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地球全体を幸福にする経済学―過密化する世界とグローバル・ゴール 単行本 – 2009/7/24
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グローバル経済が着実に成長を続ける一方、自然環境の悪化や人口爆発によって、世界はますます過密になっている。このペースを放置すれば、開発途上諸国での水害や病気の蔓延、貧困の激化と政情不安を引き起こし、連鎖的に先進国の社会や経済も深刻なダメージを免れない。私たちにとって21世紀の課題は、それらの危険の有機的なつながりを正しく見定め、持続可能な開発をなしとげ、世界共通の富を保全することである。それは夢のような話ではない。これまでの古い対立構図を捨てて、国際協調のもと、先進国がわずかなコストを振り向けるだけで解決可能なのである。
開発経済学の第一人者でありコロンビア大学地球研究所、国連ミレニアム・プロジェクトのリーダーを務めるサックスが、いま「なぜ世界全体のことを考えなくてはならないか」を明快な言葉と広範囲にわたる調査や分析に基づいて解説。また、達成すべきグローバル・ゴールとそこに至るステップを具体的に提示する。世界がもっとも注目する経済学者の話題作。
- ISBN-10415209057X
- ISBN-13978-4152090577
- 出版社早川書房
- 発売日2009/7/24
- 言語日本語
- 本の長さ485ページ
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商品の説明
レビュー
サックスは決して期待を裏切らない。地球で一つの未来を共有しようというとき人類は何をすべきなのか、力強い言葉で示してくれる。21世紀に起こる変化を理解しようと望むすべての人々にとって、本書は素晴らしい材料となる。 --コフィ・アナン(2001年度ノーベル平和賞・元国連事務総長)
著者について
経済学者で国際開発の第一人者。1989年ハーバード大学博士号取得後、同大学経済学部助教授となり、1984年には29歳の若さで教授に就任。20年間ハーバードに所属し、同大学国際開発センター所長を務めた。現在はコロンビア大学地球研究所所長。また南米や東欧の途上国政府、世界銀行ほか各国際機関のアドバイザーを務めており、開発途上国を支援するために発足した国連ミレニアム・プロジェクトにおいては、コフィ・アナン事務総長の依頼でディレクターを務めている。ノーベル賞に最も近い人物の一人と目され、タイム誌「世界で最も影響力のある100人」には2004年、2005年と連続で選出された。
初の一般向けの著作となった前作『貧困の終焉──2025年までに世界を変える』(早川書房刊)では、世界における貧困の罠の現状をつぶさに分析。先進国がなすべき課題を明確に提示して、高い評価を得た。さらに視野を拡大して貧困、環境、人口の問題を包括的にとらえる本書もまた前作同様のベストセラーとなっている。
登録情報
- 出版社 : 早川書房 (2009/7/24)
- 発売日 : 2009/7/24
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 485ページ
- ISBN-10 : 415209057X
- ISBN-13 : 978-4152090577
- Amazon 売れ筋ランキング: - 216,497位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 24,073位ビジネス・経済 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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環境が悪くなると世界経済の持続的成長が困難になってしまうので、私たちがこれを止めさせなければならない。また、私たちはそれを想像以上に簡単に解決することが出来る。」ということです。
私も未来の世代に健やかな地球を渡すために行動を開始しました。ミレニアム・プロミス・ジャパンのサイトでは、会員、寄付、そしてボランティアを募集しております。
そこで、私は寄付を5000円(50米ドル相当)させて頂きました。寄付を行うと、各種研究会、大使公邸での特別研究会&交流会への案内などの特典が付加されます。
いつ届くか楽しみです。もしかしたら、生のサックス氏を見られるかもしれません。
原題:Common Wealth Economics for a Crowded Plant 2008
図書館本
500ページ弱の本書である。
著者は国際経済学の第一人者だそうです。「貧困の終焉」でも2025年までにMDGs(
ミレニアム開発目標)を達成して極度の貧困等を無くそうとしている。すなわち国連主導の活動である(世銀やIMFのイニシアチブでなくて)。
面白いのは、この著者の目指すところはおそらく同じなのだが、戦略が違うだろうと言う「傲慢な援助」(東洋経済新聞社 2009)の著者であるウイリアム・イースタリー だ。
本書の中ではサックス教授は、イースタリーをしっかり批判しているのだが(ワシントンの右翼のために一役かっているそうだ p82)。そして、別なセクションで持ち上げるのであるp85(さすがアメリカ経済学者である。先に書いたように二人のゴールはほぼ同じなのだから)
まったくの門外漢なので備忘録的にメモだけ残しておきたい。
持続的な開発の戦略p60 (そんなことが果たして可能なのかな?)
