各章の執筆者が違うので説明の仕方がややばらつきを感じる。内容は身分法などの法的な説明、税務の説明、行政手続きの説明と大きく分けて３つに色分けされる。それぞれ専門家が解説を入れているが詳しさに少し差がある。実務的にはそれで充分という考えだと思うし、葬式や相続の時に手引きとして使う分にはこれで良い。ただ、ツボとかコツというほどノウハウに徹してはいない。
どちらかと言えば、FPなどが顧客にアドバイスするときの種本のような気がする。
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出版社より
相続実務のツボとコツがゼッタイにわかる本
相続実務は、家族構成や資産状況、登記や税金、裁判など様々な問題が複雑に絡み、ひとつとして同じ事例はありません。本書は、弁護士、税理士、行政書士、司法書士が集まって、それぞれの専門分野をQ&A方式でわかりやすく解説した相続実務の入門書です。相続について知りたい士業やFP、さらに銀行員や不動産会社といった相続に触れる機会のあるすべての人におすすめします。これだけ押さえればクライアントの悩みは解決できます！
