全国各地にある個性豊かな書店が登場します。東京は別途出版されていますので、のぞかれていました。ブックカフェのようなお店もありますが、新刊書店、古書店のジャンルを分けることなく素敵な本屋さんが勢ぞろいしています。
「旅をしてでも行きたい」かどうかは別として、一度訪れてみたいと思わせるお店が多く、著者の審美眼は読者を納得させることでしょう。
東北、関東、九州の書店には、なかなか行く機会はありませんが、参考になりました。規模ではなく、他の本屋さんにない棚づくりや個性ある店の雰囲気が感じられるとリピーターになるわけです。
優しいトーンの写真で飾られていました。セレクト・ショップかギャラリーのような雰囲気が漂うお店がほとんどで初めて訪れても懐かしさを感じ、居心地良く過ごせる空間が広がるお店が多いという印象を受けました。書店は新刊でも古書でも品揃えがまず第1でしょう。どこも一度訪れたくなる要素が確かにあります。
1つの書店に1~2ページを費やし、お店の雰囲気が分かる写真が数点載せられ、住所、電話番号、営業時間、定休日、最寄り駅からのアクセス、地図などの基本情報が掲載してありますので、たどり着けます。紙質が軽いので、携行しやすいのも利点でしょう。
14ページの見開きで掲載してある京都の恵文社一乗寺店はあまりにも有名になりました。ご存じのように、本屋さんなのに書店という範疇で片付けるのは難しいお店です。お店の中の様々な箇所が写されていますので雰囲気は確かに伝わると思います。
テーマごとの配列で、文庫や新書も交えて厳選されており、大きさ別ではないのが本好きの方や、そのジャンルの本を探している利用者にとっては嬉しい配慮です。
辺鄙な場所にあっても訪れる人が多いのは、その選書と店の際立った個性ゆえ、なのは間違いありません。40数年前、京一会館に通っていた頃に偶然入り文庫本を買ったのが最初ですが、その頃はごく普通の書店でした。歳月が経つうちに見事な変身を遂げたと思っています。学生の街の左京区ならではの雰囲気を漂わせています。今や京都観光の一つとして捉えられているようですね。ギャラリーとの一体感もあり、ぜひ一度訪れてください。
由緒ありそうな本屋さんも関心を呼ぶ内容でしょう。寺町通りのそぞろ歩きの時に立ち寄りたい「三月書房」は昔から確かに名物書店でした。70年近くの歴史を感じさせ、この寺町界隈の独特の雰囲気を造り出している功績は大きいです。
「アスタルテ書房」の重厚で落ち着いた雰囲気は、近くの新京極の喧騒とは全く無縁の空間を作っています。幻想文学やシュールレアリズムのコレクションは一見の価値があるでしょうから。
ステキな品揃えと居心地のよい書店は何物にも代えがたい存在だと常々思っています。このムックに登場する本屋さんを訪れることで新たな書籍との出会いが待っていると思われます。
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全国 旅をしてでも行きたい街の本屋さん 単行本(ソフトカバー) – 2018/8/21
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購入オプションとあわせ買い
●『東京 わざわざ行きたい街の本屋さん』、待望の全国版!
