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論理力を鍛えるトレーニングブック (かんきビジネス道場) 単行本 – 2001/12/10
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- ISBN-104761259752
- ISBN-13978-4761259754
- 出版社かんき出版
- 発売日2001/12/10
- 言語日本語
- 本の長さ229ページ
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商品の説明
商品説明
全体は、論理思考がもたらす仕事の効果や、論理思考を支える手法などを論じた理論編と、ビジネスパーソンが演習課題を実際に解き、それを著者が講評する実践編の2部で構成されている。理論編では、「帰納法」「演繹法」「MECE(モレなくダブリなく)」「ピラミッドストラクチャ」の4つの「思考のツール」と、それを使いこなすための「So What?(それって何?)」「True?(ホント?)」などが紹介されている。従来の論理学の概念にコンサルタントの手法を組み合わせている点がユニークで、またツールばかりを強調せず、普段使う疑問詞の役割を重視しているところには好感がもてる。
実践編の課題は、「確実に言えることを判断する」「会話をしながらイシューを押さえる」などの5テーマ計18問。選択肢問題と論述形式の組み合わせで、1つの課題がじっくりと解き明かされている。会議や会話でテーマや前提の把握が大切なのは言うまでもないが、それを「イシュー」という巧みな表現で照らし出すなど、新しい視点を与えてくれるのが注目である。
受講生たちの解答は多種多彩で、そこから自分の論理の偏りや欠点を見つけることができるのは、講評形式の効果であろう。欲を言えば、練習問題をもっとたくさん載せてほしかった。(棚上 勉)
著者からのコメント
今回の本は、受講生が論理思考を学ぶ上で、どのような点がわかりにくいのか、どのような点につまづき、うまく思考できないのか、という理解をベースに書きました。つまり、僕個人が「こうやって思考している」というだけでなく、多くの(ふだんは必ずしも論理思考をしていないような)ビジネスパースンがどのように思考しがちなのかという点を知っているという立場から書いた本です。
最近、論理思考の本はたくさん出ていますが、「ふつうのビジネスパースンの論理思考のパターン」と、「適切な論理思考の方法」という方法の違いを十分に探って書かれた本はあまり例がないと思います。そして実際に「どのようにミスしがちか」をバーチャルな紙上受講生にやってもらい、それにアドバイスするという形で本が進んでいくので、比較的わかりやすいつくりになっています。
もちろん実際に論理思考が思うようにできるようになるのは、なかなか大変なことです。ですから、僕の本を読んで、「論理思考が自分でできるようになった」と思えるところまで行くのはたいへんかもしれませんが、「論理思考をどのように進めればいいか、その進め方」はわかってもらえるはずです。実際に自在に扱えるようになるには、自分の頭で考え、たくさん失敗もする必要がありますが、失敗しても、再び本に戻ってもらえば、どこに失敗の原因があるかを再発見することができるので、修正ができるでしょう。その積み重ねを続ければ、あなたの論理思考力はずっと高まることをお約束します。
内容(「MARC」データベースより)
登録情報
- 出版社 : かんき出版 (2001/12/10)
- 発売日 : 2001/12/10
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 229ページ
- ISBN-10 : 4761259752
- ISBN-13 : 978-4761259754
- Amazon 売れ筋ランキング: - 384,029位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
改めて自分で演習できる本を探していたところ、この本にたどり着き、中古で1円でl購入しました。
とくにかく分かりやすい文章、表現で、すーっと頭の中に入ってきます。
複雑な表現が多く、1文1文の意味を咀嚼して理解しなければならないロジカルシンキング本もたくさんありますが、
読み進めるごとに頭の中に知識と意味が蓄積されていく本です。
ツールや手法の解説から演習へと流れるように進んでいくので、飽きずに、モチベーションが高いまま最後まで読み、
自分でノートを開き、演習に取り組むことができました。
ロジカルシンキングを1度学び、改めてしっかり身に着けておきたい人にはとっておきの本です。
大切なことを漏れなく、かつ、わかり易い言葉で説明しているので、
論理的思考の入門書には最適だと思います。
・「それって何?」と自問自答することで、目の前にある情報から、価値のある情報を引き出していく
・「HOW(どのように)?」と考えることは、目的が明確なときに意味を持つ
・無意識のうちに持ち込んでしまう常識的な判断(隠れた前提や思い込み)を排除し、適切な結論だけを選択する力を養う
また、タイトルの通り、練習問題が約半分を占めていますので、
それによって具体的な感覚として「論理的思考」を学ぶことができます。
中古でも構わないが、新品として販売するのは如何なものかと思う。
良い点:
・ロジカルシンキングのための例題に対して複数の方の意見が書かれている構成となっており、正解だけでなくいろいろな人の意見が書かれています。なかには自分と同じ意見もあったりして、それがどのような点で不十分なのかというところが説明されていたりするので、単に講義的に正解が書かれている場合に比べて納得することができます。
・論議する場合の心得、つまり最も大切な課題に対する姿勢が必要なところにさらりと繰り返し書かれています。当たり前のことのようですが、自分のように社会人になって30年にもなると自分の中で議論している相手に対する固定観念が出来てしまい、本当の課題に対して集中できなくなるものですが、今一度素直な目で課題を探ることができるようになりました。
いまひとつな点:
これは、この本の書かれた目的と私の目的が多少ずれていたようなので、この本の責任ではないと思いますが、例題で出されている内容が、技術的な課題に対する検討ではなく、社会的な課題に対する検討が多く、技術者としての課題解決のためのロジカルシンキングの内容では無い様です。つまりこの本は論点が既に決まっているディベートや論争(で相手に勝つため)のロジカルシンキングの内容がメインであり、解決すべき課題自体の捉え方や、その解決すべき課題が正しいかどうかについてはあまり触れられていないし、厳密に考慮されてもいないように感じました。技術系の方はその点を理解して読まれたほうが良いと思います。
しかし、課題の捉え方についてはドラッカーの本等でいろいろ出ているので、論理の進め方をトレーニングするためであれば、他に比べると優れた点が多くお勧めできる内容です。
いくことができる仕組みになっているので楽しくやることができます。
ただ、解答欄が問題と同じページにあるので、目に入ってしまい
そこは非常に不便です。
なぜ論理力のある人がそのことに気づかなかったのか?不思議ですね。
この本は議論の場、会議などで実りのある成果を出すため非常に役に立つでしょう。
論点を的確につかみ、それを逃がさないようにして議論していく、・・私は
この本を何度も読んでトレーニングしていきたいと思います。
テレビの討論番組を見ていると議論がどんどんずれていって本当にいらいらします。その場に渡辺さんがいて整理して欲しいといつも思います。(笑)