現在の煌めくスター建築家の一角を占める著者による待望の建築論&都市論&社会論になっており
俯瞰的に建築が如何に社会の要であることを知らしめている好著であります。
会社に従属し住宅ローンやマイカーローンの重荷に懸命に耐える都市型の現代人の悲哀が聞こえてきます。新国立競技場に社会的背景や建築の系譜やザハとの対比で語られていてこのような深い
メッセージが込められているかを知ることが出来て意味も無く熱くなりました。
極端な原理主義に捉われることが無くレール無きオルタナティブな道を模索しながら歩み
一つのアンサーを投げつけていて凄いです。
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ひとの住処 1964-2020 (新潮新書) 新書 – 2020/2/14
隈研吾
(著)
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人間にとって建築とはなにか? 圧巻の半自伝的文明論、登場!
1964年、丹下健三の代々木国立競技場に憧れ、建築家を志す。バブル崩壊後の10年間、地方を巡る中、工業化社会の後に来る次なる建築と出会う。そして、2020年――。
1964年
10歳の時、代々木の競技場に度肝を抜かれ、
その設計者、丹下健三に憧れ建築家を志す。
1970年
大阪万博を訪れ丹下の「お祭り広場」の姿に落胆。
その後東大工学部建築学科に進むもモダニズム建築に疑問を抱き続け、サハラ砂漠の民家の調査を敢行した。
1985年歴史的プラザ合意の年に、ニューヨークへ。帰国後、独立するがほぼ3年でバブル崩壊。
東京でまったく仕事がなくなり大借金を抱えて地方巡りをする。
その際の全国の職人との交流が大きな財産となった。
2020年
金融資本主義を離れ、神宮の森と一体化を目指し、
全国の木を使った新国立競技場がオープン。次の時代の建築を目指す。
目次
はじめに――ふたつのオリンピック
第1章 1964~東京オリンピック
工業化社会は建築の時代/建築か、革命か
戦後日本のシステムと吉田五十八/田んぼの中の新幹線/ボロイ家
里山で育つ/お化け屋敷とアーツ・アンド・クラフト
田園調布とガーデン・シティ/10宅論と東横線/代々木体育館の衝撃
田中角栄と建築/時代を読む/丹下と大地/丹下の神殿/法隆寺と丹下
第2章 1970~大阪万博
1964という祭りの後/大阪万博での落胆/メタボリズムと黒川紀章
広場とトレイ/吉田健一と『ヨオロッパの世紀』
オイルショックとトイレットペーパー/原広司と集落調査/サハラの旅
サハラの子供/集落調査を続ける僕/離散型住居/サハラからの帰還
第3章 1985~プラザ合意
武士よさらば/建築家も武士化/ニューヨークとプラザ合意
中筋修とコーポラティブハウス/梼原町で木に出会う
違う時間を過ごす/登米と森の能舞台/馬音の杉でできた広重美術館
最高の木は裏山の木だ/奇々怪怪建築を超えて/時間そのものが建築
万里の長城の竹屋
第4章 2020~東京オリンピック
産業資本主義と金融資本主義/新国立競技場第一回コンペ/第二回コンペ
土間と床の長岡市役所の体験/木のスタジアム
金融資本主義の後の建築/低い競技場/米軍が敵視した歌舞伎座
木で再建された明治神宮/内田先生の教えと日本建築の庶民性
小径木の日本の木造/ネーションステートを超える「国立」
「国立」と森をつなぐ
著者紹介
1954年生。東京大学建築学科大学院修了。1990年隈研吾建築都市設計事務所設立。現在、東京大学教授。1964年東京オリンピック時に見た丹下健三の代々木屋内競技場に衝撃を受け、幼少期より建築家を目指す。大学では、原広司、内田祥哉に師事し、大学院時代に、アフリカのサハラ砂漠を横断し、集落の調査を行い、集落の美と力にめざめる。コロンビア大学客員研究員を経て、1990年、隈研吾建築都市設計事務所を設立。これまで20か国を超す国々で建築を設計し、(日本建築学会賞、フィンランドより国際木の建築賞、イタリアより国際石の建築賞、他)、国内外で様々な賞を受けている。その土地の環境、文化に溶け込む建築を目指し、ヒューマンスケールのやさしく、やわらかなデザインを提案している。また、コンクリートや鉄に代わる新しい素材の探求を通じて、工業化社会の後の建築のあり方を追求している。著書に『負ける建築』『建築家、走る』など多数。
1964年、丹下健三の代々木国立競技場に憧れ、建築家を志す。バブル崩壊後の10年間、地方を巡る中、工業化社会の後に来る次なる建築と出会う。そして、2020年――。
1964年
10歳の時、代々木の競技場に度肝を抜かれ、
その設計者、丹下健三に憧れ建築家を志す。
1970年
大阪万博を訪れ丹下の「お祭り広場」の姿に落胆。
その後東大工学部建築学科に進むもモダニズム建築に疑問を抱き続け、サハラ砂漠の民家の調査を敢行した。
1985年歴史的プラザ合意の年に、ニューヨークへ。帰国後、独立するがほぼ3年でバブル崩壊。
東京でまったく仕事がなくなり大借金を抱えて地方巡りをする。
その際の全国の職人との交流が大きな財産となった。
2020年
金融資本主義を離れ、神宮の森と一体化を目指し、
全国の木を使った新国立競技場がオープン。次の時代の建築を目指す。
目次
はじめに――ふたつのオリンピック
第1章 1964~東京オリンピック
工業化社会は建築の時代/建築か、革命か
戦後日本のシステムと吉田五十八/田んぼの中の新幹線/ボロイ家