『東京 わざわざ行きたい街の本屋さん』(2017年6月発売)を発売して以降、「全国版も読みたい! 」というご要望が多くいただきました。本書はそんな皆様のご要望にお応えし、北海道から沖縄まで、全国の街の本屋さんを紹介します。
●日本全国にある個性豊かな“街の本屋さん"を150点以上紹介。
新刊書店、古本屋、ブックカフェなどジャンルは幅広く紹介。それぞれのジャンル(新刊書店か古本屋か、など)は、アイコンをつけてわかりやすく紹介しています。
●エリアごとに紹介し、それぞれに地図を掲載。
「関西」「北海道・東北」「関東」「中部」「中国・四国」「九州・沖縄」のエリアごとにお店を紹介し、それぞれの店紹介ページに地図を掲載しています。
●著者は各地の書店に詳しい方々が担当。
「関東」エリアは『東京 わざわざ行きたい街の本屋さん』の著者でもある和気正幸(わきまさゆき)さん、「北海道・東北」エリアは雑誌『札幌人』の発行者である荒井宏明(あらいひろあき)さん、「関西」エリアは『京都、朝あるき』の著者であるユニット「ことり会」など、各地の本屋業界や出版事情に詳しい地元ライターさんが執筆。よりリアルで最新の情報をお届けします。
●より実用的なガイド本。
すべてのお店の外観写真を掲載し、目印になるものを紹介しています。 また、最寄りの駅は「出口」まで紹介。 実際に持ち歩くことを想定し、より実用的な工夫をしています。
『東京 わざわざ行きたい街の本屋さん』(2017年6月発売)を発売して以降、「全国版も読みたい! 」というご要望が多くいただきました。本書はそんな皆様のご要望にお応えし、北海道から沖縄まで、全国の街の本屋さんを紹介します。
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新刊書店、古本屋、ブックカフェなどジャンルは幅広く紹介。それぞれのジャンル(新刊書店か古本屋か、など)は、アイコンをつけてわかりやすく紹介しています。
●エリアごとに紹介し、それぞれに地図を掲載。
「関西」「北海道・東北」「関東」「中部」「中国・四国」「九州・沖縄」のエリアごとにお店を紹介し、それぞれの店紹介ページに地図を掲載しています。
●著者は各地の書店に詳しい方々が担当。
「関東」エリアは『東京 わざわざ行きたい街の本屋さん』の著者でもある和気正幸(わきまさゆき)さん、「北海道・東北」エリアは雑誌『札幌人』の発行者である荒井宏明(あらいひろあき)さん、「関西」エリアは『京都、朝あるき』の著者であるユニット「ことり会」など、各地の本屋業界や出版事情に詳しい地元ライターさんが執筆。よりリアルで最新の情報をお届けします。
●より実用的なガイド本。
すべてのお店の外観写真を掲載し、目印になるものを紹介しています。 また、最寄りの駅は「出口」まで紹介。 実際に持ち歩くことを想定し、より実用的な工夫をしています。
- 本の長さ191ページ
- 言語日本語
- 出版社ジービー
- 発売日2018/8/21
- 寸法21 x 14.8 x 2.5 cm
- ISBN-104906993605
- ISBN-13978-4906993604
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対象商品: 全国 旅をしてでも行きたい街の本屋さん
¥1,760¥1,760
最短で3月31日 日曜日のお届け予定です
残り2点(入荷予定あり)
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登録情報
- 出版社 : ジービー (2018/8/21)
- 発売日 : 2018/8/21
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 191ページ
- ISBN-10 : 4906993605
- ISBN-13 : 978-4906993604
- 寸法 : 21 x 14.8 x 2.5 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 285,707位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,361位国内旅行ガイド (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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ライター。1985年生まれ。早稲田大学第一文学部卒。サラリーマンを続ける傍ら、2010年より小さな本屋の魅力を伝える活動「BOOKSHOP LOVER」を始める。現在は独立。Webや雑誌などを中心に、本屋と本に関する活動を多岐にわたり行う。
http://bookshop-lover.com/
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2019年5月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
タイトルに惹かれて購入しました。全国の色んな個性に溢れた書店が興味深かったです、
