9年ぶりだという事でしたが、最近読み始めた新参者ですので、すぐ続きを読めました。
読了後すぐに思ったのは、9年ぶりの執筆なのに2作目からの違和感がないという事。凄い事ですね。
響野さんもいつも通り騒がしいし笑
響野さんいいですね。シリーズを重ねる毎に良くなってる笑
成瀬さんや久遠さん、雪子さんはもちろんですが、響野さんがいるから陽気なギャングシリーズが成り立っていると思います。
やっぱり賑やかしは必要悪ですね笑
今回も読みやすく先が読めなくてワクワクすると思うので2作目まで読んだ人はぜひ。
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陽気なギャングは三つ数えろ (祥伝社文庫) 文庫 – 2018/9/12
伊坂幸太郎
(著)
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伊坂幸太郎20周年記念スペシャルカバー
人気イラストレーターpomodorosa氏描下ろし
3カ月連続リリース! (2020年11月現在)
嘘を見抜く名人、天才スリ、演説の達人、精確な体内時計を持つ女――
天才強盗4人組に、最凶最悪のピンチ! 3、2、1、BANG!
陽気なギャング一味の天才スリ久遠は、ひょんなことからハイエナ記者火尻を暴漢から救うが、その正体に気づかれてしまう。直後から、ギャングたちの身辺で、当たり屋、痴漢冤罪などのトラブルが頻発。蛇蝎のごとき強敵の不気味な連続攻撃で、人間嘘発見器成瀬ら面々は断崖に追いつめられた! 必死に火尻の急所を探る四人組に、やがて絶体絶命のカウントダウンが! 230万部の人気シリーズ!
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嘘を見抜く名人、天才スリ、演説の達人、精確な体内時計を持つ女――
天才強盗4人組に、最凶最悪のピンチ! 3、2、1、BANG!
陽気なギャング一味の天才スリ久遠は、ひょんなことからハイエナ記者火尻を暴漢から救うが、その正体に気づかれてしまう。直後から、ギャングたちの身辺で、当たり屋、痴漢冤罪などのトラブルが頻発。蛇蝎のごとき強敵の不気味な連続攻撃で、人間嘘発見器成瀬ら面々は断崖に追いつめられた! 必死に火尻の急所を探る四人組に、やがて絶体絶命のカウントダウンが! 230万部の人気シリーズ!
- 本の長さ340ページ
- 言語日本語
- 出版社祥伝社
- 発売日2018/9/12
- 寸法10.7 x 1.4 x 15.3 cm
- ISBN-104396344511
- ISBN-13978-4396344511
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商品の説明
著者について
1971年千葉県生まれ。2000年、『オーデュボンの祈り』で新潮ミステリー倶楽部賞を受賞してデビュー。吉川英治文学新人賞、日本推理作家協会賞、本屋大賞、山本周五郎賞を受賞。本書は伊坂ブームの先駆けとなり、映画化された『陽気なギャングが地球を回す』、『陽気なギャングの日常と生活』に続くシリーズ最新作品。
登録情報
- 出版社 : 祥伝社 (2018/9/12)
- 発売日 : 2018/9/12
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 340ページ
- ISBN-10 : 4396344511
- ISBN-13 : 978-4396344511
- 寸法 : 10.7 x 1.4 x 15.3 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 53,602位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1971(昭和46)年千葉県生れ。
1995(平成7)年東北大学法学部卒業。2000年『オーデュボンの祈り』で、新潮ミステリー倶楽部賞を受賞し、デビュー。
2002年刊行の『ラッシュライフ』が各紙誌で絶賛され、好評を博す。2003年に発表した『重力ピエロ』は、ミステリファン以外の読者からも喝采をもって迎えられ、一気に読者層を広げた。また『重力ピエロ』で、1970年代生れとしては、初の直木賞の候補となる。
2004年『チルドレン』、2005年『グラスホッパー』、2006年『死神の精度』が直木賞候補に。2004年『アヒルと鴨のコインロッカー』で吉川英治文学新人賞受賞。洒脱なユーモアと緻密な構成で読む者を唸らせ、近年稀にみる資質の持ち主として注目を浴びている。
2008年『ゴールデンスランバー』で第5回本屋大賞と山本周五郎賞を受賞した。
