マルドゥックアノニマスは、ハンター陣営とチルドレン・オブ・Mの真っ向勝負が続いています。
因みに、まだまだ勝負の終わりは見えません。個人的にはありがたいことですが。
今回は、チルドレン・オブ・Mのメインエンハンサーチームであるミートワゴンの半生+その中の1人が大きく取り上げられています。
相変わらず、冲方節全開のエンハンスメント能力とバトルです。
意外なキャラクターも復帰して参戦してきます。
マルドゥックアノニマスは、敵方であっても背景などが丁寧に描かれていて嬉しいです。スティーヴン・ハンターの作品に通じるものを感じます。
もう少し退場者が出て欲しいですね。エンハンサーが増加する一途なので。
2ヶ月後が待ち遠しいです。
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SFマガジン 2022年 8月号 雑誌 – 2022/6/24
●特集・短篇SFの夏
旬の作家による新作短篇特集。小川哲による『地図と拳』刊行後第1作をはじめ、『2084年のSF』『新しい世界を生きるための14のSF』寄稿者の新作、『法治の獣』春暮康一の宇宙SF、百合文芸小説コンテストが発掘した新たな才能など、短篇ならではの切れ味たっぷりのSFをお届けする。
【小説】
魔法の水 小川 哲
奈辺 斜線堂有紀
怪物 ナオミ・クリッツァー/桐谷知未訳
モータル・ゲーム 春暮康一
すべての原付の光 天沢時生
殯の夢 森田季節
ツインスター・アピアロンザ・プラネット 小川一水
第四回百合文芸小説コンテスト「SFマガジン賞」受賞作
汝ら、すべてのゾンビたちよ カスガ
【エッセイ・評論】
特別対談 戦争を書く、世界を書く 逢坂冬馬×小川 哲
日本SF作家クラブがアンソロジーを編む意義 林 譲治
チャン・ガンミョン インタビュー 不可能な世界を想像すること 聞き手 吉良佳奈江
SF翻訳、その現在地と十年後の未来 古沢嘉通
【連載】
小角の城〈第64回〉夢枕 獏
戦闘妖精・雪風 第五部〈第二話〉霧の中(承前)神林長平
マルドゥック・アノニマス〈第43回〉冲方 丁
さやかに星はきらめき〈第4回〉村山早紀
幻視百景〈第38回〉酉島伝法
宮崎夏次系《短篇シリーズ》第9回「さいゆう」
【読切】
製造人間は省みない 上遠野浩平
旬の作家による新作短篇特集。小川哲による『地図と拳』刊行後第1作をはじめ、『2084年のSF』『新しい世界を生きるための14のSF』寄稿者の新作、『法治の獣』春暮康一の宇宙SF、百合文芸小説コンテストが発掘した新たな才能など、短篇ならではの切れ味たっぷりのSFをお届けする。
【小説】
魔法の水 小川 哲
奈辺 斜線堂有紀
怪物 ナオミ・クリッツァー/桐谷知未訳
モータル・ゲーム 春暮康一
すべての原付の光 天沢時生
殯の夢 森田季節
ツインスター・アピアロンザ・プラネット 小川一水
第四回百合文芸小説コンテスト「SFマガジン賞」受賞作
汝ら、すべてのゾンビたちよ カスガ
【エッセイ・評論】
特別対談 戦争を書く、世界を書く 逢坂冬馬×小川 哲
日本SF作家クラブがアンソロジーを編む意義 林 譲治
チャン・ガンミョン インタビュー 不可能な世界を想像すること 聞き手 吉良佳奈江
SF翻訳、その現在地と十年後の未来 古沢嘉通
【連載】
小角の城〈第64回〉夢枕 獏
戦闘妖精・雪風 第五部〈第二話〉霧の中(承前)神林長平
マルドゥック・アノニマス〈第43回〉冲方 丁
さやかに星はきらめき〈第4回〉村山早紀
幻視百景〈第38回〉酉島伝法
宮崎夏次系《短篇シリーズ》第9回「さいゆう」
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登録情報
- ASIN : B0B2HWFXDX
- 出版社 : 早川書房 (2022/6/24)
- 発売日 : 2022/6/24
- 言語 : 日本語
- Amazon 売れ筋ランキング: - 223位文芸雑誌
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2022年7月12日に日本でレビュー済み
短編SFの特集。個人的には文芸誌は短編を中心に掲載してもらった方がより楽しめると思っている。特集としての筋は通しにくいが、一冊でたくさんの作品を読めるのがよい。1年に1回くらいは短編作品を盛大に掲載する号があっても良いと思う。本号で気に入った作品は、「モータルゲーム」(春暮康一著) と「殯(もがり)の夢」(森田季節著)。「モータルゲーム」は所謂ライフゲームをネタにして生命とは何かを考える。スタニスワフ・レムの「ソラリス」を思い出した。「殯(もがり)の夢」は古墳時代を舞台にした作品。神秘的なものの裏にSFがいた。
2022年6月30日に日本でレビュー済み
特集は、「短篇SFの夏」。
とはいっても、読み切り短篇の収録数自体は、ここ数号とほぼ変わっていません。
実際には「今、旬の日本作家を中心にした短篇」特集です。短編が好きですし、バラエティもあってこれはこれで嬉しいのですが、本数が変わっていないので、割りを食ってこちらも楽しみにしている海外短篇が一本だけになってしまっているのが……これは、本来予定されていた特集が延期になったせいでもありそうですが。
そんな唯一の海外短編は、
ナオミ・クリッツァー『怪物』、でした。
中国の貴州省に学生時代の親友を探しに訪れたアメリカの白人女性視点で、現在と、低カーストのオタクとして過ごしていた高校時代からの過去が交互に語られていきます。
SF的な驚きがあるというよりも、ちょっとノスタルジックで切ない友情のお話でした。
調べたら、舞台の中国奥地(中国のオクラホマみたいなところ、らしい)の観光村は実在の場所で、イメージしていたよりも、かなりの金額が投資された観光地のようでした。
とはいっても、読み切り短篇の収録数自体は、ここ数号とほぼ変わっていません。
実際には「今、旬の日本作家を中心にした短篇」特集です。短編が好きですし、バラエティもあってこれはこれで嬉しいのですが、本数が変わっていないので、割りを食ってこちらも楽しみにしている海外短篇が一本だけになってしまっているのが……これは、本来予定されていた特集が延期になったせいでもありそうですが。
そんな唯一の海外短編は、
ナオミ・クリッツァー『怪物』、でした。
中国の貴州省に学生時代の親友を探しに訪れたアメリカの白人女性視点で、現在と、低カーストのオタクとして過ごしていた高校時代からの過去が交互に語られていきます。
SF的な驚きがあるというよりも、ちょっとノスタルジックで切ない友情のお話でした。
調べたら、舞台の中国奥地(中国のオクラホマみたいなところ、らしい)の観光村は実在の場所で、イメージしていたよりも、かなりの金額が投資された観光地のようでした。