儚い羊たちの祝宴
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儚い羊たちの祝宴 Audible版 – 完全版

4.2 5つ星のうち4.2 999個の評価

味わえ、絶対零度の恐怖を。ラストの1行で世界が反転。新世代ミステリの旗手が放つ衝撃の暗黒連作。

夢想家のお嬢様たちが集う読書サークル「バベルの会」。夏合宿の二日前、会員の丹山吹子の屋敷で惨劇が起こる。翌年も翌々年も同日に吹子の近親者が殺害され、四年目にはさらに凄惨な事件が。優雅な「バベルの会」をめぐる邪悪な五つの事件。甘美なまでの語り口が、ともすれば暗い微笑を誘い、最後に明かされる残酷なまでの真実が、脳髄を冷たく痺れさせる。米澤流暗黒ミステリの真骨頂。

登録情報

再生時間 9 時間 22 分
著者 米澤 穂信
ナレーター 飯野めぐみ
配信日(Audible.co.jp) 2023/5/12
制作 新潮社/ピコハウス
フォマット オーディオブック
バージョン 完全版
言語 日本語
ASIN B09RFB3Z1D
ナレーションのアクセント Standard Japanese
Amazon 売れ筋ランキング - 2,153位Audibleオーディオブック (Audibleオーディオブックの売れ筋ランキングを見る)
- 78位ミステリー
- 2,821位ミステリー・サスペンス・ハードボイルド (本)

カスタマーレビュー

星5つ中4.2つ
5つのうち4.2つ
999グローバルレーティング

この商品をレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2024年2月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
私が良い作品だと思うものには、一つの共通点があります。それは、登場人物の理解しがたい狂気に、心の底から共感してしまう作品だということです。

米澤穂信氏の『儚い羊たちの祝宴』は、各章の主人公たちの狂気に頷き、教養に惚れ、決断に酔う、そんな素敵な物語が詰まった本です。あえて多くは語りません。ぜひみなさんに手にとっていただきたいと、そう心から思えた一冊でした。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2023年11月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
発送も早く、届いた商品も綺麗な状態でした。
ありがとうございました。
2023年12月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
著者の作品を初めて読みました。
文体、世界観、登場人物たちの人柄など、大変気に入ったので他の作品も読んでみようと思います。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2024年3月21日に日本でレビュー済み
タイトル通り、悪いジョークが現実になった、というお話の数々。
正直なにを焦点に読めばよいのか、最後までいまいち掴めなかった。
所謂ミステリとして読むには底が浅いし、ホラー、サスペンス、という感じもあまりない。
人間の怖さもべつにない。江戸川乱歩的なおどろおどろしさでもない。ジャンル分けするのは本来良くないのはわかるけども、正直どんな感情で読めばよいのかわからなかった。そのため、いずれのお話も淡々読んでしまった、それでも読み進めたのは、結局のところこの物語にどんなオチが付くのか、それが気になったからだ、でそのオチというのが、冒頭の、悪いジョークが現実になった、である。
これにゾッとするかどうかで、おそらくこの作品に対する評価が決まるのだと思う。
私は、なるほど、と思いました、驚きではなく、納得しました。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2023年9月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ブラックでしたが楽しめました。
2023年8月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
五つの収録短篇中、第一等の妙味を感じたのは、一番最後の「儚(はかな)い羊たちの晩餐(ばんさん)」でした。
〝夏(なつ)さん〟て厨娘(ちゅうじょう。特別な料理人、の意)が調理するところを思い描いて、ぞくぞくっとしましたよ。
語り手の〝大寺鞠絵(おおでら まりえ)〟が、部屋に飾る絵として、ジェリコーの『メデューズ号の筏(いかだ)』を選ぶところも良いなあ。たまらず、その絵が載ってる中野京子の『怖い絵』(朝日出版社の単行本)を引っ張り出してきちゃいました。

続いては、「身内に不幸がありまして」と「玉野五十鈴(たまの いすず)の誉(ほま)れ」を同点の第二位で。
前者は、導入部の〈秘密の書棚〉の描写にわくわくしました。
後者は、〝小栗純香(おぐり すみか)〟って語り手のどん底一直線ならびにラスト一行に、ぞくぞくしました。

文庫本の巻末解説、千街晶之氏の文章も、ミステリの該博な知識と相まって、読みごたえありました。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2024年1月19日に日本でレビュー済み
短編小説ですが、二つ目の北の館の話が絶妙に素晴らしい。震えました!
2021年9月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
満願を読みすっかり虜になってしまい、筆者の別作品も読んでみたいと思い購入しました。
当たり前のことなのかもしれませんが、この著者の文章は分かり易く、自然と物語に入れる気がします(自分にあってるだけかもしれませんが)。
どの短編も人間の闇を感じる内容で背筋をゾッとさせられます。淡々と紡がれる文章だからこそ、真相が明かされた際の恐怖がより際立っている。多少それっぽい要素はありますが推理小説ではありませんので、読もうかどうか検討されている方はご留意ください。
ここでのネタバレは避けたいので多くは語れませんが、なかでも「玉野五十鈴の誉れ」がインパクトがありました。
これ以上書くと余計な事まで書いてしまいそうなのでレビューはここまでにしておきます。
10人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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