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2023年12月10日に日本でレビュー済み
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2024年3月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
シリーズの前作『陽気なギャングの日常と襲撃』(2006年)から九年ぶりとなる第三作品(2015年)ですが、相変わらずのスリリングな展開とユーモラスな会話のセンスで楽しませてくれました。
成瀬(なるせ)をはじめとする銀行強盗四人組を脅(おびや)かすハイエナ記者・火尻(ひじり)。こいつがまあ、とにかくムカつく奴なんすよね。「こいつに天罰が落ちないものか」「早いとこ、ひどい目にあってほしい」途中からは、その思いで頁をめくってました。そんくらい、火尻ってのは胸くそ悪くなる不愉快な奴でした。こいつにどんなことが待っているかは、読んでみてのお楽しみ!ってことで。
あと、ちょいと嬉しくなったのは、著者の『モダンタイムス』(文庫版 2011年)を連想させる台詞があったこと。どことは言えないけど、響野(きょうの)が得意気に言う台詞を聞いて、「あ。それ、『モダンタイムス』文庫版のアレやないか。〝伊坂ワールド〟、思いがけないところで繋がっているんだなあ」思って、なんか嬉しくなってしまいました。
そうそう。成瀬の次の台詞には思わず、「そのとおり!」と、首を縦に振っていました。
《「響野、いいか、話せば分かる、わけじゃない。大事なのは、相手の話を聞くことだ。喋るだけじゃ駄目だ」》祥伝社文庫 p.45
まあ、でも、響野から喋るのを取っちまったら、それはちっとも響野らしくないという気はするけれど。
成瀬(なるせ)をはじめとする銀行強盗四人組を脅(おびや)かすハイエナ記者・火尻(ひじり)。こいつがまあ、とにかくムカつく奴なんすよね。「こいつに天罰が落ちないものか」「早いとこ、ひどい目にあってほしい」途中からは、その思いで頁をめくってました。そんくらい、火尻ってのは胸くそ悪くなる不愉快な奴でした。こいつにどんなことが待っているかは、読んでみてのお楽しみ!ってことで。
あと、ちょいと嬉しくなったのは、著者の『モダンタイムス』(文庫版 2011年)を連想させる台詞があったこと。どことは言えないけど、響野(きょうの)が得意気に言う台詞を聞いて、「あ。それ、『モダンタイムス』文庫版のアレやないか。〝伊坂ワールド〟、思いがけないところで繋がっているんだなあ」思って、なんか嬉しくなってしまいました。
そうそう。成瀬の次の台詞には思わず、「そのとおり!」と、首を縦に振っていました。
《「響野、いいか、話せば分かる、わけじゃない。大事なのは、相手の話を聞くことだ。喋るだけじゃ駄目だ」》祥伝社文庫 p.45
まあ、でも、響野から喋るのを取っちまったら、それはちっとも響野らしくないという気はするけれど。
2024年5月26日に日本でレビュー済み
嘘を見抜く名人、天才スリ、演説の達人、精確な体内時計を持つ女、の四人組が活躍します。今度は悪徳週刊誌ライターが相手です。衆愚に付け込んで、一面的なゴシップ記事を作成し、対象を打ち叩くライター。
このライターが、ふとしたことから銀行強盗を働くこの四人組に勘づき、揺すってくる。そして反論できずにいるうちに、このライターは4人の身辺調査を行い、ライターの持つ多額の借金を彼らに肩代わりさせようという魂胆。さもなければ、匂わせゴシップ記事で4人の生活(含む家族)を滅茶苦茶にする、と脅します。
・・・
そんな筋書きを読むにつけ、何やら昨今の文春砲であるとか、つばめの党を思い起こしました。
人の不祥事・不芳に徹底的にポジションを張り、人の数パーセント、いや、0コンマ数パーセントをあたかも100%でもあるかのように叩く。
悪事が裁かれるのは当然ですが、一般市民がSNSを駆使して人を批判する。どの面下げて人を批判できるのか、私は疑問に思います。こういうのを私刑(リンチ)というのであって、法治国家というのはこれをなくすために法を制定するのではないか、と思っていました。
もちろん、SNSによって、一般的な資本主義の軛から自由な個人が、これまで報道されなかった不正を暴く風穴をあけたことは否めません。他方で節度のない情報・偽情報があふれ出てきたことは言を俟ちません。
マスコミであっても、飽くまで報道としての暴露は分かりますが、1を100とでもいうような記事を取り扱えば、それは「攻撃」「毀損」「侮辱」でありましょう。難しいのは、読者がこうしたセンセーショナルなものを求めているというのは一理あるわけです。そして、資本主義として顧客が喜んでお金を出すコンテンツを作るという姿勢は、マスメディアであっても同様だということです。