里山で育つ/お化け屋敷とアーツ・アンド・クラフト
田園調布とガーデン・シティ/10宅論と東横線/代々木体育館の衝撃
田中角栄と建築/時代を読む/丹下と大地/丹下の神殿/法隆寺と丹下
第2章 1970~大阪万博
1964という祭りの後/大阪万博での落胆/メタボリズムと黒川紀章
広場とトレイ/吉田健一と『ヨオロッパの世紀』
オイルショックとトイレットペーパー/原広司と集落調査/サハラの旅
サハラの子供/集落調査を続ける僕/離散型住居/サハラからの帰還
第3章 1985~プラザ合意
武士よさらば/建築家も武士化/ニューヨークとプラザ合意
中筋修とコーポラティブハウス/梼原町で木に出会う
違う時間を過ごす/登米と森の能舞台/馬音の杉でできた広重美術館
最高の木は裏山の木だ/奇々怪怪建築を超えて/時間そのものが建築
万里の長城の竹屋
第4章 2020~東京オリンピック
産業資本主義と金融資本主義/新国立競技場第一回コンペ/第二回コンペ
土間と床の長岡市役所の体験/木のスタジアム
金融資本主義の後の建築/低い競技場/米軍が敵視した歌舞伎座
木で再建された明治神宮/内田先生の教えと日本建築の庶民性
小径木の日本の木造/ネーションステートを超える「国立」
「国立」と森をつなぐ
著者紹介
1954年生。東京大学建築学科大学院修了。1990年隈研吾建築都市設計事務所設立。現在、東京大学教授。1964年東京オリンピック時に見た丹下健三の代々木屋内競技場に衝撃を受け、幼少期より建築家を目指す。大学では、原広司、内田祥哉に師事し、大学院時代に、アフリカのサハラ砂漠を横断し、集落の調査を行い、集落の美と力にめざめる。コロンビア大学客員研究員を経て、1990年、隈研吾建築都市設計事務所を設立。これまで20か国を超す国々で建築を設計し、(日本建築学会賞、フィンランドより国際木の建築賞、イタリアより国際石の建築賞、他)、国内外で様々な賞を受けている。その土地の環境、文化に溶け込む建築を目指し、ヒューマンスケールのやさしく、やわらかなデザインを提案している。また、コンクリートや鉄に代わる新しい素材の探求を通じて、工業化社会の後の建築のあり方を追求している。著書に『負ける建築』『建築家、走る』など多数。
- 本の長さ208ページ
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日2020/2/14
- 寸法18.2 x 11.3 x 2 cm
- ISBN-104106108488
- ISBN-13978-4106108488
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登録情報
- 出版社 : 新潮社 (2020/2/14)
- 発売日 : 2020/2/14
- 言語 : 日本語
- 新書 : 208ページ
- ISBN-10 : 4106108488
- ISBN-13 : 978-4106108488
- 寸法 : 18.2 x 11.3 x 2 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 145,962位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 377位新潮新書
- - 9,807位アート・建築・デザイン (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1954年、神奈川県横浜生まれ。1979年東京大学大学院建築学科修了。コロンビア大学客員研究員、慶應義塾大学教授を経て、2009年より東京大学教授(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『建築家、走る (ISBN-10: 4103335610)』が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2021年10月23日に日本でレビュー済み
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2023年6月17日に日本でレビュー済み
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捻りのある文章ではなかったが、
読みやすく隈研吾のルーツがよくわかる本だった。
読みやすく隈研吾のルーツがよくわかる本だった。
2020年10月10日に日本でレビュー済み
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隈研吾就像历史的长路上一台晃晃悠悠的小车,见证了这条路上的每一个壮丽的风景,也留下了自己不浅不深的痕迹。
2020年7月21日に日本でレビュー済み
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本書を読んで、隈氏を知るという事自体に意味があった、と感想を抱きました。この人を知って、まだまだ世界、人生捨てたもんじゃないなと。できることならば家(人生)を建てるならば彼にお願いしたい。
2020年2月24日に日本でレビュー済み
隈研吾といってもほとんどの人は、新国立競技場のデザインに採用されたことで、はじめてその名前を知った人が多いのではないでしょうか!