貧困の罠の根絶p74(進歩したテクノロジーがこの罠からの脱出を可能にするらしい)
中東の石油情勢安定はアメリカ(CIA)が後援したクーデターにさかのぼるp80
環境問題は経済成長が2050年までに6倍(420兆ドル)になるので、CO2制御に掛かる費用は実はそれほど大きくならない。(科学技術進歩も織り込んでいる)p153
世界人口のわずか5%のアメリカが世界の排出量の4分の1を占める。P158
社会保険に関する5つの結論 (アメリカ大丈夫だよ)p361
ネオコン(新保守主義)の過ちは、アメリカの力を読み間違えた。P382
グローバルファンドから学ぶp400 (アフリカはアメリカが思う様な愚かではない)
ミレニアム開発目標の期限はあと1年を残すのみで
達成率は2012年6月の段階で半分以下という評価
2年経って劇的に改善したとはとても思えませんが
その責任はどう取るつもりでしょうかね?
控えめだが力強く訴える対策が、途切れることなく続く。
気候変動、水不足、人口問題、貧困問題など、地球が抱える問題を
すべて扱っている。しかし、それらが密接に絡み合い、総合的に関連付けて
理解しなければならないことをみごとに説明している。その上で、その解決には、
既得権や慣習を超えたグローバルな協力体制が必要である、と訴えている。
地球を維持するには、持続可能な技術の開発を進め、持続可能な社会を
作る(人口を一定に保つ、二酸化炭素を一定にするなど)ことが必要なのだ。
その分析は冷静でかつ公正で、アメリカに都合の悪いこと・・・軍事に頼りすぎで
敵対勢力を侮辱し対話や交渉を拒否し、対外援助を侮り、まっとうな外交政策を
とれずにいる・・・も(ここまで書いていいのか、と思うほど)記述している。
この本には、高いレベルの知性と良識を感じることができる。
そして私たち一人ひとりができること、も提示されている
・現在の課題を知り、基礎となる科学にくわしくなること(科学雑誌を読もう)
・なるべく旅をしよう(異なる土地、文化にふれよう)
・持続可能な開発を進める団体に参加しよう
・政治に参加しよう
・自分自身の生活において持続可能な製品・技術を選ぼう、など
私たちは、日常の生活から、見直さなければならない。
経済学というより日本語では開発論ですね。経済論というには、スティグリッツや
クルーグマンのような経済的な説明が不足しています。その一方、環境・社会問題
には、豊富なデーターを駆使して説明がなされています。
ただ、その主張は主流なもので、毒が無さすぎて面白くない。
開発経済をこれから知ろうという人たちにはバランスのとれた、非常に主流な(また
そうなってほしい)パラダイムなんで、ぜひご一読ください。
これは、対応しなければ、この先はどうなるか?が非常に解り易く書いてあります
ちなみに、温暖化よりも人口爆発のほうが印象が強かったです。
それと、非常に頭を使います。
なぜ貧困層のエリアでは大人数の家族が多いのか?とか
なぜ資源国家は荒れるのか?とか
1→2→3→今→5→未来、の様に流れを考えながら読む事が出来ます
小さくても、個々一人一人が前進しなければならない。
自分達の愛すべき人達が幸せに生きる権利を残す為にも