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小早川秋聲 単行本 – 2021/8/16

4.8 5つ星のうち4.8 12個の評価

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2021年8月7日~9月26日に京都府京都文化博物館での開催を皮切りに、10月9日~11月28日に東京ステーションギャラリー、2022年2月11日~3月21日に鳥取県立博物館へ巡回する「小早川秋聲 旅する画家の鎮魂歌(レクイエム)」展の公式図録兼書籍。
戦死した将校を象徴的に描いた異色の戦争画《國之楯》で知られる日本画家、小早川秋聲。
没後、その作品の多くは長らく忘れられ、一部の印象的な戦争画にのみ注目して語られることが多かった。
秋聲は寺での修業を経て、京都で日本画の大家に弟子入りし、画家としてのスタートを切った。
僧籍を持ち、複数回の従軍を経験し、国内外を問わず旅行に繰り出しながら、数多くの執筆をもこなした。
本書では、多面的な画家が残した清新で叙情的な作品を約110点掲載し、秋聲の画業を、多くの初公開作品とともに明らかにする。
加えて、書簡などの参考資料、研究者・遺族による多数のコラムを交え、その人となりや制作に対する想いにも迫る。
詳細な年譜・文献目録も掲載し、画集としてだけでなく今後の秋聲研究の重要な資料となる一冊。

出版社より

初公開の作品も36点掲載!

本書では、小早川秋聲の画業を4章に分けて紹介。各章には章解説のほか、随所に作品に関しての説明が加えられている。

小早川秋聲

小早川秋聲

小早川秋聲

第1章 はじまり

第1章では、京都で画家としてのスタートを切った若き日の秋聲の作品を掲載。歴史画の大家であった谷口香嶠に弟子入りしたこともあり、熱心に歴史画に取り組む様子を窺うことができる。

第2章 旅する画家

この章では、国内にとどまらず、ヨーロッパ・アメリカにも足を運んだ「旅する画家」秋聲の魅力を紹介。作品図版の合間には短いコラムがあり、秋聲の交友関係や旅の詳細などがわかるようになっている。

旅に出ては絵を描く「旅行狂人」

35歳になる年に北海道を巡った秋聲。アイヌの人々とも交流し、『蝦夷地の旅から』という画文集も刊行した。そのときの体験から着想した作品のひとつが六曲一隻屏風の《追分物語》。

小早川秋聲

小早川秋聲

小早川秋聲

憧れのヨーロッパへ

30代後半のとき、アジア経由で憧れの西洋諸国を周遊し、エジプトにも足を運んだ秋聲。行く先々で目にしたものを月とともに描いた作品たちは、どれも独特の抒情性に満ちている。

皇族からも知遇を得た秋聲

1924年、浄土真宗大谷派の法嗣大谷光暢と久邇宮智子女王の結婚に際し、東本願寺からの依頼で制作した屏風絵《薫風》。その後も久邇宮家との関係は続き、久邇宮邸新築の際に杉戸絵の揮毫などもした。

帰還した軍馬を描く

第11回帝展出品作《愷陣》。戦地から戻った軍馬が花で飾られ慰労される様子という珍しいモティーフを選んだ作品。縦2メートルを超える巨大な作品でありながら、細部にまで丹念に描写された秋聲の代表作のひとつ。

小早川秋聲

小早川秋聲

小早川秋聲

第3章 従軍画家として

満州事変勃発の頃から太平洋戦争中までの作品を集めた章。秋聲は慰問使として、そして従軍画家としてたびたび戦地に赴き、兵士たちと寝食をともにして戦争画を描いた。

《國之楯》

秋聲作品で最も有名な《國之楯》。戦死し横たえられる陸軍将校を描き、一度は軍に受け取りを拒否され、また戦後自ら改作も行った。《國之楯》については、下絵やコラムも交えその詳細に明らかにする。

第4章 戦後を生きる

第4章では、太平洋戦争終結から晩年までの作品を掲載。戦後、従軍中の疲労から体を病み、大きな展覧会への出品を次第にしなくなった秋聲だが、作品ごとに表装にもこだわりを見せるなど、最期まで旺盛な制作意欲を持っていた。

