3ページ読んだところで、面白いって思いました。そして最後まで変わらずでした。
京都の4つの大学生が式神を操って戦うというあらすじも面白いけれど、何より久しぶりに本を読む意味がある作品に出会えたという印象です。映画を見る前で良かった。
紙の本の価格: | ¥1,320 |
割引: | ¥ 825 (63%) |
| |
Kindle 価格: | ¥495 (税込) |
獲得ポイント: | 5ポイント (1%) |
を購読しました。 続刊の配信が可能になってから24時間以内に予約注文します。最新刊がリリースされると、予約注文期間中に利用可能な最低価格がデフォルトで設定している支払い方法に請求されます。
「メンバーシップおよび購読」で、支払い方法や端末の更新、続刊のスキップやキャンセルができます。
エラーが発生しました。 エラーのため、お客様の定期購読を処理できませんでした。更新してもう一度やり直してください。

無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
鴨川ホルモー 「鴨川ホルモー」シリーズ (角川文庫) Kindle版
このごろ都にはやるもの、勧誘、貧乏、一目ぼれ。葵祭の帰り道、ふと渡されたビラ一枚。腹を空かせた新入生、文句に誘われノコノコと、出向いた先で見たものは、世にも華麗な女(鼻)でした。このごろ都にはやるもの、協定、合戦、片思い。祗園祭の宵山に、待ち構えるは、いざ「ホルモー」。「ホルモン」ではない、是れ「ホルモー」。戦いのときは訪れて、大路小路にときの声。恋に、戦に、チョンマゲに、若者たちは闊歩して、魑魅魍魎は跋扈する。京都の街に巻き起こる、疾風怒濤の狂乱絵巻。都大路に鳴り響く、伝説誕生のファンファーレ。前代未聞の娯楽大作、碁盤の目をした夢芝居。「鴨川ホルモー」ここにあり!!
- ISBN-13978-4043939015
- 出版社KADOKAWA
- 発売日2012/4/25
- 言語日本語
- ファイルサイズ1738 KB
- 販売: Amazon Services International LLC
- Kindle 電子書籍リーダーFire タブレットKindle 無料読書アプリ
Amazon 新生活SALE (Final) 開催中
期間限定!人気商品がお買い得。最大5,000ポイント還元ポイントアップキャンペーン
Amazon 新生活SALE (Final) を今すぐチェック
Amazon 新生活SALE (Final) を今すぐチェック
この本を読んだ購入者はこれも読んでいます
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
商品の説明
著者について
●万城目 学:1976年大阪生まれ。2006年本作で第4回ボイルドエッグス新人賞を受賞しデビュー。第2作『鹿男あをによし』で直木賞にノミネートされる。他著作に『ホルモー六景』がある。
登録情報
- ASIN : B009GPMAGW
- 出版社 : KADOKAWA (2012/4/25)
- 発売日 : 2012/4/25
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 1738 KB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効
- X-Ray : 有効にされていません
- Word Wise : 有効にされていません
- 付箋メモ : Kindle Scribeで
- 本の長さ : 281ページ
- Amazon 売れ筋ランキング: - 17,734位Kindleストア (Kindleストアの売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。

1976年大阪府生まれ。京都大学法学部卒業。2006年、第4回ボイルドエッグズ新人賞を受賞した『鴨川ホルモー』でデビューすると一躍注目を集め、09年には同作が舞台化・映画化された(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 ザ・万歩計 (ISBN-13: 978-4167788018 )』が刊行された当時に掲載されていたものです)
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2023年11月11日に日本でレビュー済み
青春小説、伝奇モノ、京都が舞台。
端的に挙げればこの三語に尽きようかという本書でありますが、もちろん尽くせないすばらしさの詰まった作品であったと思います。
・・・
題名の通り、ホルモーという珍妙な(でも由緒ある)ゲームを四つの大学(京大、京産大、龍谷大、立命館大)で戦うというお話。
主人公は京大一回生の安部。同じサークル仲間の早良さんへ壮大に二年間も片思いし、しかも自己の思いに何のかのと難しい説明と表現をつけて何もしなかった自意識感は、森見登美彦氏の『夜は短し歩けよ乙女』『四畳半神話体系』に似ているかもしれません。というか、あのひねくれは若者の特権とでも言いたくなってきた。むしろあれでよい、あれが良いのかもしれない笑。
その後、安倍くん、己の身勝手さをホルモー試合前に気づき、んでもって「凡ちゃん」といい感じになっちゃうのも、自己陶冶小説・青春小説的にはナイスな展開でありました。
加えて言えば、高村がその後どうなるのかとか、凡ちゃんとの仲が今後どう進展するのか、スガ氏の将来とか、脇役含めた登場人物のその後展開が気になりつつ、後ろ髪惹かれるようにエンディングを迎えるのがニクいなあと思いました。
・・・
また、このホルモーという戦いが、日本の文化を長く育んできた京都で展開されるというのが日本人の潜在意識をぐりぐりやられる気がします。
もう端的に言ってしまえば、京都への憧れを刺激されるのです!! 魑魅魍魎、鵺、陰陽、こういう世界ですよ。
吉田神社でお参りし、三回生から一回生へ代替わりをするのを神様が見届けるだって? すると鬼や式神が見えるようになるとか? こういうお話がまことしやかに語られても何の違和感もなさそうなのが京都、じゃありませんか?
