハミュージックエンタテイメントホールディングス
- 発売日2011/5/24
- 寸法13 x 1.4 x 19 cm
- ISBN-104636855787
- ISBN-13978-4636855784
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商品の説明
レビュー
「ヒトは音楽とどう付き合うべきなのか。ユニークな指南書がここにある」 --池谷裕二氏推薦!
著者について
著者:齋藤 寛 音環境コンサルタント。音楽心理カウンセラー、フェルモンド代表。 群馬県出身。新潟大学教育学部芸術学科でピアノ演奏と音楽心理学を専攻。音 や音楽が人の感情に及ぼす影響について研究する。 飲食店やオフィスなど商用BGM に関するコンサルティングや医療学会での講 演、ビジネス書、専門誌への寄稿、ラジオ、テレビ、雑誌などメディア露出も 多数。BGM アドバイザーとして音楽を提供する企業への協力や、個人向けに音 楽心理カウンセリング(音で心を整える)を行うなどその活動は多岐に渡る。 好きな音楽家はバッハ、シューベルト、ショパン、シューマンなど。クラシッ ク音楽の素晴らしさを広めるための音楽会も開催している。 公式サイト BGM の心理学 http://www.otokan.com/
登録情報
- 出版社 : ヤマハミュージックエンタテイメントホールディングス; 四六版 (2011/5/24)
- 発売日 : 2011/5/24
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 192ページ
- ISBN-10 : 4636855787
- ISBN-13 : 978-4636855784
- 寸法 : 13 x 1.4 x 19 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 110,856位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 2,153位音楽一般の本
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
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2018年8月6日に日本でレビュー済み
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2020年7月7日に日本でレビュー済み
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最高に納得のいく内容でした。
コロナ渦の中、音楽が切り離せない理由がスーと胸に落ちたのを覚えています。
コロナ渦の中、音楽が切り離せない理由がスーと胸に落ちたのを覚えています。
2013年3月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ひとつひとつのチャプターがとっつきやすく、生活に根差した例から音についての解説が具体的でわかりやすいです。
人間が聴覚からの刺激によって、ストレスを改善したり、仕事がはかどったり、安らかになったりイライラしたり…
ビジネス・プライベートでの「音楽環境」を改善するためのバイブルにできます。
自分を取り巻く音楽のこともさることながら、自分の声によって相手の心理をつかんだり、相手の声色で心理状態を読んだりと、
当たり前のように世間にあふれている「音」の可能性を実感しました。
「音」以外のこともたくさん書かれていて、読んでいて飽きませんでした。
著者とそのおばあさまの関係がとても印象的でした。「おおらかに」、とても素敵な言葉です。
人間が聴覚からの刺激によって、ストレスを改善したり、仕事がはかどったり、安らかになったりイライラしたり…
ビジネス・プライベートでの「音楽環境」を改善するためのバイブルにできます。
自分を取り巻く音楽のこともさることながら、自分の声によって相手の心理をつかんだり、相手の声色で心理状態を読んだりと、
当たり前のように世間にあふれている「音」の可能性を実感しました。
「音」以外のこともたくさん書かれていて、読んでいて飽きませんでした。
著者とそのおばあさまの関係がとても印象的でした。「おおらかに」、とても素敵な言葉です。
2018年5月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
きちんとした学術的な実験や研究は無し。
筆者のクラシック好きとポップス嫌いを語っているだけです。
「筆者の知り合いは皆クラシックが好きで良い人なのでクラシックが良い」と言うのはかなり乱暴で偏見にみちています。
判例として挙げられるのは「筆者の知り合いは皆クラシックを聞いているので性格が良い」ばかり。
およそ学術的では無い理屈を振り回し、クラシックが良いに終止しています。
さらに私の会社でこういうふうに音響指導して改善しています、、、、宣伝ですね。
