日本のスマート農業の可能性について知れる本。
日本は農耕に適してない地域が多い。適してないというか諸外国に比べると非効率。
山間部が多く、農耕地が飛び地になっていたり、高低差があって同じ品質を安定化させにくいなどが理由として挙げられる。
さらに、就労人口が減っていく一方で労働力不足が顕在化している。
しかし、スマート農業によってこの状況を打破できる可能性がある。
また、スマート農業が軌道に乗れば他のアジア地域への展開というポテンシャルを秘めている。
アジアには日本と同じような農耕地問題や2次、3次産業の盛り上がりによって1次産業衰退している国があるため。
スマート農業は農具が機械化するだけにとどまらない。流通もスマートにしていくのが理想形。
卸などの中間業者を挟むと、50%は経費になってしまう。一方でインターネット販売であれば10~20%とかなりの経費削減が見込まれるから。
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出版社より
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