しかし、近年の建築業界で木材を多用したスタイルは、大きな存在となってきているのです。
本書は、1964年と2020年の二つのオリンピックを補助線とし、建築家からの目を通してみた現代文化論、
都市論、建築論、そして、自叙伝 といった内容になっています。
隈氏は、20世紀を工業化の時代と考えていて、その主役をコンクリートと鉄を使用した建築と考えているのです。
そして、その頂点にたつのが丹下健三だと考えているのです。
しかし、大阪万博辺りから化風向きが代わり始め、我が国でもバブル崩壊、リーマン・ショック、
東日本大震災が起こり、また、世界的にも地球温暖化等で、木材という素材が見直されるようになってきたのです。
そして、その象徴が、ザハにかわって、隈氏の案が採用されて新国立競技場ということになるのでしょうね!
本書は、確かに今の建築の流れのひとつを述べたものですが、
安藤氏等はこの考えにたいしどう考えているのでしょうかね・・・・・??!
しかし、近年の建築業界で木材を多用したスタイルは、大きな存在となってきているのです。
本書は、1964年と2020年の二つのオリンピックを補助線とし、建築家からの目を通してみた現代文化論、
都市論、建築論、そして、自叙伝 といった内容になっています。
隈氏は、20世紀を工業化の時代と考えていて、その主役をコンクリートと鉄を使用した建築と考えているのです。
そして、その頂点にたつのが丹下健三だと考えているのです。
しかし、大阪万博辺りから化風向きが代わり始め、我が国でもバブル崩壊、リーマン・ショック、
東日本大震災が起こり、また、世界的にも地球温暖化等で、木材という素材が見直されるようになってきたのです。
そして、その象徴が、ザハにかわって、隈氏の案が採用されて新国立競技場ということになるのでしょうね!
本書は、確かに今の建築の流れのひとつを述べたものですが、
安藤氏等はこの考えにたいしどう考えているのでしょうかね・・・・・??!
2020年6月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
著者の遍歴、想いがよく分かりました。良書
2020年2月16日に日本でレビュー済み
本にも、アッパー系とダウナー系がある気がする。ビジネス書の多くは、明日からやってみたくなるワクワクをくれる。対して、大きな視点で物事をつかませてくれ、いまの不安や焦りを鎮めてくれる本がある。良い新書にはそういう良さがあり、この本もそうだった。隈氏の人生と日本現代の建築史の交差点に、新しい国立競技場が見えてくる。そのシンボリックな素材である木のように、落ち着きをくれる一冊でした。
2020年2月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
1.この本の二週間前に出版された「点・線・面」が文語体的硬派の理論書とすると口語的わかりやすいエッセイ集といえる本。いずれも現在の著者の立ち位置がわかる貴重な本。
また他の建築家にたいする、これまでよりさらに明確な胸のすく様な批判的指摘がなされている。
2.「建築家走る(2013)」「僕の場所(2014)」に次ぐ、ゆっくり味わって読める本。
3.中国の竹の家に関する詳細なエピソードが新しくまた味わい深い(p。139以下)。
4.新国立競技場建設やりなおしコンペに関して、大成建設から電話でエントリーが提案された理由が長岡市役所のプロジェクト協働の成功にあったと明かされている(p。160)。一つの仕事が次につながっていく生き生きした状況が彷彿。
5.第三章前半部(pp。103-110)で戦国期の武士が江戸期の平和時代の武士へと変貌したように高度成長期の建築家が低成長期に入って洗練度を高めていった様子(たとえばコンクリート打ちっぱなしの安藤忠雄)が活写されている。
6.大きな仕事を終えた著者が、次のステップに行く前に、今の時点での考えをまとめた本といえると思う。久しぶりに著者の新著二冊をよみ、建築のもつ総合性(文化、歴史、哲学、思想、今という時代性)を深く反芻し味わった。
また他の建築家にたいする、これまでよりさらに明確な胸のすく様な批判的指摘がなされている。
2.「建築家走る(2013)」「僕の場所(2014)」に次ぐ、ゆっくり味わって読める本。
3.中国の竹の家に関する詳細なエピソードが新しくまた味わい深い(p。139以下)。
4.新国立競技場建設やりなおしコンペに関して、大成建設から電話でエントリーが提案された理由が長岡市役所のプロジェクト協働の成功にあったと明かされている(p。160)。一つの仕事が次につながっていく生き生きした状況が彷彿。
5.第三章前半部(pp。103-110)で戦国期の武士が江戸期の平和時代の武士へと変貌したように高度成長期の建築家が低成長期に入って洗練度を高めていった様子(たとえばコンクリート打ちっぱなしの安藤忠雄)が活写されている。
6.大きな仕事を終えた著者が、次のステップに行く前に、今の時点での考えをまとめた本といえると思う。久しぶりに著者の新著二冊をよみ、建築のもつ総合性(文化、歴史、哲学、思想、今という時代性)を深く反芻し味わった。