池谷先生推薦とあったので買ってみましたが、おそらく池谷先生は中を見ていないのでは?と思えるほど
偏った内容でした。
筆者のクラシック好きとポップス嫌いを語っているだけです。
「筆者の知り合いは皆クラシックが好きで良い人なのでクラシックが良い」と言うのはかなり乱暴で偏見にみちています。
判例として挙げられるのは「筆者の知り合いは皆クラシックを聞いているので性格が良い」ばかり。
およそ学術的では無い理屈を振り回し、クラシックが良いに終止しています。
さらに私の会社でこういうふうに音響指導して改善しています、、、、宣伝ですね。
池谷先生推薦とあったので買ってみましたが、おそらく池谷先生は中を見ていないのでは?と思えるほど
偏った内容でした。
2017年3月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
生活に音楽を取り入れる大切さがわかって、とても勉強になりました。
2017年5月2日に日本でレビュー済み
☆☆☆
「言葉の力」にはよく共感を覚えて、意識が向いているのですが、「音楽の力」に関してはあまりに無頓着だったので、ここらで「音楽の力」を解明する旅に出てみようと思って手にとった1冊目でした。(孫娘のピアノ発表会の感動から)
芸術に携わる時間に身を投じている人たちのことばは、なにか柔らかいものがあります。世間ズレしていないというか、周囲からの視線に縛られていないというか、だから読んでいるリズム感も少し違うものがあります。この本の著者齋藤 寛さんは、音環境コンサルなので若干その匂いがしました。
・「絵画は空間芸術、音楽は時間芸術」という表現がありました。「視覚」か「聴覚」の違いではなく、芸術が活躍するステージに視点を移した捉え方。なるほど。
・音楽は社会的集団を統合したり、維持したりすることに活用されてきて現在に至る。ーー人との結びつきをつくり、単独行動→集団協調行動を促進し、人類を様々な危機から救って現在に連れてきてくれている。(危機にも向かわせてきたが…)
・言葉は‘言語野’という脳の一部で処理されるのに対して、音楽は脳全体で処理される。
○大脳辺縁系→側坐核ではドーパミンの分泌を促進して「報酬行動」に駆り立てる。
○小脳を刺激→リズム感を活性化→良いアイデアを生む身体環境をつくる
など、知らなかったこと、いい感覚のことばを得た。
次は『音のなんでも小辞典』(日本音響学会)を読んでみる。
2017/05/02
「言葉の力」にはよく共感を覚えて、意識が向いているのですが、「音楽の力」に関してはあまりに無頓着だったので、ここらで「音楽の力」を解明する旅に出てみようと思って手にとった1冊目でした。(孫娘のピアノ発表会の感動から)
芸術に携わる時間に身を投じている人たちのことばは、なにか柔らかいものがあります。世間ズレしていないというか、周囲からの視線に縛られていないというか、だから読んでいるリズム感も少し違うものがあります。この本の著者齋藤 寛さんは、音環境コンサルなので若干その匂いがしました。
・「絵画は空間芸術、音楽は時間芸術」という表現がありました。「視覚」か「聴覚」の違いではなく、芸術が活躍するステージに視点を移した捉え方。なるほど。
・音楽は社会的集団を統合したり、維持したりすることに活用されてきて現在に至る。ーー人との結びつきをつくり、単独行動→集団協調行動を促進し、人類を様々な危機から救って現在に連れてきてくれている。(危機にも向かわせてきたが…)
・言葉は‘言語野’という脳の一部で処理されるのに対して、音楽は脳全体で処理される。
○大脳辺縁系→側坐核ではドーパミンの分泌を促進して「報酬行動」に駆り立てる。
○小脳を刺激→リズム感を活性化→良いアイデアを生む身体環境をつくる
など、知らなかったこと、いい感覚のことばを得た。
次は『音のなんでも小辞典』(日本音響学会)を読んでみる。
2017/05/02
2011年6月9日に日本でレビュー済み
音楽の持つ根源的な力をわかりやすく教えてくれる一冊です。
なぜ人間は音楽惹かれるのかの基本的な認識から店舗や病院のBGMの活用法まで、
読みやすい文章の中に知見が詰まっていると感じました。
音楽とストレス緩和の密接な関係が書かれているところを読みながら、
自分も過去ストレスが大量にかかる時に音楽を聴いていたなあと思い返しました。
なぜ人間は音楽惹かれるのかの基本的な認識から店舗や病院のBGMの活用法まで、
読みやすい文章の中に知見が詰まっていると感じました。
音楽とストレス緩和の密接な関係が書かれているところを読みながら、
自分も過去ストレスが大量にかかる時に音楽を聴いていたなあと思い返しました。
2020年11月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
もっと人間と音楽に関する学を得られる内容かと思いきや筆者のクラシック大好き自分語りエッセイ集にすぎず金を無駄にしたなあという読了感を得た。小一時間半身浴をする時間は稼げたので省スペースのため捨てる