他方で法律でこうした報道を押さえつけると、これはこれで報道の自由を損なうということになる。とどのつまりは、煽るがごとくのゴシップ記事が売れる・アクセスが伸びるというのは、そういう民度ということになります。
さもなくば国営放送が税金で運営し(てかNHKあるしね)、不偏不党の報道を目指す。ただしこの場合、お金の出元である政府機関への忖度は発生する。
なかなか難しいものです。
・・・そういう状況なので、個人単位での最大の防衛は、SNSとかやらない、有名にならない。っなんて。
・・・
ということで、シリーズ第三作でした。
作品のこと、殆ど書いていませんが、安心してください。しっかり面白いです。何も心配せずに買って読めばいいことありますよ。
このライターが、ふとしたことから銀行強盗を働くこの四人組に勘づき、揺すってくる。そして反論できずにいるうちに、このライターは4人の身辺調査を行い、ライターの持つ多額の借金を彼らに肩代わりさせようという魂胆。さもなければ、匂わせゴシップ記事で4人の生活(含む家族)を滅茶苦茶にする、と脅します。
・・・
そんな筋書きを読むにつけ、何やら昨今の文春砲であるとか、つばめの党を思い起こしました。
人の不祥事・不芳に徹底的にポジションを張り、人の数パーセント、いや、0コンマ数パーセントをあたかも100%でもあるかのように叩く。
悪事が裁かれるのは当然ですが、一般市民がSNSを駆使して人を批判する。どの面下げて人を批判できるのか、私は疑問に思います。こういうのを私刑(リンチ)というのであって、法治国家というのはこれをなくすために法を制定するのではないか、と思っていました。
もちろん、SNSによって、一般的な資本主義の軛から自由な個人が、これまで報道されなかった不正を暴く風穴をあけたことは否めません。他方で節度のない情報・偽情報があふれ出てきたことは言を俟ちません。
マスコミであっても、飽くまで報道としての暴露は分かりますが、1を100とでもいうような記事を取り扱えば、それは「攻撃」「毀損」「侮辱」でありましょう。難しいのは、読者がこうしたセンセーショナルなものを求めているというのは一理あるわけです。そして、資本主義として顧客が喜んでお金を出すコンテンツを作るという姿勢は、マスメディアであっても同様だということです。
他方で法律でこうした報道を押さえつけると、これはこれで報道の自由を損なうということになる。とどのつまりは、煽るがごとくのゴシップ記事が売れる・アクセスが伸びるというのは、そういう民度ということになります。
さもなくば国営放送が税金で運営し(てかNHKあるしね)、不偏不党の報道を目指す。ただしこの場合、お金の出元である政府機関への忖度は発生する。
なかなか難しいものです。
・・・そういう状況なので、個人単位での最大の防衛は、SNSとかやらない、有名にならない。っなんて。
・・・
ということで、シリーズ第三作でした。
作品のこと、殆ど書いていませんが、安心してください。しっかり面白いです。何も心配せずに買って読めばいいことありますよ。
2022年9月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
前2作を読んだけど忘れた状態で読みました。
あっと思わせる展開はさすがだなぁと思います。
映画とかにしたら面白いだろうなと。
エンタメとしてはいい作品と思います。
あっと思わせる展開はさすがだなぁと思います。
映画とかにしたら面白いだろうなと。
エンタメとしてはいい作品と思います。
2019年5月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
1作目、2作目を読んでから大分時間が空いて読みましたが、相変わらず一人一人のキャラが立っていて、彼らのユニークな言い回しにはふふっとさせてくれます。また作品全体を通してスピーディーに進んで、飽きずにテンポよく読めました。また、続編が読みたいです。
2018年11月30日に日本でレビュー済み
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相変わらずの最高の4人組です。話の展開も引き込まれて一気に読んでしまいます。まだシリーズ読んでない人1作目から続けて読むと更に楽しめます。伊坂さんは天才です。
他の国からのトップレビュー
Amazon Customer
5つ星のうち5.0
I do love them.
2017年8月28日にアメリカ合衆国でレビュー済みAmazonで購入
The 3rd Cheerful Gang adventure. I do love them.