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マーヴィン・ゲイ物語 引き裂かれたソウル (P‐Vine BOOKs) 単行本 – 2009/5/28

4.4 5つ星のうち4.4 12個の評価

激動のアメリカを癒したNo.1R&Bシンガーの壮絶な人生! 永遠の名曲「ホワッツ・ゴーイング・オン」はこうして生まれた。

モータウン50周年記念出版!

唯一の本人語り下ろしの決定版。
読めば映画化したくなる、
音楽ファン待望の傑作バイオグラフィー!
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商品の説明

著者について

デイヴィッド・リッツ(David Ritz)
1943 年12 月2 日ニューヨーク生まれ。音楽ジャーナリスト、伝記作家。幼少のころからジャズに傾注し、その後ソウル、R&B に熱中した(左肩には「Jazz」、右肩には「RHYTHM & BLUES」と刻まれた入れ墨がある)。音楽バイオグラファーとして、『わが心のジョージア -レイ・チャールズ物語』、『魂の宿る街ニューオーリンズから -ネヴィル・ブラザーズ自伝』ほか、アレサ・フランクリン、BB キングなど多数のミュージシャンの伝記本を執筆。マーヴィン・ゲイの大ヒット曲「セクシュアル・ヒーリング」の作詞も手がけている。ロスアンジェルス在住。

■訳者略歴
吉岡正晴(Yoshioka Masaharu)
慶応義塾大学商学部卒業。音楽評論家、翻訳家、文筆家、DJ・ソウル・サーチャー。
高校時代よりブラックミュージックに興味をもち、大学時代から各音楽誌・紙、ライナーノーツ、一般雑誌に寄稿し始める。1973 年、アーリーバード・スタジオ創立。ラジオ・テレビ番組選曲、制作、出演などのほか、アメリカのブラック・ミュージックに関する原稿を多数の音楽誌・一般誌・新聞などに寄稿。主な監修・翻訳は『モータウン、わが愛と夢』、『マイケル・ジャクソン観察日誌』、『ディーヴァ -ホイットニー・ヒューストン物語』など。著書に『ソウル・サーチン R&Bの心を求めて』がある。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ スペースシャワーネットワーク (2009/5/28)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2009/5/28
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 448ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4860203186
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4860203184
  • カスタマーレビュー:
    4.4 5つ星のうち4.4 12個の評価

著者について

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デイヴィッド・リッツ
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カスタマーレビュー

星5つ中4.4つ
5つのうち4.4つ
12グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2020年5月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
特に言うことなしです。
ありがとうございました。
2015年5月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この本を手に取ったのは、偉大な歌手としてヒットを飛ばし、名作アルバムを作りながら、最後には父親に射殺されると言う、あまりにハチャメチャなマーヴィンの人生を知ってみたかったからだが、読んでみてもうイメージは覆りまくりでした。少なくとも晩年(と言っていいのか)は、ヒット曲「セクシュアル・ヒーリング」も出して復活しつつあった最中の死だと思っていたのですが、全然違う。もう完璧に友人、知人とも対立して孤立し、ステージ上でも奇行が目立ち、ドラッグ浸りで、父に殺されなくても自滅した可能性が高い状態だった。

実は彼の父親は、ちょっと危ないくらい極端で厳格な牧師で、しかも教会内の対立でそこを飛び出してからは、何も働かず家で暴君(というか子供たちに体罰虐待しまくり)と化し、しかも女装癖があるという困った人。そして同時に、父親の終末論的な宗教性と、男性優位主義、そして女装癖(そういえばマーヴィンの後期の衣装にもちょっと感じる)をマーヴィンはどうも引き継いでいて、だからこそ逆に自分の歌の中に、男性性と女性性をともに歌いこんでいった。これは、ある意味父親の影響を音楽的に昇華したともいえます。でも、さらに言えば、その精神のゆがみ方も親子そっくり。

マーヴィン・ゲイは最初の結婚はモータウン社長のペリー・ゴーデイの姉で、私は何となく、モータウンのヒット第一のある種歌謡曲システムはマーヴィンには不自由だったんだろうと思っていたんだけど、モータウンはむしろ相当マーヴィンには便宜を図っているし、最後まで面倒を見ようとしていて、離婚してからも契約は続けようとしていた。むしろ本書を読めば我儘で切れちゃったのはマーヴィンの方かも。もちろんモータウン側も、無許可でアルバム出しちゃうとかひどいことはしているんだけど、逆に言えば、精神的におかしくなって録音はしたのにアルバムを完成できなかったマーヴィンの方も悪いわけだし・・・とにかくこの人は、才能もあり、周囲の人にも愛され、大切にされたんだけど、ついに本人が周囲の愛をきちんと受け入れられなかった。離婚後は理想の女性と結婚したつもりになっていたんだど、グルーピーにはまったり、また奥さんに他の男と寝るように仕向けてマゾヒステイックな感情に浸ったり、本とかは一年に一冊くらいしか読まずポルノフィルムを見まくっていたり、全く責任感とかなくてコンサートはすっぽかすし税金は払わないし、この人壊れてるんじゃないかというショッキングな記述が続く。

しかしその上ですごいのは、弟がベトナム戦争に行って帰還してくると、その体験を聴いて、たちまち「ホワッツ・ゴーイン・オン」みたいなアルバムを作れてしまうということ。これはやっぱり奇跡的なアルバムで、ソウルとかロックとかジャズとかそういうジャンル関係なく、もうこのアルバムにしかありえない音楽が鳴っている。希望と喪失感が交互に漂ってくる、とにかくどんなに静かに歌ってもかすかなサウンドでも雄弁で信念を感じさせ、どんなにシャウトしても楽器が鳴っても(特にサックスすごい)寂寥感と哀しみが満ちている。

