約800年前のお話で、と始まり、日本では
鎌倉時代にあたる年代、政権の争いはどこでも
あることに、感じながらも、絶対に戦争はしないとの思いと、物語に登場する方々がとても
魅力的で素敵でした！物語に引き込まれて、風景が浮かび、建物が完成するまでをハラハラしながらも、楽しく読んでいました。人間が生きていく上で、何か目標や、羅針盤なる目的がある尊さも感じられる素敵な物語でした。
また、いつの時代も争いのない国、いのちの尊さを沢山の方々に感じてほしいです。
私達は平和の心を1人1人の心に育てて生きて
行きたいと思ったいのちの木でした。
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
出版社より
今なお多くの謎に包まれたトルコの世界遺産「ディヴリーの大モスクと治癒院」。その建造に挑んだ人々の夢を、ひとりの王女の物語を軸に描いた歴史ロマン。
山奥の秘境の町に、後世に残る壮大な建築物はなぜ建てられたのか？ 比類ない高度な技術と芸術性を誇りながら、未完のまま長い歴史に埋もれてきたのはなぜなのか？ 長年にわたりトルコを愛してやまない作者がその謎に魅せられ、史実と想像を織り交ぜて描き上げた壮大な歴史物語です。
舞台は今から約800年前（日本でいえば鎌倉時代）のトルコ。
今から約800年前（日本でいえば鎌倉時代）のトルコ。王女のトゥーラーンは物語に憧れ、主人公のように自由に生きたい、自分の意志で何かを為し遂げたいと願っていました。やがて運命に導かれるように、山奥の小さな王国ディヴリーの王子アフマドシャーと出会い、結婚。ふたりはディヴリーに大モスクと治癒院を建てるという壮大な共同事業をはじめることになりました。
諸国から戦火を逃れて平和なディヴリーに集まってくる石工たちの中に、天才フッレムシャーと弟子のフールシャードがいました。そして、禍の渦に巻き込まれた遊牧民の娘ヤプラクも加わります。モンゴル軍が迫るなか、彼らは平和への祈りをこめて、大モスクに伝説の「いのちの木」を宿らせようと挑むのでした。
山奥の秘境の町に、後世に残る壮大な建築物はなぜ建てられたのか？
今なお多くの謎に包まれたトルコの世界遺産「ディヴリーの大モスクと治癒院」。山奥の秘境の町に、後世に残る壮大な建築物はなぜ建てられたのか？ 比類ない高度な技術と芸術性を誇りながら、未完のまま長い歴史に埋もれてきたのはなぜなのか？ 長年にわたりトルコを愛してやまない作者がその謎に魅せられ、史実と想像を織り交ぜて描き上げた壮大な歴史物語です。
主人公のトゥーラーン王女は、好奇心にあふれ、自由な精神を持つ少女。王族の務めとしてのありきたりな結婚は望まず、自分自身の人生を真摯に見つめています。そんな彼女を支え共に生きていくことになるディヴリーの王子アフマドシャー、天才石工のフッレムシャー、その弟子となるフールシャード、遊牧民の娘ヤプラクといった登場人物たちも物語の中で生き生きと息づいています。
タイトルにある「いのちの木」とは、時代や場所を超えて人々が憧れ、願いを捧げてきた伝説の木。はるかかなたにあるとされるその木を、祈りの場であるモスクに宿らせようと挑んだ人々の、これはいのちの物語です。
