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【新装版】長田弘詩集 (ハルキ文庫) 文庫 – 2019/3/4
長田弘
(著)
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〈今日、あなたは空を見上げましたか。空は遠かったですか、近かったですか。
(中略)時代は言葉をないがしろにしている──あなたは言葉を信じていますか〉
(「最初の質問」より)──世界ときみとわたしと言葉の本質を、生と死を、深く鮮やかに斬り結ぶ、
著者自選の七十九篇を収めた幸福で危険な文庫オリジナル詩集。
あべ弘士によるイラスト多数収録。新装改訂版。
(解説・池井昌樹 エッセイ・角田光代)
(中略)時代は言葉をないがしろにしている──あなたは言葉を信じていますか〉
(「最初の質問」より)──世界ときみとわたしと言葉の本質を、生と死を、深く鮮やかに斬り結ぶ、
著者自選の七十九篇を収めた幸福で危険な文庫オリジナル詩集。
あべ弘士によるイラスト多数収録。新装改訂版。
(解説・池井昌樹 エッセイ・角田光代)
- 本の長さ264ページ
- 言語日本語
- 出版社角川春樹事務所
- 発売日2019/3/4
- 寸法10.5 x 1.2 x 15.1 cm
- ISBN-104758442444
- ISBN-13978-4758442442
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登録情報
- 出版社 : 角川春樹事務所 (2019/3/4)
- 発売日 : 2019/3/4
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 264ページ
- ISBN-10 : 4758442444
- ISBN-13 : 978-4758442442
- 寸法 : 10.5 x 1.2 x 15.1 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 252,670位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2020年7月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
迅速な対応で、書籍の状態も良かったです。
2015年11月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
50年近く前、高校生の時に歌った合唱組曲・高田三郎作曲「心の四季」の歌詞が入っていたので購入。懐かしさがこみあげてきました。他の詩も共感できるものばかりでした。
2016年11月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
作者ご本人が詩を選んで編纂なさったとのことだからでしょうか。
とても良い具合に詩が並んでいるように感じられました。
難しい言葉を使わずに、平易で日常的な言葉を紡ぎながらも、深いところを突いてくる長田さんの詩の世界に、どっぷりと浸れると思いました。
新しい詩を読むことが叶わなくなったことが残念でなりません。
とても良い具合に詩が並んでいるように感じられました。
難しい言葉を使わずに、平易で日常的な言葉を紡ぎながらも、深いところを突いてくる長田さんの詩の世界に、どっぷりと浸れると思いました。
新しい詩を読むことが叶わなくなったことが残念でなりません。
2015年10月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
詩を理解するのはなかなかですが、繰り返し読むうちに少しづつ理解できる。「最初の質問」は珠玉。
2015年10月10日に日本でレビュー済み
今年の5月に亡くなった長田弘(おさだひろし)さんの自選詩集。実は初めて読む詩がほとんど。ビッグイシューに書評を書いていていた岡崎武志さんが褒めていたので、買ってみた。
私がよく取り上げるような社会に訴える詩はない。
岡崎武志さんもいうように「大げさなことは好まない。声高に主張しない。毎日を大切にし、普通に生きていく」詩ばかり。
例えはこんな詩だ。
言葉のダシのとりかた
