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伝記 オリヴィエ・メシアン(下) 単行本 – 2020/10/24
ピーター・ヒル、ナイジェル・シメオネ
(著),
藤田 茂
(翻訳)
20世紀フランスを代表する作曲家、オリヴィエ・メシアン(1908–92)の伝記。ロリオ=メシアン夫人が生前に管理していた膨大な資料をもとに、これまで公式発言の奥に隠れて見えなかった人間メシアンの真実に迫る。東京音楽大学教授・現代フランス音楽研究の第一人者の藤田茂が、読みやすい文章で訳した。メシアンのプライベート写真や手稿譜などの貴重な資料を上下巻で合計約200点掲載。下巻では、50代はじめから83歳で亡くなるまでが描かれる。いまや国家的な作曲家となったメシアンが、いかにして社会的な栄誉の向こうに創作の孤独を守ろうとしたのか。そして、畢生の大作となったオペラ《アッシジの聖フランチェスコ》の後に、いかなる危機をくぐり抜けて、この世の先を見つめるようになったのか。神の愛にとどまりつづけた人間の人生のドキュメントがここにある。作品目録・参考文献・索引つき。
- 本の長さ319ページ
- 言語日本語
- 出版社音楽之友社
- 発売日2020/10/24
- 寸法15.5 x 2.5 x 21.6 cm
- ISBN-104276226023
- ISBN-13978-4276226029
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商品の説明
著者について
ピーター・ヒル イギリスを代表するピアニスト・音楽学者。彼のメシアンのピアノ作品の録音は高く評価されている。その他、バッハ、ラフマニノフ、ストラヴィンスキー、ラヴェル、武満等の作品も録音。メシアンとストラヴィンスキーについての複数の著作に続き、現在、平均律クラヴィーア曲集論を準備中。世界中でレクチャーやマスター・クラスを開催し、現在、マンチェスターのロイヤル・ノーザン・カレッジ・オブ・ミュージック客員教授。 ナイジェル・シメオネ 1956年ロンドン生まれ。マンチェスター大学に学ぶ。高校教師を務めた後、ノッティンガム大学、バンガー大学等で教鞭を取り、2010年からはフリーランスの音楽学者。20世紀音楽を中心に研究し、オリヴィエ・メシアン等の作曲家や、チャールズ・マッケラス等の指揮者に関する書籍を出版。BBCラジオに定期出演、ロンドンのロイヤル・オペラ・ハウス等で講演。雑誌「オペラ」のほか、ユニヴァーサル・クラシックス等名門レーベルに多数寄稿。 [訳者]藤田 茂 フランス政府給費留学生としてソルボンヌ大学に学んだあと、東京芸術大学で博士号を取得。主な研究領域は19世紀・20世紀のフランス語圏の音楽史と、そこで生まれた音楽の理論構築。東京芸術大学、明治学院大学、武蔵野音楽大学、ブリュッセル王立音楽院等で講師をつとめる。現在、東京音楽大学教授。メシアン論・デュティユー論をはじめとする専門的な論文のほか、国内外のオーケストラ公演の曲目解説を定期的に寄稿している。
登録情報
- 出版社 : 音楽之友社 (2020/10/24)
- 発売日 : 2020/10/24
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 319ページ
- ISBN-10 : 4276226023
- ISBN-13 : 978-4276226029
- 寸法 : 15.5 x 2.5 x 21.6 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 799,930位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 7,705位クラシック楽譜・スコア・音楽書
- カスタマーレビュー:
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