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「英語が読める」の9割は誤読 ~翻訳家が教える英文法と語彙の罠 単行本 – 2021/9/4
越前敏弥
(著)
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購入オプションとあわせ買い
「正しく読む」ことの
難しさと面白さが同時に学べます。
—―北村一真氏
(『英文解体新書』『英語の読み方』著)
ダン・ブラウン、エラリイ・クイーン、ディケンズ、オー・ヘンリー・・・
名作に触れながら、翻訳家から楽しく学ぶ、
誤読しがちな英文の読み方・誤解しがちな単熟語の意味
【問題】訳文の何が間違っているか、分かりますか?
Kathy was married with a young boy in the forties.
(キャシーは40代で若い男と結婚した。)
〈内容紹介〉
文法・語彙・周辺知識を3 本の柱として、語学力を多角的に磨きあげることができます。Chapter 1「誤訳しがちな英文」では、日本語話者が誤読・誤訳しがちな英文を40例集め、なぜ読みまちがえるのか、そしてどうすれば正しい読み方ができるのかをくわしく解説。Chapter 2「まだまだある! 訳しにくい英語表現」では、意味を誤解しやすい単語・熟語を40例解説しています。そしてChapter 3「翻訳者はつらいよ」では、著者自身が翻訳の仕事のなかで突きあたったいろいろな難題や、文芸翻訳ならではの特殊技巧を紹介しています。
〈目次〉
Chapter 1「誤訳しがちな英文」
PART A:文法知識の理解を問う22問
PART B:文化的背景の知識や文脈を理解する力を問う18問
Chapter 2「まだまだある! 訳しにくい英語表現」
【1】you あなた、あなた、あなた……
【2】matter 名詞なのか、動詞なのか
【3】count 自動詞なのか、他動詞なのか
【4】partner 時代とともに変わる訳語
【5】midnight 夜中にはちがいないけど
【6】office 課外活動のオフィス?
ほか計40項目
Chapter 3「翻訳者はつらいよ」
【1】英語タイトル・日本語タイトル
【2】頭韻・脚韻
【3】ダブルミーニング
【4】なぞなぞ
【5】ことば遊び・駄洒落
【6】比喩
【7】引用句
【8】固有名詞
難しさと面白さが同時に学べます。
—―北村一真氏
(『英文解体新書』『英語の読み方』著)
ダン・ブラウン、エラリイ・クイーン、ディケンズ、オー・ヘンリー・・・
名作に触れながら、翻訳家から楽しく学ぶ、
誤読しがちな英文の読み方・誤解しがちな単熟語の意味
【問題】訳文の何が間違っているか、分かりますか?
Kathy was married with a young boy in the forties.
(キャシーは40代で若い男と結婚した。)
〈内容紹介〉
文法・語彙・周辺知識を3 本の柱として、語学力を多角的に磨きあげることができます。Chapter 1「誤訳しがちな英文」では、日本語話者が誤読・誤訳しがちな英文を40例集め、なぜ読みまちがえるのか、そしてどうすれば正しい読み方ができるのかをくわしく解説。Chapter 2「まだまだある! 訳しにくい英語表現」では、意味を誤解しやすい単語・熟語を40例解説しています。そしてChapter 3「翻訳者はつらいよ」では、著者自身が翻訳の仕事のなかで突きあたったいろいろな難題や、文芸翻訳ならではの特殊技巧を紹介しています。
〈目次〉
Chapter 1「誤訳しがちな英文」
PART A:文法知識の理解を問う22問
PART B:文化的背景の知識や文脈を理解する力を問う18問
Chapter 2「まだまだある! 訳しにくい英語表現」
【1】you あなた、あなた、あなた……
【2】matter 名詞なのか、動詞なのか
【3】count 自動詞なのか、他動詞なのか
【4】partner 時代とともに変わる訳語
【5】midnight 夜中にはちがいないけど
【6】office 課外活動のオフィス?