私は仕事で大阪から四条烏丸、河原町を行くくらいの道路を見知っただけで、あとは観光くらいしか分かりません。でも本作では鴨川デルタであったり、百万遍であったり、良く分からんけどまあ京都の地名が出てくるわけです。
日常の生活の陰に、異次元の何かが何食わぬ顔で潜んでいる、なんて想像もしてしまいます。まあ、そういう憧れを刺激されます。
あ、オチはないですが、高2の時に京大模試というのを受けて6点(偏差値は38くらい?)とって、やっぱり私大文系だと決めた記憶があります(30年前の話。言いたいだけ)。
・・・
ということで忘れていたくらい久しぶりな万城目氏の作品でした。
次に京都に行く際は、事前にこの作品と森見氏の作品を読んだうえで観光に行ってみたいものです。
まあそれとは関係なく、青春小説が読みたい方にはお勧め。読後の爽やかさが素晴らしいですよ。
端的に挙げればこの三語に尽きようかという本書でありますが、もちろん尽くせないすばらしさの詰まった作品であったと思います。
・・・
題名の通り、ホルモーという珍妙な(でも由緒ある)ゲームを四つの大学(京大、京産大、龍谷大、立命館大)で戦うというお話。
主人公は京大一回生の安部。同じサークル仲間の早良さんへ壮大に二年間も片思いし、しかも自己の思いに何のかのと難しい説明と表現をつけて何もしなかった自意識感は、森見登美彦氏の『夜は短し歩けよ乙女』『四畳半神話体系』に似ているかもしれません。というか、あのひねくれは若者の特権とでも言いたくなってきた。むしろあれでよい、あれが良いのかもしれない笑。
その後、安倍くん、己の身勝手さをホルモー試合前に気づき、んでもって「凡ちゃん」といい感じになっちゃうのも、自己陶冶小説・青春小説的にはナイスな展開でありました。
加えて言えば、高村がその後どうなるのかとか、凡ちゃんとの仲が今後どう進展するのか、スガ氏の将来とか、脇役含めた登場人物のその後展開が気になりつつ、後ろ髪惹かれるようにエンディングを迎えるのがニクいなあと思いました。
・・・
また、このホルモーという戦いが、日本の文化を長く育んできた京都で展開されるというのが日本人の潜在意識をぐりぐりやられる気がします。
もう端的に言ってしまえば、京都への憧れを刺激されるのです!! 魑魅魍魎、鵺、陰陽、こういう世界ですよ。
吉田神社でお参りし、三回生から一回生へ代替わりをするのを神様が見届けるだって? すると鬼や式神が見えるようになるとか? こういうお話がまことしやかに語られても何の違和感もなさそうなのが京都、じゃありませんか?
