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小林秀雄の後の二十一章 単行本 – 2015/8/31
小川 榮太郎
(著)
この国の危機は政治や経済にあるのではない。
国語の空虚化、文学の衰退、すなわち、日本人の核となる
精神の喪失こそが、最も深刻な危機である。
小林秀雄の正統な後継者として名乗りをあげ、
文藝批評をとおして精神と言葉の再生に挑む、
真摯な野心にあふれた本格文藝評論集。
【目次】
戰後七十年目の國體論――日本の守るべき「ぎりぎり」について
《I》
靖國で歌つた「君が代」
日本の國家像、それ以前の話
江藤淳『忘れたことと忘れさせられたこと』――或いは思ひ出さねばならぬ一番大事なこと
安岡正篤の「戰後」――その洞察の核心
川端康成の戰中日記
江藤淳『漱石とその時代』――明治の憂鬱
勝海舟『氷川淸話』――歴史を見通す眼
司馬遷『史記』列傳――古代、支那は文明であつた
《II》
石村利勝君の詩
ルソー『告白』――無私の精神と「近代」
ドストエフスキー『死の家の記録』――強力な生命力の発露
人、人、人――或いはストーカー、若きウェルテル、ビル・ゲイツ
カラヤンとフルトヴェングラーの《第九》
音樂と政治――ダニエル・バレンボイム試論
ティーレマンのブルックナー《第八》
ボストン美術館展を見る
《III》
平野啓一郎『決壞』――戰後レジームの「決壞」としての、
川端康成『古都』――亀裂と抒情
日本語といふ鬼と偉さうな男たち――水村美苗『日本語が亡びるとき』熟讀
《終章》
天上の序曲「もう何も言はぬ」の後に――靈界鼎談 小林秀雄・福田恆存・三島由紀夫
国語の空虚化、文学の衰退、すなわち、日本人の核となる
精神の喪失こそが、最も深刻な危機である。
小林秀雄の正統な後継者として名乗りをあげ、
文藝批評をとおして精神と言葉の再生に挑む、
真摯な野心にあふれた本格文藝評論集。
【目次】
戰後七十年目の國體論――日本の守るべき「ぎりぎり」について
《I》
靖國で歌つた「君が代」
日本の國家像、それ以前の話
江藤淳『忘れたことと忘れさせられたこと』――或いは思ひ出さねばならぬ一番大事なこと
安岡正篤の「戰後」――その洞察の核心
川端康成の戰中日記
江藤淳『漱石とその時代』――明治の憂鬱
勝海舟『氷川淸話』――歴史を見通す眼
司馬遷『史記』列傳――古代、支那は文明であつた
《II》
石村利勝君の詩
ルソー『告白』――無私の精神と「近代」
ドストエフスキー『死の家の記録』――強力な生命力の発露
人、人、人――或いはストーカー、若きウェルテル、ビル・ゲイツ
カラヤンとフルトヴェングラーの《第九》
音樂と政治――ダニエル・バレンボイム試論
ティーレマンのブルックナー《第八》
ボストン美術館展を見る
《III》
平野啓一郎『決壞』――戰後レジームの「決壞」としての、
川端康成『古都』――亀裂と抒情
日本語といふ鬼と偉さうな男たち――水村美苗『日本語が亡びるとき』熟讀
《終章》
天上の序曲「もう何も言はぬ」の後に――靈界鼎談 小林秀雄・福田恆存・三島由紀夫
- 本の長さ542ページ
- 言語日本語
- 出版社幻冬舎
- 発売日2015/8/31
- 寸法16.1 x 4.6 x 22.4 cm
- ISBN-104344028066
- ISBN-13978-4344028067
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商品の説明
著者について
小川榮太郎(おがわえいたろう)
昭和四十二年生まれ。文藝評論家。大阪大学文学部卒業、埼玉大学大学院修士課程修了。著書に『約束の日 安倍晋三試論』『国家の命運 安倍政権 奇跡のドキュメント』『『永遠の0』と日本人』(いずれも幻冬舎)、『最後の勝機――救国政権の下で、日本国民は何を考え、どう戦うべきか』(PHP研究所)、『一気に読める「戦争」の昭和史――1937→1945』(KKベストセラーズ)、『保守の原点――「保守」が日本を救う』(宮崎正弘氏との共著、海竜社)等がある。近刊・雑誌掲載情報等はFacebookで発信、動画・榮チャンネルも好評配信中。
