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常岡さん、人質になる。 単行本 – 2011/8/31
- 本の長さ146ページ
- 言語日本語
- 出版社エンターブレイン
- 発売日2011/8/31
- 寸法15 x 1.2 x 21 cm
- ISBN-104047271411
- ISBN-13978-4047271418
登録情報
- 出版社 : エンターブレイン (2011/8/31)
- 発売日 : 2011/8/31
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 146ページ
- ISBN-10 : 4047271411
- ISBN-13 : 978-4047271418
- 寸法 : 15 x 1.2 x 21 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,085,810位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 7,228位その他の思想・社会の本
- - 7,411位社会一般関連書籍
- カスタマーレビュー:
著者について
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常岡浩介 つねおか・こうすけ 1969年長崎県島原市生まれ生まれ。早稲田大学人間科学部卒業。94年よりNBC長崎放送報道部記者に。98年よりフリーランス。「ロシア 語られない戦争」(アスキー新書、2008年)で、平和・協同ジャーナリス ト基金奨励賞を受賞。2010年4月より5ヶ月間、アフガニスタンで武装勢力に拘束される。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2021年2月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ジャーナリズムなどと言った大上段から身構えるのではなく、「少しでも彼らがこの世に残そうとしたものを汲み取ってゆきたい」という言葉が全てを物語る気がします。そこには英雄でも何でもない普通の人々が生きていて、何故だか戦争をしたりしなかったりする。そして、それぞれの人々が誰かに、あるいは世界に何かを託そうと思っているかも知れない。それを無視することも出来る人もいるかも知れないけど、無視出来ない人もいる。そのような人間の思いを前にして、さてどうするか、ということだと思う。
2017年8月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
にしかわたく氏の漫画目当てで買いました。
本当は怖いはずの内戦の世界を可愛く読んでいけます。
本当は怖いはずの内戦の世界を可愛く読んでいけます。
2011年9月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
Amazon在庫が切れていたりしますが、少し大きめの書店に行けばちゃんと定価(1,000円)で買えます。内容については、他の方と大体同意見で、シビアな問題をあえて漫画にすることで、とても面白く仕上がっています。常岡さんのツイートと比べて、人物像にブレが無いのが笑えました。かんだたみのためにも、新品での購入をおすすめします。在庫問題が暫く続いていたので☆4つにしました。
2011年10月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
常岡氏の拉致の話は、ほんの少しだけ大手メディアに出て、
そして消えて、開放時に少し出て、そしてまた直ぐ消えました。
一体彼に何が起こっていたのか?
どうして、これほどの事がことの真相を明らかにされないままなのか?
常岡さんはその後も、不明な理由でビザを所持しながら某国に入国できず
強制送還されたり、どういう情報で彼のスケジュールを知ったのか
某国の国内線カウンターで1週間理由もなく拘束されるなどと
色々な事件にあっていらっしゃいます。
報道の自由ってなんだろう。外務省って何だろう。
日本の国って、そして彼が追い続けるアジア中央での民族紛争と
欧米諸国の関係ってどうなっているのだろう。
アフガニスタンの問題は、なんだか面倒な訳のわからないことに
なっていると言うイメージですが、身近に暮らす人からのこの発信は
なかなかに軽妙で深刻ながらも、現実的に楽しく読みやすく実情を
教えてくれました。
ちょっと中東情勢が気になる方へ、お勧めします。
国内の報道だけでは判らないことがある。
だからフリージャーナリストが居て、戦場カメラマンが居て、
命をかけながら私達に真実を持ち帰ろうと努力してくれているんだ!
そして消えて、開放時に少し出て、そしてまた直ぐ消えました。
一体彼に何が起こっていたのか?
どうして、これほどの事がことの真相を明らかにされないままなのか?
常岡さんはその後も、不明な理由でビザを所持しながら某国に入国できず
強制送還されたり、どういう情報で彼のスケジュールを知ったのか
某国の国内線カウンターで1週間理由もなく拘束されるなどと
色々な事件にあっていらっしゃいます。
報道の自由ってなんだろう。外務省って何だろう。
日本の国って、そして彼が追い続けるアジア中央での民族紛争と
欧米諸国の関係ってどうなっているのだろう。
アフガニスタンの問題は、なんだか面倒な訳のわからないことに
なっていると言うイメージですが、身近に暮らす人からのこの発信は
なかなかに軽妙で深刻ながらも、現実的に楽しく読みやすく実情を
教えてくれました。
ちょっと中東情勢が気になる方へ、お勧めします。
国内の報道だけでは判らないことがある。
だからフリージャーナリストが居て、戦場カメラマンが居て、
命をかけながら私達に真実を持ち帰ろうと努力してくれているんだ!
2015年1月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
中学生の頃、中近東は世界の火薬庫という言葉を知りました。今もアフガンやイラン、イラクの出来事が、世界を動かす大きな影響を持っています。でも、本当にわからない!
