本来紙版コミックスが欲しかったのですがどうしても見つからないので購入。
最終巻26巻の内容を読めて満足です。

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イムリ 26 (ビームコミックス) コミック – 2020/8/12
三宅 乱丈
(著)
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そして僕達は、また、夢を見る。
支配民族カーマが統べるマージ星で育った少年は、残酷な宿命に抗い、迷い傷つきながら、「本当の心」を信じ、生きた。
すべての母なるルーン星で育てられた少年の希望は、夢でしか会えない「片われ」との絆を信じ、共に生きる未来を想うことだけだった。
二つの星に引き裂かれ、二つの運命に導かれた、同じ顔を持つふたり。
デュルクとミューバ。
イムリであり、カーマであった、双児。
4千年にわたる戦乱の果てーー「明日」を欲した少年達の「夢」は一つになり、そして今、「伝説」となった。
希望を、光を、夢を見せた、「ファンタジー・サーガ」の最高峰ーー14年間の長期連載、堂々終幕。
支配民族カーマが統べるマージ星で育った少年は、残酷な宿命に抗い、迷い傷つきながら、「本当の心」を信じ、生きた。
すべての母なるルーン星で育てられた少年の希望は、夢でしか会えない「片われ」との絆を信じ、共に生きる未来を想うことだけだった。
二つの星に引き裂かれ、二つの運命に導かれた、同じ顔を持つふたり。
デュルクとミューバ。
イムリであり、カーマであった、双児。
4千年にわたる戦乱の果てーー「明日」を欲した少年達の「夢」は一つになり、そして今、「伝説」となった。
希望を、光を、夢を見せた、「ファンタジー・サーガ」の最高峰ーー14年間の長期連載、堂々終幕。
- 本の長さ240ページ
- 言語日本語
- 出版社KADOKAWA
- 発売日2020/8/12
- ISBN-104047362247
- ISBN-13978-4047362246
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2022年7月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
誤解と恐怖により敵対した各勢力が、和解のための対話を重ねる姿を終盤から丁寧に描き、見事にイムリが完結した。
馬鹿げた話と思うかもしれないが、映画、マンガといったエンタメの作り話からも、人間は社会的な振る舞いを学習していく。
少なくとも私が子供時代を過ごした少年漫画やハリウッド映画では、「理解し合えない敵は必ず存在し、中途半端な温情を与えると裏切られるので殺害するしかない」というストーリーが何度も繰り返され、それが心に刷り込まれてきた。
もちろん、そのフィクションの影響で実際に暴力や殺人に至る人はほぼいないのだが、意見の対立した相手は排除&駆逐するしかないという考えは私達の心の奥に植え付けられている。
しかし、このイムリでは、意見の相違を埋めるための対話をすごく丁寧に書いてきた。某ドラゴンボールでは、わずか一話でフリーザを一刀両断し、スパッと暴力で解決(駆除&殺害)したが、こちらの作品では、敵対勢力との意見の相違を、数巻ほどかけた丁寧な対話で解きほぐしていく。
全てのフィクションが、こうなるとまどろっこしいのだが、分断の時代の1つの誠実なフィクションの話法だと感じた。
馬鹿げた話と思うかもしれないが、映画、マンガといったエンタメの作り話からも、人間は社会的な振る舞いを学習していく。
少なくとも私が子供時代を過ごした少年漫画やハリウッド映画では、「理解し合えない敵は必ず存在し、中途半端な温情を与えると裏切られるので殺害するしかない」というストーリーが何度も繰り返され、それが心に刷り込まれてきた。
もちろん、そのフィクションの影響で実際に暴力や殺人に至る人はほぼいないのだが、意見の対立した相手は排除&駆逐するしかないという考えは私達の心の奥に植え付けられている。
しかし、このイムリでは、意見の相違を埋めるための対話をすごく丁寧に書いてきた。某ドラゴンボールでは、わずか一話でフリーザを一刀両断し、スパッと暴力で解決(駆除&殺害)したが、こちらの作品では、敵対勢力との意見の相違を、数巻ほどかけた丁寧な対話で解きほぐしていく。
全てのフィクションが、こうなるとまどろっこしいのだが、分断の時代の1つの誠実なフィクションの話法だと感じた。
2021年7月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