昭和四十二年生まれ。文藝評論家。大阪大学文学部卒業、埼玉大学大学院修士課程修了。著書に『約束の日 安倍晋三試論』『国家の命運 安倍政権 奇跡のドキュメント』『『永遠の0』と日本人』(いずれも幻冬舎)、『最後の勝機――救国政権の下で、日本国民は何を考え、どう戦うべきか』(PHP研究所)、『一気に読める「戦争」の昭和史――1937→1945』(KKベストセラーズ)、『保守の原点――「保守」が日本を救う』(宮崎正弘氏との共著、海竜社)等がある。近刊・雑誌掲載情報等はFacebookで発信、動画・榮チャンネルも好評配信中。
登録情報
- 出版社 : 幻冬舎 (2015/8/31)
- 発売日 : 2015/8/31
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 542ページ
- ISBN-10 : 4344028066
- ISBN-13 : 978-4344028067
- 寸法 : 16.1 x 4.6 x 22.4 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 641,553位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 617位論文集・講演集・対談集
- - 85,016位ノンフィクション (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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文藝評論家。一般社団法人日本平和学研究所理事長。
昭和42(1967)年生まれ。大阪大学文学部卒業、埼玉大学院修了。専門は近代日本文學、十九世紀ドイツ音楽。フジサンケイグループ主催第十八回正論新風賞、アパ財団第一回日本再興大賞特別賞、咢堂ブックオブザイヤー2019総合部門大賞受賞。
著書に『約束の日 安倍晋三試論』(幻冬舎、幻冬舎文庫)、『保守の原点――「保守」が日本を救う』(共著:宮崎正弘、海竜社)、『一気に読める戦争の昭和史』(KKベストセラーズ、扶桑社新書)、『小林秀雄の後の二十一章』(幻冬舎)、『天皇の平和 九条の平和――安倍時代の論点』 (産経新聞出版)、『徹底検証「森友・加計事件」――朝日新聞による戦後最大級の報道犯罪』 (飛鳥新社)、『徹底検証 テレビ報道「噓」のからくり』(青林堂)、『平成記』 (青林堂 )、『フルトヴェングラーとカラヤン クラシック音楽に未来はあるのか』 (啓文社書房)など多数。
イメージ付きのレビュー

5 星
この書物出版が重要である事。
この様な立派な書物を出版された会社の方、社長さんに感謝を申し上げたひと思ひます。小林秀雄を思ひ出し、正しく深く知ることの重要であることを、私は何より強調したいひ思っております。今こそであります。小川栄太郎さんに感謝を申し上げたひと思ひます。頓首
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2023年8月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
大作。真の評論家が絶えてひさしい昨今、一人のその道の作品に出合えたことに喜びを感じています。毎晩、言葉の森に分け入って、日本の作家の世界を追体験しています。
2021年9月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
とても良い状態でした。ありがとうございました。
2016年3月21日に日本でレビュー済み
冒頭の「戦後70年目の国体論」ーー日本の守るべき「ぎりぎり」についてが本書の内容をよく示している。その後の1部、2部、3部の20章に渡って縦横に日本論が展開されている。扱われているのは江藤淳「忘れたことと忘れさせられたこと」、「漱石とその時代」、安岡正篤、川端康成「戦中日記」、「古都」、勝海舟「氷川清話」、ルソー「告白」、ドストエフスキーの「死の家の記録」、平野啓一郎「決壊」等であり、重厚で的を得た国体論になっている。高価であるが、めずらしく、値段だけの価値のある本である。
この本は歴史的な仮名遣いに基づいて書かれている。
この本は歴史的な仮名遣いに基づいて書かれている。
2015年10月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
帯にあった幻冬舎社長、見城徹氏の