メディアからはいろんな情報が与えられますが、一面的で底が浅いように思えてなりません。
この本は、アフガンで誘拐された戦場ジャーナリストの体験が、彼と住居をシェアしている仲間の目を通して描かれています。
シェアしている仲間は女性たちですが、いわゆる家族の湿っぽさがなくて、その距離感、突き放し加減が心地よいです。
メディアの情報は、ひとつの国、ひとつの組織にレッテルを貼って一面的に決めつけがちですが、この本では誘拐された当人の体験を通して、等身大の人物が描かれています。
どこの国でも、どのような組織でも、いろいろな人がいて、家族や仲間や恋人がいて、泣いたり笑ったりの日常を送っている、そのあたりまえのことを、改めて教えてくれます。
読みやすい短い本ですが、世界について考え、知っていくきっかけになる本だと思います。絵もわかりやすく、面白いです。
メディアからはいろんな情報が与えられますが、一面的で底が浅いように思えてなりません。
この本は、アフガンで誘拐された戦場ジャーナリストの体験が、彼と住居をシェアしている仲間の目を通して描かれています。
シェアしている仲間は女性たちですが、いわゆる家族の湿っぽさがなくて、その距離感、突き放し加減が心地よいです。
メディアの情報は、ひとつの国、ひとつの組織にレッテルを貼って一面的に決めつけがちですが、この本では誘拐された当人の体験を通して、等身大の人物が描かれています。
どこの国でも、どのような組織でも、いろいろな人がいて、家族や仲間や恋人がいて、泣いたり笑ったりの日常を送っている、そのあたりまえのことを、改めて教えてくれます。
読みやすい短い本ですが、世界について考え、知っていくきっかけになる本だと思います。絵もわかりやすく、面白いです。
2012年1月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
アフガニスタンで、何者かに誘拐されたジャーナリスト 常岡浩介氏の157日間に及ぶ拉致監禁生活 体験記。常岡氏の同居人 岡本まーこ氏と、イラストレータにしかわたく氏が、漫画としてまとめたものだ。同コンビの裁判傍聴もの「法廷ライター まーこと裁判所へいこう!」では、笑いの中に込められた著者の真摯さに感動したものだが、本書も同様、きっちりとメッセージを読み取ることができる。
アフガニスタンで行方不明になったジャーナリストが、タリバンから解放されたというニュースは聞いたことがあるが、その後、報道がなかったのでちょっと不思議に思っていた。なんと、過去のグルジアでの身柄拘束や、ロシアでの逮捕を踏まえ、外務省から常岡氏を使うなというキビシイお達しが出ていたというのだ。どうりで耳にしないはず。
本書を読まなければ、常岡氏に起きた一連の出来事とその顛末を知ることはなかった。面白いと言っては失礼か。いや、実に興味深い。
人質となった常岡氏。いつ命を絶たれてもおかしくない中、犯人グループたちの奇妙な日常が始まる。ゆるい笑い話の中に垣間見える死の恐怖。にしかわたく氏のイラストが可愛いだけに、かえって、いたたまれなくなってしまう。携帯電話に詳しいことから携帯博士へ祭り上げられた常岡氏。英語の分からない犯人グループの目をよそにtwitterで情報を発信し始める。間の抜けた話だが、これもまた死を賭した行動なのだ。
最終的に、どうにもならなくなった犯人グループは、常岡氏を解放することになる。本書で、犯人グループのメンタリティーの違いに言及しているが、この状況は想像するだけで怖い。一歩違ったらどうなることかと。こういう世界があるのだ。こういう世界で生きている人々がいるのだ。常岡氏のアフガニスタンでの日々を通してしみじみ思う。
気になるのは、常岡氏が自己責任をどう捉えているかということ。個人の無謀さが、日本国そのものに迷惑をかけていることにならないか。その回答は本書の中で述べられている。私は理解はできたつもりだが、皆さんはどうだろう。
アフガニスタンで行方不明になったジャーナリストが、タリバンから解放されたというニュースは聞いたことがあるが、その後、報道がなかったのでちょっと不思議に思っていた。なんと、過去のグルジアでの身柄拘束や、ロシアでの逮捕を踏まえ、外務省から常岡氏を使うなというキビシイお達しが出ていたというのだ。どうりで耳にしないはず。
本書を読まなければ、常岡氏に起きた一連の出来事とその顛末を知ることはなかった。面白いと言っては失礼か。いや、実に興味深い。
人質となった常岡氏。いつ命を絶たれてもおかしくない中、犯人グループたちの奇妙な日常が始まる。ゆるい笑い話の中に垣間見える死の恐怖。にしかわたく氏のイラストが可愛いだけに、かえって、いたたまれなくなってしまう。携帯電話に詳しいことから携帯博士へ祭り上げられた常岡氏。英語の分からない犯人グループの目をよそにtwitterで情報を発信し始める。間の抜けた話だが、これもまた死を賭した行動なのだ。
最終的に、どうにもならなくなった犯人グループは、常岡氏を解放することになる。本書で、犯人グループのメンタリティーの違いに言及しているが、この状況は想像するだけで怖い。一歩違ったらどうなることかと。こういう世界があるのだ。こういう世界で生きている人々がいるのだ。常岡氏のアフガニスタンでの日々を通してしみじみ思う。
気になるのは、常岡氏が自己責任をどう捉えているかということ。個人の無謀さが、日本国そのものに迷惑をかけていることにならないか。その回答は本書の中で述べられている。私は理解はできたつもりだが、皆さんはどうだろう。
2015年1月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
人質になったこと自体は彼のせいではないでしょうけど、
それを面白おかしく表現する姿勢に違和感あり。ギャグ漫画
にも諷刺にもなってないですよ。
それを面白おかしく表現する姿勢に違和感あり。ギャグ漫画
にも諷刺にもなってないですよ。
2015年7月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
実際にその場で経験していないと報道だけでは判らない事や育った環境で人の命の重さの考え方が違うんだなというのが少しわかったような気がする。
本にあるように猫好きな人で、日曜朝の報道番組で、いつもうろうろしている猫を捕まえてずっと膝の上にのせてた。
本にあるように猫好きな人で、日曜朝の報道番組で、いつもうろうろしている猫を捕まえてずっと膝の上にのせてた。