最初から最後までハリウッド風アクション映画のお約束をとにかく詰め込んだ感が気持ちいい作品。
冒頭の入りからしてホントそのまんま。
陳腐とみるかやっぱこれだよね!と、お約束を楽しむか。どうせ読むなら楽しんだほうがいい。
バディものですがお互いの得意分野が少し重なりつつも、別のベクトルに振ってるのが心地よい。
ハリウッド風アクション映画を見る感覚で読み進むと、道中の難解なテクノロジー関連の解説も
なんとなく分かった気になれて頭が良くなった気になれるのでお得!
読了後はハリウッド風アクション映画を見た後のようなスカッとした気分になれる事うけあい。
エピローグはエンドロール後のおまけ映像感があって続編にも期待が高まる!
この小説全体から、登場人物やエピソード、細部にいたるまで ‘‘ハリウッド風アクション映画‘‘ に対するオマージュ、映画愛、作者の、‘‘俺はコレが大好きなの!‘‘が感じられて良い。
好き。2作目も面白かったのでその勢いでこのレビューも書いています。お察しいただけるかと(笑)
Kindle 価格: | ¥970 (税込) |
獲得ポイント: | 10ポイント (1%) |
を購読しました。 続刊の配信が可能になってから24時間以内に予約注文します。最新刊がリリースされると、予約注文期間中に利用可能な最低価格がデフォルトで設定している支払い方法に請求されます。
「メンバーシップおよび購読」で、支払い方法や端末の更新、続刊のスキップやキャンセルができます。
エラーが発生しました。 エラーのため、お客様の定期購読を処理できませんでした。更新してもう一度やり直してください。

無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
人工知能で10億ゲットする完全犯罪マニュアル (ハヤカワ文庫JA) Kindle版
首都圏ビッグデータ保安システム特別法が施行され、凶悪犯罪は激減――にもかかわらず、親の借金で臓器を売られる瀬戸際だった人工知能技術者の三ノ瀬。彼は人工知能の心を読み、認識を欺く技術――Adversarial Example――をフリーランス犯罪者の五嶋に見込まれ、自動運転現金輸送車の強奪に参加するが……。人生逆転&一攫千金、ギークなふたりのサイバー・ギャングSF
- 言語日本語
- 出版社早川書房
- 発売日2020/11/19
- ファイルサイズ2430 KB
- 販売: Amazon Services International LLC
- Kindle 電子書籍リーダーFire タブレットKindle 無料読書アプリ
Amazon 新生活SALE (Final) 開催中
期間限定!人気商品がお買い得。最大5,000ポイント還元ポイントアップキャンペーン
Amazon 新生活SALE (Final) を今すぐチェック
Amazon 新生活SALE (Final) を今すぐチェック
この本を読んだ購入者はこれも読んでいます
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
首都圏ビッグデータ保安システム特別法が施行され、凶悪犯罪は激減―にもかかわらず、親の借金で臓器を売られる瀬戸際だった人工知能技術者の三ノ瀬。彼は人工知能の心を読み、認識を欺く技術―Adversarial Example―をフリーランス犯罪者の五嶋に見込まれ、自動運転現金輸送車の強奪に乗り出すが…。第8回ハヤカワSFコンテスト優秀賞受賞作。人生逆転&一攫千金!ギークなふたりのサイバー・ギャングSF。 --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。
著者について
竹田人造(たけだ・じんぞう)
1990年、東京都生まれ。2018年に「アドバーサリアル・パイパーズ、あるいは最後の現金強盗」で第9回創元SF短編賞新井素子賞を受賞。2020年、同作を抜本的に改稿して長篇化した『人工知能で10億ゲットする完全犯罪マニュアル』で、第8回ハヤカワSFコンテスト優秀賞を受賞し、デビュー。 --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。
1990年、東京都生まれ。2018年に「アドバーサリアル・パイパーズ、あるいは最後の現金強盗」で第9回創元SF短編賞新井素子賞を受賞。2020年、同作を抜本的に改稿して長篇化した『人工知能で10億ゲットする完全犯罪マニュアル』で、第8回ハヤカワSFコンテスト優秀賞を受賞し、デビュー。 --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
竹田/人造
