技術の誕生・発展・普及あるいは淘汰までの歴史的変遷を
互換性と標準化という部分に焦点をあて
段階的・体系的に収斂していくさまが
年代や国ごとにまとめられており実に読み応えがありました
文章も大変読みやすく著者の主観が入り込みそうな題材においても
ほぼほぼ公平な立ち位置を維持しているように見受けられるうえに
イメージしにくいなと思える箇所においては
豊富な図表や写真でカバーしてくれているという印象で
真摯な学者が著された本なのだなと感じました
さらには中野剛志氏著「富国と強兵」の内容と重なり合っている部分が多々あり
相互の理解がより立体的になった思いです
このような書籍の中では比較的に少なめなページ数との印象でしたが
密度の高い一冊だと思います
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「ものづくり」の科学史 世界を変えた《標準革命》 (講談社学術文庫) Kindle版
フランスのオノレ・ブランという技術者による「互換性部品」に始まる近代の標準革命。アメリカでその技術は、困難を乗り越え、「アメリカ式製造方式」として確立された。さらにテイラーによる作業の標準化は、アメリカを製造業大国にする。公的機関が標準を決めるデジューレから市場での占有によるデファクトの時代へ。「標準」をキーワードに、製造の現場のドラマと国家、企業、市場の関係、そして背後に潜む思想を探ります。(講談社学術文庫)
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2013/8/8
- ファイルサイズ6644 KB
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登録情報
- ASIN : B00FEBDWYG
- 出版社 : 講談社 (2013/8/8)
- 発売日 : 2013/8/8
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 6644 KB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効
- X-Ray : 有効にされていません
- Word Wise : 有効にされていません
- 付箋メモ : Kindle Scribeで
- 本の長さ : 290ページ
- Amazon 売れ筋ランキング: - 197,927位Kindleストア (Kindleストアの売れ筋ランキングを見る)
- - 16,052位科学・テクノロジー (Kindleストア)
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2019年11月11日に日本でレビュー済み
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標準化の意味を徹底して教えてくださる。機械や器具の大切な側面を気づかせてくれます。テクノロジーは奥が深い。
2023年3月8日に日本でレビュー済み
第1章 ジェファーソンを驚かせた技術
第2章 工場長殺人事件を越えて
第3章 工廠から巣立った技術者たち―大量生産への道
第4章 ネジの規格を決める―互換性から標準化へ
第5章 旋盤とレンガ積みの科学―テイラー主義の出現
第6章 標準化の十字軍―国家による標準化とその限界
第7章 技術システムの構築と標準―20世紀の交通輸送革命
第8章 標準化の経済学
第2章 工場長殺人事件を越えて
第3章 工廠から巣立った技術者たち―大量生産への道
第4章 ネジの規格を決める―互換性から標準化へ
第5章 旋盤とレンガ積みの科学―テイラー主義の出現
第6章 標準化の十字軍―国家による標準化とその限界
第7章 技術システムの構築と標準―20世紀の交通輸送革命
第8章 標準化の経済学
2020年3月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
製品の標準化とは効率向上や品質管理たけでなく、産業全体の成長に不可欠であることが良くわかる。
2019年2月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
いかに工業の標準化が進められていったか、よくわかる本です。素晴らしいです。
2018年3月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
タイトルからすぐには伝わりにくいが、メインテーマは標準化が国家の命運をわけるほどの戦略的重要性をもつこと。産業革命で優位に立つイギリスを脅かしたのはフランス発アメリカ育ちの標準化。コルト銃、フォードシステム等、産業と軍事のありようを一変。
2018年6月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
理系ではない自分でも分かりやす文章で読んでいて楽しかったです。