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ライオンのおやつ 単行本 – 2019/10/9
小川 糸
(著)
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購入オプションとあわせ買い
人生の最後に食べたいおやつは何ですか――
若くして余命を告げられた主人公の雫は、瀬戸内の島のホスピスで残りの日々を過ごすことを決め、穏やかな景色のなか、本当にしたかったことを考える。
ホスピスでは、毎週日曜日、入居者がリクエストできる「おやつの時間」があるのだが、雫はなかなか選べずにいた。
――食べて、生きて、この世から旅立つ。
すべての人にいつか訪れることをあたたかく描き出す、今が愛おしくなる物語。
若くして余命を告げられた主人公の雫は、瀬戸内の島のホスピスで残りの日々を過ごすことを決め、穏やかな景色のなか、本当にしたかったことを考える。
ホスピスでは、毎週日曜日、入居者がリクエストできる「おやつの時間」があるのだが、雫はなかなか選べずにいた。
――食べて、生きて、この世から旅立つ。
すべての人にいつか訪れることをあたたかく描き出す、今が愛おしくなる物語。
- 本の長さ255ページ
- 言語日本語
- 出版社ポプラ社
- 発売日2019/10/9
- 寸法13.8 x 2.3 x 19.5 cm
- ISBN-104591160025
- ISBN-13978-4591160022
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対象商品: ライオンのおやつ
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登録情報
- 出版社 : ポプラ社 (2019/10/9)
- 発売日 : 2019/10/9
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 255ページ
- ISBN-10 : 4591160025
- ISBN-13 : 978-4591160022
- 寸法 : 13.8 x 2.3 x 19.5 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 15,831位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 625位楽譜・スコア・音楽書 (本)
- - 4,311位文学・評論 (本)
- カスタマーレビュー:
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2024年5月4日に日本でレビュー済み
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自分の時間は無限のように感じてしまう頃を、実は大切にしなければいけないのだと感じた。人は幾つになっても変われる。変わろうとすることに意味があるということが、自分がどんな状況におかれても思い出せるといいなと思う。生も死も入り口が隣同士というだけなんだって、言われてみればストンと腹落ちした。
2024年2月25日に日本でレビュー済み
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読み進めて行けば行くほど この物語が終わってしまうと思い 読み止まったりするほど子供の頃みたいな幸せな読書時間になりました
2024年2月18日に日本でレビュー済み
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一つ一つの言葉が美しく、わかりやすい言葉で想像しやすく目の前にその景色が浮かぶほどの表現力。まるでひとつの映画やドラマなどを見ているかのようで引き込まれる。
生きていることへの感謝と喜び、そして誰しもいつかはおとずれる死について前向きでそれまでの時間をどうつかうかどう生きるかをおしえてくれる本です。
生きていることへの感謝と喜び、そして誰しもいつかはおとずれる死について前向きでそれまでの時間をどうつかうかどう生きるかをおしえてくれる本です。
2024年1月16日に日本でレビュー済み
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死に臨むひとを描くことはとても難しいことだと思う。生きている者しか死を描くことができないからである。
読んでいて涙がすーっと流れた自分と、一方で、そんな優しい世界があるのだろうかという疑問を抱き、これはオカルトだと反発したくなる自分もいて、葛藤する自分がなんだか悲しかった。
人生については、エリザベス・キューブラー・ロス (著)「人生は廻る輪のように」にあるように死後の世界があるとする考え方と「死んだら終わり、死ぬこと以外かすり傷」という二つの考え方がある。
インターネットの影響もあってか、後者の考え方が大きく聞こえるが、最近ではさらにそれを曲解されて人生に対して傲慢な振る舞いをする者が増えたように思えてならない。無名より悪名の方がマシがインフルエンサーの要素になっている限り、この流れはなかなか覆らないだろう。
しかし、私は、この本のなかの多くの登場人物のようにもっと花鳥風月と他人を思いやれる寛容さを持ちたい、そしてそれで満足していいのだと思える自分になりたいと切に思う。そして、きっと人生はいつも「これから」と「今」なのだ。
趣旨がブレないようにしつつ、生きることと死ぬことのバランスをとろうとする姿勢に著者の繊細な配慮も感じた。示唆に富んでいて、とても温かく、勇気づけられる内容だった。そして、幸せの条件について改めて考える機会をもらえた。
巻末の解説が無いのも清々しくて好感を抱いた。
本を閉じてカバーイラストを改めてみてみる。きっとあのボートにはどのような形であれ、雫さんも載っているのだろう。
お粥を毎日食べるようになりました。
読んでいて涙がすーっと流れた自分と、一方で、そんな優しい世界があるのだろうかという疑問を抱き、これはオカルトだと反発したくなる自分もいて、葛藤する自分がなんだか悲しかった。
人生については、エリザベス・キューブラー・ロス (著)「人生は廻る輪のように」にあるように死後の世界があるとする考え方と「死んだら終わり、死ぬこと以外かすり傷」という二つの考え方がある。
インターネットの影響もあってか、後者の考え方が大きく聞こえるが、最近ではさらにそれを曲解されて人生に対して傲慢な振る舞いをする者が増えたように思えてならない。無名より悪名の方がマシがインフルエンサーの要素になっている限り、この流れはなかなか覆らないだろう。
しかし、私は、この本のなかの多くの登場人物のようにもっと花鳥風月と他人を思いやれる寛容さを持ちたい、そしてそれで満足していいのだと思える自分になりたいと切に思う。そして、きっと人生はいつも「これから」と「今」なのだ。
趣旨がブレないようにしつつ、生きることと死ぬことのバランスをとろうとする姿勢に著者の繊細な配慮も感じた。示唆に富んでいて、とても温かく、勇気づけられる内容だった。そして、幸せの条件について改めて考える機会をもらえた。
巻末の解説が無いのも清々しくて好感を抱いた。
本を閉じてカバーイラストを改めてみてみる。きっとあのボートにはどのような形であれ、雫さんも載っているのだろう。
お粥を毎日食べるようになりました。
2023年11月15日に日本でレビュー済み
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2022年10月に妻を、2023年の11月に母を亡くしました。でも、この物語を読んで、亡くなった人たちにも新たな希望があることを知らされて、本当に温かな気持ちになれました。救われました。
2023年12月13日に日本でレビュー済み
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全体の物語は生と死について描かれているので多少悲観な内容ですが、主人公の生き方に感動した。最後は家族にも会えて和解したことはよい結末かと思います。
2023年10月22日に日本でレビュー済み
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一つ一つの言葉に美しいフレーズが多数あり、
普段あまり本を読まない私でもするする読み進めることができ、
あっという間に読み切ってしまいました。
うまくは言えませんが、読んだあとはしばらく心が温かい感じが続きました。
普段あまり本を読まない私でもするする読み進めることができ、
あっという間に読み切ってしまいました。
うまくは言えませんが、読んだあとはしばらく心が温かい感じが続きました。
2023年12月13日に日本でレビュー済み
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新刊を注文したのですが、書籍内に個人的なメモが挟まっていました。本そのものには問題ないので返品、交換は希望しませんが、なぜそのようなことになるのか?不思議に思います。本の内容はとても良いです。