1990年、東京都生まれ。2018年に「アドバーサリアル・パイパーズ、あるいは最後の現金強盗」で第9回創元SF短編賞新井素子賞を受賞。2020年、同作を抜本的に改稿して長篇化した『人工知能で10億ゲットする完全犯罪マニュアル』(応募時タイトルは『電子の泥舟に金貨を積んで』)で、第8回ハヤカワSFコンテスト優秀賞を受賞し、デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。
1990年、東京都生まれ。2018年に「アドバーサリアル・パイパーズ、あるいは最後の現金強盗」で第9回創元SF短編賞新井素子賞を受賞。2020年、同作を抜本的に改稿して長篇化した『人工知能で10億ゲットする完全犯罪マニュアル』(応募時タイトルは『電子の泥舟に金貨を積んで』)で、第8回ハヤカワSFコンテスト優秀賞を受賞し、デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。
登録情報
- ASIN : B08NDV7SPQ
- 出版社 : 早川書房 (2020/11/19)
- 発売日 : 2020/11/19
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 2430 KB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効
- X-Ray : 有効
- Word Wise : 有効にされていません
- 付箋メモ : Kindle Scribeで
- 本の長さ : 312ページ
- Amazon 売れ筋ランキング: - 154,598位Kindleストア (Kindleストアの売れ筋ランキングを見る)
- - 355位ハヤカワ文庫 JA
- - 651位コンピュータサイエンス (Kindleストア)
- - 675位人工知能
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。

著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2022年5月31日に日本でレビュー済み
レポート
Amazonで購入
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
2021年12月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
もちろんフィクションなので色々とつっこみどころはありますが、AIがらみの問題をうまく使っていて(部分最適化しすぎて例外事象に対して脆いetc)なかなか興味深かったです。
アクションシーンも派手で、映像化をかなり意識しているのではないかとも思いましたが、いずれにしても総じてなかなか面白い小説でした。
アクションシーンも派手で、映像化をかなり意識しているのではないかとも思いましたが、いずれにしても総じてなかなか面白い小説でした。
2022年8月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
都内国立大の工学部で、人工知能系の科目を教えている准教授です。
昔の教え子が本を書きましたーとメールをくれたので読みました。(しかし、コロナ鬱でちょっとエンターテインメント系をちゃんと読めなかったので1年くらい積んでました。)ただ、賞を取ったなんて聞いてないんだけど?すごいじゃないかとびっくりです。なお、私は本好きですが、普段SFはあまり読みません(研究者なので逆に楽しめない)。
でも、この作品はAI研究者として読んでも技術に説得力があるのにSFになっているところがとても楽しめました。参考文献リストが論文(笑)。現大学教員としてそこに太鼓判を押しておきます。
JSAI(人工知能学会の全国大会)で知り合いの研究者にも勧めてしまった。面白がってくれました。
推薦!
昔の教え子が本を書きましたーとメールをくれたので読みました。(しかし、コロナ鬱でちょっとエンターテインメント系をちゃんと読めなかったので1年くらい積んでました。)ただ、賞を取ったなんて聞いてないんだけど?すごいじゃないかとびっくりです。なお、私は本好きですが、普段SFはあまり読みません(研究者なので逆に楽しめない)。
でも、この作品はAI研究者として読んでも技術に説得力があるのにSFになっているところがとても楽しめました。参考文献リストが論文(笑)。現大学教員としてそこに太鼓判を押しておきます。
JSAI(人工知能学会の全国大会)で知り合いの研究者にも勧めてしまった。面白がってくれました。
推薦!