ほか計40項目
Chapter 3「翻訳者はつらいよ」
【1】英語タイトル・日本語タイトル
【2】頭韻・脚韻
【3】ダブルミーニング
【4】なぞなぞ
【5】ことば遊び・駄洒落
【6】比喩
【7】引用句
【8】固有名詞
- 本の長さ256ページ
- 言語日本語
- 出版社ジャパンタイムズ出版
- 発売日2021/9/4
- 寸法13.2 x 2.1 x 18.9 cm
- ISBN-104789017923
- ISBN-13978-4789017923
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商品の説明
著者について
文芸翻訳者。1961年、石川県金沢市生まれ。東京大学文学部国文科卒。訳書『オリジン』『ダ・ヴィンチ・コード』『Yの悲劇』(以上、KADOKAWA)、『十日間の不思議』『解錠師』『大統領失踪』(以上、早川書房)、『世界文学大図鑑』『世界物語大事典』(以上、三省堂)、『おやすみの歌が消えて』(集英社)、『ストーリー』(フィルムアート社)など多数。著書『翻訳百景』(KADOKAWA)、『文芸翻訳教室』(研究社)、『日本人なら必ず誤訳する英文・決定版』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)など。現在、朝日カルチャーセンター新宿教室、横浜教室、中之島教室で文芸翻訳講座などを担当。
登録情報
- 出版社 : ジャパンタイムズ出版 (2021/9/4)
- 発売日 : 2021/9/4
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 256ページ
- ISBN-10 : 4789017923
- ISBN-13 : 978-4789017923
- 寸法 : 13.2 x 2.1 x 18.9 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 231,881位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 474位英文法・語法
- カスタマーレビュー:
著者について
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文芸翻訳者。1961年生まれ。東京大学文学部国文科卒(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『Six-Words たった6語の物語』(ISBN-10:4887598599)が刊行された当時に掲載されていたものです)
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2022年2月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
すごいいい加減にしか英語を読めないし、そんなだから聞く喋るも全然ダメな人間なんですが、この本はとても勉強になりますし、面白いと思います。一気には読めないので、ちょっとずつ楽しんでます。
2021年9月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本書の最初の英文
The author wrote the novel was her best friend.
この意味が分かりますか、と来る。半数の学生は分からないらしい。では私は?
ここで、著者の先生が解説してくれる「よくある間違い例」に、私の間違いは当てはまらないのです。これが痛い。その意味ではこの先生の範疇外の間違いを私はしている。よって私の間違いはどうも修正されない。
私は、herというのが突然出て来てそれが「誰か」が分からないが、分からなくてもどこかの「誰か」なのだろうと思ってスルーして行くという失敗になるのです。ここでは述べられていない誰か=彼女、なのだろうと。そして正解を見てみると、作家が彼女(her)なのだと!目からウロコになる。コロンブスの卵に見える。私の根本的な英語勘の育たなさはそこなのです。誰もそして解決出来る先生をまだ私は見ない。
言うなら、水泳教室に20年も通っているのにまだ25mが泳げない生徒みたいだと兼がね自分を思っています。私の真正の迷子感、英語への音痴感と、それに気付けない全ての英語教師によってそういう事例が続いている。沢山の教材と語学学校と、海外の学校まで年単位で入ってもそうなのです。
私には英語はクイズに近い脳が必要な気がしています。なぞなぞとか手品にも近い。the author が、her なのだという勘は「空より高いものは?」の問題みたいに感じます。答えは「シド」。ソラシドというから、みたいな。
でも本書は私には有効だと凄く感じています。そもそも何十年も「誤読」し続けているチャンピオンみたいな私だから。少しでも英語の軌道に乗れるなら儲けもの。
でも不思議ですがまた別の脳が私にはあり、それはコミュニケーションというスキルで、話すとネイティブの英語教師が「最低でも英検準2級はある」と捺すまでの能力がある様な。外国の学校でも先生からもクラスメイトからも「ワイズマン」と発言の度に言われる。全く英語勘が育っていないのに。ナニコレです。でも本書を心底楽しみに取り組んでいます。
独言付記 :
色んな発見があって面白いです、凹む事も実際に多いのだけれど。ロンドンの学校に約1年いた時に、ラジオやテレビの音声に「なんと言ったか」という授業がよくありました。ナイジェリア人やドイツ人の同級生は、おうむ返しみたいに今聞いた音声をつらっと丸ごと言えるのに驚きました。私は断片的に単語や in the future などの句が聞き取れる程度なのに。同じ生徒なのに段違いで。
そしてこの本をしてみて、訳文を見て意味が分かった途端、全文が私にも暗記しようとしたのでもないのにスラスラと繋がって言えるのでした。そう、意味さえ分かれば丸ごと飲み込める。ちゃんと耳にも目にも入って来ているのでした。ナイジェリア人たちはつまり話されてる意味が分かるからリピート出来るのだというのが、数年経って今分かりました。
例えば我々だって電車の車内アナウンスを初めて聞いても、およそ自分で丸ごと繰り返せますよ、~本山方面は降りた向かい2番ホームでお待ち下さい~なんて。意味が全部分かるからです。そういう事だ。まだまだ英語や、自分への発見が本書からザクザク出て来そうで。色んな事が知れて行く思いです。
ただ、読了して思うのは、何となく読解が苦手だなぁという初歩段階の人向きではなく、明言されてはいませんがプロの翻訳家を目指すくらいの上級者的な力量がある人向けの内容だとは思います。見たこともない難解な英単語も続々と出て来るので。それに対する日本語も生半可ではなく、直喩、隠喩、換喩などとありますから敷居が低いとは言えないです。でも、英語の伊吹は香るとは思います。
The author wrote the novel was her best friend.
