こーれはよかった。
物事をどのようにみると、統合的な思考ができるかという本。
個人←→集団
内面←→外面
という2つの軸で物事を見ると、いままで自分たちが無意識にどこに注目してしまっていたのかがよくわかり、それだけだといかに片面的に議論していたかまでわかる。
フレームワークっちゃフレームワークなんだけど、もっと本質的に物事の見方が手に入る本なのでおすすめです。
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インテグラル・シンキング―統合的思考のためのフレームワーク 単行本 – 2011/6/1
鈴木 規夫
(著)
- 本の長さ245ページ
- 言語日本語
- 出版社コスモス・ライブラリー
- 発売日2011/6/1
- 寸法12.8 x 1.5 x 18.8 cm
- ISBN-104434157841
- ISBN-13978-4434157844
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登録情報
- 出版社 : コスモス・ライブラリー (2011/6/1)
- 発売日 : 2011/6/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 245ページ
- ISBN-10 : 4434157841
- ISBN-13 : 978-4434157844
- 寸法 : 12.8 x 1.5 x 18.8 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 354,395位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 3,226位超心理学・心霊
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2021年12月3日に日本でレビュー済み
インテグラル理論入門Ⅰ、Ⅱを含めて、著者の本を読むのは3冊目である。ウィルバーの著書は、やさしい言葉で書かれているものの、数行の中に数人から数十人の英知が盛り込まれていることもあり、なかなか理解することが難しいところがある。本書はそれをかみ砕いて、初心者にも理解できるレベルに具体事例を入れながらブレイクダウンしてくれており、インテグラル理論の理解を助けてくれる。ただし、コンピテンシーをP73では人材の査定としているが、コンピテンシーは査定のようなマイナスを含むものではなく、むしろプラスを積極的に視る評価だと言える。また、P93ではコンピテンシーを「表層的な能力」としているが、コンピテンシーは、その人の左上象限(内面)から出てくる、言葉だけではなく信念からでてくるところの行動を含んだ能力であり、決して表層的なものではない。コンピテンシーと人事を結びつけた研修を長年行ってきたものとして、ここは強く意義を申しあげ、コンピテンシーに対する誤解を払拭していただきたいと念願するするものである。
2011年7月17日に日本でレビュー済み
ケン・ウィルバーのインテグラル理論に関する実用篇と呼ぶのがふさわしい本である。インテグラル理論については最近になってわかりやすい解説書も出版されるようになり、わが国でも注目度がアップしてきているが、この本ではさらに一歩踏み込んで、読者それぞれの具体的な状況に適用して考えることができるような構成になっている。
特に目新しいのは、通常のビジネスマンが仕事の現場に使えるような材料やアイディアが数多く取り上げられている点だろう。このあたりは、人材開発にかかわってきた作者自身の経験が役立っているのではないかと思う。理論面を勉強しただけでは、このような説得性のある内容を展開するのは中々難しいはずである。また、日本人の作者が自分の言葉で書いているので、海外思想の紹介にありがちなもどかしさや国内の実状との齟齬を感じることもなく、逆になるほどと膝を打つような箇所がいくつもあった。本書で扱っている四領域分析というシンプルなツールが、これほど大きな力を発揮するものだとは正直なところ予想していなかったし、それをここまで分かりやすく書いた本は初めてではないだろうか。
現在では自己啓発や精神性を扱う実に様々な本が出ているが、この本をベースにして考えてみると色々な点が整理されてくると感じた。インテグラルな視点というのは、そうしたメタレベルでの認識をクリヤーにしてくれるものでもあることを改めて実感できた。他にも、例えば一定領域を絶対化することがもたらす盲点、あるいは一定の傾向に留まり続けることの限界についても鋭い分析が加えられており、状況というものをダイナミックに捉える視点の大切さについても教えられるところが多かった。
ウィルバーのインテグラル理論について興味がある人はもちろん、仕事上の様々な課題の解決に関心を持っている人たちにお勧めしたい内容である。
特に目新しいのは、通常のビジネスマンが仕事の現場に使えるような材料やアイディアが数多く取り上げられている点だろう。このあたりは、人材開発にかかわってきた作者自身の経験が役立っているのではないかと思う。理論面を勉強しただけでは、このような説得性のある内容を展開するのは中々難しいはずである。また、日本人の作者が自分の言葉で書いているので、海外思想の紹介にありがちなもどかしさや国内の実状との齟齬を感じることもなく、逆になるほどと膝を打つような箇所がいくつもあった。本書で扱っている四領域分析というシンプルなツールが、これほど大きな力を発揮するものだとは正直なところ予想していなかったし、それをここまで分かりやすく書いた本は初めてではないだろうか。
現在では自己啓発や精神性を扱う実に様々な本が出ているが、この本をベースにして考えてみると色々な点が整理されてくると感じた。インテグラルな視点というのは、そうしたメタレベルでの認識をクリヤーにしてくれるものでもあることを改めて実感できた。他にも、例えば一定領域を絶対化することがもたらす盲点、あるいは一定の傾向に留まり続けることの限界についても鋭い分析が加えられており、状況というものをダイナミックに捉える視点の大切さについても教えられるところが多かった。
ウィルバーのインテグラル理論について興味がある人はもちろん、仕事上の様々な課題の解決に関心を持っている人たちにお勧めしたい内容である。
2011年9月12日に日本でレビュー済み
情報過多の時代結局はその情報は自分のレンズを通していろいろ解釈され判断されますよ。
でも客観的に見たら問題は自分の中にありますよ、答えは自分自身の中にありますよっていう本。
○○をすれば必ず金持ちに!みたいな本を読むよりはましだが、帯に書いてある
「現代人の試練とは、情報が不足していることではなく情報が過剰にあるということである」
に惹かれて買うほどの本ではない。
でも客観的に見たら問題は自分の中にありますよ、答えは自分自身の中にありますよっていう本。
○○をすれば必ず金持ちに!みたいな本を読むよりはましだが、帯に書いてある
「現代人の試練とは、情報が不足していることではなく情報が過剰にあるということである」
に惹かれて買うほどの本ではない。