2021年2月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
半村良氏や宮部みゆき氏の小説が木綿の肌ざわりの筆致とするなら、本書は水晶の荒野を歩いている様。
キラッと輝くところはあるが、難解な専門用語や理論が邪魔してゴツゴツと歩きにくい。何度も足元を確か
め振り返りながら読み進む。で、ふーっとため息をついてしまう。
完全自動運転の現金輸送車AIの目をだましたり、なんか面白そうな事をやらかしている様だなと感じはす
るが、理解が追い付かず評価は★3とした。AIやIT技術に詳しい読者ならもっと高い評価になるのだろう。
(蛇足)
一川、三ノ瀬、四郎丸、五嶋、六条、八雲、九頭と登場人物の名前に数字が入っているが、二と七がない
のは何か意図してのことかそれとも偶然か?などと変なことが気になります。
キラッと輝くところはあるが、難解な専門用語や理論が邪魔してゴツゴツと歩きにくい。何度も足元を確か
め振り返りながら読み進む。で、ふーっとため息をついてしまう。
完全自動運転の現金輸送車AIの目をだましたり、なんか面白そうな事をやらかしている様だなと感じはす
るが、理解が追い付かず評価は★3とした。AIやIT技術に詳しい読者ならもっと高い評価になるのだろう。
(蛇足)
一川、三ノ瀬、四郎丸、五嶋、六条、八雲、九頭と登場人物の名前に数字が入っているが、二と七がない
のは何か意図してのことかそれとも偶然か?などと変なことが気になります。
2022年7月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
変なタイトルだけ覚えてたがこの間思い立って読了。
賛否両論とも言われるタイトルだが、読み終わって思ったのは
「五嶋がこの本にタイトルを付けるならこれだな」
と。電子の泥舟~はいかにも三ノ瀬っぽい。
ので、自分はまさにこのタイトルこそふさわしいと今は思っている。
賛否両論とも言われるタイトルだが、読み終わって思ったのは
「五嶋がこの本にタイトルを付けるならこれだな」
と。電子の泥舟~はいかにも三ノ瀬っぽい。
ので、自分はまさにこのタイトルこそふさわしいと今は思っている。
2021年2月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
タイトルに面食らうが、主人公ペアの軽妙洒脱な駆け引きが楽しく、一気に読み進められた。
2020年12月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
※内容には【ネタバレ】が含まれる可能性があります
人工知能に関するトリックが非常に巧妙でかつ説得的な描写がされている。
攻撃的機械学習など最先端の技術が比較的わかりやすく丁寧に説明されていて、
一見複雑なロジックがその帰結として主人公の銀の弾丸として機能する場面はなるほどと感心してしまう。
AIに関する描写が丁寧な反面その他では荒い部分も見受けられ
例えば民間の会社が銃器をごく当然に所持してそれを使用してくる部分等はごく簡単にクリアされているので、
もう少し法制度や相手方の地位について説得的(法執行機関であるとか、実は日本の法律ではないとか)に書いてほしいところ。
魅力的な予感のするヒロインもチラつく程度で終わってしまったので、長編か続編を期待して待ちたいところです。
人工知能に関するトリックが非常に巧妙でかつ説得的な描写がされている。
攻撃的機械学習など最先端の技術が比較的わかりやすく丁寧に説明されていて、
一見複雑なロジックがその帰結として主人公の銀の弾丸として機能する場面はなるほどと感心してしまう。
AIに関する描写が丁寧な反面その他では荒い部分も見受けられ
例えば民間の会社が銃器をごく当然に所持してそれを使用してくる部分等はごく簡単にクリアされているので、
もう少し法制度や相手方の地位について説得的(法執行機関であるとか、実は日本の法律ではないとか)に書いてほしいところ。
魅力的な予感のするヒロインもチラつく程度で終わってしまったので、長編か続編を期待して待ちたいところです。
2020年12月2日に日本でレビュー済み
いや面白かったです。
どこの誰かはわかりませんが改題前の洒落たタイトルかなぐり捨ててでも、この作品・作家を世に押し出したい気持ち。わかろうと言う物です。
まずキャラクターがいい。
哲学的心理学的な深みがあるわけじゃありませんが、長くも無い登場シーンの割に出てくるキャラが皆しっかり立っています。
それらのキャラクター性と矛盾すること無く軽快にストーリーは進んでいき、すべての要素は話の中でしっかりと決着します。
主軸たる近未来SF要素も十分以上の出来です。
その癖話の筋自体は非常にシンプルなのでAI技術なんてなんも知らない完全素人の自分でも問題なく読み進め、理解できないなりにそのおいしい空気に酔いしれることができました。
全体として非常に出来のいいエンターテイメント作品です。
当世風な作品でもあるので(サメ映画とか)回りにガンガン勧めていきたいところです。
どこの誰かはわかりませんが改題前の洒落たタイトルかなぐり捨ててでも、この作品・作家を世に押し出したい気持ち。わかろうと言う物です。
まずキャラクターがいい。
哲学的心理学的な深みがあるわけじゃありませんが、長くも無い登場シーンの割に出てくるキャラが皆しっかり立っています。
それらのキャラクター性と矛盾すること無く軽快にストーリーは進んでいき、すべての要素は話の中でしっかりと決着します。
主軸たる近未来SF要素も十分以上の出来です。
その癖話の筋自体は非常にシンプルなのでAI技術なんてなんも知らない完全素人の自分でも問題なく読み進め、理解できないなりにそのおいしい空気に酔いしれることができました。
全体として非常に出来のいいエンターテイメント作品です。
当世風な作品でもあるので(サメ映画とか)回りにガンガン勧めていきたいところです。