ゲーム大賞を受賞したということでかなり期待してゲームをやりました。
3人プレイでやってみての感想
基本アクションの雇用はいいとして、受注。
これが曲者で、タイルをめくって外れを引くと生産できなくて
１ターンスキップしたのと変わらなくなり相当不利になる。
ここの受注で生産できないと出遅れます。
工程タイルも欲しい物が手に入らず、ここでゲームの勝ち負けが決まると言ってもいいくらいです。
工程タイルがない→雇用しなくちゃいけない→手番遅れる
工程タイルある→雇用しなくていい→受注しまくって製品作れる→売れる→金増える
こんな感じで富める者はどんどん富、貧する者はどんどん貧します。
正に資本主義。
序盤で工程タイルをトップの人に買い占められたら中盤、終盤での逆転は絶対に無理です。
序盤での受注アクションでの運が全てです。
また序盤はかなり長引きますが、中盤、終盤は強い人が増資しまくってあっという間に終わります。
工場というテーマで戦略性があるゲームなのかと思えばガチガチの運ゲー
期待していたプレイ感とはかなり違いました。
1番を取った人も二回目はしなくてもいいかと言っているし、リプレイ性も低いですね…
ルールもわかりにくいですし
何より各々が３つのコマを各ターンごとに進めるのがとにかく煩雑で、忘れたり、ここは進めたのか進めてないのか、かわからなくなったりします。
これもマイナス点ですね。（こういうシステムはデジタルゲーム向きだと思う）
コマを進めるアクションはテストプレイしていてどうにかできなかったのか疑問に思う。
製品自体にも忘れやすいので気を付けようって書いてて、そこをどうにか改善しないでどうするんだと思う。
コンポーネントの内容が多すぎて値段も４千円と正直ゲームの内容にあった高さではないと思います。
同人で出していた時は確か3千円くらいでした。そのくらいの値段がちょうどいいと思います。
ゲーム大賞を受賞したとの触れ込みのせいで過度の期待をしすぎてしまいました。
売れるようにつけているのでしょうが、ただ落胆するだけなので、こういうのはつけない方がいいと思います。
ただこういうワクワクできる物を作れるのは本当にすごいと思うので今後も作者様にはがんばってほしいです。
| プレイヤー数 | 4人 |
|---|---|
| 電池使用 | いいえ |
| 電池付属 | いいえ |
| メーカー推奨年齢 | 10歳以上 |
| 発売日 | 2018/2/22 |
| 梱包サイズ | 27.5 x 19.4 x 6.9 cm; 1.19 kg |
| ASIN | B0791WG5HV |