そして実際の人生では女性との愛を築くことができない分、逆に、モータウン時代のタミーテレルとのデユエット曲の中では、最も純粋な架空の恋人の心情を歌い上げたという本書の記述は中々感じるところがあった。そういえば、素晴らしいポップス、ラブソングが書けて歌える人ってみんなそういうところあるのかもしれないな。

ラブソングを歌い、同時に客席の女性客にネクタイを投げたりするのは、全盛時代も調子のよいライブの時も一つのパフォーマンスだったんだけど、後期は、精神的な混乱、もともとライブ嫌い、それなのに離婚訴訟や様々なドラッグの代金や破滅的な投資などからお金のためにツアーをせざるを得ない中、最晩年の調子の悪いライブの時は、歌いながらどんどん自分の服を脱いでいってパンツ一丁になっちゃう(その時の写真がしっかり載っている)なんてのもあった。これも、本人としてはむしろおおまじめだったというか、音楽面での不調を必死で表現しようとしたりサービスしているつもりだったのかも・・・逆に痛ましい

本書を読む前には、いったいなぜ父親に殺されたんだろうという好奇心もあった。でも読んでみると、これはもうこの親子の関係ならありうるなあとつくづく思いました。別に深い真相とかはない。最後まで父親を許せない息子と、自分の殻に閉じこもって妻や子供に最後まで難癖をつけ傷つける父親の間で起きた事件で、たまたま銃を持っていたのが父親だったということ。その前にマーヴィンは父に暴力をふるいまくっているし・・・・マーヴィンはこの時期、誰かに近く自分は殺されるという妄想に取りつかれていたと本書は記しているけど、それは妄想というより、もう破滅が迫っていることを知っていたんだろうし、ここから自分は抜け出せないとわかっていたんだろうと思う。

でも同時にすばらしいのは、本なんてろくに読まないと言いながら、伝記作家リッツがダンテやイギリス詩人キーツの話とかをすると、その本質をマーヴィンはすぐ理解できるし、また、別に文学作品など読まなくても、同じレベルの表現を自分の音楽と歌でできること。これだけ引き裂かれた精神からあれほど美しい音楽が生まれる、これはもう奇跡としか言いようがない。そして「ホワッツ・ゴーイン・オン」の収録曲でもとりわけ感動的な「セイヴ・ザ・チルドレン」は、ベトナム戦争とかハーレムの少年のことではなく、まさにマーヴィンが虐待された自らの少年時代に歌いかけた名曲のような気がしてくる。
49人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2023年1月8日に日本でレビュー済み
著者は、Sexual Healingの詩を書いた人でアムステルダムでトラックだけが出来、詩が書けないで困っていたマーヴィンにこの詩を送って助ける事になった。
2020年1月4日に日本でレビュー済み
原書が名著であることは間違いなく、ソウル・ミュージック音楽愛好者にとって必読書であるだけに、翻訳のクオリティが残念。

文意が真逆になってしまうような看過できない誤訳がほとんどページごとに散見され、ちょっと読むに堪えない。

音楽評論家である翻訳者の吉岡正晴氏の情熱と誠実さは疑うべくもないのだが、彼が訳者あとがきで述べているとおり、英語翻訳の腕前は素人レベルであるのは疑いえないところ。せめてプロの翻訳家が一通りチェックの目を通さなかったのが悔やまれる。

とはいえ、この訳文でも読めないことはなく、原書の大まかな雰囲気と、孤高の天才マーヴィン・ゲイの魅力を伝えられてはいると思うので☆は4つ。
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2010年1月14日に日本でレビュー済み
実際に長期間にわたりマーヴィン・ゲイにインタビューを重ね、関係者にも広く取材して書かれた貴重なマーヴィン・ゲイの一代記です。

1950年代ぐらいから80年代にかけてのアメリカの音楽界がわかるだけでなく、社会背景、そして何よりマーヴィン・ゲイという多面性をもったアーティストの複雑な人間性があぶりだされます。400ページに及ぶ労作です。
彼の音楽に興味がない人が読んでも読み応えのある本ではないかと思います。
え、ここまで言うの?というほど本人の率直なコメントもあり、この著者はかなり信頼されていたんだろうな、と伺えます。
巻末に詳細なディスコグラフィー、そして人名索引、曲名索引まで紹介され、資料としても貴重と思います。

ひとつだけ星の減点。細かいことですが、マーヴィン・ゲイを表す表記がコロコロ変わるのが気になりました。一行おきぐらいに「マーヴィン」だったり、「ゲイ」だったり表記が変わるので、あれ、誰のことかな、と一瞬考えこんでしまう...。全体的に「マーヴィン」に統一すれば読みやすかったのでは、と思います。
20人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2009年9月4日に日本でレビュー済み
ソウル・ミュージックをアートにまで高めた男。
だけど、アートなだけの音楽にも反抗してみせた男。
今日が永遠への出発点だ、なんていう詩人のようなMCをする音楽家。
それが本書の主役、偉大なるマーヴィン・ゲイ。

彼が作り出した音楽_例えば"What's Happening Brother"のストリングスの旋律_と同じ悲しみを湛えたこの物語、全ての黒人音楽愛好家に読まれることを願います。
2段組・350ページ超のずっしりと重い本書、夜中に少しづつじっくり読み進めて欲しいです。
16人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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