この意味が分かりますか、と来る。半数の学生は分からないらしい。では私は?
ここで、著者の先生が解説してくれる「よくある間違い例」に、私の間違いは当てはまらないのです。これが痛い。その意味ではこの先生の範疇外の間違いを私はしている。よって私の間違いはどうも修正されない。
私は、herというのが突然出て来てそれが「誰か」が分からないが、分からなくてもどこかの「誰か」なのだろうと思ってスルーして行くという失敗になるのです。ここでは述べられていない誰か=彼女、なのだろうと。そして正解を見てみると、作家が彼女(her)なのだと!目からウロコになる。コロンブスの卵に見える。私の根本的な英語勘の育たなさはそこなのです。誰もそして解決出来る先生をまだ私は見ない。
言うなら、水泳教室に20年も通っているのにまだ25mが泳げない生徒みたいだと兼がね自分を思っています。私の真正の迷子感、英語への音痴感と、それに気付けない全ての英語教師によってそういう事例が続いている。沢山の教材と語学学校と、海外の学校まで年単位で入ってもそうなのです。
私には英語はクイズに近い脳が必要な気がしています。なぞなぞとか手品にも近い。the author が、her なのだという勘は「空より高いものは?」の問題みたいに感じます。答えは「シド」。ソラシドというから、みたいな。
でも本書は私には有効だと凄く感じています。そもそも何十年も「誤読」し続けているチャンピオンみたいな私だから。少しでも英語の軌道に乗れるなら儲けもの。
でも不思議ですがまた別の脳が私にはあり、それはコミュニケーションというスキルで、話すとネイティブの英語教師が「最低でも英検準2級はある」と捺すまでの能力がある様な。外国の学校でも先生からもクラスメイトからも「ワイズマン」と発言の度に言われる。全く英語勘が育っていないのに。ナニコレです。でも本書を心底楽しみに取り組んでいます。
独言付記 :
色んな発見があって面白いです、凹む事も実際に多いのだけれど。ロンドンの学校に約1年いた時に、ラジオやテレビの音声に「なんと言ったか」という授業がよくありました。ナイジェリア人やドイツ人の同級生は、おうむ返しみたいに今聞いた音声をつらっと丸ごと言えるのに驚きました。私は断片的に単語や in the future などの句が聞き取れる程度なのに。同じ生徒なのに段違いで。
そしてこの本をしてみて、訳文を見て意味が分かった途端、全文が私にも暗記しようとしたのでもないのにスラスラと繋がって言えるのでした。そう、意味さえ分かれば丸ごと飲み込める。ちゃんと耳にも目にも入って来ているのでした。ナイジェリア人たちはつまり話されてる意味が分かるからリピート出来るのだというのが、数年経って今分かりました。
例えば我々だって電車の車内アナウンスを初めて聞いても、およそ自分で丸ごと繰り返せますよ、~本山方面は降りた向かい2番ホームでお待ち下さい~なんて。意味が全部分かるからです。そういう事だ。まだまだ英語や、自分への発見が本書からザクザク出て来そうで。色んな事が知れて行く思いです。
ただ、読了して思うのは、何となく読解が苦手だなぁという初歩段階の人向きではなく、明言されてはいませんがプロの翻訳家を目指すくらいの上級者的な力量がある人向けの内容だとは思います。見たこともない難解な英単語も続々と出て来るので。それに対する日本語も生半可ではなく、直喩、隠喩、換喩などとありますから敷居が低いとは言えないです。でも、英語の伊吹は香るとは思います。
2021年9月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
自分がいかに英文法を理解していなかったのかが、よくわかる。
2022年1月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
タイトルにあるように、ある程度英語上級者だと思っていても「実は誤読していた」ということが多数あることを教えてくれる一冊でした。というのも、英語に限らず、ある文章を理解するには、単に単語や文法を知っているだけでは全く足りず、その背景にある文化や歴史を理解している必要があるからです。例えば、本書で紹介されているこの英文は良い例題でしょう。
"Howard was born in 1917. It was just before the First War."
