昔の京都の良い写真を見せてもらいました。
ただ、どういうわけか、一回見たら二回見ようとは思わない写真たちでした。
ごめんなさい!
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路地裏の京都 大型本 – 2008/10/4
甲斐 扶佐義
(著)
- 本の長さ207ページ
- 出版社道出版
- 発売日2008/10/4
- ISBN-104860860411
- ISBN-13978-4860860417
商品の説明
レビュー
コリーヌ・アトラン(作家、村上春樹作品の仏語翻訳者) 彼の白黒の写真からは、ある種の安らかなノスタルジーが漂ってくる。いくつもの瞬間が、その儚さを超えた閃光に捉えられ、「京都」という名の、変わることのない流れの中に刻まれる。甲斐さんは粘り強く、感情移入しながら、京都の様々な瞬間を集める。何気ない情景に見えても、その後ろに隠れた心の内側が、彼の手によって引き出されていく。 --「路地裏の京都」解説より
玄月(作家) こういう路地は、夜より真夏の日差しが照りつける昼下がりのほうがいい。低い瓦屋根の軒下や格子戸の影と日差しのコントラストが鮮やかで、路地の静謐さがより目ににじむ。 京都は路地の町である。どの路地にも、人間の影があり、生活の匂いがある。 --「路地裏の京都」解説より
鈴木隆之(作家・建築家) すべてのものが懐かしく見える風景。甲斐はその風景を、白黒の写真のなかに定着させる。「そうそう、これが僕の知っている京都だ」と僕は思う。だが、実は違う。僕はこの写真によって初めて京都を知ったのだ。 --「路地裏の京都」解説より
玄月(作家) こういう路地は、夜より真夏の日差しが照りつける昼下がりのほうがいい。低い瓦屋根の軒下や格子戸の影と日差しのコントラストが鮮やかで、路地の静謐さがより目ににじむ。 京都は路地の町である。どの路地にも、人間の影があり、生活の匂いがある。 --「路地裏の京都」解説より
鈴木隆之(作家・建築家) すべてのものが懐かしく見える風景。甲斐はその風景を、白黒の写真のなかに定着させる。「そうそう、これが僕の知っている京都だ」と僕は思う。だが、実は違う。僕はこの写真によって初めて京都を知ったのだ。 --「路地裏の京都」解説より
著者について
ボストン子どもミュージアムでの2年に及ぶ個展で200万人を魅了した写真家。35年間の集成! 時の移ろいを越えて京都の息づかいが伝わってくる。 【主な個展】 1978 ワシントン州立エバーグリーン大学ライブラリー 「Living beside the Kyoto Palace」展 2001 コネチカット州ウェズリアン大学マンスフィールド・フリーマン・センター 「Streets of Kyoto」展 2002~03 ボストン子どもミュージアム「京都の子どもたち」展 2002 ベルリン日独センター「路地裏の京都」展 2003 ジュネーブ、デュプレックス・ギャラリー「八文字屋マンダラ」展 2008 新宿コニカミノルタプラザ「路地裏の京都」展 その他、北海道、東京、群馬、京都、大阪、福岡、大分などで、この30年間で100回以上個展開催。 2008年10月4日(土)~10月19日(日) 西国三十三所千年紀記念事業・京都清水寺で「路地裏の京都」写真展 【主な出版物】 「京都猫町さがし」(中央公論社) 「京都の子どもたち」(京都新聞出版センター) 「Beautiful Women in Kyoto」(冬青社) 「生前遺作集」(コトコト) 近刊予定「京都ほんやら洞68~74」(月曜社)
登録情報
- 出版社 : 道出版 (2008/10/4)
- 発売日 : 2008/10/4
- 大型本 : 207ページ
- ISBN-10 : 4860860411
- ISBN-13 : 978-4860860417
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,355,388位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 179,619位趣味・実用
- カスタマーレビュー:
著者について
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カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2008年11月16日に日本でレビュー済み
京都に住んでいる人の何気ない日常を撮り続けてきた甲斐扶佐義さんの写真集です。
「路地裏の京都」というタイトル通り、市井の人々の飾り気のない素顔がどのページからも伝わってきます。被写体となった人が、きっと安心して撮ってもらえるような優しさが甲斐扶佐義さんからにじみ出ているからこそ、このような写真が出来上がるのかな、と感じました。
子供を撮った写真が一番印象に残りました。素直で、時にはお茶目な表情がその年頃の子どもの感覚でしょうし、よく分かるものでした。
特徴ある女性を撮った写真もそうで、カメラから被写体の女性へ投げかける優しさがあるからこそ生み出される表情と仕草なのだと思います。猫やお年寄りに対しても同様です。
現在、59歳の甲斐扶佐義さんが20代から撮り続けてきた35年間の写真が並んでいます。
京都の町並みはあまり変わっていませんので、35年前も今も服装が異なるくらいで、区別はつきません。それより根底に流れる人々への愛情が変わらないからこそこのような写真が撮れ、それが評価されているのだと思います。
甲斐さんは、同志社大学近くの有名な喫茶店「ほんやら洞」のマスターだそうで、仕事の合間に写真を撮っていたようです。観光客の視点ではない日常の風景を切り取ったような写真ばかりですから、「観光都市京都」というイメージとは大分違う写真ばかりです。
ハレとケといいますが、日常のフッとした瞬間の写真こそ忘れられていく運命にあるわけでそのような瞬間の残滓こそ、今や貴重になっていると感じました。
「路地裏の京都」というタイトル通り、市井の人々の飾り気のない素顔がどのページからも伝わってきます。被写体となった人が、きっと安心して撮ってもらえるような優しさが甲斐扶佐義さんからにじみ出ているからこそ、このような写真が出来上がるのかな、と感じました。
子供を撮った写真が一番印象に残りました。素直で、時にはお茶目な表情がその年頃の子どもの感覚でしょうし、よく分かるものでした。
特徴ある女性を撮った写真もそうで、カメラから被写体の女性へ投げかける優しさがあるからこそ生み出される表情と仕草なのだと思います。猫やお年寄りに対しても同様です。
現在、59歳の甲斐扶佐義さんが20代から撮り続けてきた35年間の写真が並んでいます。
京都の町並みはあまり変わっていませんので、35年前も今も服装が異なるくらいで、区別はつきません。それより根底に流れる人々への愛情が変わらないからこそこのような写真が撮れ、それが評価されているのだと思います。
甲斐さんは、同志社大学近くの有名な喫茶店「ほんやら洞」のマスターだそうで、仕事の合間に写真を撮っていたようです。観光客の視点ではない日常の風景を切り取ったような写真ばかりですから、「観光都市京都」というイメージとは大分違う写真ばかりです。
ハレとケといいますが、日常のフッとした瞬間の写真こそ忘れられていく運命にあるわけでそのような瞬間の残滓こそ、今や貴重になっていると感じました。