気分を害する人がいることは想像できるが、この発言のなにが悪いのかが明確にわからない。
という自分の恥を教えてくれた。
知らない、見たことないと言えてしまうこと。
マジョリティだから呼び名を必要としてこなかったこと。
特定のカテゴリーに属している自覚がなかったこと。
勉強になりました。
漫画はとっつきやすくてありがたいのですが、
「悪意がない差別主義者」をみんな同じように描いているのがきつかった。
口をハート型にして「がっはっは」「わはは」と笑う。
実際このくらい醜悪に見えるのかもしれませんが、本物はもっと巧妙にふるまっていませんか。
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アイヌもやもや: 見えない化されている「わたしたち」と、そこにふれてはいけない気がしてしまう「わたしたち」の。 単行本 – 2023/12/12
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【漫画『ゴールデンカムイ』の監修にも参加!北原モコットゥナシがアイヌをとりまくもやもやを丁寧に解説】
日本の民族的マイノリティであるアイヌ。北海道が舞台のドラマでもその姿を目にすることはめったになく、教科書に載っているのも民族衣装を着た姿ばかり。非アイヌにとって、今を生きるアイヌの姿は、まるで厚い「もや」の向こう側にあるかのようです。アイヌは、どんなことに「もやもや」を感じているのか? その「もやもや」はどこから来るのか? 無知・無理解や差別の構造、そしてマイノリティとマジョリティの関係など、北原モコットゥナシが様々な視点から考察してゆきます。
【アイヌが感じている「もやもや」を、田房永子が漫画で表現!】
母からの過干渉への葛藤や男性を中心に回る社会への疎外感を、鋭い視点でユーモアをもって描いてきた田房永子。本書では、アイヌが日常のなかで出会うさまざまな「もやもや」を田房氏の手によって漫画化しています。マジョリティに優位な社会の仕組みや、まわりからの無理解により、まるで虚を衝かれたような感覚に陥る瞬間など、漫画を通して感覚的に共有することができます。
<刊行に寄せて>
【北原モコットゥナシ 先生】 ※「シ」はアイヌ語小文字
「日本列島北部の先住民族」といわれるアイヌ。けれど、著者は東京都杉並区生まれのアイヌです。関東でも、北海道でも、アイヌのまわりには、いつも言葉にしにくいモヤモヤがついてまわり、視界を邪魔したり、息苦しくなったりすることも。モヤの正体を探っていくと、その向こうに、女性としてLGBTQ+として障がい者としてモヤを払う人々の姿がありました。そのお一人、田房永子 先生によって、けっして軽くはない、とらえにくいテーマを、魅力的で柔らかな絵柄とともにお伝えできることとなりました。
【田房永子 先生】
「アイヌもやもや」のお話をいただいた時は、「アイヌのことに完全に無知な私が携わっていいのだろうか」という不安がありました。
でも、北原モコットゥナシ先生の文章を読ませていただき、アイヌの人たちの視点を通して見る世界が、私が女性として生きてきた中で納得がいかなかったことと通じているところがあると知って、ぜひ漫画を描かせてもらいたいと思いました。
北原先生の文章はとても面白く分かりやすくて、無自覚だった自分のマジョリティの部分も刺激され、この社会の構造を、よりクリアに捉えることができるようになったと感じています。漫画では、東京で生まれ育ったアイヌの少年・颯太を主人公に、彼をとりまく人々を描きました。ぜひたくさんの人に読んでもらいたいです。
日本の民族的マイノリティであるアイヌ。北海道が舞台のドラマでもその姿を目にすることはめったになく、教科書に載っているのも民族衣装を着た姿ばかり。非アイヌにとって、今を生きるアイヌの姿は、まるで厚い「もや」の向こう側にあるかのようです。アイヌは、どんなことに「もやもや」を感じているのか? その「もやもや」はどこから来るのか? 無知・無理解や差別の構造、そしてマイノリティとマジョリティの関係など、北原モコットゥナシが様々な視点から考察してゆきます。
【アイヌが感じている「もやもや」を、田房永子が漫画で表現!】
母からの過干渉への葛藤や男性を中心に回る社会への疎外感を、鋭い視点でユーモアをもって描いてきた田房永子。本書では、アイヌが日常のなかで出会うさまざまな「もやもや」を田房氏の手によって漫画化しています。マジョリティに優位な社会の仕組みや、まわりからの無理解により、まるで虚を衝かれたような感覚に陥る瞬間など、漫画を通して感覚的に共有することができます。
<刊行に寄せて>
【北原モコットゥナシ 先生】 ※「シ」はアイヌ語小文字
「日本列島北部の先住民族」といわれるアイヌ。けれど、著者は東京都杉並区生まれのアイヌです。関東でも、北海道でも、アイヌのまわりには、いつも言葉にしにくいモヤモヤがついてまわり、視界を邪魔したり、息苦しくなったりすることも。モヤの正体を探っていくと、その向こうに、女性としてLGBTQ+として障がい者としてモヤを払う人々の姿がありました。そのお一人、田房永子 先生によって、けっして軽くはない、とらえにくいテーマを、魅力的で柔らかな絵柄とともにお伝えできることとなりました。
【田房永子 先生】
「アイヌもやもや」のお話をいただいた時は、「アイヌのことに完全に無知な私が携わっていいのだろうか」という不安がありました。
