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エクストリーム・エコノミー 大変革の時代に生きる経済、死ぬ経済 単行本 – 2020/10/9
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エストニア(超IT社会)、日本(超高齢社会)、チリ(超格差社会)他、世界9カ国の〝極限(エクストリーム)市場"を徹底取材。
気鋭の英国人エコノミストがグローバル経済の明日を占う話題作!
超高齢化・格差拡大・デジタル社会……。
わたしたちはいったいごこに向かっているのか br>それを知りたければ、未来を先取りした「極限(エクストリーム)の場所」を旅してみよう。
――作家・橘玲
コロナ禍に寄せた日本版オリジナルの著者あとがきを特別収録。
本書は世界9つの「極限の最前線」にスポットを当て、現地取材を敢行した著者が「生きる経済」「死ぬ経済」のリアルに迫り、IT化社会、超高齢化社会、超格差社会など、様変わりする世界経済の行方を占う。
「再生」「失敗」「未来」の3部から成る本書は、先進国から発展途上国、そして人口過多の地域から人影まばらな地域まで、全く異なる条件・環境下の経済を取り上げている。「どこでも起こりうること」に「どう備えるか」、あるいは「破壊や危機から立ち直るにはどうすればいいか」を鋭い視点で道先案内したこれまでにない経済書として、世界が未曾有の体験をしている今だからこそ多くの方に手に取っていただきたい一冊。
○インドネシア・アチェ(災害復興経済)
○ザータリ難民キャンプ(急成長する非公式市場)
○ルイジアナ州立刑務所(通貨なき地下経済)
○中南米ダリエン地峡(無法地帯の経済)
○コンゴ・キンシャサ(賄賂に支配された経済)
○グラスゴー(産業なき経済)
○秋田(超高齢社会)
○エストニア・タリン(超IT化社会)
○チリ・サンティアゴ(超格差社会)
この本で取りあげる9つの地域では、再生・失敗・未来、3つの種類のエクストリーム(極限)のいずれかが人の暮らしに重大な影響を与えている。
世界の人たちの大半はやがて、この3つが交じり合った場所に住むことになるだろう。
経済の「先兵隊」的なこれらの地域が、私たちに起こりうる未来の窓となるのだ。
――本文より抜粋
■・極度のストレスや困難に直面したときに、我々は自分自身について最も多くのことを学ぶ。デイヴィスは、説得力のあるケーススタディを用いて、経済システムにおいても同じことが当てはまることをつまびらかにした。そのアプローチと洞察力において、『エクストリーム・エコノミー』は啓示であり、必読の書である。
――イングランド銀行チーフエコノミスト アンディ・ハルデーン
・本書の9つの深い考察は、「経済」とは、「方程式とデータが相互作用したときに起こるものではない」ことを再認識させてくれる、非常に重要な内容となっている。経済は、生身の人と人が相互作用するときに起こるものである。
――2018年ノーベル経済学賞受賞者 ポール・ローマー
・独創的なアプローチで、誰にでもわかりやすく経済を本当に動かしているものを解明した一冊。
――元イングランド銀行総裁 マーヴィン・キング
・デイヴィスは、極限に追い込まれた経済市場を訪ね、気候変動、人口動態の変化、国家破綻に直面した際の「立ち直る力(レジリエンス)」が何かを教えてくれる。
――フィナンシャル・タイムズ紙
・リチャード・デイヴィスは、我々の経済活動に伴うトレードオフを明らかにし、それがもたらす疑問をアート的な手法を交え問いかけてくる。
――Spotify チーフエコノミスト ウィル・ペイジ
・パナマのジャングルから津波後のインドネシア、ルイジアナ州の刑務所システム、シリア難民キャンプに至るまで、災害に見舞われた経済と危機にさらされた(そして革新的な)人々から学ぶ教訓の旅。
――エコノミスト誌 ブックス・オブ・ザ・イヤー2019
- 本の長さ528ページ
- 言語日本語
- 出版社ハーパーコリンズ・ ジャパン
- 発売日2020/10/9
- 寸法15 x 2.8 x 21.1 cm
- ISBN-104596551596
- ISBN-13978-4596551597
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出版社より
★日経新聞(2020/10/31付)書評掲載
★読売新聞書評(2020/11/22付)書評掲載「極限状況から得る教訓」(評・ふるさと財団理事長 稲野和利氏)
★日経マネー(2020年1月号)「お金を呼び込むリテラシー Money Books」掲載
★週刊エコノミスト(2020/12/22号)「Book Review」掲載「世界の極限の地を訪ね歩き経済の本質と未来を考える」(シグマ・キャピタル チーフエコノミスト 田代秀敏氏)
★産経新聞(2020/12/27付)作家・江上剛氏の「令和2年 私の3冊」に選出
★読売新聞(2021/1/8付)「国際経済」欄にて書評掲載
★週刊東洋経済(2021/1/9号)「Book Review」書評掲載
★日経ビジネスオンライン(2021/1/15)書評掲載(評・江上剛氏)


世界9つの「極限の最前線」にスポットを当て、現地取材を敢行!