あまり作品を比較するようなことは良くないとわかりつつも、どちらも追いかけて最後を見届けた作品なのでどうしても比べてしまいがちです。
進撃の巨人の物語が人種対立や過去の戦争犯罪など色々な利害やイデオロギーが衝突し、その中でそれぞれの罪を、原罪を苛烈な炎が焼き尽くすような作品だったのに対し、
イムリの物語は透き通った、完璧に思えた世界で起きた小さな小さな波紋の広がりが、やがて大きなうねりとなり、その流れはやがて世界を飲み込み、洗い流し、隠されていたものを地表に暴き出し、まっさらにしていく。
両方の読者だった私はこんな印象を受けた。
どちらも隠された社会構造による抑圧や人種対立など重く難しいテーマを扱っているので、進撃の巨人が海外であれほどムーブメントになったのであれば、イムリをアニメ化すればまた同じようなムーブメントが起きるのではと思ってしまう。
個人的に進撃の巨人最終話はどうも納得できなかったが、イムリの終わり方は素晴らしかったと思う。
結構アニメ化するには難しい絵柄だと思うが、witやmappaでアニメ化されたときのことをついつい妄想してしまう。
進撃の巨人の物語が人種対立や過去の戦争犯罪など色々な利害やイデオロギーが衝突し、その中でそれぞれの罪を、原罪を苛烈な炎が焼き尽くすような作品だったのに対し、
イムリの物語は透き通った、完璧に思えた世界で起きた小さな小さな波紋の広がりが、やがて大きなうねりとなり、その流れはやがて世界を飲み込み、洗い流し、隠されていたものを地表に暴き出し、まっさらにしていく。
両方の読者だった私はこんな印象を受けた。
どちらも隠された社会構造による抑圧や人種対立など重く難しいテーマを扱っているので、進撃の巨人が海外であれほどムーブメントになったのであれば、イムリをアニメ化すればまた同じようなムーブメントが起きるのではと思ってしまう。
個人的に進撃の巨人最終話はどうも納得できなかったが、イムリの終わり方は素晴らしかったと思う。
結構アニメ化するには難しい絵柄だと思うが、witやmappaでアニメ化されたときのことをついつい妄想してしまう。
2020年8月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
イムリが完結してしまいました。
これ以上ないほどの素晴らしい終わり方だったと思います。
地下のイムリがどうなるのか?という大いなる謎が残されましたが…。
なんだろう…救済されないと思っていた人たちがそれぞれ救済されたなと思います。
この最終巻は途中からずっと、泣きながら読むことしかできませんでした。
今までの辛かった出来事などが、とても希望など見出せなかった状況が、好転しました。
憎しみから赦しへ…償い。
罪は罪として、自分の行いから決して目を逸らさず、どれほど辛くても償いを諦めなかったミューバも、裏切られ憎しみ続けたデュガロを遂には赦しました。
ミューバがおっ母の夢を見ることができて、本当に良かったと思います。
ミューバに母を奪われたチムリもミューバを赦しました…。
チムリがミューバにかけた言葉の凄さ、重み…チムリも、チムリのお父さんもえらかった。
デュガロも、賢者のために最期まで力を尽くして働きました。
アンゾを喪ったニコすらも、ウーゾと手を携えて新しい生き方に進むことができました。
イマクをはじめとしたイコルたち、ヴィテジも…。
デュルクが、ラルドが繋げた想いがこんな風に未来を変えていったことを考えると…感無量です。
そしてデュルクが、もしかしたら今後ミューバと再会を果たせる日がくるのかなと、そんな期待も抱かせてくれたラスト…。
失ったものはあまりにも大きいけれど、そこから立ち上がり、より良い未来を作ろうとする人々に声援を送り続けたいと思います。
まとまりのない感想になりますが、序盤から一気に読者を引き込み、息もつかせぬ展開の連続と謎、謎、謎、悲しみ憎しみの連鎖を描き続けながらも、もがき抜いた人々を怒涛の救済へと導いて下さった三宅乱丈先生に、心からお疲れ様でした、素晴らしい物語をありがとうございますと申し上げたいです。
わたしも、目を開けて生きていこうと思います。
暗い洞窟に囚われてしまわないように。
ありがとうございました。
これ以上ないほどの素晴らしい終わり方だったと思います。
地下のイムリがどうなるのか?という大いなる謎が残されましたが…。
なんだろう…救済されないと思っていた人たちがそれぞれ救済されたなと思います。
この最終巻は途中からずっと、泣きながら読むことしかできませんでした。