かつおぶしじゃない。
まず言葉をえらぶ。
太くてよく乾いた言葉をえらぶ。
はじめに言葉の表面の
カビをタワシでさっぱりと落とす。
血合いの黒い部分から、
言葉を正しく削ってゆく。
言葉が透きとおってくるまで削る。
つぎに意味をえらぶ。
鍋に水を入れて強火にかけて、
意味をゆっくりと沈める。
意味を浮きあがらせないようにして、
沸騰寸前サッと掬いとる。
それから削った言葉を入れる。
言葉が鍋のなかで踊りだし、
言葉のアクがぶくぶく浮いてきたら、
掬ってすくって捨てる。
鍋が言葉もろともワッと沸きあがってきたら
火を止めて、あとは
黙って言葉を漉しとるのだ。
言葉の澄んだ奥行きだけがのこるだろう。
それが言葉の一番ダシだ。
言葉の本当の味だ。
だが、まちがえてはいけない。
他人の言葉はダシにはつかえない。
いつでも自分の言葉をつかわねばならない。
岡崎さんがどんな推薦文を書いたかは思い出せなかったけど、その気持ちだけは長く長くのこって、久しぶりに覗いた本屋でこの文庫本を見つけて、条件反射で手に取っていた。
詩と映画は、見て読んで見るまでは、何も言えない。というのは私の信条です。結果、いい詩にたくさん出会えた。
「あのときかもしれない(四)」の「遠く」の言葉が、私を苦く苦しめた。
「ブドー酒の日々」は、ワインを飲む日のためにポケットに入れた。
「ユッケジャンの食べかた」の最終行に出てくる「チョター!」から韓国貧乏旅行の日々が滲み出てきた。
「嘘のバラード」には誰かが曲を進呈していたことを想像した。嘘なんか言わない。ほんとさ。本当でも嘘でもないことを、ぼくはいうのだ。
「誰が駒鳥を殺したか」ぼくじゃない。ぼくが言った。
いけない、いけない。言葉に溺れちゃいけない。長田弘さんが1番嫌っていることだ。「ひそやかな音に耳澄ます」
「冷ヤッコを食べながら」
2015年10月5日読了
私がよく取り上げるような社会に訴える詩はない。
岡崎武志さんもいうように「大げさなことは好まない。声高に主張しない。毎日を大切にし、普通に生きていく」詩ばかり。
例えはこんな詩だ。
言葉のダシのとりかた
かつおぶしじゃない。
まず言葉をえらぶ。
太くてよく乾いた言葉をえらぶ。
はじめに言葉の表面の
カビをタワシでさっぱりと落とす。
血合いの黒い部分から、
言葉を正しく削ってゆく。
言葉が透きとおってくるまで削る。
つぎに意味をえらぶ。
鍋に水を入れて強火にかけて、
意味をゆっくりと沈める。
意味を浮きあがらせないようにして、
沸騰寸前サッと掬いとる。
それから削った言葉を入れる。
言葉が鍋のなかで踊りだし、
言葉のアクがぶくぶく浮いてきたら、
掬ってすくって捨てる。
鍋が言葉もろともワッと沸きあがってきたら
火を止めて、あとは
黙って言葉を漉しとるのだ。
言葉の澄んだ奥行きだけがのこるだろう。
それが言葉の一番ダシだ。
言葉の本当の味だ。
だが、まちがえてはいけない。
他人の言葉はダシにはつかえない。
いつでも自分の言葉をつかわねばならない。
岡崎さんがどんな推薦文を書いたかは思い出せなかったけど、その気持ちだけは長く長くのこって、久しぶりに覗いた本屋でこの文庫本を見つけて、条件反射で手に取っていた。
詩と映画は、見て読んで見るまでは、何も言えない。というのは私の信条です。結果、いい詩にたくさん出会えた。
「あのときかもしれない(四)」の「遠く」の言葉が、私を苦く苦しめた。
「ブドー酒の日々」は、ワインを飲む日のためにポケットに入れた。
「ユッケジャンの食べかた」の最終行に出てくる「チョター!」から韓国貧乏旅行の日々が滲み出てきた。
「嘘のバラード」には誰かが曲を進呈していたことを想像した。嘘なんか言わない。ほんとさ。本当でも嘘でもないことを、ぼくはいうのだ。
「誰が駒鳥を殺したか」ぼくじゃない。ぼくが言った。
いけない、いけない。言葉に溺れちゃいけない。長田弘さんが1番嫌っていることだ。「ひそやかな音に耳澄ます」
「冷ヤッコを食べながら」
2015年10月5日読了
2004年2月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
朝日新聞に連載をしたこともある現代の詩人長田弘の詩を味わえる文庫本。必読「あのときかもしれない」や料理・食をモチーフにした大切な言葉を含む長田氏の詩は、挑発とも癒しとも違う、人生のエキスのようなものです。