私は仕事で大阪から四条烏丸、河原町を行くくらいの道路を見知っただけで、あとは観光くらいしか分かりません。でも本作では鴨川デルタであったり、百万遍であったり、良く分からんけどまあ京都の地名が出てくるわけです。
日常の生活の陰に、異次元の何かが何食わぬ顔で潜んでいる、なんて想像もしてしまいます。まあ、そういう憧れを刺激されます。
あ、オチはないですが、高2の時に京大模試というのを受けて6点(偏差値は38くらい?)とって、やっぱり私大文系だと決めた記憶があります(30年前の話。言いたいだけ)。
・・・
ということで忘れていたくらい久しぶりな万城目氏の作品でした。
次に京都に行く際は、事前にこの作品と森見氏の作品を読んだうえで観光に行ってみたいものです。
まあそれとは関係なく、青春小説が読みたい方にはお勧め。読後の爽やかさが素晴らしいですよ。
2023年8月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
映画や漫画もありますが、小説が1番面白かったです。
2020年10月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ホルモーってなんだ??ホルモンじゃなくてというところからはじまるこの物語。
青春ドラマあり、恋愛あり、京都の街をテーマに京都大学生が、それぞれの思いを胸にかけまわる物語。疾走感があって良いですよ。
青春ドラマあり、恋愛あり、京都の街をテーマに京都大学生が、それぞれの思いを胸にかけまわる物語。疾走感があって良いですよ。
2023年8月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
万城目学ファンには勿論、そうでない人にも楽しく読める。イラストも楽しい。オススメです。
2020年8月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
若い日々の人生初心者としての移ろいやすいしかし新鮮さに満ちた心を生き生きと描写している。学生時代、私も京都に住んでいたが、あの街が若者に投げかける言葉にし難いが確かな何かをまた感じさせてくれた。改めて京都の不思議さを感じた。
2022年9月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ご存じ、万城目学氏のデビュー作にして、第4回ボイルドエッグス新人賞を受賞した作品です
著者が京大卒ということもあり、舞台は京都、そして、京都産業大、立命館大、龍谷大の面々も登場しますが、基本をなすのは、京大青竜会なる10人の若者と、その周囲の面々です
さて、どうしても、タイトルの「ホルモー」に関心が行きがちですが、ホルモーとは、1000年来、ひそかに続いている鬼と式神を巻き込んだ対抗戦
その、「ホルモーのばかばかしさ」はさておき、実は、10人の若者を中心とした青春小説になっているのが、本書のミソでしょうか
大学時代ならではの失恋、秘められた恋、男同士のライバル対決、親しくなった同級生との友情ありと、ばかばかしいホルモーを描きつつ、青春ドラマが展開されていきます
デビュー作ならではの文章の固さもありますが、一気に読める面白い1冊です
尚、本書を気に入られた方は、本書のスピンオフ小説も出ていますので、そちらもぜひ
著者が京大卒ということもあり、舞台は京都、そして、京都産業大、立命館大、龍谷大の面々も登場しますが、基本をなすのは、京大青竜会なる10人の若者と、その周囲の面々です
さて、どうしても、タイトルの「ホルモー」に関心が行きがちですが、ホルモーとは、1000年来、ひそかに続いている鬼と式神を巻き込んだ対抗戦
その、「ホルモーのばかばかしさ」はさておき、実は、10人の若者を中心とした青春小説になっているのが、本書のミソでしょうか
大学時代ならではの失恋、秘められた恋、男同士のライバル対決、親しくなった同級生との友情ありと、ばかばかしいホルモーを描きつつ、青春ドラマが展開されていきます
デビュー作ならではの文章の固さもありますが、一気に読める面白い1冊です
尚、本書を気に入られた方は、本書のスピンオフ小説も出ていますので、そちらもぜひ
2017年5月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この作家さんの作品を読むのは、初めてです。
ちなみに、小説を読んでいる時点では映画は観ていません。
何となく「こんな感じの話」という程度の情報だけで読んでみました。
・・・
・・・・・・
ヤバい・・・
この作家さんの他の作品も読んでみたくなったwww
内容に関して詳しいコメントは、読んでいない方のために控えておきます。
とにかく「意味不明な面白さ」です!!
京大の謎サークルに勧誘された「鼻フェチ」の主人公が、式神を使役して四大学の戦いに挑む・・・
・・・自分で書いてて、意味解らんwww
たまたまAmazonビデオに劇場版があったので、ついでに観てみました。
実況など多少「映画ならではの余計な演出」もありましたが、かなりの完成度でしたよww
これ、小説ファンも納得できる出来なのではないでしょうか。
小説・映画とも、文句なしの☆5です!!
ちなみに、小説を読んでいる時点では映画は観ていません。
何となく「こんな感じの話」という程度の情報だけで読んでみました。
・・・
・・・・・・
ヤバい・・・
この作家さんの他の作品も読んでみたくなったwww
内容に関して詳しいコメントは、読んでいない方のために控えておきます。
とにかく「意味不明な面白さ」です!!
京大の謎サークルに勧誘された「鼻フェチ」の主人公が、式神を使役して四大学の戦いに挑む・・・
・・・自分で書いてて、意味解らんwww
たまたまAmazonビデオに劇場版があったので、ついでに観てみました。
実況など多少「映画ならではの余計な演出」もありましたが、かなりの完成度でしたよww
これ、小説ファンも納得できる出来なのではないでしょうか。
小説・映画とも、文句なしの☆5です!!