小早川秋聲

小早川秋聲

様々な視点からの論考

本書では巻頭の総論のほか、巻末には研究者のみならず、秋聲の遺族も加えた論考を収録。それぞれの執筆者が違った視点から秋聲の作品や人生に光を当て、画家としてだけではなく、人間・小早川秋聲の人となりにまで迫る。

巻末にはさらに、多数の挿図を交えた年譜と文献目録を収録。晩年には自らを随筆家とも称し、雑誌などに数多くの寄稿をした秋聲の残した足跡を、最新の研究結果とともに収めている。今後の研究にも資する資料となっている

商品の説明

出版社からのコメント

今、最も注目が集まる近代京都日本画家、小早川秋聲の全貌が明らかになる。
近年、東京都内での展覧会もあり注目度が上昇している。
代表作の戦争画《國之楯》がひときわ目を引くが、その作品の多くはほとんど知られてこなかった。
本書は秋聲の初の大規模回顧展となる「小早川秋聲 旅する画家の鎮魂歌(レクイエム)」の公式図録兼書籍で、約110点の作品とともにその画業を追う。
幼い頃に寺に衆徒として入り、複数回にわたり兵士として、画家として従軍した異質な経歴と、国内外を問わず旅行を繰り返した生涯から生まれた、清新で抒情的な作品と特異な戦争画を一堂に紹介する。
多数の初公開作品を新撮し掲載、その作品の魅力を存分に伝える。
最新の調査結果を反映した詳細な年譜・文献目録に加え、研究者・遺族による多くのコラムも所収し、作品だけでなく、人間・小早川秋聲の素顔も明らかにする。
今後の秋聲研究の基礎となる充実の一冊。

著者について

1885年、現鳥取県日野町にある光徳寺の長男として生まれる。以降、9歳まで母の故郷である神戸で過ごす。
1894年、京都・東本願寺の衆徒として僧籍に入る。
1901年頃、京都の日本画家・谷口香嶠に師事する。
1905年、一年志願兵として騎兵連隊に入隊、日露戦争に見習士官として従軍する。
1909年、京都市立絵画専門学校に入学するが、まもなく退学。東洋美術研究のため中国に渡る。
1914年、第8回文展に初出品する。翌年、師・香嶠を亡くす。
1916年、京都の日本画家・山元春挙に師事する。
1918年から2年半余りかけて、山陰、南紀、北海道を巡歴。3冊の画文集を刊行する。
1920年、年末に神戸から出航し2年半にわたり外遊。計17ヵ国を巡る。
1926年、要請を受けて日本美術の紹介をするため渡米。講演や個展を行う。
1930年、第11回帝展に《愷陣》を出品、推薦(永久無鑑査)となる。
1937年、日中戦争に際し、東本願寺の委嘱を受け慰問使として従軍する。
1943年、陸軍によりビルマに派遣され従軍。翌年には代表作《國之楯》を完成させるが、陸軍に受け取りを拒否される。
1945年、太平洋戦争終戦。戦後は日展委員も務めるが、体調を崩し、大規模展への出品はほとんどしなくなる。
1974年、老衰のため死去。享年88。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 求龍堂 (2021/8/16)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2021/8/16
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 232ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4763021249
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4763021243
  • カスタマーレビュー:
    4.8 5つ星のうち4.8 12個の評価

カスタマーレビュー

星5つ中4.8つ
5つのうち4.8つ
12グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2021年11月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
小早川さんの展覧会は東京ステーションギャラリーで観てきたのだが、戦争画として紹介されることの多い『國之盾』もやはり粛然とした雰囲気があってさすがではあったが、わたしは戦争馬を描いた作品の美しさに圧倒されてしまい、この繊細な筆致は実物を肉眼で観ないと分からんなあと思いました。そもそも絵がすごく達者な人だったんだろうなといろんな作品が並んでいるのを観て思いました。その図録なので内容は良いですよ。
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