麦本三歩の好きなもの
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麦本三歩の好きなもの Audible版 – 完全版

4.0 5つ星のうち4.0 444個の評価

『君の膵臓をたべたい』の住野よる史上
いちばんキュートな主人公、登場!

「朝寝坊、チーズ蒸しパン、そして本。
好きなものがたくさんあるから、毎日はきっと楽しい」

図書館勤務の20代女子、麦本三歩の
なにげなく愛おしい日々を描いた傑作日常小説。

登録情報

再生時間 6 時間 2 分
著者 住野 よる
ナレーター 悠木 碧
配信日(Audible.co.jp) 2020/4/24
制作 Audible Studios/幻冬舎
フォマット オーディオブック
バージョン 完全版
言語 日本語
ASIN B0872MXP16
ナレーションのアクセント Standard Japanese
Amazon 売れ筋ランキング - 2,029位Audibleオーディオブック (Audibleオーディオブックの売れ筋ランキングを見る)
- 171位文学・フィクション: 現代文学
- 1,092位全集・選書 (本)
- 37,746位文芸作品

カスタマーレビュー

星5つ中4つ
5つのうち4つ
444グローバルレーティング

この商品をレビュー

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地の文を含めて三歩の世界を堪能できる
5 星
地の文を含めて三歩の世界を堪能できる
麦本三歩は本が好き。整理整頓はやや苦手だが、部屋を綺麗に飾ることは嫌いではない。甘いものが大好きで、ついついベッドに寝転がりながらお菓子をほおばってしまう。……というようなことを、本を開かずとも想像できて楽しい。装丁にいろんな遊び心があって、面白かった。それはぜひ本を買って確かめてみてもらえれば。本作は麦本三歩という図書館員の20代女性の日常を描いた作品。脳内が賑やかで、だけど表に出る動作はやや挙動不審気味。コミュ障な感じもあるけれど、といって本質的に人と関わるのが嫌いというわけでもない。大学でふっと話しただけの本来何も接点のない人と友達になれるあたり、実はコミュ力高い一面もあるようで羨ましい。作者のTwitterでは「何も起こらない話」というようなことを(ポジティブな意味で)よく紹介されていた。たしかに今作は誰も死んだりしないし、時空を越えたり変身したりもしないし、他人の気持ちも読めないし人間関係が大きく変わったりもしない。……だけど、何も起きていないかといえば、そうでもないような。表面的に大きな出来事はないかもしれないけれど、でも僕らの日常以上にはきっといろんなことが起きていて、それを受けて三歩の内面にはよりたくさんのことが起きていて、読んでいて決して退屈とかそういうことはなかった。地の文は基本的には三人称だけど、ところどころ、視線があちこちに行っているような、注意が散漫になっているような所があって、それはきっと三歩の精神状態を反映しているんだろうな。地の文を含めて三歩の視点で日常を見ることができるような気がして楽しかった。
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上位レビュー、対象国: 日本

2023年6月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
メリハリがあるか?
ない、ほんわかとしている。

盛り上がりがあるか?
ない、ほのぼのしている。

物語に華があるか?
ない、のほほんとしている。

じゃあ何があるの?
少しクセがあって、変わり者っぽい雰囲気を持っているけれど、どこか魅力的な麦本三歩という女性の日常が詰まっています。
クセになります。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2023年10月14日に日本でレビュー済み
患者さんから「きみ膵の作者さんだから買ったけど面白くなかったからあげる。」と頂きまして読んでみました。
うん、途中まで本当に面白くない。
三歩が仕事して何食べてどうしたとか単なる日記でこれは小説なのか?と思いながら読んでましたが後半面白くなってくる。
文体は軽くて今風だけど‥そう住野よるってきみ膵のときもさらっと大事なことを教えてくれたんでした。
私個人としてはきみ膵のテーマは「その人がどんなに不幸な境遇であっても、不幸が起きたとしてもそれで他の不幸がチャラになるわけではない。」ということなのですが(当たり前な話かもしれませんが、意外と人間はこれを忘れがちです。)三歩もなかなか深いことを教えてくれます。
他の方のレビューで三歩が自意識過剰とありますがわかる気がします。今の20代は確かに自意識過剰というか自己評価が高い。だから「おかしな先輩」が「私は三歩みたいな子好きじゃない。」と言ったときは少しスッキリしました。
(三歩は仕事できないくせに、心の中でおかしな先輩とかあだ名つけて若干馬鹿にしておいて、自分がおかしな先輩から好かれてないと知るとショック受けて‥なんかイライラします。)
おかしな先輩、怖い先輩、優しい先輩はそれぞれ魅力的で好きですが三歩に魅力は感じない。「麦本三歩は君が好き」の章がなかったら三歩を嫌いなままで終わっていたかもしれません。
とりあえず最初は「面白くねー」って思っても我慢して読んでみてください。後半から面白くなります。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2021年6月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
日常のほっこり系に見えたので、癒されたくて購入。主人公の噛み具合や天然さに多少いらっとしながらも、途中まではとても楽しく読んでいました。しかし、主人公の大学時代の友だちが「実は死のうとしていた」と突然シリアスな展開になり、悲しくなってしまったので読むのをやめました。癒されたくて買ったのに、落ち込んでしまいました。繊細な方やそういうテイストが苦手な方は、気を付けた方がいいかもしれません。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2021年9月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
声優が最高です。、
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2020年5月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
Audible版が出たとのことで、悠木碧さんのファンだったので購入しました。
三歩の軽妙で独特な語りが悠木さんの朗読によって、見事に表現されています。
作業をしながら裏で流していると、ふふっと笑いが溢れ落ちてしまうことも一度や二度ではありません。

三歩の演技はサンプルを聞けばわかりますが、悠木さんとしては若干高いトーンで
三歩のキャラクターも相まって、ペルソナ5の佐倉双葉の演技に似た演技に思える朗読です。
他にも低音系カッコいいこわい先輩、優しいお姉さん口調な優しい先輩、奇人変人口調なおかしな先輩など、
悠木さんのいろいろなキャラクターの声が朗読で楽しめます。

ボリュームはなんと6時間!!と言っても内容はあまり大それた内容は無く、
なにかをしながら気兼ねなく聞けるので、長いとは余り思いません。
大変良い物を購入しました、大満足です!
また悠木碧さんナレーターのAudibleが出ることを願ってやまないです!
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2022年7月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
短いストーリーがいっぱいで、読みやすかった。笑顔でよめる
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2022年8月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
全体的に主人公のモノローグ的な地の文がかなり多い。
文体はラノベ的で軽く、ポップさはあるものの、ノリツッコミ的な表現の繰り返しで、読んでいるとだんだん疲れてくる。
軽い文体とは裏腹に、重めのテーマの話が結構あり、ハッとさせられる瞬間もいくつかあるが、一方で表紙から連想されるようなほのぼのした雰囲気は意外となく、読後感はあまり良くなかった。
自意識過剰気味の主人公の性格にも、一種の同族嫌悪的な感覚を覚え、感情移入しにくかった。
8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2019年5月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
三歩の頭の中と心の中を垣間見ながら、彼女の生活の様子を見守るというスタンスで読み進めていくこととなり、なんだか所々で自分に当てはまっている部分が出てきて、妙にドキドキしました(笑)

平凡なことで半ば大袈裟に激しく一喜一憂していく姿は、実は結構多くの人に共感できるところかなと思います。

読み終わった後に、「なんだかんだで三歩も自分なりの日常を楽しんでるな」と感じられて、自分もほっこりした気分になりました。

現代人には、おススメの一冊です!
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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