「本書を以て、小川さんは/小林秀雄の唯一無二の継承者となった」
というコピーを見て、迷わず購入。
著者の思い・思想が開いたページから香り立つ本というのは、本当に少ない。
期待を遥かに超えた良書と出会えたことに感謝する。
「日本文明の自覚は喪失からはじまる」という冒頭の一文から、
もう、グイグイ引き込まれてしまう。
「偉大な先人を継ぐと正面から名乗りを上げる人間が一人もいない情けない日本文学の現状を、
全身全霊で告発したかった迄である。
無論『小林秀雄』は一つの象徴で、
私が真に継ぎたかったのは、
伝統と西洋との異質性に悩みながら、
何とか日本の近代文学と思想を編み出してきた
百年余りり文学史そのものであることは、言うまでもない。」(540-541)
これが本書が世に出た所以であり、
著者の切なる思いである。
本書を読まずに、
今後、日本文学はもちろん、
日本文明、日本精神を語ることはできない。
そう思わせるほどの力作である。
多くの人に読んでもらいたい。
「本書を以て、小川さんは/小林秀雄の唯一無二の継承者となった」
というコピーを見て、迷わず購入。
著者の思い・思想が開いたページから香り立つ本というのは、本当に少ない。
期待を遥かに超えた良書と出会えたことに感謝する。
「日本文明の自覚は喪失からはじまる」という冒頭の一文から、
もう、グイグイ引き込まれてしまう。
「偉大な先人を継ぐと正面から名乗りを上げる人間が一人もいない情けない日本文学の現状を、
全身全霊で告発したかった迄である。
無論『小林秀雄』は一つの象徴で、
私が真に継ぎたかったのは、
伝統と西洋との異質性に悩みながら、
何とか日本の近代文学と思想を編み出してきた
百年余りり文学史そのものであることは、言うまでもない。」(540-541)
これが本書が世に出た所以であり、
著者の切なる思いである。
本書を読まずに、
今後、日本文学はもちろん、
日本文明、日本精神を語ることはできない。
そう思わせるほどの力作である。
多くの人に読んでもらいたい。
2019年1月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この様な立派な書物を出版された会社の方、社長さんに感謝を申し上げたひと思ひます。小林秀雄を思ひ出し、正しく深く知ることの重要であることを、私は何より強調したいひ思っております。今こそであります。
小川栄太郎さんに感謝を申し上げたひと思ひます。
頓首
小川栄太郎さんに感謝を申し上げたひと思ひます。
頓首

この様な立派な書物を出版された会社の方、社長さんに感謝を申し上げたひと思ひます。小林秀雄を思ひ出し、正しく深く知ることの重要であることを、私は何より強調したいひ思っております。今こそであります。
小川栄太郎さんに感謝を申し上げたひと思ひます。
頓首
小川栄太郎さんに感謝を申し上げたひと思ひます。
頓首
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2017年9月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
日本の保守の代表者の本格的論文です。基礎知識が必要ですけれど自分の得意なジャンルの分野から読むと良いと思います。
2023年5月25日に日本でレビュー済み
作者の自己満足本。流石に安倍晋三のご機嫌取り。こんな駄本が広まる現代日本はオシマイ
2015年9月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
こうした書籍が書店から消えてから、ずいぶん長い年月が経ったように思う。
こうした書籍はもう二度と現れないのでは・・・・と絶望に近づいた頃、『小林秀雄の後の二十一章』 という本物が現れてくれた。
この書が出現してくれた意味と価値は大きい。なぜなら、こうした書が文化を創るのだから。
本物が生き残る文学界を育てるという意味も込めて、ぜひ一人でも多くのみなさまに読んでいただきたい。
こうした書籍はもう二度と現れないのでは・・・・と絶望に近づいた頃、『小林秀雄の後の二十一章』 という本物が現れてくれた。
この書が出現してくれた意味と価値は大きい。なぜなら、こうした書が文化を創るのだから。
本物が生き残る文学界を育てるという意味も込めて、ぜひ一人でも多くのみなさまに読んでいただきたい。