まず、背景となる歴史を何も知らずに、単語と文法だけで訳すると、「ハワードは1917年に生まれた。それは、第一次世界大戦の直前だった」となるでしょう。しかし本書では、この英文の「誤訳」として、「ハワードが生まれたのは1917年だった。第一次世界大戦が終わるほんの少し前だ」という文章を紹介しています。何故、著者はこれを「誤訳」として紹介したのでしょうか。
これは、ある程度教養がある人であれば(あるいは調べる習慣があれば)、第一次世界大戦の開戦は1914年であり、終戦が1918年であるため、「1917年が第一次世界大戦(開戦)の直前」という翻訳は間違いであり、ならば「第一次世界大戦が終わるほんの少し前だ」という親切な訳をつけたほうがいい、と判断すると考えたのでしょう。しかし、繰り返しですが、著者はこれを誤訳として紹介しています。何故か?
それは、この作品の舞台がアメリカであり、第一次世界大戦の開戦は確かにヨーロッパでは1914年ですがアメリカが参戦したのは1917年なので、ここでは「(アメリカにおいて)第一次世界大戦が始まる直前」と訳しても問題がないのです。結果、著者は、この文章を「アメリカが第一次世界大戦に参戦するほんの少し前だ」と訳しています。
このように、本書を読むと、翻訳とはいかに難しい仕事であるかがわかります。そういう意味では、私は本書を「英語の勉強」の一環として読みましたが、どちらかというと英語という言語にまつわるよもやま話、あるいは翻訳者の仕事を理解するための一冊、という位置づけのほうがしっくりきます。
ただ、個人的には、本書を読んで「英語って難しい!」と思う必要はないと思います。何故なら、単語と文法を覚えるだけで終わらないのは英語に限らず、全ての言語に共通だからです。「英語は難しい」ではなく、「言語を使ったコミュニケーションは難しい」といったほうが正確でしょう。例えば、外国人が夏目漱石の「ぼっちゃん」を、当時の雰囲気を含めて理解するためにどれだけの知識が必要かと考えれば、日本人が「クリスマス・キャロル」を読むほうがよっぽど容易でしょう。読者が翻訳者でない限り、あまり肩ひじ張らず、「英語をある程度理解できてるつもりだったけど全然そうじゃなかった、やっぱ言語って面白い!」というくらいの気持ちで軽く読むことをお勧めします。
"Howard was born in 1917. It was just before the First War."
まず、背景となる歴史を何も知らずに、単語と文法だけで訳すると、「ハワードは1917年に生まれた。それは、第一次世界大戦の直前だった」となるでしょう。しかし本書では、この英文の「誤訳」として、「ハワードが生まれたのは1917年だった。第一次世界大戦が終わるほんの少し前だ」という文章を紹介しています。何故、著者はこれを「誤訳」として紹介したのでしょうか。
これは、ある程度教養がある人であれば(あるいは調べる習慣があれば)、第一次世界大戦の開戦は1914年であり、終戦が1918年であるため、「1917年が第一次世界大戦(開戦)の直前」という翻訳は間違いであり、ならば「第一次世界大戦が終わるほんの少し前だ」という親切な訳をつけたほうがいい、と判断すると考えたのでしょう。しかし、繰り返しですが、著者はこれを誤訳として紹介しています。何故か?