今までの辛かった出来事などが、とても希望など見出せなかった状況が、好転しました。
憎しみから赦しへ…償い。
罪は罪として、自分の行いから決して目を逸らさず、どれほど辛くても償いを諦めなかったミューバも、裏切られ憎しみ続けたデュガロを遂には赦しました。
ミューバがおっ母の夢を見ることができて、本当に良かったと思います。
ミューバに母を奪われたチムリもミューバを赦しました…。
チムリがミューバにかけた言葉の凄さ、重み…チムリも、チムリのお父さんもえらかった。
デュガロも、賢者のために最期まで力を尽くして働きました。
アンゾを喪ったニコすらも、ウーゾと手を携えて新しい生き方に進むことができました。
イマクをはじめとしたイコルたち、ヴィテジも…。
デュルクが、ラルドが繋げた想いがこんな風に未来を変えていったことを考えると…感無量です。
そしてデュルクが、もしかしたら今後ミューバと再会を果たせる日がくるのかなと、そんな期待も抱かせてくれたラスト…。
失ったものはあまりにも大きいけれど、そこから立ち上がり、より良い未来を作ろうとする人々に声援を送り続けたいと思います。
まとまりのない感想になりますが、序盤から一気に読者を引き込み、息もつかせぬ展開の連続と謎、謎、謎、悲しみ憎しみの連鎖を描き続けながらも、もがき抜いた人々を怒涛の救済へと導いて下さった三宅乱丈先生に、心からお疲れ様でした、素晴らしい物語をありがとうございますと申し上げたいです。
わたしも、目を開けて生きていこうと思います。
暗い洞窟に囚われてしまわないように。
ありがとうございました。
2020年8月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
イムリに出会ってから10数年、いつも新刊が出るのを楽しみにしていた。
当たり前だけど、完結する日が来てしまうとは…。まるで長い長い夢を見ていたような時間だった。
取り返しのつかない犠牲が払われ、過ちを繰り返しながらも、
支配するための戦いではなく、共生するための戦いにまで漕ぎ着けることができた。
これからまだまだきっと大変なことが待っていることだろうけど、きっと素晴らしい未来に繋がりそうだという確信を持てる終わり方。
完結してなお素晴らしい余韻を残してくれる。
孤独な戦いを続け、傷つき、眠ったままになってしまったデュルクに「お疲れ様」と「ありがとう」を、
そして、デュルクを導き道を示してくれたラルド覚者にこの物語の結末を報告してあげたい。
当たり前だけど、完結する日が来てしまうとは…。まるで長い長い夢を見ていたような時間だった。
取り返しのつかない犠牲が払われ、過ちを繰り返しながらも、
支配するための戦いではなく、共生するための戦いにまで漕ぎ着けることができた。
これからまだまだきっと大変なことが待っていることだろうけど、きっと素晴らしい未来に繋がりそうだという確信を持てる終わり方。
完結してなお素晴らしい余韻を残してくれる。
孤独な戦いを続け、傷つき、眠ったままになってしまったデュルクに「お疲れ様」と「ありがとう」を、
そして、デュルクを導き道を示してくれたラルド覚者にこの物語の結末を報告してあげたい。
2021年1月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
良かったです。本屋さん巡りをする事なく
読みたい本が購入出来て助かります。
読みたい本が購入出来て助かります。
2020年8月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
もし私たちが空想家のようだといわれるならば、救いがたい理想主義者だといわれるならば、出来もしないことを考えているといわれるならば何千回でも答えよう「その通りだ」と。
チェ・ゲバラ
最終巻を読んでいたら、この言葉が脳裏に浮かんで離れなかった。
チェ・ゲバラ
最終巻を読んでいたら、この言葉が脳裏に浮かんで離れなかった。
2020年8月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
このもの凄い熱量がどのように着地するのか序盤では予想も付きませんでしたが、理想を超える物語の結末に感嘆以外の言葉が見つかりません。
終盤に発せられる数多くのメッセージは、まさに現代の世界が置かれている状況に向けられた力強いもの。
素晴らしい作品に巡り会えて、本当に感謝しています。
終盤に発せられる数多くのメッセージは、まさに現代の世界が置かれている状況に向けられた力強いもの。
素晴らしい作品に巡り会えて、本当に感謝しています。