サブタイトルにある、"一皮むけた経験にまなぶキャリア形成"という言葉、
"一皮むけた経験"を映し出す、個別インタビューに載っているモチベーショングラフなど、
内容は濃くて、とても興味深く読ませてもらいました。
女性活躍というスローガン?だけではなく、活躍する機会を作るためのサポート、
自分でもその機会をつかもうとする意思や意欲のたいせつさを、具体的に教えてもらえた
ように思います。
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女性リーダーが生まれるとき~「一皮むけた経験」に学ぶキャリア形成~ (光文社新書) Kindle版
2019年12月、世界経済フォーラムから発表されたジェンダー・ギャップ指数で日本は調査対象の153カ中121位、過去最低の順位となった。女性リーダーの少なさが下位低迷の大きな要因だ。意思決定層に女性を増やさないと、日本は変わらない。それどころか、このまま沈んでしまう。四半世紀にわたって女性リーダーの取材を続けてきた著者が、国内外の女性役員にインタビュー。「生の声」から、これからの時代を生き抜くヒントを探る。
- 言語日本語
- 出版社光文社
- 発売日2020/3/30
- ファイルサイズ11907 KB
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登録情報
- ASIN : B0861P2KZ8
- 出版社 : 光文社 (2020/3/30)
- 発売日 : 2020/3/30
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 11907 KB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効
- X-Ray : 有効にされていません
- Word Wise : 有効にされていません
- 付箋メモ : Kindle Scribeで
- 本の長さ : 315ページ
- Amazon 売れ筋ランキング: - 18,942位Kindleストア (Kindleストアの売れ筋ランキングを見る)
- - 121位光文社新書
- - 2,576位ビジネス・経済 (Kindleストア)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2020年3月31日に日本でレビュー済み
この本に登場されているそれぞれの方のお話しには、今の時代の現実とヒントがあります。中に書かれてるコラムも面白いです。
いま我々が直面している新型コロナウィルス対策でも、女性リーダーのソフトな指揮が求められています。同じことを言うのでも、言い方や表情、そして声色、これは重要です。
世の中には男と女しかいません。それぞれの良さ、強み、価値を認め合い、人類が生き延びる為、少しでも笑顔の時間が長くなるような工夫をしないといけません。女性、男性、老人、子供、、、人類が協力する事が求められている今、特に男性経営者や各界トップにお勧めしてください。
いま我々が直面している新型コロナウィルス対策でも、女性リーダーのソフトな指揮が求められています。同じことを言うのでも、言い方や表情、そして声色、これは重要です。
世の中には男と女しかいません。それぞれの良さ、強み、価値を認め合い、人類が生き延びる為、少しでも笑顔の時間が長くなるような工夫をしないといけません。女性、男性、老人、子供、、、人類が協力する事が求められている今、特に男性経営者や各界トップにお勧めしてください。
2020年4月28日に日本でレビュー済み
事例も最新の調査研究も豊富で読み応えありました。
いろいろなヒントがありましたが、その中でもジェンダー・バイアスの解消がこれからの社会には必要と感じます。
どの企業もダイバーシティ経営を進めていますが紹介されているデータを参考にしたいです。
いろいろなヒントがありましたが、その中でもジェンダー・バイアスの解消がこれからの社会には必要と感じます。
どの企業もダイバーシティ経営を進めていますが紹介されているデータを参考にしたいです。
2020年7月26日に日本でレビュー済み
終始、実在の人物のオンパレードである。徹頭徹尾、具体的かつ実践的である。しかも対象は、遠くドイツやアメリカにまで及ぶ。女性の未来を切り拓いて20年。「もはや、ロールモデルがないとは言わせない」。そんな気迫が、そこ、かしこからにじむ。だから是非すすめたい。とりわけ、私のようなアンコンシャス・バイアスのかかった‟おじさん”には、是非手に取ってほしい(反省を込めて)。
2022年3月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
金井壽宏先生の『仕事で「一皮むける」』にちなんで、ジャーナリストである著者が女性リーダーの「一皮むけた」経験を集め、そこから導き出された女性のキャリア形成の法則をまとめた書です。本書の一番の価値は、実在の女性リーダーたちの生の声を多く拾っていることでしょう。それも日本だけでなく、クオータ制を導入したドイツの女性リーダーのドキュメントもあり、日本より進んでいる海外での課題についても知ることができます。DE&Iというと領域が広くてどこから手をつけていいか分からなくなりますが、まずは最も身近で母数の多い女性が活躍できる組織を構築することが大事で、そのための入門書となる一冊です。
以下、読書メモ。
・真ん中にいると見えないことがたくさんある。マイノリティのメンタリティを持ってみるとマジョリティの問題点が分かる
・進む方向が明確な高度成長期は男性中心の同質集団の方が経営効率が良かった。今は進む方向が定かではなく、組織に多様性が必要
・2010年代の米国を中心に、女性の幹部育成にはメンタリングだけでは不十分で、昇進を手助けするスポンサーシップが必要だという考えが広まった。スポンサーは本人にアドバイスするのみならず、社内外に対しての宣伝塔となる
・ダイバーシティの価値はそれぞれが持つ違うレンズで見た景色を共有し、認め合い、よりよい全体像に向かって進んでいくことにある
・リーマンショックでは経営陣が男性、白人、アングロサクソンという均質な集団だったためにグループシンキング(集団浅慮)が起き、リスクヘッジできなかった
・女性取締役はESGのS=社会とG=企業統治の重要な指標の一つ
・均等法1期生は会社がどう処遇していいか分からず珍獣扱い
・米国では1990年代にダイバーシティ推進が同業他社との差別化につながり競争力強化につながるとして経営戦略の中で位置づけられるように
・欧州は政府の関与が強く、2013に欧州議会はEU全域の大手上j法企業は2020年までに社外取締役の40%を女性にすべしという指令案を可決
以下、読書メモ。
・真ん中にいると見えないことがたくさんある。マイノリティのメンタリティを持ってみるとマジョリティの問題点が分かる
・進む方向が明確な高度成長期は男性中心の同質集団の方が経営効率が良かった。今は進む方向が定かではなく、組織に多様性が必要
・2010年代の米国を中心に、女性の幹部育成にはメンタリングだけでは不十分で、昇進を手助けするスポンサーシップが必要だという考えが広まった。スポンサーは本人にアドバイスするのみならず、社内外に対しての宣伝塔となる
・ダイバーシティの価値はそれぞれが持つ違うレンズで見た景色を共有し、認め合い、よりよい全体像に向かって進んでいくことにある
・リーマンショックでは経営陣が男性、白人、アングロサクソンという均質な集団だったためにグループシンキング(集団浅慮)が起き、リスクヘッジできなかった
・女性取締役はESGのS=社会とG=企業統治の重要な指標の一つ
・均等法1期生は会社がどう処遇していいか分からず珍獣扱い
・米国では1990年代にダイバーシティ推進が同業他社との差別化につながり競争力強化につながるとして経営戦略の中で位置づけられるように
・欧州は政府の関与が強く、2013に欧州議会はEU全域の大手上j法企業は2020年までに社外取締役の40%を女性にすべしという指令案を可決