それは、この作品の舞台がアメリカであり、第一次世界大戦の開戦は確かにヨーロッパでは1914年ですがアメリカが参戦したのは1917年なので、ここでは「(アメリカにおいて)第一次世界大戦が始まる直前」と訳しても問題がないのです。結果、著者は、この文章を「アメリカが第一次世界大戦に参戦するほんの少し前だ」と訳しています。
このように、本書を読むと、翻訳とはいかに難しい仕事であるかがわかります。そういう意味では、私は本書を「英語の勉強」の一環として読みましたが、どちらかというと英語という言語にまつわるよもやま話、あるいは翻訳者の仕事を理解するための一冊、という位置づけのほうがしっくりきます。
ただ、個人的には、本書を読んで「英語って難しい!」と思う必要はないと思います。何故なら、単語と文法を覚えるだけで終わらないのは英語に限らず、全ての言語に共通だからです。「英語は難しい」ではなく、「言語を使ったコミュニケーションは難しい」といったほうが正確でしょう。例えば、外国人が夏目漱石の「ぼっちゃん」を、当時の雰囲気を含めて理解するためにどれだけの知識が必要かと考えれば、日本人が「クリスマス・キャロル」を読むほうがよっぽど容易でしょう。読者が翻訳者でない限り、あまり肩ひじ張らず、「英語をある程度理解できてるつもりだったけど全然そうじゃなかった、やっぱ言語って面白い!」というくらいの気持ちで軽く読むことをお勧めします。
2022年3月3日に日本でレビュー済み
正規の紹介にもあるように3部構成です。
Chapter1(1章)は文が多層構造になってている短文。
文法は好きだし、簡単じゃんと思って1問目をまんまと間違えてしまいました。
知らない単語は出てこないし文も短い。動詞が複数あったりで省略されてるって一目で分かるのになぜ間違えたか自分でもびっくり。
そんな例文が幾つもあって、丁寧な解説があり、読み物としても面白いです。
2章は主にたくさんの意味のある単語の解説。
3章は翻訳家としてのコツやこぼれ話。
1章だけなら素晴らしい、⭐︎5です。中級者にも気付きがあると思います。
ただし、読み物としてはいいのかもしれませんが、英語学習のためだとすると2章・3章は蛇足かなと思いました。
Chapter1(1章)は文が多層構造になってている短文。
文法は好きだし、簡単じゃんと思って1問目をまんまと間違えてしまいました。
知らない単語は出てこないし文も短い。動詞が複数あったりで省略されてるって一目で分かるのになぜ間違えたか自分でもびっくり。
そんな例文が幾つもあって、丁寧な解説があり、読み物としても面白いです。
2章は主にたくさんの意味のある単語の解説。
3章は翻訳家としてのコツやこぼれ話。
1章だけなら素晴らしい、⭐︎5です。中級者にも気付きがあると思います。
ただし、読み物としてはいいのかもしれませんが、英語学習のためだとすると2章・3章は蛇足かなと思いました。
2023年6月7日に日本でレビュー済み
ちょっと難しい英語を読んでいて、よく分からなかったら、ChatGPTを使おう。
例えば、ディケンズ。
キンドルで、1ページ分をコピペして、現代英語に翻訳しよう。
現代英語訳と原文を読み比べよう。
現代英語は、modern english 、easy moden english 、easy english 、sixth grade english 、third grade english 等に訳して、現代英語を完璧理解しようね。
そしたら原文を読もう。
例えば、ディケンズ。
キンドルで、1ページ分をコピペして、現代英語に翻訳しよう。
現代英語訳と原文を読み比べよう。
現代英語は、modern english 、easy moden english 、easy english 、sixth grade english 、third grade english 等に訳して、現代英語を完璧理解しようね。
そしたら原文を読もう。
2022年1月16日に日本でレビュー済み
9割が誤読であるに、私が納得する訳は、
1.英語を教える連中が、人に英語を教える程には、英語を理解していない。
中途半端、半ちく、生半可にしか、知らない。
2.困ったことに、おのれの能力の無さすらわからず、
この程度の連中が、恥ずかしげもなく、教本を書いている。
できた本は、当然、中途半端、半ちく、生半可。
3.これに、御大層な表紙を付けて、真摯に、英語を学びたいと
熱望している中高生に、お金を頂いて売る。
4.中途半端、半ちく、生半可な説明は、念仏より難解で理解不能。
こうして、英語の分からない9割が、生まれる。
5.では、英語を読める1割は、どうして生まれるか。
日本人の書いた教本など、絶対に信用しない。
役に立たないと確信している。
英語の文章の法則は、至極簡単なので、英語の本を
読んでいると、自然に分かってくる。
自然に、自分の中に、構築されていく。
1ページ程の内容である。
Author wrote the nobel was her best friend.
Author who wrote the nobel was her best friend.