本書は世界9つの「極限の最前線」にスポットを当て、現地取材を敢行した著者が「生きる経済」「死ぬ経済」のリアルに迫り、IT化社会、超高齢化社会、超格差社会など、様変わりする世界経済の行方を占う。
「再生」「失敗」「未来」の3部から成る本書は、先進国から発展途上国、そして人口過多の地域から人影まばらな地域まで、全く異なる条件・環境下の経済を取り上げている。「どこでも起こりうること」に「どう備えるか」、あるいは「破壊や危機から立ち直るにはどうすればいいか」を鋭い視点で道先案内したこれまでにない経済書として、世界が未曾有の体験をしている今だからこそ多くの方に手に取っていただきたい一冊。
★賛辞★
- 超高齢化・格差拡大・デジタル社会……。わたしたちはいったいどこに向かっているのか? それを知りたければ、未来を先取りした「極限(エクストリーム)の場所」を旅してみよう。――作家 橘玲
- 極度のストレスや困難に直面したときに、我々は自分自身について最も多くのことを学ぶ。デイヴィスは、説得力のあるケーススタディを用いて、経済システムにおいても同じことが当てはまることをつまびらかにした。そのアプローチと洞察力において、『エクストリーム・エコノミー』は啓示であり、必読の書である。――イングランド銀行チーフエコノミスト アンディ・ハルデーン
- 本書の9つの深い考察は、「経済」とは、「方程式とデータが相互作用したときに起こるものではない」ことを再認識させてくれる、非常に重要な内容となっている。経済は、生身の人と人が相互作用するときに起こるものである。――2018年ノーベル経済学賞受賞者 ポール・ローマー
- 独創的なアプローチで、誰にでもわかりやすく経済を本当に動かしているものを解明した一冊。――元イングランド銀行総裁 マーヴィン・キング
- デイヴィスは、極限に追い込まれた経済市場を訪ね、気候変動、人口動態の変化、国家破綻に直面した際の「立ち直る力(レジリエンス)」が何かを教えてくれる。――フィナンシャル・タイムズ紙
- リチャード・デイヴィスは、我々の経済活動に伴うトレードオフを明らかにし、それがもたらす疑問をアート的な手法を交え問いかけてくる。――Spotify チーフエコノミスト ウィル・ペイジ
- パナマのジャングルから津波後のインドネシア、ルイジアナ州の刑務所システム、シリア難民キャンプに至るまで、災害に見舞われた経済と危機にさらされた(そして革新的な)人々から学ぶ教訓の旅。――エコノミスト誌 ブックス・オブ・ザ・イヤー2019
本文より
この本で取りあげる9つの地域では、再生・失敗・未来、3つの種類の極限のいずれかが人の暮らしに重大な影響を与えている。
世界の人たちの大半はやがて、この3つが交じり合った場所に住むことになるだろう。
経済の「先兵隊」的なこれらの地域が、私たちに起こりうる未来の窓となるのだ。
登録情報
- 出版社 : ハーパーコリンズ・ ジャパン (2020/10/9)
- 発売日 : 2020/10/9
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 528ページ
- ISBN-10 : 4596551596
- ISBN-13 : 978-4596551597
- 寸法 : 15 x 2.8 x 21.1 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 460,291位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 149位世界の経済事情
- - 67,042位ノンフィクション (本)
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著者について

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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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著者は世界で現在進行しつつある「超高齢社会」についても研究していて、その中でも私たちが特に気になるのが日本の秋田県のケースで、ここは世界の最先端であり、未来を先取りした場所でもあるのだそうだ。
極言すれば、世界中の高齢化は秋田の後を追いかけていると言ってもいいのだ。