でも、北原モコットゥナシ先生の文章を読ませていただき、アイヌの人たちの視点を通して見る世界が、私が女性として生きてきた中で納得がいかなかったことと通じているところがあると知って、ぜひ漫画を描かせてもらいたいと思いました。
北原先生の文章はとても面白く分かりやすくて、無自覚だった自分のマジョリティの部分も刺激され、この社会の構造を、よりクリアに捉えることができるようになったと感じています。漫画では、東京で生まれ育ったアイヌの少年・颯太を主人公に、彼をとりまく人々を描きました。ぜひたくさんの人に読んでもらいたいです。
- 本の長さ180ページ
- 言語日本語
- 出版社303BOOKS
- 発売日2023/12/12
- 寸法13 x 1.4 x 18.8 cm
- ISBN-104909926291
- ISBN-13978-4909926296
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商品の説明
著者について
【北原モコットゥナシ】※「シ」はアイヌ語小文字
1976年東京都杉並区生まれ。北海道大学アイヌ・先住民研究センター准教授。アイヌ民族組織「関東ウタリ会」の結成に両親が関わったことで、文化復興や復権運動をはだで感じながら育つ。13歳のころ、北海道に暮らす祖母、小田トーニンテマハの影響でアイヌ語樺太方言や樺太アイヌの文化に関心をもつ。和名は北原次郎太。
【田房永子】
1978年東京都千代田区生まれ。漫画家、エッセイスト。2001年、アックスマンガ新人賞佳作受賞。母からの過干渉に悩み、その確執と葛藤を描いたコミックエッセイ『母がしんどい』(KADOKAWA/中経出版)を2012年に発行。大きな反響を呼ぶ。他にも『キレる私をやめたい』(竹書房)、『上野先生、フェミニズムについてゼロから教えてください!』(上野千鶴子氏と共著、大和書房)など著書多数。
1976年東京都杉並区生まれ。北海道大学アイヌ・先住民研究センター准教授。アイヌ民族組織「関東ウタリ会」の結成に両親が関わったことで、文化復興や復権運動をはだで感じながら育つ。13歳のころ、北海道に暮らす祖母、小田トーニンテマハの影響でアイヌ語樺太方言や樺太アイヌの文化に関心をもつ。和名は北原次郎太。
【田房永子】
1978年東京都千代田区生まれ。漫画家、エッセイスト。2001年、アックスマンガ新人賞佳作受賞。母からの過干渉に悩み、その確執と葛藤を描いたコミックエッセイ『母がしんどい』(KADOKAWA/中経出版)を2012年に発行。大きな反響を呼ぶ。他にも『キレる私をやめたい』(竹書房)、『上野先生、フェミニズムについてゼロから教えてください!』(上野千鶴子氏と共著、大和書房)など著書多数。
登録情報
- 出版社 : 303BOOKS (2023/12/12)
- 発売日 : 2023/12/12
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 180ページ
- ISBN-10 : 4909926291
- ISBN-13 : 978-4909926296
- 寸法 : 13 x 1.4 x 18.8 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 9,240位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 18,018位コミック
- カスタマーレビュー:
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5 星
奄美・沖縄・アイヌを日帝の植民地支配から解放しよう
田房氏の漫画が10〜20%で、残りが北原氏の文章。思想の方向性がハッキリしているので、似た思想でない読者は戸惑うかもしれない。かなりお気持ち多め。同質性の高い国で、一万分の一にどこまで特別な配慮をすべきなのかという問題。ネーションステートの成り立ちとエスニックの関係・歴史、協会の問題やウポポイの問題、新法前後の流れなどにも触れてほしかった。文字ではなく口伝の文化で残りにくいことや、地域ごとに大きく文化が違い、統一的なものはないことなどを語ってほしかった。中立の者やわからない知らないは加害者と同じ、など勉強になる。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2024年4月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
田房氏の漫画が10〜20%で、残りが北原氏の文章。
思想の方向性がハッキリしているので、似た思想でない読者は戸惑うかもしれない。かなりお気持ち多め。
同質性の高い国で、一万分の一にどこまで特別な配慮をすべきなのかという問題。
ネーションステートの成り立ちとエスニックの関係・歴史、協会の問題やウポポイの問題、新法前後の流れなどにも触れてほしかった。
文字ではなく口伝の文化で残りにくいことや、地域ごとに大きく文化が違い、統一的なものはないことなどを語ってほしかった。
中立の者やわからない知らないは加害者と同じ、など勉強になる。
思想の方向性がハッキリしているので、似た思想でない読者は戸惑うかもしれない。かなりお気持ち多め。
同質性の高い国で、一万分の一にどこまで特別な配慮をすべきなのかという問題。