その昔、その小説の著作者は、彼女の最も大切な親友でありました。
著者は、彼女の友達でありました。現在では、どうだかわかりませんけれども。
著者と、彼女は別人。彼女が誰かは、これだけではわからない。
この文章より前に出てきている人物。
皆さんの解釈で正しい。この本の著者が間違っている。
Author wrote that the nobel was her best friend.
その小説は、当時はとても大切にしていて、まるで彼女にとって、
最も親しい親友のようでありましたと、著者みずから、書き残していました。
この様に訳すと、彼女は、著者ともいえる。
みずからを消してしまうと著者と彼女は別人とも解釈できる。
Author wrote by her-own-self that the nobel was her best friend.
この様には書いてないので、どちらとも、訳せてあいまいな表現である。
正確さに欠ける、文章である。例文に挙げている著者の英語の程度が
この様な処から、推察できる。たいしたことないということ。
例文に挙げるのなら、英米文壇の最高峰の英語の一節を上げてみたら。
これで、この著者の眼力、英文を鑑賞する能力、
名文と駄文を見分ける英語力が解る。
1.英語を教える連中が、人に英語を教える程には、英語を理解していない。
中途半端、半ちく、生半可にしか、知らない。
2.困ったことに、おのれの能力の無さすらわからず、
この程度の連中が、恥ずかしげもなく、教本を書いている。
できた本は、当然、中途半端、半ちく、生半可。
3.これに、御大層な表紙を付けて、真摯に、英語を学びたいと
熱望している中高生に、お金を頂いて売る。
4.中途半端、半ちく、生半可な説明は、念仏より難解で理解不能。
こうして、英語の分からない9割が、生まれる。
5.では、英語を読める1割は、どうして生まれるか。
日本人の書いた教本など、絶対に信用しない。
役に立たないと確信している。
英語の文章の法則は、至極簡単なので、英語の本を
読んでいると、自然に分かってくる。
自然に、自分の中に、構築されていく。
1ページ程の内容である。
Author wrote the nobel was her best friend.
Author who wrote the nobel was her best friend.
その昔、その小説の著作者は、彼女の最も大切な親友でありました。
著者は、彼女の友達でありました。現在では、どうだかわかりませんけれども。
著者と、彼女は別人。彼女が誰かは、これだけではわからない。
この文章より前に出てきている人物。
皆さんの解釈で正しい。この本の著者が間違っている。
Author wrote that the nobel was her best friend.
その小説は、当時はとても大切にしていて、まるで彼女にとって、
最も親しい親友のようでありましたと、著者みずから、書き残していました。
この様に訳すと、彼女は、著者ともいえる。
みずからを消してしまうと著者と彼女は別人とも解釈できる。
Author wrote by her-own-self that the nobel was her best friend.
この様には書いてないので、どちらとも、訳せてあいまいな表現である。
正確さに欠ける、文章である。例文に挙げている著者の英語の程度が
この様な処から、推察できる。たいしたことないということ。
例文に挙げるのなら、英米文壇の最高峰の英語の一節を上げてみたら。
これで、この著者の眼力、英文を鑑賞する能力、
名文と駄文を見分ける英語力が解る。
2022年1月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
少し前(もしかすると今も?)の日本の英語教育では、関係代名詞などが省略されている文章は、「難関大学英語」という扱いで、「実際は使わない英語」扱いだったような気がします。
でも、時代が変わり、日本に住んでいても、いろいろな生の英語を目にするようになって「あれ?これはどういう意味なんだろう、、。これかな?」と理解していたら、実はそれは誤訳ということに時々出くわすようになりました。そういうところをしっかり押さえてある本です。
ただ、自分にとっては、一気に読んで内容をマスターすることは難しいかもしれないので、書斎に常に億本としておきたいです。寝室用にもほしいかもしれない。
まだ読み終えていないのですが、最初の方を読んだ感想です。
でも、時代が変わり、日本に住んでいても、いろいろな生の英語を目にするようになって「あれ?これはどういう意味なんだろう、、。これかな?」と理解していたら、実はそれは誤訳ということに時々出くわすようになりました。そういうところをしっかり押さえてある本です。
ただ、自分にとっては、一気に読んで内容をマスターすることは難しいかもしれないので、書斎に常に億本としておきたいです。寝室用にもほしいかもしれない。
まだ読み終えていないのですが、最初の方を読んだ感想です。