肩甲骨を立てる「立甲」関係の本は数冊読みましたが、ほとんどのものは、肩甲骨以外のことにページが割かれていることが多かった。その点、本書はページの多くが、写真入りで解説された立甲を目的としてトレーニングであり、良心的で好感が持てる（もっとも、下半身のトレーニングなど関連の薄いものもいくつかはある）。見開きの二ページでひとつのトレーニングをシンプルに複数の写真で説明しているものがほとんどで、運動法の確認は動画で確認できる（QRコードはすべて問題なくYouTube動画にアクセスできた）。
数多くのトレーニングプログラムが書かれているが、基本動作はいくつかしかない。そうした意味では基本動作にまとめると、３分の１程度のトレーニングに集約が可能。書かれてあるプログラムをすべて一度に行うのは不可能で、改訂の際には、読者の上達レベルにあわせて、各ステップごとのプログラムを、たとえば一日にどのトレーニングを何回、到達目標は何、といったように表やフローチャートのようなもので示して欲しいところ。
他に、トレーニングの難点は、身体の「クロスポイント」を押しながら運動する指示がおおいのだが、正しい「クロスポイント」の見つけ方が書かれていないこと。立甲の上達ぶりが、ひとり暮らしである場合は、自分では確認できないので（鏡を見ても映らない）、その確認方法が欠如していること。
30ページほどの第一章は、理論と体験談。ちなみに、30ページに「映画“燃えよドラゴン”のブルース・リーのようになれます」と書かれているが、ブルース・リーが立甲を見せているのは“ドラゴンへの道”であり、誤り。
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
よく一緒に購入されている商品
+
+
総額:
当社の価格を見るには、これら商品をカートに追加してください。
ポイントの合計:
pt
一緒に購入する商品を選択してください。
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
出版社より
キーワードは「前鋸筋」！
肩甲骨を開く目的は、ズバリわきの筋肉「前鋸筋」がきちんと機能するカラダになること。
詳しい解説＆筋肉図付き！
どの筋肉にアプローチしているか、意識しながらトレーニングを進められます！
【読者特典】動画QRコード付き！
すべてのトレーニングの動きはQRコードからアクセスし、動画で確認が可能！
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
