当方20代、ガロが活躍している時代は生まれていない。
2013年リリースの「時の魔法」でマークを知り、ガロ・マークに興味を持った。
マークのインタビューや曲紹介が入ってるので、当時ガロを知らなかった自分でも曲や当時のことについて詳しく知ることができ、2倍楽しめた気がする。
特に曲作りの際に影響を受けた音楽などについて詳しく語られていたり、当時の心境や歌詞についてなど素直に書かれている点が面白い。
時代を感じさせる曲(シンセの音質なんか特に)なのかもしれないが、自分としてはそれが新鮮で気に入っている。
評価の高い「木の舟」は聞きごたえがあり良かった。
一つの枠に捉われない彼の発想力、挑戦力、表現力がよく表れているのではないだろうか。
音楽については人それぞれ好みがあるので、万人が気に入るかどうかは分からないが、好き嫌いを抜きにしてもっと評価されてもいいのではないかと思う。
私より若い人、ガロは「学生街の喫茶店」だけで終わったと思っている人、いろんな人にもっともっと聞いてもらいたい。
そんな自分もまだガロやマークの世界に触れたばかり。2ndアルバムも聞いてみたいと思う。
このレビューが誰かの役に立つことを願います。