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SF映画で学ぶインタフェースデザイン アイデアと想像力を鍛え上げるための141のレッスン 単行本(ソフトカバー) – 2014/7/24
購入オプションとあわせ買い
SFは現実世界の制約から解放されて、技術的にはるかに進んだ未来の世界を描いている。
私たちは、そこからインスピレーションやアイデアを得て、想像力に磨きをかけることができる。
本書には『月世界旅行』(1902年)から『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』 (2011年)まで、
100年以上の歴史をもつSFのデザインを調査・分析した結果から抽出した、現代のデザインに生かせ る141のレッスンが収録されている。
最高のデザインをSFから学びとること、SFのデザインを仕事に生かすことを目的として、通信や学習 、医療など
人間の生活を手助けするためにSF世界ではデザインがどのように活用されているのかを読み解く。
書籍に収録しきれなかったレッスンは原著者のウェブサイトから閲覧できる。
掲載映画一例
2001年宇宙の旅 2300年未来への旅 A.I. JM Mr.インクレディブル X-メン
アイ,ロボット アイアンマン アバター 宇宙空母ギャラクティカ 宇宙大作戦
エイリアン カウボーイビバップ 天国の扉 銀河ヒッチハイク・ガイド 禁断の惑星
シャーロックホームズ ジュラシック・パーク スター・トレック スーパーマン
スター・ウォーズ スター・ゲイト スターシップ・トゥルーパーズ スパイ大作戦
ターミネーター 第9地区 タイムマシン 地球最後の日 地球の静止する日
月に囚われた男 トータル・リコール バック・トゥ・ザ・フューチャー
バック・ロジャース ファイナルファンタジー ファイヤーフライ 宇宙大戦争
フィフス・エレメント ブレードランナー マイノリティ・リポート マトリックス
未知との遭遇 ミッション・トゥ・マーズ 未来世紀ブラジル 未来惑星ザルドス
メトロポリス メン・イン・ブラック 夢の涯てまでも ロスト・イン・スペース ロボコップ
- 本の長さ371ページ
- 言語日本語
- 出版社丸善出版
- 発売日2014/7/24
- 寸法15 x 2.3 x 21 cm
- ISBN-10462108836X
- ISBN-13978-4621088364
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商品の説明
出版社からのコメント
これはデザイナーが、新世代の書籍のもとに21世紀において職務を続行し、未知の分野を探索して、 新しいインスピレーションとアイデアを求め、現代技術未踏のデザインに勇敢に挑戦した物語である …。
登録情報
- 出版社 : 丸善出版 (2014/7/24)
- 発売日 : 2014/7/24
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 371ページ
- ISBN-10 : 462108836X
- ISBN-13 : 978-4621088364
- 寸法 : 15 x 2.3 x 21 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 293,114位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,370位デザイン・グラフィックス (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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中央大学国際情報学部 教授
博士(工学)技術士(情報工学部門)HCD-Net認定 人間中心設計専門家
特定非営利活動法人 人間中心設計推進機構 理事
特定非営利活動法人 オープンソースソフトウェア協会 理事
一般社団法人 ことばのまなび工房 理事
1970年、岐阜市に生まれる。小学校から高校を卒業するまで長野で山に囲まれて育つ。1988年東京大学入学のため上京。1994年東京大学大学院工学系研究科計数工学専攻修士課程修了。同年(株)三菱総合研究所入社。同社、主席研究員を経て、2013年、中央大学文学部社会情報学専攻、准教授。2014年〜2019年、同学部 教授。2019年より現職。なお、2009年から東京農工大学国際センターの客員准教授を兼務。専門は、画像処理、ユーザインタフェース、情報システムの最適化等。ミステリとバーボンをこよなく愛する社会情報学研究者。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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思えば、色んなアイテムが出ているんですね。船を動かす操作盤に、未来型の電話。ここからアイデアが産まれ、現実になった物もあります。