福岡県在住ですが、地元ここだけ?と思ったので、たくさん調べたり大変だったと思いますが、まだまだあるんじゃないかと思いました。知りたかった書店が紹介してあったので、購入して良かったです
福岡県在住ですが、地元ここだけ?と思ったので、たくさん調べたり大変だったと思いますが、まだまだあるんじゃないかと思いました。知りたかった書店が紹介してあったので、購入して良かったです
2019年12月22日に日本でレビュー済み
コーヒーを飲みながら、好きな本に囲まれた空間。
チェーン店の本屋さんしか知らなかった自分にとって、なんて贅沢な時間だろうと感動した、高松の本屋ルナガンガさん。
そちらで出会った一冊。
本好きに悪い人はいない?と言わせるぐらい、全国の本屋さんの店主さんは皆んな笑顔。
本当に本が好きなんだろうなというのが伝わってくる。
個人的には、
畳とコタツ、横には壁いっぱいに本棚、ミシマ社の本屋さん、そしてガケ書房改めホホホ座に行ってみたい。
チェーン店の本屋さんしか知らなかった自分にとって、なんて贅沢な時間だろうと感動した、高松の本屋ルナガンガさん。
そちらで出会った一冊。
本好きに悪い人はいない?と言わせるぐらい、全国の本屋さんの店主さんは皆んな笑顔。
本当に本が好きなんだろうなというのが伝わってくる。
個人的には、
畳とコタツ、横には壁いっぱいに本棚、ミシマ社の本屋さん、そしてガケ書房改めホホホ座に行ってみたい。
2024年3月17日に日本でレビュー済み
刊行からすでに5年が経っているガイド本に今更文句を付けるでもないだろうが、レビューのタイトル通り、紹介される本屋の分布は、地域によって偏りがあまりに大きい。個々のライターが、自身の在所近辺を中心として取り上げたくなったのかどうか。百歩譲ってそれが人情としても、全国の書店を取り上げる趣旨のガイド本である以上、編輯の姿勢に疑問符を付さざるを得ない。
例えば中部地方(北陸・中京圏)は、静岡県の書店が浜松の一店舗しか正規の項目が用意されておらず、国内の地方都市では非常に珍しく、良質な書店(新本・古書問わず)の集中地域である静岡市の中小規模の書店は殆んど省みられてさえいない。
また、本書のレビューとして記すべきではないかもわからないが、姉妹編と言える「東京 わざわざ行きたい街の本屋さん」では、かねてから一部界隈では値付けと自店舗の刊行物に問題の囁かれていた(そして昨年、某詩人の全集が他社から刊行されるに当たって発覚した)ある古書店を大きく取り上げており、大して調査せず雰囲気と世評だけで選んでいるのではないか、と思われてならない。
かくのごときガイド本を商品として作るにあたり、情報収集を徹底の上にも徹底すべき、というのは言うまでもない。本書が商品であることが、すなわちプロの仕事の結果であるということが、到底信じられない。内輪ノリで趣味嗜好を前面に押し出したいのであれば、自費で同人誌を作って出せばよろしい。
例えば中部地方(北陸・中京圏)は、静岡県の書店が浜松の一店舗しか正規の項目が用意されておらず、国内の地方都市では非常に珍しく、良質な書店(新本・古書問わず)の集中地域である静岡市の中小規模の書店は殆んど省みられてさえいない。
また、本書のレビューとして記すべきではないかもわからないが、姉妹編と言える「東京 わざわざ行きたい街の本屋さん」では、かねてから一部界隈では値付けと自店舗の刊行物に問題の囁かれていた(そして昨年、某詩人の全集が他社から刊行されるに当たって発覚した)ある古書店を大きく取り上げており、大して調査せず雰囲気と世評だけで選んでいるのではないか、と思われてならない。
かくのごときガイド本を商品として作るにあたり、情報収集を徹底の上にも徹底すべき、というのは言うまでもない。本書が商品であることが、すなわちプロの仕事の結果であるということが、到底信じられない。内輪ノリで趣味嗜好を前面に押し出したいのであれば、自費で同人誌を作って出せばよろしい。
2019年6月12日に日本でレビュー済み
"お店に足を運び、選んで買った本には、その場所での思い出が詰まっている。だからこそ、それは特別な一冊となって、本棚の中で輝き続ける。"全国のライターさんが各地域を担当して全国の本屋185軒をそれぞれに紹介している本書は、なるほど確かに"旅をしてでも"行きたくなる。
個人的には、同じ関西の本屋さんが気になったわけですが。こういった本では常連となる有名本屋さんを見つけて頷いたり、また知らない本屋さんを発見しては、へーと感心したり。やはりこうした本を読むと、年末のイベントラッシュで慌しい中なのですが【それでも】ちょっと重い腰を上げて【ミニ旅行的に】"スマホでポチり"では決して味わえない体験を楽しみに、色々と勉強を兼ねてご挨拶に伺おうかな?とか思いますね。
本屋巡りの旅をしたい誰かに、またこれから本屋を始める、あるいは既にはじめている誰かにオススメ。
個人的には、同じ関西の本屋さんが気になったわけですが。こういった本では常連となる有名本屋さんを見つけて頷いたり、また知らない本屋さんを発見しては、へーと感心したり。やはりこうした本を読むと、年末のイベントラッシュで慌しい中なのですが【それでも】ちょっと重い腰を上げて【ミニ旅行的に】"スマホでポチり"では決して味わえない体験を楽しみに、色々と勉強を兼ねてご挨拶に伺おうかな?とか思いますね。
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