ネーションステートの成り立ちとエスニックの関係・歴史、協会の問題やウポポイの問題、新法前後の流れなどにも触れてほしかった。
文字ではなく口伝の文化で残りにくいことや、地域ごとに大きく文化が違い、統一的なものはないことなどを語ってほしかった。
中立の者やわからない知らないは加害者と同じ、など勉強になる。
田房氏の漫画が10〜20%で、残りが北原氏の文章。
思想の方向性がハッキリしているので、似た思想でない読者は戸惑うかもしれない。かなりお気持ち多め。
同質性の高い国で、一万分の一にどこまで特別な配慮をすべきなのかという問題。
ネーションステートの成り立ちとエスニックの関係・歴史、協会の問題やウポポイの問題、新法前後の流れなどにも触れてほしかった。
文字ではなく口伝の文化で残りにくいことや、地域ごとに大きく文化が違い、統一的なものはないことなどを語ってほしかった。
中立の者やわからない知らないは加害者と同じ、など勉強になる。
思想の方向性がハッキリしているので、似た思想でない読者は戸惑うかもしれない。かなりお気持ち多め。
同質性の高い国で、一万分の一にどこまで特別な配慮をすべきなのかという問題。
ネーションステートの成り立ちとエスニックの関係・歴史、協会の問題やウポポイの問題、新法前後の流れなどにも触れてほしかった。
文字ではなく口伝の文化で残りにくいことや、地域ごとに大きく文化が違い、統一的なものはないことなどを語ってほしかった。
中立の者やわからない知らないは加害者と同じ、など勉強になる。
このレビューの画像
2024年2月15日に日本でレビュー済み
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私は首都圏出身ですが両親ともに北海道出身なので、アイヌについては「普通の人よりは」関心があり、知っているつもりでした。この本を読むと、そうした自分の態度自体が良くないのではないかという考えを持ちました。アイヌのことを主に取り上げていますが、人権についての本だと思います。マイノリティであること、マジョリティであること、について考えさせられました。
2024年2月10日に日本でレビュー済み
ルーツを知ることは大事なことです。
それはパーソナリティを築き上げる為に必須です。
社会、世界にとって必要不可欠な多様性を確保し続ける為にも必須です。
でも私も皆さんもそこにルーツがあるからと言ってその民族にはなれないのです。
現代日本では、アフリカにルーツを持った方々も日本で生活しておりここで生まれた彼らの子供達も様々な分野で活躍されています。僕の知人の息子もそうです。
その彼は日本人であります。
僕は、彼を「日本男児」だと思ってます。だって彼から「僕のアイデンティティは日本にしかない」という主旨の発言を何度も聞いていますからね。
さらに言うとニュースでよく流れる不法移民の子供達からも同じ台詞を聞きます。
どうしてその彼や彼らを「日本人ではない」「日本男児ではない」と言えるのでしょうか?
本書はその彼らに向かって「あんたら日本民族ではないよね?」と言う疑問を不躾に投げかけているだけのような気がします。
差別とは「区別すること」です。
親は子供に「差別しない差別されない生き方」を教えてるだけです。
この漫画は母親を否定的に描いていますが、そんな表面的な扱いをしていいのでしょうか?
もちろん確固たる意志を持ち外国籍のまま生活している彼らを排除してはなりません。
しかしアイヌの国はもうないです。それは隼人の国がないのと同じです。蝦夷、熊襲の国ももうないです。イスラエルのように建国させますか?
僕ら人類の願いは「世界平和」です。「人種のサラダボウル」であっても統一された平和な社会に期待しています。
作者は別の視点をお持ちなんでしょうけど、僕らは世界平和を達成するために差別がない社会を目指して生きたいものです。
それはパーソナリティを築き上げる為に必須です。
社会、世界にとって必要不可欠な多様性を確保し続ける為にも必須です。
でも私も皆さんもそこにルーツがあるからと言ってその民族にはなれないのです。
現代日本では、アフリカにルーツを持った方々も日本で生活しておりここで生まれた彼らの子供達も様々な分野で活躍されています。僕の知人の息子もそうです。
その彼は日本人であります。
僕は、彼を「日本男児」だと思ってます。だって彼から「僕のアイデンティティは日本にしかない」という主旨の発言を何度も聞いていますからね。
さらに言うとニュースでよく流れる不法移民の子供達からも同じ台詞を聞きます。
どうしてその彼や彼らを「日本人ではない」「日本男児ではない」と言えるのでしょうか?
本書はその彼らに向かって「あんたら日本民族ではないよね?」と言う疑問を不躾に投げかけているだけのような気がします。
差別とは「区別すること」です。
親は子供に「差別しない差別されない生き方」を教えてるだけです。
この漫画は母親を否定的に描いていますが、そんな表面的な扱いをしていいのでしょうか?
もちろん確固たる意志を持ち外国籍のまま生活している彼らを排除してはなりません。
しかしアイヌの国はもうないです。それは隼人の国がないのと同じです。蝦夷、熊襲の国ももうないです。イスラエルのように建国させますか?
僕ら人類の願いは「世界平和」です。「人種のサラダボウル」であっても統一された平和な社会に期待しています。
作者は別の視点をお持ちなんでしょうけど、僕らは世界平和を達成するために差別がない社会を目指して生きたいものです。