常に一歩先を行くSF映画。この本で勉強して、主人公達の周りにあるアイテムを観れば、さらに面白くなるのでしょう。
それを期待されている方はやめたほうが良いでしょう。
Google Glassやスマートウォッチなど最近話題のガジェットに触るとき、「スタートレック」や「007」などのSFの世界がいよいよ到来したように感じることがあります。思えばiPhoneやiPadが登場したときも、まるで映画に登場する未来のコンピュータのようだと感じさせられたものです。技術やリソースの制約のないフィクションの世界では、理想化されたUIというものを表現することができ、それらは往々にして現実のインタフェースデザインを刺激してきました。
本書は、実際のインタラクションデザイナーである著者二人が、SF映画に登場する機器のUIを調査し、そこから得られるデザイン上のレッスンをまとめたものです。
SF映画で描かれるインタフェースからは、今現実にはない斬新な発想を得られるというメリットがあります。一方で、それは当然ながら現実の問題を解決するデザインではなく、往々にして画面上の視覚的な効果の方が優先されています。そうした制約を意識しつつ意味のあるレッスンを得るために、著者らは以下の4つのアプローチをとりました:
・ボトムアップ
個々のインタフェースの詳細な調査
・トップダウン
全ての事例にタグを付けてタグクラウド化
・類似性の追求
作品間の類似性に注目し追求
・弁証学
表現されているようには動作しないだろうというインタフェースがどうすればそのように動くか説明を与える
当然のことながら、現実に近いUIの事例ほど、よいレッスンを得られることになります。Kinectなどが今ほど普及する前に公開された「マイノリティ・レポート」におけるジェスチャーUIは、実際のインタフェースデザインに大きな影響を与えました。また、iPhoneなどの登場以降UIにおけるアニメーションの利用は以前より広がりましたが、映画の中の表現は一般的にリッチなアニメーションを用いており多いに学ぶところがあると言えます。
また興味深い内容としては、SF映画の中のUIでは音がよく活用されています。(本書の例で言うと、「未知との遭遇」においてメロディーが認証キーとして用いられている例など。)が、現実のUIでは公共の場で利用するという制約などもありまだ十分に活用されているとはいいがたく、今後の発展の可能性があります。
デザイン上のレッスンに加えて、「新スタートレック」において、大道具に前作のほどの予算が投じられなかったために、結果として機械式のスイッチでなく安価に実現できるタッチスクリーンのUIが用いられたという裏話などは興味深かったです。UI/UXデザイナーには、ガジェット好きなどが多く、SF好きの方も多いことと思います。そうした方に取っては、SF映画の歴史の中でどんなUIが登場してきたかを知るだけでも読み物として十分に楽しめる一冊となっています。
一方、Brain Machine Interfaceや医療など、UIの表現というより実現までの技術的なハードルが高い内容については、あまり有意義なレッスンが得られているとは言いがたく、アイデアの羅列にとどまっている感は否めません。
本書の原題は「Make It So」。「新スタートレック」において、ピカード艦長が使う「発進!」という意味のセリフからきています。SFによって広げられたイマジネーションを、現実のカタチになるよう前に進めるよう、私たちデザイナーを鼓舞しているかのようです。
ちゃんとした調査と分析から、ユーザーインターフェースデザインについての現実的な教訓を導き出しています。文章のボリュームはなかなかのもので、なんとなく大学のテキストのような印象を受けます。(冒頭できちんと研究の目的や方法論、なぜその方法を選んだかについて説明と本書における用語の定義が述べられており、学術的な感じになっています)
スターウォーズの立体映像についての考察は特に面白いものでした。
ダースベーダーの小さな立体映像を見下ろす兵士の様子が劇中で描かれていますが、ではダースベーダー側ではどのように兵士は表示されているのか? 兵士の立体映像に見下ろされているとしたら、それは彼の立場として不自然なので、小さい立体映像の兵士をダースベーダー側は見下ろしているのだろうか? でも、そうしたら二人の視線が合わせられない。視線が合わせられない映像によるコミュニケーションは通信装置として不自然なので、もし立体映像による通信技術が実際に可能になったら、その機械による通信はなんらか視線を一致させる仕組みとインターフェースが必要になる…。という論理でした。
上記の例でもそうですが、ユーザーインターフェースには、人間の持つ社会性を尊重したデザインが重要だということが、全体を通してよく注意されているように思います。これはコンソールのインターフェースや、ロボットやアバターによる擬人的表現、通信装置の分析を通じて何度も出てきています。
文字ビッシリでページ数も多いですが、すばらしい内容です。Webデザインやプロダクトデザインに関係する人にはとても興味ある内容だと思います。