2050年には日本と韓国が秋田の平均年齢の52歳に達し、中国は50歳、ドイツ・イタリアも秋田に並び、やがてはイギリスとアメリカもそこに到達するのではないかとみられている。
この傾向が見られないのは極めて貧困な国々ばかりで、世界の人口77億人のうち85%が平均年齢が上昇している国に住んでいるという。
その原因として、長寿命化と少子化の二つが挙げられるという。
当然のごとくこの二つが進めば、超高齢化社会となっていく。
イタリア人経済学者のフランコ・モディリアーニは「ライフサイクル仮説」を唱え、老人が90から100歳まで長生きするようになった現在、彼らは実際のところ親の世代を遙かに超えて長生きしていることから、その手本となるべき世代が見当たらず、どう生きていくべきかのモデルケースが極端に少なく、手探り状態で生きていると言ってもいいのだそうだ。
これらはやがて年金支給にまで問題が忍び寄ってくることになるが、政府はその財源負担をどのように減らすかについてかなり神経を使っている。減らすにせよ、支給年齢を引き上げるにせよ今のところ2つに1つだが、そのタイミングがとても難しいところだ。
このようにいろいろな問題を抱えながら、「超高齢社会」によって世界各国でも人口減少が始まっていて、さらに本格化しようとしている。
「日本の高齢化経済の最先端としてすでに25年以上人口減少を経験してきた秋田は、現在の世界にとって貴重なモデルケースとなっている」と著者は言う。
この秋田のケースは、低い出生率で高齢化していく経済がやがては地域の衰退を招き、ネガティブな面ばかりが目立つようになってくるのではあるが、この本ではどの地域でも起こりうることにいかに備え、破壊や危機からどう立ち直ればいいのかについても触れています。
是非、一読することをお勧めします。
「再生の経済」は、スマトラ沖の大津波や難民キャンプなど、経済が破壊された後にいかに経済を立ち上げ復興させていくか、という事例が紹介される。
「失敗の経済」は、産業が失われたグラスゴーや賄賂が横行するキンシャサなどで、経済がいかにうまくいかなくなったかが示される。
「未来の経済」では、未来の世界が直面する三つの要素として、超高齢社会として秋田、デジタル社会としてタリン、格差社会としてサンチャゴが取り上げられる。
「再生の経済」と「失敗の経済」はありきたりと言えばありきたりな一方、「未来の経済」は割と面白かった。
秋田における、高齢者に対するマンション賃貸(若者より実は長く住んで踏み倒しも少ない)や老いた後のおしゃれ、ギャンブルができるデイサービス「ラスベガス」などの事例は面白い。
タリンはテクノロジーに全振りした国エストニアの首都で、この国はソ連との過去を断絶する形で一気に若い世代がデジタル化を主導したのだが、一方で無国籍者(旧ソ連系)が8万人もいるという負の側面(失業もこうした人々に大幅に偏っている)もあり、AI進出による不利の偏りもありうるであろう。
チリ・サンチャゴは極端な貧富の格差が問題となる地域であり、急速な経済発展が称賛される一方で、貧しい方の人々の状況がバナジー、デュフロの 貧乏人の経済学 そのものの状況だったのはなかなかインパクトがある(サンチャゴでは学校に入る段階から格差は始まっている)。
面白い事例もいろいろある一方で、半分以下の長さでまとめられる気もする本という印象も持つ。
とはいえ全体としては読みやすいので、興味が湧いたら読んでみて損はないと思う。
②香辛料貿易で栄えた伝統が今もこの地に残る。三ヶ月で店を再建したコーヒー店の店主の事例が抜群に面白い。
③米国を中心とした外国人の支援団体からの復興支援金を元にした復興。地金を貨幣代わりに用いる伝統的・非公式な金融・保険制度。
④下水道整備等インフラ整備や住宅建設、トイレ整備等の新規事業導入によりGDPは災害以前より大きく伸びた。
⑤こうしたアチェの復興ストーリーを東日本大震災福島第一原発事故のフクシマの復興と比べてみた。仮設住宅の建設、第一原発のメルトダウンした放射炉の除染作業等フクシマの復興は困難を極めている。
⑥政府主導の復興支援策と経済支援に依存する地元経済。アチェとの決定的な違いはフクシマの復興に「非公式=伝統的な極端経済」がないことだ。この差は大きい。全国一律に機能する最先端の資本主義経済は災害に脆いのだ。
⑦フクシマの伝統の再発見が必要だ。地方創生を生み出すものは、地元住民の<創意工夫>と<活力>である。アチェの復興が教えてくれるものがこれだ。
参考になる情報と事例が満載だ。
お勧めの一冊だ。