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エリックの赤・緑 単行本 – 2021/7/30
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お医者さんに診てもらったエリックは、クラスメイトに自分の「ちょっと変わった色覚」の説明をします。そして、エリックと両親、学校の先生たち、クラスメイトは、彼といっしょにうまく過ごしていくための方法を見つけ出していきます。
対象年齢は、6~12歳。巻末に保護者など大人向けの説明「色と色の感じ方のちがいとは」(おいえひろあき)を収録しています。
- 本の長さ36ページ
- 言語日本語
- 出版社学術研究出版
- 発売日2021/7/30
- 寸法25.9 x 20.7 x 0.8 cm
- ISBN-104910415599
- ISBN-13978-4910415598
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商品の説明
著者について
中学生の時に「英語が話せたら世界中の人とコミュニケーションが取れる」と思い、英語が好きになり、大学では英語科を専攻。中学校や高等学校で英語を教えた経験を経て、小学校教育の大切さに気づき、小学校教員になった。
同和教育・人権教育の研修をする中で、尾家宏昭から人により色覚には違いがあることやそれに関わる人権問題があることを教わる。
「しきかく学習カラーメイト」には、2016年の発足当時から参加し、『はじめて色覚にであう本』の作成では、小学生が読みやすく、理解しやすい本にするという視点で内容を点検する役割を担った。こうした学習を通して、人権問題には他にも様々あるが、話を聞いてくれる人がそばにいることが大事だと考えている。気軽に口にすることができないことがその人権問題を重くしているのではないかと感じている。
幼い頃、絵本『とりかえっこ』が大好きで、ボロボロになるまで繰り返し読んだことを覚えている。この『エリックの赤・緑』も、何度も読み返してもらえる絵本にしたいと願いながら翻訳した。
尾家 宏昭(おいえ ひろあき)
少数色覚者。元中学校国語科教員、元大学人権問題担当非常勤講師。「しきかく学習カラーメイト」の発起人で現在代表。著書に「知っていますか? 色覚問題と人権 一問一答」(解放出版社・共著)、「はじめて色覚にであう本」「検査のまえによむ色覚の本」それぞれ「利用の手引き」(文責)などがある。
登録情報
- 出版社 : 学術研究出版 (2021/7/30)
- 発売日 : 2021/7/30
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 36ページ
- ISBN-10 : 4910415599
- ISBN-13 : 978-4910415598
- 寸法 : 25.9 x 20.7 x 0.8 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 601,210位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
尾家宏昭(おいえひろあき) 大分県在住。1959年生まれ。
少数色覚(「色覚異常」D型・強度)。
元公立中学校教員(担当「国語」)・元大学非常勤講師(担当「総合演習『人権問題』)。
小学校4年で少数色覚であることを知らされる。母親が流した涙で「それが大変なこと」と悟る。父から「なりたくてもなれない仕事がある」と聞き「自分ではどうにもならないこと」を持っていると失望した。
健康診断の記録には「赤緑色弱」と記されたことを記憶している。中学生で従兄弟と「治療」に通わされる。「治る」ことなく、そのことを深く自覚することもなく、埼玉県で教員となり、その後大分で採用となる。
同和教育・人権教育との出会いで多くの学びを得る。大分県同和教育研究協議会(現公益社団法人大分県人権教育研究協議会)事務局運営に8年間携わる。その中で1997年「色覚異常は障害ではないのです」(高柳泰世医師)の講演を聴き、それまでの自分を振り返り、長年正しい知識を得ていないまま過ごしてきたことに衝撃を受ける。また、名古屋で行われた少数色覚の小学生とその保護者対象の高柳医師による「少数色覚の説明」の場で偶然大分から来た母親が涙ながらに「小学校4年生で行われる色覚検査までに治したい、どうしたら治るか教えてほしい」と涙ながらに訴えた声を聞き30年前の自分の母親と重なり再び衝撃を受け、色覚問題に取り組み始めた。
当時、大分では私立高校の願書調査書にも色覚に関する制限があった。県内の工業高校の求人票を調べると多くの制限の存在を確認し、正しい理解が広まっていないことを痛感する。関係機関への働きかけ、保護者や教職員向けの学習会の開催、学習資料の発刊、理解を深めるためのホームページ「いろいろのページ」の立ち上げ等を行った。2003年度からの「学校における一律色覚検査の廃止」にも関わる。しかし、検査廃止だけでは差別撤廃にはならないとの訴えを続ける。それまでの「医師からの説明」の少数色覚の説明だけではなく人権問題として色覚問題をとらえたいと考え「知っていますか?」の刊行に至る。
2016年度、文部科学省の「通知」に対して、再度問題に向き合おうと「しきかく学習カラーメイト」という集いをつくり「はじめて色覚に出会う本」をつくった。子どもたちこそ正しい知識を必要としていると強く思っている。
母の涙から半世紀を過ぎたが、涙する若い母親を見かけることがある。
中学生の時に「英語が話せたら世界中の人とコミュニケーションが取れる」と思い、英語が好きになり、大学では英語科を専攻。中学校や高等学校で英語を教えた経験を経て、小学校教育の大切さに気づき、小学校教員になりました。
同和教育・人権教育の研修をする中で、尾家宏昭から人により色覚には違いがあることやそれに関わる人権問題があることを教わりました。
「しきかく学習カラーメイト」には、2016年の発足当時から参加し、『はじめて色覚にであう本』の作成では、小学生が読みやすく、理解しやすい本にするという視点で内容を点検する役割を担いました。こうした学習を通して、人権問題は他にも様々ありますが、話を聞いてくれる人がそばにいることが大事だと考えています。そして、気軽に口にすることができないことがその人権問題を重くしているのではないかと感じています。
幼い頃、絵本『とりかえっこ』が大好きで、ボロボロになるまで繰り返し読んだことを覚えています。
この『エリックの赤・緑』も、何度も読み返してもらえる絵本にしたいと願いながら翻訳しました。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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エリックは、物語を通してそのことを私たちに伝えてくれます。
色覚の違いを、子どもにどんな風に伝えればいいんだろう?と悩んでいる家族の方や、教員の皆さん、また少数派の色覚を持つ子どもさん自身、たくさんの方に手に取っていただきたい絵本だなあと思いました。